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===================================================== 発行部数 20 == ★★ 日刊ドラマ速報 ★★ ☆☆ 2005/02/05 (Sat) ☆☆ ====================================================================== == 目次 ============================================================== 1.土曜日の連続ドラマ 2.編集後記 ====================================================================== ---------------------------------------------------------------------- 1. 土曜日の連続ドラマ ---------------------------------------------------------------------- タイトル ごくせん 局 名 日本テレビ系 放映日時 土曜21時 キャスト 山口久美子(仲間由紀恵) 小田切竜(亀梨和也) 矢吹隼人(赤西仁) 黒田龍一郎(宇津井健) 猿渡五郎(生瀬勝久) 朝倉てつ(金子賢) 白鳥ひとみ(乙葉) 馬場正義(東幹久) 九條拓真(谷原章介) 原 作 森本梢 脚 本 江頭美智留 あらすじ 第4話 山口久美子(仲間由紀恵)が、職員室で女子高生の制服の品評をす る教頭・猿渡五郎(生瀬勝久)や、男性教師達を見る。 久美子は熱く、コスプレ趣味は場をわきまえてやるように語るが、 実はこれは、来年から黒銀学院も男女共学になるので、女子の制服を 選定していたのだ。 明日は、女子中学生限定の学校見学会。 女子は募集人数に少し足りないので、1人でも増やすために行われ る。これには、猿渡のクビもかかっている。 久美子が3Dの教室へ行くと、3Dの生徒達は、来年から共学!と 騒いでいる。 でも、その時には自分たちはすでに卒業している。そのことに気付 かされ、がっかりする生徒達。 久美子が、後輩の女生徒と街でバッタリ会って、同じ学校なら話も 合うだろう、と言うと、たちまち乗り気になる生徒達。1人でも多く の女子中学生を入学させるべく手伝うという。 そこに猿渡が来て、3Dの生徒は明日、教室から一歩も出ないよう に言い渡す。 帰宅した久美子は、くさいものにはフタ的なやり方はおかしい、と 憤慨している。 祖父で大江戸一家三代目・黒田龍一郎(宇津井健)も、問題の多い 子ほど、向き合えば腹を割って話をできる、とアドバイス。 翌朝、登校途中で久美子は、英語教師・白鳥ひとみ(乙葉)と体育 教師・馬場正義(東幹久)に会う。 ひとみはマイクロミニの派手な服。女子中学生に勝てるように!と。 久美子もイケイケの格好をしてくればよかった、と悔やむ。 そこに九條拓真(谷原章介)が現れる。 ひとみが女生徒に教えるの、初めてなので教えて下さい、とシナを 作ると、久美子も負けじとシナを作る。 でも九條は、自分は女子高で教えてまだ一年ですので、と断って行 ってしまう。 逆に馬場が、黒銀学院に来る前五年間、女子高で教えていたと胸を 張るが、誰も見ていない。 学校見学会に、ゾロゾロと多くの女子中学生達がやってくる。 それを3Dの生徒達は屋上から、双眼鏡や、望遠鏡、虫眼鏡などで 見ている。 猿渡や、国語教師・犬塚太一(酒井敏也)、馬場達が女子中学生達 を誘導している。 久美子が手伝おうかと申し出ると、猿渡は、久美子は3Dの生徒達 を見張っているように!と指示。 久美子が3Dの教室へ行くと無人。 しかも、外からカギを掛けられてしまう。 白鳥が英語の授業のデモをしていると、テープがヤクザの取り立て の声に変わってしまう。 化学教師・猪又真司(マギー)の化学の授業では、3Dの生徒が鍋 を食べている。 バリケードを破った久美子が、「覚えとけー!!」と叫ぶ。 猿渡が女生徒の制服を紹介しようとすると、そこには不良生徒の人 形が..... 久美子が飛び込んできて、矢吹隼人(赤西仁)たち5人に、「お前 ら、この落とし前、きっちりつけてやる!」と言い、猿渡に注意され る。 「君たち、悪戯はいけませんよ.....」と優しく言う久美子。 その時、引率の先生の1人が、「土屋!」と呼びかける。 石川(山崎一)先生で、土屋光(速水もこみち)の中学時代の担任。 石川は久美子を見て、こんな若い先生じゃ、指導は無理、と言う。 頭に来た久美子は、「今まで色気ないとか、男運ないとか言われた ことはあるけど、指導力が無いと言われたことはない」と怒り、猿渡 に止められる。 石川は、こんな学校は滑り止めの滑り止め。特に宮崎菜緒(秋本未 莉)という生徒は優秀、と紹介する。 猿渡はショックを受ける。 久美子が、大江戸一家舎弟・朝倉てつ(金子賢)と、同・達川ミノ ル(内山信二)の商うたこ焼き屋で愚痴っていると、五人組が来る。 慌てて久美子は隠れるが、彼らのタメ口に、1人口の中でつっこみ を入れている。 でも、土屋は、結構お行儀がいい。 土屋は本屋で菜緒が参考書を万引きしようとしているところを見か けて、さりげなく止める。そして外へ出ると、 「金、ないワケじゃないだろ」と聞く。 菜緒は頷き、なぜやってしまったか、わからない、と言う。 「早く家帰れ」と土屋が言うと、まだ帰れない、と菜緒。塾をサボ ってしまったから、と。 それなら、ファミレスのドリンクバーで粘ったら?と言うが、ファ ミレスに入ったことがない、と菜緒。毎日、塾に行っていて、と頭を 下げて帰っていく。 でも菜緒は酔った人にぶつかられ、倒れる。 土屋は菜緒に、塾が終わる時間までつきやってやると言う。 2人はゲーセンへ行く。菜緒は一度来てみたかったと言う。 土屋はUFOキャッチャーでアンパンマンのぬいぐるみを取ってや る。喜ぶ菜緒。 それを見かけた矢吹と小田切竜(亀梨和也)は、土屋が何している んだろう、とささやき合う。 菜緒を見かけた石川が飛んできて、受験中に塾をサボって何をして いる!と怒鳴る。 「頭ごなしに怒鳴るなよ。この子の話を聞いてやれ」と土屋が割っ て入ると、石川は話も聞かずに、土屋が菜緒をそそのかしたのだろう、 と決めつける。 菜緒を責める石川を、土屋は菜緒から離し、「責めるんなら、オレ を責めろよ!オレが連れ回したんだから」と土屋は言う。 びっくりする菜緒。 石川が土屋と菜緒を連れて黒銀学院に怒鳴り込んでくる。 石川は菜緒に、土屋に連れ回されたんだよな、と迫る。 菜緒は答えられないが、土屋は菜緒に頷いて見せ、頭を下げる菜緒。 土屋は自分が連れ回したという。 石川は猿渡に厳正な処分を求め、久美子にも担任ならしっかりと指 導するように言って、菜緒を連れて帰る。 猿渡は、土屋に、退学処分もあり得る。処分は、理事長兼校長・黒 川銀治(井上順)が戻ってきたら決めるが、それまで自宅謹慎だと言 い渡す。 久美子は土屋に、本当はどうなんだ?と聞くが、土屋は、「退学上 等。こんな学校いつでもやめてやる」と言う。 久美子が、自分には土屋の心を開くことができなかったと反省する と、 「人は笑っているから楽しいとは限らない。泣いているから悲しい とは限らない。お前なら、生徒さんの本当の気持ちがわかるだろう」 と龍一郎。 3Dで久美子が土屋の謹慎を報告すると、矢吹と小田切は、菜緒は ゲーセンで楽しそうにしていた。土屋に無理矢理連れ回されたはずが ない、と言う。 川原でボーっとしている土屋に久美子が声を掛ける。 土屋は、「センコーなんて、ウゼー」と言う。 「あいにく、ウゼーって言われて引き下がるようなセンコーじゃな いからな」と久美子。 土屋は、中学生の時から自分を目の敵にする石川に復讐してやろう と思った。菜緒のことも頭ごなしに怒鳴って、と言う。 久美子は、菜緒をかばっているのか聞くが、土屋は菜緒には将来が あるが、自分にはろくな将来はない。退学になろうと、関係ない、と 言う。 「将来がないなんて、将来を考えないための言い訳じゃないか。あ の子の将来も、お前の将来も同じ重さがあるんだよ」と久美子。 「そんなこと、きれい事だ」と言うと、土屋は行ってしまう。 「絶対お前を退学になんて、させないゾ」と誓う久美子。 久美子は宮崎家を訪ねる。 ちょうど石川が出てきたところだった。 石川は久美子の顔を見ると、「何しに来たんですか!」と怒鳴る。 「お詫びと、宮崎さんに話を聞きに来ました」と久美子。 石川は、土屋を中学の三年間でよく知っていて、人をかばうなんて ことが、できる奴じゃない、と言う。 久美子は、今、自分の見ている土屋は、菜緒をかばうことのできる 子、と言う。 そして家の中へ向かって、 「宮崎さん、本当のこと、教えて」と叫ぶ。 玄関の内側では、じっと菜緒が久美子の声を聞いていた。 石川は強引に久美子を宮崎家から引きはがす。 土屋は、どうせ退学、とゲーセンでふてている。 久美子は、菜緒に本当のことを話して貰おうと、必死に追い掛けて いた。 そんな久美子を武田啓太(小池徹平)たち四人が見ていた。 土屋の処分が決まる日の朝、武田達四人は、土屋を連れて宮崎家の 前に来る。 そこでは菜緒に話をして貰おうと、菜緒の母親に頭を下げ続ける久 美子。 でも、久美子の努力も空しく、登校する時間になる。 土屋の処分を決める会議。 理事長や教員達の他に、土屋と石川も出席していた。 理事長が土屋の意見を聞くと、土屋は「今まで学校はただセンコー に怒鳴られるだけで、行ってもしかたないと思ってたけど、今は学校 は楽しい。辞めたくないんです」と頭を下げる。 理事長は土屋の気持ちはわかったが、黒銀学院の名を汚す者は許せ ない。退学だと申し渡す。 久美子が立ち上がり、土屋は間違ったこともやるかもしれないけれ ども、今は成長途中。彼らの成長をじっと見守ってやるのが教師のつ とめではないか、と力説し、頭を下げる。 そこに3Bの生徒達が入ってくる。じっとしていられなくなった、 と。 彼らの後ろから菜緒が進み出て、自分は万引きしようとした。土屋 が止めなければ万引きしていた。もう勉強したくなくて。どうでもい いやと思って、と言う。 石川は菜緒を、「土屋にそう言えと言われたのか」と怒鳴る。 「まだわからないのか!」と久美子は立ち上がる。 土屋はおっちょこちょいのお調子者だが、人を傷つけはしない。生 徒をわかるかどうかは、一緒にいた時間ではない。たった一時間でも、 その生徒と真剣に向き合えば、その生徒のことがよくわかる、と久美 子。 ひとみは、処分はナシ、ということですね、と言う。 馬場は、万引きを止めたのだから、表彰しなければ、と言う。 猿渡は、慌てるが、黒川は立ち上がり、「そういうことになります か」と言う。 喜び合う、久美子と3Dの生徒達。 久美子は菜緒を、「よく話してくれたね」とねぎらう。 石川はバツが悪くなり、出ていく。 菜緒は、「黒銀学院を受験しようかな。こんないい先生と、こんな に立派な先輩方がいて」と笑う。 みんな、待っていると言うが、 「三月になったら、みんな揃って、キッチリ卒業だからな」と久美 子。 3Dの教室で、実は菜緒が好きなんじゃないかと冷やかされた土屋 は、年上好み、と言う。 久美子は、「自分のことか?」と進み出るが、みんな潮が引くよう に、久美子から離れていく。 みんなでそれから土屋の胴上げ。 そんなみんなを久美子はニコニコと見守る。 寸 評 先週、久美子は結局力で問題を解決しているんですよね、と感想 を書いたところ、今週は力は使いませんでしたね。 女子中学生が登場したのは、前回の沢田の妹以来の気がします。 久美子は、いつも男子校の担任ですね。パート3が作成されるとし たら、共学になっているかもしれないのでしょうか。 ところで、今回のひとみとか、男子校に魅力的な女性教師というの は、本当にいるのでしょうか。 また、本当にいたとして、彼女たちの気分は?毎日が、マドン ナ!? 執 筆 者 鈴木(sumire_@anet.ne.jp) ---------------------------------------------------------------------- 2. 編集後記 ---------------------------------------------------------------------- 遂に、風邪を引いてしまいました。喉の調子がおかしくて、咳が出て、微熱 があります。ここ何週間か、無理したのがたたったのでしょうか。 会社の健康管理室に行ったら、いきなり、「インフルエンザですか?」と聞 かれてしまいました。すごく流行っているらしいです。わたしは、高熱は出て いませんので、インフルエンザではないと思っていますが。 これからの時期、風邪を引くと花粉症との二重苦になってしまいます。 みなさんも、どうぞ気を付けてください。(鈴木) ====================================================================== 発行元:ドラマ研究会 e-mail:info@j-drama.tv url :http://www.j-drama.tv/ ID :MM3E195F16414CD このメールマガジンは、メールマガジン[MailuX]を利用して発行しています。 (http://www.mailux.com/) ====================================================================== |