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タイトル:Daily Drama Express 2005/01/27 H2 (3)  2005/01/31


===================================================== 発行部数   20 ==
                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2005/01/27 (Thu) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.木曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 木曜日の連続ドラマ
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タイトル H2〜君といた日々
局  名 TBS系
放映日時 木曜22時
キャスト 国見比呂(山田孝之)
 古賀春華(石原さとみ)
 橘英雄 (田中幸太朗)
 野田敦 (中尾明慶)
 雨宮ひかり(市川由衣)
 木根竜太郎(石垣佑麿)
原作  あだち充
脚  本 関えり香
 山崎淳也

あらすじ *----------------------------------------------------------*
 (春華のN)名門明和一高に勝てば野球部昇格!ただし負けたら解
散、という条件を受けてたった私たち愛好会は夏休みのある日運命を
かけた試合に臨みました。でも国見くんたちの健闘もむなしく敗戦。
ところがなぜか校長先生の気が変わり、ついに千川高校野球部が誕生
したのです。
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 うだるような夏の暑い一日。国見家の愛犬パンチも頭に氷嚢をのせ
ている。そこへ高級車が一台止まり、車内から春華(石原さとみ)が
降りてくる。春華は運転席にいるアロハシャツの若い男に待っている
ようにと言うと、国見家に入っていく。

 比呂(山田孝之)は部屋でまだ眠っていた。部屋中にたくさんのグ
ラビア雑誌が散らかっている。グラビアアイドル、インリンの声が吹
き込まれた目覚まし時計が鳴り出すと、比呂は目を覚ますがまだ寝ぼ
けている。

 すると「ふ〜ん、国見くんてこういうのが好きなんですね」という
春華の声が耳に入ってくる。状況がよく飲み込めない比呂が眠い目を
こすると、春華がインリンの写真集を眺めているのが目にはいる。

 比呂は焦って写真集を片付けながら春華に「何でここにいるの?」
とたずねる。すると春華は「病院へ行きましょう」と言い出す。春華
は一刻も早く比呂の足のケガを治し、甲子園に向けてスタートを切ろ
うと意気込んでいたのだ。比呂は面倒くさそうにするが、春華は「国
見くんの身体はもう一人のものじゃないんです!野球部みんなの身体
なんです」と言って比呂を強引に引っ張っていく。

 階段下では太郎(柳沢慎吾)と信子(石野真子)が相変わらず階段
に赤じゅうたんを敷き、ケーキを用意して春華を歓待しようとしてい
たが、比呂と春華はそれにかまわずさっさと外へ出て行く。

 春華が比呂を車に乗せていると、その様子をたまたま出かけようと
して家から出てきたひかり(市川由衣)が目撃する。春華が甲斐甲斐
しく比呂の世話をする姿を見たひかりはどこか面白くないといった顔
つきになる。

 明和一高野球部グラウンド。部員たちが練習している。英雄(田中
幸太朗)が自分のフリー打撃の順番を待っていると、部員の一人が
「またあいつ来ているよ」と耳打ちする。英雄が見るとネット裏にガ
ムを噛んでいる私服姿の男子学生がいて、英雄に手を挙げて合図をし
てくる。英雄はそれを気にしながらフリー打撃に入る。

 病院の帰り、比呂と春華はお好み焼き屋に寄っていた。比呂のケガ
が順調に回復しているので春華はほっと一安心したが、それでも「先
生の言うとおりあと2週間は絶対に無理しちゃだめですよ」と釘を刺
すことも忘れない。そんな春華に比呂は少々うんざりしているが、春
華は気にする様子もない。

 金持ちの春華はお好み焼き屋に来たことがなく、「国見くんはこう
いうところによく来るんですか?」と興味津々でたずねる。比呂が
「中学時代から野田とかと。ちっこいくせによく食うって言われた」
と話すと、春華は「国見くんは背が低かったんですか?」とびっくり
する。

 比呂が「朝礼のときはいつも最前列に並んでいて女子に相手にされ
なくて、中二の終わりで伸びたけどそのときカワイイ子はみんな彼氏
もちで手遅れだった」と続けると、春華は「ひかりさんと橘さんもそ
のころから(付き合っている)?」と聞き返してくる。比呂は「あい
つらは中一のときに、ヒデに紹介してくれって頼まれて俺が会わせた
んだよ。初めてのときは俺が通訳してたよ、ヒデが超照れてて」とど
こか自嘲気味にしゃべると、春華は「でも今はお似合いですよねえ」
と言うので、比呂は思わずひっくり返しかけていたお好み焼きをボタ
ッと落としてグチャグチャにしてしまう。

 そのとき、比呂と春華の近くに座っていた富士夫(春華の車の運転
手(的場浩司))が高校野球の中継を見ながら、声を荒げて監督の采
配にケチをつけ始める。春華が顔をしかめ「迷惑でしょ、お兄ちゃん
!」と怒る。このガラの悪い人がお兄ちゃん?と比呂は絶句する。

 部に昇格したことで、野球部にはPTAから推薦された監督が招聘
され、専用グラウンドも借りてもらえることになった。部室で今後の
ことを話している部員たちの顔つきもやる気に満ちている。そこへ、
富士夫が現れる。出迎えに行って入れ違いになった部員が戻ってきて
「すいません、監督」と言うのを聞き、このサングラスにアロハシャ
ツの怪しい男が監督??と部員たちは固まってしまう。

 さっそく新監督の下で練習が開始される。比呂は春華に富士夫のこ
とを尋ねるが、高校時代野球経験はあるが、試合に出たことはなく、
その後海外に行ったが、何をしてたかはよくわからないと言う。それ
を聞いて比呂は本当に監督が務まるのか不安を覚える。

 その夜、比呂はまたしてもひかりの家にやってきて袋とじを破こう
とする。しかしペーパーナイフが見つからない。すると背後から「お
客さん、落とし物ですよ」とペーパーナイフを持ったひかりが非難が
ましい声をかけてくるので、比呂はあたふたする。

 ひかりの部屋に行き、比呂は富士夫のことを話す。比呂が「監督や
るのが夢だったらしいよ」と話すと、ひかりは「じゃあ夢がかなった
んだね」と答える。

 比呂が「おまえも夢かなうんじゃない?スポーツ記者、昔の親父さ
んのように」と何気なく言うと、ひかりは「覚えてたんだ……。ヒデ
ちゃんにいつかプロ選手になったら取材してあげるって言ったら笑わ
れた。なれないと思ってんだよ」とぽつりと言う。

 比呂はCDラックを物色しながら「だって、おまえヒデの前じゃ素に
なんないもん。あいつはおまえの頑固なところや根性を知らねえよ」
とつぶやくように言う。英雄との関係を見抜かれていると知って、ひ
かりは「ふんだ、比呂がプロになっても取材してあげない」とちょっ
と憎まれ口をたたく。しかし比呂は「おれはこだわらないよ。プロで
も草野球でもずっと野球ができればそれでいい」と淡々としている。
するとひかりは「比呂にはずっと楽しそうに野球をやっててほしいな」
と言う。それを聞いた比呂は思わず嬉しそうな顔になる。

 CDを一枚取り出し「これ借りるな」と比呂は行って帰ろうとする。
ひかりが「もう帰るの?」と聞くと、比呂は「暇じゃねーの」と言い
返す。ひかりが「帰ってエッチな本見なくちゃね」とからかって枕を
比呂の足に投げつけると、比呂も「(ケガしてる)足に投げるなよ」
と言って投げ返す。ひかりはよけようとしてベッドに仰向けに倒れ、
その拍子にスカートの中が比呂の目に入ってしまう。「見たでしょ、
このエロ!」とひかりが頬を膨らませるので、比呂は何かほんわかし
たものを感じる。

 そのころ英雄はロードワークをしていたが、信号待ちをしていると
きにふと「てっちゃん!」と叫ぶ声を思い起こして考え込みはじめ、
信号が青になっても英雄はボーっとして走り出すことができない。

 家に帰ると比呂はシャドーピッチング(室内でタオルを握って鏡に
向かいピッチング練習すること)をしようとしたが、痛めた足に負荷
がかかってしまいうまくできない。痛みをこらえてベッドに倒れこむ
比呂にひかりの「比呂にはずっと楽しそうに野球をやっててほしいな」
というさっきの言葉が聞こえてくる。

 そんな比呂のもとに春華から電話がかかってくる。春華は「投球練
習してないでしょうね?投げられなくてストレスたまっているんじゃ
ないかと心配で。それから湿布は変えました?」と比呂の様子を尋ね
る。比呂は「投球練習なんてしてねえよ」と答えつつ、あわてて湿布
を変えようとする。

 春華が「よかった、聞きたかったのはそれだけです」と言って切ろ
うとすると、比呂は思わず「古賀……サンキュ」とお礼を言う。それ
を聞いた春華は「来週から新学期ですね、早くケガを治してがんばり
ましょう!」と嬉しそうになる。
 その視線の先には「☆☆がんばれ?国見比呂☆☆」という貼り紙が
ある。

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 (春華のN)激動の夏休みが終わり、二学期が始まりました。
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 教室で硬式ボールのほつれた縫い目を縫い直したものの、スカート
まで縫ってしまった相変わらずの春華の姿がある。

 野球部もいよいよ本格的に始動という感じだが、富士夫はベンチで
長嶋イズムという本を読み「失敗は成功のマザー……これは使える」
とぶつぶつ言っている。春華はいつものようにまめまめしく動き、飲
み物の用意とかに励んでいる。

 比呂は作業している春華に近寄り、何気なく「古賀は将来何かなり
たいものってあるの?」と尋ねる。春華は「アナウンサーかFAですね」
と答える。比呂は「FA……古田敦也……?」とわけがわからない様子
なので、春華は「フライトアテンダント、スチュワーデスですね」と
補足する。

 比呂が「何で?」と聞き返すと、春華は「どっちもプロ野球選手の
奥さんになる可能性高いですもんね」と答え「どっちかというとフラ
イトアテンダントかな、メジャーリーグに挑戦したいって言う彼とい
っしょに乗るんです、あたしがフライトする飛行機に」と付け足す。
そして「国見くんは?」と聞き返す。比呂は考え込み「まだわかんね
えよ」とつぶやくように言う。

 春華は「プロ野球選手だといいなあ」と思わず口にしてしまい、は
っと比呂を見て「決まったら教えてください、なりたいもの」と慌て
る。

 比呂は「今度の土曜だよな、病院。また迎えにくんの?」と尋ねる。
春華が「さぼろうとしてます?」と厳しい顔つきになると、比呂は
「やっぱダメだよな、おまえみたいな見張りがいないと」と答える。
それを聞いた春華は「はい!」と嬉しそうに顔になる。

 明和第一高校。弓道部の練習を終えたひかりが野球部のグラウンド
近くを歩いていると、英雄がある男子学生にお金を渡しているのを見
かける。近寄って英雄に誰なのか尋ねると、英雄は幼なじみだとだけ
言う。ひかりがお金のことを聞くと、英雄はただ貸しただけだと言い、
部活が終わったんなら早く帰りなよと話を打ち切って立ち去ってしま
うので、ひかりは不安を覚える。

 ひかりが橋からぼんやり川を眺めていると、比呂が通りかかる。比
呂が「うまそうな魚でもいるのか。おまえ刺身好きだもんな。遠足の
ときなんか水族館の魚を眺めながらよだれたらしてたし」とからかう
と、ひかりも「あんたこそ人のおやつとったでしょ」とやり返す。比
呂が「バナナはおやつじゃねえよ」と言えば、ひかりは「おやつ!」
とまたいつものような言いあいになるので、ひかりは思わず笑みを浮
かべる。

 ひかりは「足はどう?」と尋ねる。比呂が「順調」と答えると、ひ
かりは「そっか、じゃあ秋の大会は間に合うんだね」と言い、そのま
ま黙り込む。比呂が「何かあったのかよ」と聞くが、「別にぜんぜん
普通」と隠そうとする。

 何かあると察した比呂は「今日英雄は?」と聞くが、ひかりは黙っ
て答えない。すると比呂は「そっかぁ、エロ本ぱくって捕まったか」
と軽口をたたく。ひかりは「ありえない!ヒデちゃんはまじめで、一
生懸命で、野球一筋なんだから」と真顔で怒るので、比呂は「そこが
いいんだろ」とひかりを暗に元気付ける。ひかりは「だね!」と笑顔
になる。ひかりは「あ〜あ、お腹すいてきちゃった、今晩は何かな」
と言い、比呂を見て「どうせ今晩も来るんでしょ、行こう」と歩き出
す。

 ひかりは英雄の家に頼まれた本を届けに行くが、英雄はまだ帰って
おらず部屋で待つことにする。しばらくすると、部屋のドアが開く音
がするので、「お帰り」と声をかけるが、入ってきたのは、英雄がお
金を渡していた男子学生、周二(北条隆博)だった。

 周二は「俺の幼なじみ、すげえよなあ。スタートは同じだったのに、
こんなに差がついちゃって」と自嘲気味に独り言を言う。ひかりは
「ヒデちゃんの努力知らないでしょ、甲子園に行くんだから!」と不
快感を露わにする。すると周二は「言いがかりだよ、それに向こうが
勝手に俺の頼みを聞いてくれるだけだし」と言ってひかりに詰め寄る。

 そのときドアをノックする音がするので、ひかりがドアを開けると、
比呂と敦(中尾明慶)、春華がいた。ひかりのおびえた様子に、敦は
「俺はよく周りを見ないで素振りをするんだよなあ」と言って金属バ
ットを振って周二を追い出す。比呂はひかりに「あいつ誰?」と尋ね
る。

 その夜英雄が戻ってくると、一人部屋に残っていた比呂は周二のこ
とを聞く。英雄はこどものころ、練習の帰り道に風に飛ばされた自分
の帽子を取ろうとして、バイク事故に巻き込まれそうになったこと、
そのとき周二の兄に助けてもらったが、周二の兄は肩を強打してしま
ったこと、そして周二の兄はプロの候補にもあがる有望なキャッチャ
ーだったが、この一件で選手生命を絶たれてしまい、英雄はそのこと
を今でも引きずっていて、周二の言いなりになっていることを比呂に
打ち明ける。

 翌日。千川高校。放課後春華が校門のところに立っていると、竜太
郎(石垣佑磨)がいつものようにちょっかいを出してくる。しかしそ
こへ春華を迎えに来た富士夫ににらまれ退散する。春華は比呂をみか
けると「明日1時ね」と言って車に乗り込む。富士夫の様子を見て、
英語教師の慶子(田丸麻紀)は「安尾リーバブル!超キュート!」と
叫んでへたり込んでしまう。

 その夜、比呂はひかりの家の前に立ち、ひかりの部屋の窓を見上げ
ていたが、駅前のパチンコで大負けして帰ってきた太一(杉本哲太)
がさくら(七瀬なつみ)への言い訳の盾にと家に引きずり込まれる。
さくらは笑いながら大して咎めず、比呂に夕食を食べていってと言う。
比呂が「ひかりは?」と尋ねると、さくらは最近元気ないし、英雄と
も一緒に帰ってこないと答える。しかし比呂は「大丈夫ですよ」と言
い、さくらも「そうよねえ、ひかりのことは比呂ちゃんの方がよくわ
かってるもんね」とにこにこしながら言う。その言葉に比呂は複雑な
表情になる。

 そのころ川原で小石を鉄パイプで何度も打ち込む周二の姿があった。

 比呂が家に戻り風呂に入って自分の部屋に戻ってみると、携帯の着
信履歴にひかりの番号があった。それを見て比呂はしばし考え込む。

 次の日、比呂は周二の住む団地で周二を待ち伏せて、話をする。周
二は「いいよねえ、ヒデちゃんは。楽しく野球ができて、心配してく
れる連れもいて」とあてつけがましいので、比呂は「ヒデが野球を続
けてんのは忘れたくねえことを忘れたくねえためだ、甘えるな」と言
い返す。すると周二は野球で勝負しよう、負けたら今後一切英雄には
近づかないからと条件を出す。

 同じころ、春華は比呂の家を訪ねたが、比呂はおらず、がっかりし
た面持ちで帰ろうとしていた。家の書店を手伝っていたひかりが春華
を見かけ、声をかける。春華は「一緒に病院の約束をしていたのに行
方不明なんです」と事情を話す。

 比呂はカゴに入ったボールを持ち出し、この中の一球でも前に飛ば
せたらお前の勝ちだと言う。比呂の投げる球は相変わらず球威があり、
周二はかすることができない。

 敦が自転車をタラタラ走らせていると、比呂と周二が勝負している
ところに出くわし、慌てて春華に電話する。ひかりといっしょに比呂
を探していた春華はすぐさまかけつける。

 比呂の足が完治していないため、春華は止めるように説得するが、
比呂は聞き入れない。そして勝負は続けられる。敦は周二のバッティ
ングを見て「いいスイングしてるなあ」と関心する。結局最後まで周
二は打つことができず、比呂の勝利で終わるが、比呂の足のケガは悪
化してしまう。周二は「ばかじゃねえの?」と冷ややかに言い、立ち
去る。比呂は「でもひとつわかったことがある。お前そうとう野球好
きだろ」と声をかける。周二は一瞬反応するが、何も言わず行ってし
まう。

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 (春華のN)その数週間後、国見くんのドクターストップで私たち
が辞退した秋の大会は明和一高が優勝、春の甲子園出場を確実なもの
にしました。
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 春の選抜大会に出場した明和一高はベスト8まで進み、比呂たちも
練習に励んでいった。

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(春華のN)それからの半年はあっというまに過ぎていき、16歳の
春になりました。私たちは二度目の夏を迎えようとしていました。
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 千川高校野球部にも、センスのある一年生が入ってきて、練習はい
っそう活気づいていくのだった。


寸  評  英雄に頼まれてひかりを紹介した比呂。しかしひかりのことを誰
よりも理解しているのは自分ということを認識するにつれ、複雑な思
いが募る、不器用で屈折している比呂のキャラクター性がよく出てい
ました。天才的な野球の才能を持つ比呂も、野球以外ではどこにでも
いるような一高校生というところがよく描けているかと思います。
 今回は閑話休題的な内容でしたが、これで序章が終了、いよいよ本
編に入っていくところですので、期待していきたいと思います。

執 筆 者 ケン()

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2. 編集後記
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 どこか不器用で屈折しているという男の子の主人公、明るくてしっかり者の
女の子のヒロイン、まさにあだち充さんの世界ですね。高校野球というド根性
世界に女の子を絡めてほのぼのとした青春ストーリーにしてしまう描き方は鮮
やかです。でもプロ野球のスター選手になった人たちはみな「自分の子供時代
に夏休みはなかった」と言うようにそれくらい野球一筋でなくてはダメという
のが現実のようです。(ケン)

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発行元:ドラマ研究会
e-mail:info@j-drama.tv
url   :http://www.j-drama.tv/
ID  :MM3E195F16414CD 
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