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タイトル:Daily Drama Express 2005/01/21 3年B組金八先生 (13)  2005/01/27


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2005/01/22 (Fri) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.金曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 金曜日の連続ドラマ
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タイトル 3年B組金八先生
局  名 TBS系
放映日時 金曜22時
キャスト 坂本金八(武田鉄矢)
 坂本乙女(星野真里)
 坂本幸作(佐藤泰臣)
 花子先生(小西美帆)
 小林先生(黒川恭祐)
 遠藤先生(山崎銀之丞)
 和田教育長(長谷川哲夫)
原  作 小山内美江子
脚  本 清水有生

あらすじ  第13回 「命とは何だろう…? 金八先生、涙の授業」

 翌朝。
 鐘が鳴っても、無人の3Bの教室。

 そこに、狩野伸太郎(濱田岳)たち十人強の生徒達が、「自分達だ
け?」といいながら入ってくる。

 その教室に、そっと入ってくる中澤雄子(笹山都築)。

 夕べ金八はみんなの家を訪問していたらしい。

 稲葉舞子(黒川智花)も登校してくる。


 朝、生気が無くフラフラと家の廊下を歩く丸山しゅう(八乙女光)。
 だが、坂本金八(武田鉄矢)から受け取った弁当をベッドの枕元に
置くと、そのままベッドに横になってしまう。
 その弁当に、『学校だけは休むなよ』と金八のメモが挟まっている
のに気付く。


 金八は一呼吸すると、3Bの教室に入る。
 教室には半分ぐらいの生徒が座っていた。
 金八は学級委員に号令を掛けさせると、出席をとり始める。

 舞子の名前を呼ぶと、舞子は立ち上がって、昨日のことを詫びる。
 「いいよ、いいよ、そんなこと」と軽く流す金八。

 島健一郎(筒井万央)の名前を呼んだ時、島が教室に飛び込んでく
る。
 島は、小野孝太郎(竹内友哉)と長坂和晃(村上雄太)を連れてく
るのに時間が掛かってしまって.....と言う。

 金八が授業を始めるというと、島は、まず昨日のことを話し合うべ
きと、提案。
 だが金八はいつも通りやろうと流す。

 『夢はでっかく 根はふかく』
 相田みつをの詩。

 金八は、『あなたの夢はなんですか?』と言うカードを提示して、
生徒達に聞いていく。
 小村飛鳥(杉林沙織)「幼稚園の先生」
 「年下の者に優しいから、いい先生になると思いますよ」と金八。

 メガホンの金丸博明(府金重哉)「車掌」

 中木原智美(白石知世)「お嫁さん」

 その時、3B’sの6人が入ってくる。自分たちはサボっていたの
ではなく、話し合っていたのだという。
 「このクラスはバラバラだけど、自分たちだけでも、まとまってい
こう」と。

 西尾浩美(郡司あやの)「スッチー」

 園上征幸(平慶翔)「お金持ちになって、いい医者に弟の耳を治し
て貰う」

 伸太郎はさっきからみんなの夢にケチをついている。
 伸太郎は、夢なんて無いという。
 級友達は、伸太郎が小学生の時の文集に、『大物俳優』と書いただ
ろうと冷やかす。
 否定する伸太郎に、金八は夢見ることは少年少女達に許された特権。
恥ずかしがることはない、と言う。

 島「NGOで戦争で苦しんでいる人たちを助けたい」
 NGO(非政府組織)(Non-Govenmental Organization)「開発協力
など、国際的な活動を行う団体」

 田中奈穂佳(石田未来)「詩人になって、人の心を打つような詩を
書きたい」

 小川比呂(末広ゆい)「あたしは、渋谷.....渋谷に住んで、渋谷
で働いて、渋谷で遊ぶ」

 中澤雄子(笹山都築)「お料理の先生」

 富山量太(千代将太)「ベンチャーを立ち上げて、IT会社のオー
ナー!」

 江口哲史(竹下恭平)「東大に入って高級官僚になります.....幼
稚園の時からの夢だ。文句あるか!」

 和晃「お母さんから離れて暮らすことです」

 その時、麻田玲子(福田沙紀)が登校してくる。
 すかさず舞子が謝る。
 金八に声を掛けられた玲子は、「本当は来たくなかったんだけど。
わたし悪くないし」とふてる。
 金八は、きっと玲子と舞子が仲良くなる日が来るという。

 舞子の夢「3B全員で卒業したいです」
 玲子は、「全く。そういうのがウザイんだよな」とケチを付ける。

 その時、しゅうが登校してくる。
 「よく来てくれたね、しゅう」と金八。
 だが、しゅうは無言で着席。

 飯島弥生(岩田さゆり)が手を挙げる。弥生の夢は「みんなと一緒」
 そしてしゅうを振り返り、「しゅうは?」と聞く。
 金八はしゅうに夢は何か考えておくよう、言う。

 小野は、「何もねぇよ」と言う。
 「それは寂しいね」と金八。

 高木隼人(結城洋平)は、どうせ将来はサラリーマンになって、会
社帰りに酒飲むだけだという。

 安生有希(五十嵐奈生)は、自分は父の内科医院を継ぎたいけど、
今の内申じゃ無理、と投げやり。

 中村真佐人(冨浦智嗣)は、内申書で全て決まるのか?と金八に聞
く。
 金八は、中学の内申書なんて、中学三年間の成果でしかない。将来
のためにじっくりと根を張る時だという。

 その時、大森(鈴木正幸)巡査が3Bに顔を出す。拾いもの、と。
 大森の後ろから、女生徒3人が現れる。
 じっと橋の上から川の流れを見ていたのを連れてきた、と。

 金八は、みんなの夢が叶うといいわね、と言った後、みんなとは違
う夢がある、と紹介する。
 『私の夢は大人になるまで生きることです』
 それは、フィリピンのゴミの中で生活している10歳ぐらいの女の
子の夢。
 彼らは、ゴミの中からガラス製品を探し、リサイクル業者に売って、
お金を得ている。一日働いて50円。
 ゴミの山は発酵して、有毒なガスや、爆発を起こす。しすも慢性的
な栄養不足。
 15歳になるまでに、3人に2人は死んでしまう。

 3Bの生徒達はよその国のことで、ピンと来ない、と言う。

 金八は、小塚崇史(鮎川太陽)のことを取り上げる。
 崇史は明日死んでしまうかもしれない。
 清水信子(寺島咲)は、崇史のことを考えると不安になる。昨日ま
で話していた人が、突然いなくなってしまう。とても怖い、と言う。
 雄子も同じ、と言う。

 「2人はなんで怖かったのだろう?それは2人が生きているからか
な。普段、死は自分たちと関係ないと思っている。戦争や地震があっ
て初めて意識する。でも、死はどこにいても、若くても置いても、来
ることがある。つい先日、18万人が亡くなる大きな津波がありまし
た。お気の毒です」と金八。

 『辛い時は命のこと考えるのに楽しい時には考えないの なぜだろ
う』 
 金八は15歳の少女の詩を掲げる。
 死について考えることが、生きると言うこと、と金八。

 訳がわからない。どう生きればいいって言うんだ、と伸太郎。

 金八は、一度だけ死にたいと思ったことがある、と話し始める。
 それは妻が死の宣告を受けた時。
 妻・里美は27年前、養護の先生をしていた。里美を好きになった
金八は、里美と結婚し、子供が生まれた。

 子育てが、これから少し楽になるかな?という時、里美に乳ガンが
見つかった。
 後一年、生きられないだろうと宣告された。仕事が忙しかったので、
発見が遅れた。
 その告知された時、金八も布団をかぶって泣き、一緒に死のうと思
った。

 でも、ベッドの上で、里美が一生懸命看病してくれたのに死んで、
子供達にも寂しい思いをさせてと詫びるのを聞いた時、その考えを変
えた。
 死の間際、里美は、「1人1人の生徒に優しい金八先生でいてくだ
さい」と言って、微笑んだ。

 それから、3Bの生徒に優しくなれないと、里美がそばで、「頑張
れ!」と言ってくれる。
 死んだ里美が自分の根を支える土になってくれた。

 でも、崇史が死んでも、みんなを支える土にさえなれない。
 そのことを崇史に言ってやりたい!!!と金八は力説。
 そして、みんなは岩を砕いて土として、根を深く大きく張って欲し
い、と金八。

 その時、遠藤先生(山崎銀之丞)が顔を出し、崇史の意識が戻った
と伝える。

 教壇で金八が、「みなさん、小塚崇史の意識が戻りました!!!」
と叫ぶと、みんなすすり泣く。金八も、涙を流す。


 下校時、玲子が舞子を呼び止める。
 みんなまた、文句を言うのか!?と緊張する。
 「今までのこと、お互い忘れよう」と提案する玲子。
 「ウン」と頷く舞子。

 笠井淳(上森寛元)を従えて、さっさと歩いていく玲子の口元がほ
ころぶ。


 しゅうはまた、川原に1人座っている。
 そしてポケットから携帯を取り出すと、崇史からの New Mail の表
示を見て、開く。
 1月10日「しゅう、ごめん。…でも君は僕の大事な友達なんだ。
崇史」

 崇史、君もボクの大事な友達なんだ、と心の中で思うしゅう。


 金八が、ICUに駆け付ける。
 崇史に付添っていた崇史の母親が出てきて、金八に礼を言う。
 「ようございましたね、お母さん」と金八。
 崇史の母親は、金八を崇史の枕元に誘う。

 金八の呼びかけに、うっすらと目を開け、金八の方に頭を傾ける。
 「待ってたぞ、崇史」と金八。


 「崇史が死ぬはず無いんだ。オレが教え子を死なせるはず無いんだ。
パカヤロー!!」と金八は川原で叫ぶと、天に向かって両手を合わせ、
「里美、ありがとう」と何度も繰り返す。

 そして金八は立ち上がったしゅうをみつけるとかけより、「しゅう、
崇史、頑張ったぞ。崇史が助かったぞ.....よかった、よかった」と
肩を叩く。
 金八の胸で泣くしゅう。
 金八もしゅうを抱きしめ、泣く。


 帰宅したしゅうは、力強い足取りで父親の部屋へ入ると、ベッドの
下から覚醒剤のセットを取りだし、中の粉をトイレに流す。


 職員室に入った金八は、教員一同に礼を言う。

 教頭の国井美代子(茅島成美)は、これから受験に力を入れるよう
にいい、金八にはそれとしゅうの件も、という。

 早速国井と三年の担任の四人で、私立の推薦について打ち合わせ。


寸  評  年明けから、執筆者がかわっています。先日ホームページを見て、
遅まきながら気が付きました。
 原作者の小山内さんの病気療養のためだそうです。
 そう言われてみると、年明けから、ドラマのトーンがどことなく変
わった気もします。

 しゅうが覚醒剤の注射をした時にはびっくりしましたが、自ら捨て
ました。でも、今、尿検査があったら、ばれますよね。。。何日ぐら
いで無反応になるのでしょう。
 予想通り、崇史は助かりましたね。正当は学園ドラマとしては、こ
こで生徒を死なせてしまうことはできなかったのでしょうね。
 今度の騒動は、受験絡み?

執 筆 者 鈴木(sumire_@anet.ne.jp)

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2. 編集後記
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 つい最近、新年を迎えたか思ったら、もう一月も末。ますます月日がたつの
は早く感じます。
 先日から、なんとなく目や鼻がむずむずする気がするのは、実は気の早い花
粉が舞い始めているのでしょうか。

 ところで今期のドラマ、なにげに学校ものが多いですよね。
 それと、『H2』−−なつかしさを感じます。
 学生の頃、あだち充の『タッチ』とかを立ち読みしていましたので.....
 『優しい時間』もいいですね。今まで、こういうほのぼの系って苦手でした。
もっとドラマはドキドキしなければ、と思ってしまって。でも、これは毎回楽
しみに見られて、あっという間に終わりまでたどり着いてしまいます。
 やはり、倉本聰は、すごいのでしょうか?(鈴木)



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