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=================================== 【トランスマガジン】-翻訳会社が教えるプロの英語- 2005/1/20 第132号 =================================== 株式会社トランスワード http://www.transwd.com book@transwd.com =================================== 当マガジンは当社翻訳教室の生徒さんおよび登録翻訳者の方を主な対象にし 翻訳実務に役立つ情報を定期的にお送りするものです。 =================================== ■もくじ■ 1. お知らせ 2. 最近の翻訳業界 3. 翻訳しよう 4. 翻訳者日記 5. リンクしよう  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 1. お知らせ ___________________________________ ◆今日の翻訳語録◆ 翻訳は音楽の演奏に似ています。表現したい内容を奏者のテクニックを使って 実現します。その反対ではありません。テクニックに走る音楽家は一流ではあ りません。(2005/1/20) 来週から翻訳語録の更新が週1回になります。 毎週チェックして、勉強の励みにしましょう。 翻訳語録はこちらから http://www.transwd.com/  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 2. 最近の翻訳業界 (仲谷) ___________________________________ 翻訳会社には社内託児所が必要? 当社のみでなく翻訳会社は比較的女性スタッフが多い傾向にあります。 少子化の傾向があるとはいってもベテランで優秀な社内スタッフが出産のため に退社してしまうことがあり、会社にとって大きな損失です。トランスワード も同じ悩みを持っています。 在宅翻訳者であれば子育てをしながら仕事を続けられますが、通勤するのは無 理な場合がほとんどです。費用と地理的に適当な託児所がない場合が多いから です。 優秀な女性スタッフが子供を生んで育てながら社内で活躍し続けてもらうため に、トランスワードもそろそろ社内託児所が必要なのかと最近思っています。  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 3. 翻訳しよう(荒井) ___________________________________ ある機械に関連した英訳の仕事。「圧力設定」「設定解除の範囲」「変更指示」 「設定圧力の表示」「高圧セレクト」などと、単語ばかりが並んでいます。私 は、この最後の2点を見てピーンときたので、原稿の依頼人に直接会って話 を聞きました。 想像したとおり、ある技術文書の中の「表」の文言なのです。プレス機械でラ ンプが点灯し、圧造圧力について高・中・低が分かるのだそうです。表の上欄 に「設定圧力の表示」とあり、その一項目に「高圧セレクト」とあります。文 書や図面を見せてもらい前後関係を考えた末、翻訳は結局、「設定圧力の表示」 をただの「Pressure」に、「高圧セレクト」は「High」としました。これを、 Indication of Pressure Set - Selection of High Pressureなどとしたら、表が グシャグシャになってしまうところでした。やれやれ。 今回のテーマは、「単語の羅列」です。依頼人の中に、「文章の翻訳は難しいだ ろうが、単語の翻訳は楽なはずだ。今はやりの翻訳機械を使えば、シロートで もできる」と思っている人がいます。このメルマガの読者の方は、実は逆だと いうことをご存知でしょう。私の場合、近くに原稿執筆者がいて話を聞くこと ができるため、大変ラッキーです。そうできない場合には、単語の羅列を翻訳 する仕事は危険です。英和、和英どちらでも同じ。  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 4. 翻訳者日記#22(阿久根) ___________________________________ 「翻訳者の息抜き - 2 -」 みなさん、こんにちは。2005年に入ってから、めっきり寒くなりましたね。 みなさんのお住まいのところはいかがでしょうか。 さて、年末の頃に、突然、「何か集中してできることはないかな」と思い始め ました。もちろん、仕事以外での話です。一体どうやって頭に浮かんだのかは 定かではありませんが、ふと25年前にどうしても欲しかったものが思い浮か びました。ラジコンです。小学生の頃から本格的なラジコンが欲しくてたまら なかったのですが、何しろ高額だったため、購入できず仕舞いでした。 仕事柄、情報収集は得意なので、思い立ったが吉日とばかりに、書籍を注文し たり、インターネットで調べたりして、最近のラジコンに関する情報を集めま した。そうしたら、昔と比べてかなり多種多様なラジコンカーやプロポが販売 されていることに驚きました。私の場合、仕事の合間や休日に自宅前や近くの 公園で遊べる程度のラジコンが欲しかったので、完全レース仕様の車は選択肢 から省きましたが、それでも、かなりの選択肢があり、あれこれと迷いました。 結局、少年時代にプラモデルで親しんだタミヤの組み立てキットを購入し、送 信機、バッテリーなども入門者向け+αのものを揃えました。組み立て済みの 製品も販売されてはいたものの、せっかく長年の夢をかなえるのですから、や はり自分の手で組み立てるのが一番だと思いました。プラモデル感覚で組み立 てを始めたところ、長年のブランクもあったため、丸1日ほどかかりました。 グリスを塗るたびに、整備書の翻訳文が思い浮かんだのは言うまでもありませ ん。 駆動方式は異なりますが、構造的に実際の自動車を思わせるものがあり、なか なか良い勉強になりました。これからは燃料電池の自動車もでてきますから、 ミニチュア版だと思うと、「なるほどな」と頷くことも多かったです。なんで も自分でやってみるものですね。 出来映えの方はというと...。次回のお楽しみということで。  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 5.リンクしよう ___________________________________ ※このスペースに載せる広告(リンク付き)を募集しています。発行部数は約 7000部で、1回の掲載料金が7000円です。ご希望の方は、 book@transwd.comまでお問い合わせください。 −■発行■−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− | |株式会社 トランスワード | 〒732-0823 広島市南区猿猴橋町1-8スミヒロビル5F | Tel:082-506-3233 Fax:082-506-3234 | URL: http://www.transwd.com | e-mail: book@transwd.com | −■配信解除■−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− | |配信解除等は、登録した配信サイトでお願いします。 | |代表的な配信サイト | まぐまぐ http://search.mag2.com/reader/Magsearch | −■お問い合わせ・投稿先■−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− | | book@transwd.com | −■免責事項■−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− | |掲載情報により生じたいかなる事象も当方では責任を負いかねますので、ご |了承ください。配信解除は読者様において手続きください。当方では解除手 |続きの代行は請け負っておりません。どうしてもわからない時は、メールで |ご相談ください。 | |