メルマガ:【トランスマガジン】-翻訳会社が教えるプロの英語-
タイトル:【トランスマガジンVOLUME131】-翻訳会社が教えるプロの英語-  2005/01/06


===================================
【トランスマガジン】-翻訳会社が教えるプロの英語-   2005/1/06 第131号
===================================
 株式会社トランスワード
 http://www.transwd.com
 book@transwd.com
===================================
 当マガジンは当社翻訳教室の生徒さんおよび登録翻訳者の方を主な対象にし
 翻訳実務に役立つ情報を定期的にお送りするものです。
===================================

■もくじ■

1. お知らせ
2. 最近の翻訳業界 
3. 翻訳しよう
4. 翻訳者日記
5. リンクしよう

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
1. お知らせ
___________________________________

明けましておめでとうございます。
今年もトランスワードおよびトランスマガジンをよろしくお願いします。


◆今日の翻訳語録◆

翻訳上達への早道は繰り返しです。同じ分野の似た内容の翻訳を繰り返せば
スピードが速くなります。用語を辞書やインターネットで調べているようで
は早く出来ません。(2004/1/06)

ホームページに毎日「今日の翻訳語録」を掲載しています。
毎日チェックして、翻訳の勉強の励みにしましょう。

翻訳語録はこちらから

http://www.transwd.com/


 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
2. 最近の翻訳業界 (仲谷)
___________________________________

コミュニケーション能力を高めよう

翻訳を語学の延長だと考えると上手い翻訳は出来ません。
文章の形や用語だけが気になり、肝心な「内容が正確、かつ分かり易く読者に
伝わるか」という本来の目的が疎かになります。

語学の勉強中はいかに美しく、上手な文章を作るかという事に力を注ぎます。
この考えを翻訳に適用すると原稿の内容や微妙なニュアンスが疎かになりがち
です。

正確で分かりやすい文章を書く力は、口頭でのコミュニケーション能力と共通
しています。常に読者を意識し、相手に分かり易く表現する配慮が大切です。

多くの本を読み、人前で話す練習をするとコミュニケーション能力が高まりま
す。
その力がつくと翻訳も上手くなります。


 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
3. 翻訳しよう(荒井)
___________________________________

What kind of capabilities do you think are required of the persons to 
fill this position?
こういう構文に接することがあるでしょう。「この職位に就く者に求められる
能力はどのようなものだと思いますか」。簡単にするため構文だけ抽出すると、
How old do you think he is? という形です。これは、How old do you think 
[that] he is? とthatが省略されているのではないので念のため。表面的には
「do you think」が挿入句と思ってもよく、そう記憶するのも便利かもしれませ
んが、本来は、「I think he is ? years old.」を導き出す問です。これに対して、
Do you know how old he is? は、I know how old he is. の疑問形です。

We propose that the campaign continue until the end of the year. という構
文があります。「年末までキャンペーンが続く(キャンペーンを続ける)こと
を提案する」。このcontinueに3単現の-sがないことが気になる方はセンス
が良いのですが、文型としてはこれで正しいのです。提案・勧告の動詞につづ
いて、動詞の原形を用います(特に米語)。

どちらも、私は学生時代にきちんと教わった覚えがありません(サボッたから
か?)。ただ、学校でコトバの「全部」を教わるべしと考える方が正しくない
と思います。実務に就いてからも、ずっと勉強です。


 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
4. 翻訳者日記#21(阿久根)
___________________________________

「謹賀新年」

あけましておめでとうございます。もう2005年ですね。月日の経つのは早い
ものです。

今回は翻訳者のお正月の過し方について考えてみましょう。とはいっても、す
べての翻訳者に共通している訳ではありませんから、私個人の過し方かもしれ
ませんね。

毎年、12月の終わりが近づくと、よく電話が鳴るようになります。大体、ク
リスマスの前後です。そういうときの仕事は多くの場合が、年明けの初日また
は第一週が納期です。クライアント側としては、お正月休みに煩雑な翻訳作業
が終わっていたら、年明け早々に次の仕事に移れますから、何かと便利なのか
もしれません。ですから、翻訳者にとって、年末やお盆は「稼ぎ時」なのだと
思います。私自身、いつの間にか、お盆やお正月にまるまる休もうなどという
考えはあまり持たなくなってきました。もちろん、正月はゆっくりしたいです
し、お盆も親戚で集まったりしたい気持ちはありますが、生活がかかっていま
すから、せっかく仕事があるのに、「休業」とする訳にもいかないのが実状な
のです。

反対に、暮れになっても翌年納期の仕事が来ないと、「来年は大丈夫かな」な
どと思うことすらあります。ただ、残念なことに、この時期は仕事が集中する
ため、1社または2社からのお仕事を泣く泣くお断りすることも度々です。一
人での翻訳ですから、作業量には限界があるため、なんとももったいない話で
す。

今年も仕事を2件抱えての年明けとなりました。ギチギチというほどのスケジ
ュールではなかったので、門松づくりや初詣の時間を確保することはでき、ど
うにか新年も無事にスタートしたようです。みなさんも充実した一年になると
いいですね。


 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
5.リンクしよう  
___________________________________

----------------------------------------------------------------------
『 仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法  〜「SOHOしよう」リターンズ 〜』

 仕事上手はメール上手。
 日々のメールのやりとりを気持ちよ〜く進めるための小ワザをご紹介する
 メールマガジンです。今日からあなたも“仕事美人”。男性読者も大歓迎!

   お申込はこちら!  http://www.mag2.com/m/0000146166.htm
  メルマガの詳細は  http://www.kamigaki.jp/mag.html

 毎週月曜日、朝礼あとの9時30分配信です。
 創刊号は、祝日ですが1月10日! ご購読よろしくお願いいたします。
----------------------------------------------------------------------

※このスペースに載せる広告(リンク付き)を募集しています。発行部数は約
 7000部で、1回の掲載料金が7000円です。ご希望の方は、
 book@transwd.comまでお問い合わせください。


−■発行■−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

|株式会社 トランスワード
| 〒732-0823 広島市南区猿猴橋町1-8スミヒロビル5F
| Tel:082-506-3233  Fax:082-506-3234
| URL: http://www.transwd.com
| e-mail: book@transwd.com

−■配信解除■−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

|配信解除等は、登録した配信サイトでお願いします。

|代表的な配信サイト
| まぐまぐ  http://search.mag2.com/reader/Magsearch

−■お問い合わせ・投稿先■−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

|  book@transwd.com

−■免責事項■−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

|掲載情報により生じたいかなる事象も当方では責任を負いかねますので、ご
|了承ください。配信解除は読者様において手続きください。当方では解除手
|続きの代行は請け負っておりません。どうしてもわからない時は、メールで
|ご相談ください。


ブラウザの閉じるボタンで閉じてください。