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タイトル:Daily Drama Express 2004/12/10 3年B組金八先生 (9)  2004/12/12


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2004/12/10 (Fri) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.金曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 金曜日の連続ドラマ
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タイトル 3年B組金八先生
局  名 TBS系
放映日時 金曜22時
キャスト 坂本金八(武田鉄矢)
 坂本乙女(星野真里)
 坂本幸作(佐藤泰臣)
 花子先生(小西美帆)
 小林先生(黒川恭祐)
 遠藤先生(山崎銀之丞)
 和田教育長(長谷川哲夫)
脚  本 小山内美江子

あらすじ  第9回 「しゅうの母の秘密」

 丸山しゅう(八乙女光)がベッドに横になっていると、携帯が鳴る。
今は夕方。電話は、小塚崇史(鮎川太陽)からだった。崇史はしゅう
の家の前からかけている。
 だが、しゅうは出ない。

 そこに、坂本金八(武田鉄矢)がやってくる。

 崇史はメールを送る。『ケガ大丈夫か? 連絡欲しい。 崇史』
 しゅうはベッドに腰掛け、そのメールを読む。
 外の話し声を感じて、カーテンの隙間から覗くと、金八と崇史が話
をしていた。

 しゅうがベッドに潜り込むと、程なくして、しゅうの母・丸山光代
(萩尾みどり)が食事を持ってきて、「まだ痛むの?」と声を掛ける。
そして、食べ終わったらそのまま置いておくようにいう。

 −− しゅう、わたしも3Bも待っている。
 と金八は思う。


 しゅうは今日も欠席。
 金八は、自分の国語の授業は自習にして、出かける。三者面談まで
には戻ると言って。

 早速今日の言葉。
 『まける人のおかげで 勝てるんだよなあ』

 いろいろな解釈が出る。
 試験で一番になれるのは、二番やビリの人がいるおかげ。
 家来がいるから女王様になれる。
 売る人がいるから買える。

 『かげ』と言う言葉。
 『陰のある人』〜ちょっとヤバイ人?
 『レントゲンに陰がある』〜ガン?
 『草葉の陰から』〜あの世

 でも、このマイナスイメージの『陰』に、日本人は、『お』や『様』
を付けて、『お陰様』と言う。この不思議。
 金八は、自習の時間に、これについて考えておくように言う。
 狩野伸太郎(濱田岳)は、ずっと元気がない。


 金八が出かけようとすると、稲葉舞子(黒川智花)が、しゅうの住
所を教えて欲しいという。
 金八は逆に、舞子にしゅうのことを聞く。
 しゅうの父親は事故を起こして、会社は倒産。舞子の父親が面倒を
見たが、しゅうは舞子には、具体的なことは言わなかった。
 また、その頃から光代の感じが変わってしまった。以前はお菓子を
焼くのが得意な明るい人だったのに。

 そして舞子は、金八が、光代はしゅうの二度目の母親であることを
知っているか聞く。
 金八は、知っていると答えると、あとは気長に待つしかない、と言
う。


 和田教育長(長谷川哲夫)と金八は、(株)エンデバー・コーポレ
ーションに、板橋香奈(木野花)を訪ね、来年から校長を引き受けて
欲しいと頼む。


 自習中の3Bは、不思議なほど静か。


 板橋は、望まれて仕事に就くのは栄誉だが、でも、考えさせて欲し
い、と答える。
 金八は、一度桜中学を見に来てくれるように頼む。


 シルビア=マンデラ(マリエム・マサリ)は、静かな3Bに対して、
サンバのような陽気なリズムと踊りで盛り上げていて、乾先生(森田
順平)と北先生(金田明夫)に怒られる。

 金八が帰校すると、教頭の国井美代子(茅島成美)に、もう卒業式
も近いのに、猿軍団のような騒ぎは何だ!と叱責される。千田校長
(木場勝己)の留守を預かっている校長代理の自分に恥をかかせるな、
と。


 三者面談。いろいろな母子たち。


 しゅうは崇史に返信を打とうとしてやめる。


 金八が、丸山家を訪ねる。
 光代は、もうすぐ仕事に行くので、時間がないと言うが、金八は渡
すものを渡せば、帰るという。

 金八は出てきた光代を見て、「以前、お会いしましたね」と言う。
 「あの時は、どなたかわかりませんでしたので。最近ぶっそうで」
と光代。

 金八は、安井病院で、しゅうの身体に暴行の痕があると聞いたが、
それもあいつらに?と問うが、わかりません、と光代。

 光代は、休んでいるしゅうのところに、「食べる時、温めて」と食
事を置くと、「あのこと、話して無いだろうね」と低い声で問う。


 金八が帰宅すると、小林先生(黒川恭佑)が来ている。妻の小林花
子(小西美帆)のことではなく、小林の勤める中学校の職員室では、
会話は海外旅行と車のことばかり。小林が教育を語ろうとすると、浮
いてしまう。中学にも、学校選択制が始まったら、生徒は桜中学に流
れてしまう、と嘆きに来たのだ。そして、桜中学に戻りたい、と言う。

 小林は、酔って金八の娘の乙女(星野真里)に、「結婚しよう」と
言い出す。
 「わたしには、心に決めた人がいますから」と乙女は答え、金八を
慌てさせる。


 しゅうが、金八の持ってきた袋を開けると、中から出てきたのは、
『2004年度 桜中学校 文化祭 敢闘賞 記念』というはんこの
押された大学ノート。
 ノートを開くと、舞子からのメッセージ。
 ページをめくると、伸太郎からのメッセージ。
 メガホンでいつもしゃべる『車掌』こと金丸博明(府金重哉)から
のメッセージも。
 次々とクラスメイト達のメッセージが書き込まれている。
 崇史からのメッセージもある。「今度は俺が待っている。でも、無
理はするなよ」と。

 最後のページには、『30人揃って3Bだぞ!!』との寄せ書き。

 崇史は、しゅうからの、『ノート ありがとう』という携帯メール
を見ながら、丸山家の前に立っている。


 交番には、本庁からの応援の警察官も加わっていた。


 崇史が電話しようとすると、制服を着て、鞄を提げたしゅうが家か
ら出てきて、「ごめん、おそくなって」と挨拶。手には大きな紙袋を
提げている。


 元桜中学校校長の君塚()が桜中を訪ねる。
 君塚の生徒を校門で見付けた3Bの生徒達は、君塚をデイケアセン
ターを訪ねてきたお年寄りと勘違いしてケアセンターへ連れて行く。


 しゅうが3Bに現れ、「みんな、心配を掛けてごめん。寄せ書きあ
りがとう」と挨拶する。
 「しゅう、ケガ大丈夫?」と心配する舞子に、頷く。

 そしてしゅうは伸太郎と博明に礼を言い、頭を深く下げる。
 照れる伸太郎。

 しゅうは紙袋を金八に渡す。洗ってないけど、と謝って。
 金八は、自分が洗って安井病院に返すと言う。あの退院の時貸して
貰った服だった。

 ケアセンター職員の乾の妻が、乾に、ケアセンターに君塚が来てい
ると言い、国井教頭共々ケアセンターへ飛んでいく。

 桜中学に板橋が来ている。

 君塚は、板橋のアテンドを頼まれたのだが、3Bの生徒にここに連
れてこられたと説明。

 ケアセンターの乾に愚痴を聞いて貰いに来ていて、みんなが来たこ
とで慌てて隠れていた花子は、『3年B組』と聞いて、慌てて飛び出
してきて謝る。
 そこに板橋が来て名乗ると、敵意丸出しで挨拶する国井。


 3Bは今日は全員出席。

 3Bで金八の国語の授業が始まる。今日は和歌『万葉集』。
 『君待つと 吾が恋ひをれば 我が屋戸の すだれ動かし 秋の風
吹く』 額田王。

 その時、3Bの教室に、君塚と板橋と国井が入ってきて、授業参観。

 こんな恋心を体験した人はいないか?と聞きながら、金八は麻田玲
子(福田沙紀)を指名してしまい、生徒からのブーイングで、撤回。

 金八は、和歌を通じて、時を隔てた何人ものクラスメイトに会える
という。
 「また勉強の話ですか」とちゃかす伸太郎。

 金八は、ここから実技、と言う。こういう恋歌を作って欲しい。不
定型でいいから、と。
 金八は例を出す。『お前死んだら、オレ泣くぞ』

 西尾浩美(郡司あやの) 『ハッキリしてよ。わたしと玲子、どっ
ちなの』
 玲子 『そばにある 大きな背中を 抱きしめたい』
 江口悟史(竹下恭平) 『切っても切れない ボクとあなたと 参
考書』
 坪井典子(上脇結友) 『夕焼けよ あの子の前で赤くなる ボク
を隠して』

 伸太郎 『お前来なけりゃ オレ泣くぞ』
 「盗作じゃないか」のブーイング。

 飯島弥生(岩田さゆり) 『後ろのしゅうがいなかったら 寂しか
った』

 金八は、しゅうもみんながいたから出てこられた。あの『おかげ』
の意味がみんなわかっただろう。みんなの目に見えない力を日本人は、
『おかげ様』ととらえていたのだろう。その人達に対する感謝の心を
示しているのだろう、と言う。

 しゅうは3Bの寄せ書きに自分の名前を書いて、伸太郎に渡す。


 板橋は、お年寄りがそばにいるのがいいと言う。金八は、下町の中
学の良さだという。
 君塚は、自分が校長になった時、東京の公立中の女性校長は、たっ
たの6人だった。後に続く人のために頑張った。金八の「我々は機械
を作っているのではない。人を作っているのだ」と言う言葉を紹介し、
人を作る仕事なんて滅多にないだろう。だからよく考えて、と。
 「求められているのは生徒のためのお陰様です」と言って、金八は
頼む。


寸  評  テレビ朝日では、『相田みつを物語』を放送しますが、TBSと
しては、どういう気分でしょうか。この番組で最初に視聴者に(しか
も幅広い年齢層に)有名にしたのに、とぐらい、思っているのでしょ
うか?

 また、板橋の会社ですが、教育産業らしいので、その社名から、
『ベネッセ・コーポレーション』を連想してしまうのは、間違いでし
ょうか?

 ところで、題名は、しゅうの母親の秘密とのことですが、ママ母で
あること、しゅうを虐待していることについては、いままでの断片的
な情報から視聴者の人にはわかっています。今回新たにわかったこと
としては、昔は優しい人だったこと、光代自身も多分ヤクザに追われ
ているのであろうことぐらいです。
 題名として、大げさすぎないでしょうか?

執 筆 者 鈴木(sumire_@anet.ne.jp)

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2. 編集後記
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 最近、家での夕食がずっとお鍋です。簡単だから、というもの確かなのです
が、何を入れてもいいので、あきないのです。それに、冷蔵庫の中のものが片
付いて、便利です。野菜が高騰していたここ何ヶ月か、腐らせずに食べ切れま
した。
 でも、最近野菜の値段が落ち着いてきたために、困ったことも起きています。
それは、野菜が安く感じられて、また、すぐに高騰しそうに思えて、買いすぎ
てしまうことです。安く感じていても、腐らせてしまっては、元も子もありま
せんから。(鈴木)

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