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===================================================== 発行部数 19 == ★★ 日刊ドラマ速報 ★★ ☆☆ 2004/12/03 (Fri) ☆☆ ====================================================================== == 目次 ============================================================== 1.金曜日の連続ドラマ 2.編集後記 ====================================================================== ---------------------------------------------------------------------- 1. 金曜日の連続ドラマ ---------------------------------------------------------------------- タイトル 3年B組金八先生 局 名 TBS系 放映日時 金曜22時 キャスト 坂本金八(武田鉄矢) 坂本乙女(星野真里) 坂本幸作(佐藤泰臣) 花子先生(小西美帆) 小林先生(黒川恭祐) 遠藤先生(山崎銀之丞) 和田教育長(長谷川哲夫) 脚 本 小山内美江子 あらすじ 第8回 「しゅうの愛する父」 長坂和晃(村上雄太)は出席している。 小塚崇史(鮎川太陽)は、今日も欠席。 学級委員の島健一郎(筒井万央)が、一緒に誘って登校してくれる 人がいれば、崇史も登校できるのではないか?と言う。 3Bの生徒達は、なら崇史に惚れている麻田玲子(福田沙紀)が迎 えに行けば?と言ってからかう。 坂本金八(武田鉄矢)は、誰かを好きになることは、人として当然。 1人を好きになれなければ、みんなを好きにはなれない、と教える。 飯島弥生(岩田さゆり)のトーチランの日が近づき、金八は3B全 員でエールを送ることにする。 金八は小塚家に電話する。 母親が出て、崇史は丸山しゅう(八乙女光)の家へ言ったという。 金八は、しゅうの家が、トーチランの事務局のそばであることに気 付く。 崇史としゅうは、お互いの父親のことを愚痴り、慰め合う。どちら の父親も人のせいで大変なことになった。崇史の父は毎日酒を飲み、 しゅうの父はドラッグ。 しゅうの父の会社は倒産し、ここに引っ越してきた。 しゅうは崇史に、早く学校に来るように言う。段々行きづらくなる から、と。 2人は慌てて身をかがめる。 金八がしゅうを訪ねてきたのだが、2人はおとなう金八に答えない。 組事務所で、河合(甲本雅裕)と下部(畠中正文)は、丸山の行方 をつかめないなら、身体に教えようか?と責められている。 教頭の国井美代子(茅島成美)は、和田教育長(長谷川哲夫)たち と、民間校長の件を話し合っていた。 遂にトーチランの日。 沿道を埋め尽くす人々。もちろん、3Bの生徒達も。 弥生のトーチに点灯。走り始める。 しゅうと崇史は川原で石投げ。 河合と下部が、トーチランをしているところに現れる。 弥生はトーチの灯を次の人に引き継ぐ。 弥生は、「みんなありがとう」と頭を下げる。 みんなで弥生を胴上げ。 金八と娘の乙女(星野真里)と息子・幸作(佐野泰臣)は、自宅で ビールを飲んでいる。養護学校の青木圭吾(加藤隆之)も誘ったが来 なかった。 乙女は、「わたしたちはそういう関係じゃない」と文句。 坂本家の電話が鳴る。 その頃、3Bの生徒達が、さくら食堂で打ち上げをしていると、河 合と下部がやってきて、丸山のことを聞く。 生徒の1人が、丸山しゅうがいると言ってしまう。 でも、落ちぶれたしゅうの家は、誰も知らない。 河合は生徒の1人に、金八のところに電話させて、しゅうの家を聞 き出させようとする。 でもその時、金八は洗髪をしているところで、「後で」と言って切 ってしまう。 河合と下部は、3Bの生徒達の頭を殴る。 そこに大森(鈴木正幸)巡査が入ってきて、3Bの生徒達は逃げて いく。 大森が金八にこの件を教える。 金八は、その2人組なら以前、さくら食堂で会っている。丸山とい う名字を知っているだけで、しゅうの名前を知らなかったと言うこと は、親を捜しているのだと金八は気付く。 だが、大森はそれならしゅうの父親はトラックで大変な事故を起こ していて寝たきり、と教える。 日暮れ。 しゅうは崇史に、卒業まで四ヶ月の辛抱だ。学校へ来いよと言って、 別れる。 コンビニで夕食の弁当を買って出てきた時、しゅうは、河合と下部 に掴まる。 河合達は、自転車で逃げようといるしゅうを車ではね、倒れたしゅ うを殴る蹴るすると、車に放り込む。 それを目撃した伸太郎とメガホンでいつもしゃべる金丸博明(府金 重哉)は、自転車に乗ってしゅうを乗せた車を追い掛ける。 その2人に気付いた夜回り隊の、55年度卒業生達は、一緒にしゅ うをさらった車を追い掛ける。 川原でしゅうは、執拗な暴行を受ける。オヤジに会わせろ、と。し ゅうの父親は、一億円のヤクを持ち逃げしていた。 殴られ蹴られたしゅうは血を流している。 伸太郎と博明は、ヤクザの車を見付け、かけより、しゅうが暴行を 受けているのを見付ける。 気を失ったしゅうは、ズルズルと引っ張られていく。 恐さで隠れていた伸太郎と博明はしゅうを助けなければ、と立ち上 がる。 そこに夜回り隊が来て、河合達はしゅうをそこにうち捨てて、車に 乗って逃げる。 救急車を呼び、しゅうは安井総合病院に運ばれる。 しゅうは骨折はしていなかった。 安井院長が金八に話をする。 しゅうは家に病人がいるから、どうしても帰ると言っているという。 もう一つの問題は、しゅうの身体に、虐待の痕があること。明らか に誰かに殴られている。 処置が終わったしゅうは帰宅する。送るという金八を断るが、金八 はそういうわけにもいかない、と付添う。 丸山家は真っ暗。しゅうの母・丸山光代(萩尾みどり)は、まだ帰 っていないよう。 金八は、しゅうの家の壁が傷だらけのことに気付く。 だが、何も言わずにしゅうをおぶって二階にかつぎ上げる。 家には誰もいないというしゅうに、金八は、病院で家には病人がい ると言って帰ったのでは?と聞く。 「そう言わないと、帰して貰えなかったから」としゅう。 「キミの身体には、暴行の痕がある。それとこの家とは、関係ない のか?」と金八。 そっぽを向くしゅうに、「いつでもいいから、そのキミの胸の奥に あるものを吐き出しなさい」と金八。 でも、しゅうは向こうを向いたまま、礼を言う。 金八はしゅうが薬を飲むための水を取りに言って、階下から二階に 上がった時、奥の部屋から聞こえてくる咳に気付く。 咳の音を聞いたしゅうに、緊張が走る。 だが、金八はしゅうの枕元にコップを置くと、「今夜は何も考えず、 寝るんだよ」と言って出ていく。 金八は光代とすれ違い、「あの、丸山さんですか?」と声を掛ける が、彼女は、「いいえ」と答えると行ってしまう。 翌朝、崇史はしゅうに、今日から学校へ行くと、メールを送る。学 校で会おう、と。 学校には、崇史は出席したが、しゅうは欠席。 今日の言葉。 『そのうち そのうち べんかいしながら ひがくれる』 人に向かって弁解しているウチはまだいいけど、自分に弁解し始め たら、おしまい。 伸太郎がたまりかねて立ち上がり、しゅうはどうなったのか話すべ きだという。 金八が、何を聞きたい?と問うと、けがの状態だとか、入院日数と か、としゅう。 金八は、しゅうは入院していないし、自分で歩いて帰れるぐらい元 気だった、と言う。 しゅうは、何をしたんだ?マジな暴力団が相手だったが、と伸太郎。 崇史が、人には聞かれたくないこともある、と言う。 金八は、そのうちしゅうから話してくれるだろう、と言う。 でも伸太郎も他の生徒達も、マジでしゅうはヤバイ。父親が暴力団 なのでは?と言い出す。 稲葉舞子(黒川智花)が、しゅうの家族を知っているが、そんなこ とはないと否定。 崇史は机を叩く。学校に来たかったけど、怖くて来られなかったと いう。 しゅうが、ソーラン節で、やっと仲間になったと思ったのに、昨日 のトーチランにも来なくて、と3Bの生徒達。 崇史は、しゅうは本当はトーチランを見たかったのに、一日、自分 に付き合ってくれた、と言う。 金八は、崇史はいい奴だと言う。 そして、怖いのにしゅうを助けた伸太郎も偉い。 トーチランで、弥生の応援をしたみんなは、今度はしゅうを心配し ている。みんな成長した。しゅうがこのことを自分から話せるように なるまで、待ちましょう、と金八。 しゅうが父親の枕元に座り、「父さん。本当のことを教えて下さい。 父さんは、誰かのドラッグを持ち逃げしたの?だから、追い掛けられ るの?」と聞く。 首が曲がり、よだれを垂らし、口のきけない父親の顔を見て、しゅ うは父親を信じる。 その時、乱暴に襖が閉められ、部屋が真っ暗になる。 寸 評 崇史は登校し、でも、誰にも何も言われていませんでしたね。こ んなに、優秀な生徒ばかりのクラスだったのでしょうか。 しゅうの父親が初登場です。今まで、シルエットまではありました が。寝たきりなのだろうと予測はしていましたが、あの首が曲がって いるのは、頸椎骨折、とかでしょうか? しゅうは、金八に心を開けるでしょうか?楽しみになってきました。 執 筆 者 鈴木(sumire_@anet.ne.jp) ---------------------------------------------------------------------- 2. 編集後記 ---------------------------------------------------------------------- 日本テレビの午前の韓国ドラマと、TBSの昼ドラマがそれぞれ新しいドラ マになりました。韓国ドラマのテイストは、なんとなく、昼ドラマに似ている 気がしました。 なお、この日本テレビの『パパ』は、1996年の作品だそうですが、やた らと洋風なんですよね。それは、登場人物の髪は黒いし、漢方医が仕事という 人物もいるんですが、人物の行動様式とか、部屋の様子とか。。。 がんばって洋風にしてます、と見えるのが痛いというか、バブルの頃の日本 を見ている気にさせられてしまうというか。 しかも、登場人物のうちで、サラリーマンやOLっていないんですよね。実 社会でも、日本のように、サラリーマンはメジャーじゃない?それとも、トレ ンディー・ドラマにサラリーマンは、似合わない?(鈴木) ====================================================================== 発行元:ドラマ研究会 e-mail:info@j-drama.tv url :http://www.j-drama.tv/ ID :MM3E195F16414CD このメールマガジンは、メールマガジン[MailuX]を利用して発行しています。 (http://www.mailux.com/) ====================================================================== |