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タイトル:Daily Drama Express 2004/11/16 バツ彼 (最終回)  2004/11/28


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2004/09/16 (Thu) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.木曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 木曜日の連続ドラマ
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タイトル バツ彼
局  名 TBS系
放映日時 木曜22時
キャスト 安達恭介(高橋克典)
 佐久間陽平(高嶋政伸)
 川口夏樹(真矢みき)
 山根正博(天野ひろゆき)
 藤井真奈美(滝沢沙織)
 森下美加(北川弘美)
 姉崎俊貴(阿部サダヲ)
 姉崎章子(稲森いずみ)
脚  本 小松江里子

あらすじ  最終回 世界で一番ライトな恋

 安達恭介(高橋克典)は、焼鳥屋で、それぞれの串を二本ずつ注文。
 焼き上がるのを待っていると、柿崎章子(稲森いずみ)が来る。

 2人は一緒に帰る。
 章子は、雑貨店は雑誌にも取り上げられ繁盛しているが、川口夏樹
(真矢みき)の体を考えると.....と言う。
 恭介は、土日、手伝いに行くという。

 章子は、こういう時、近所に友達がいるといいと言う。

 恭介が章子を、今度デートしよう、と誘う。
 章子は、女性関係がもつれて、自分に恋人のふりをさせる気?と気
色ばむ。
 恭介が本気だというと、章子は怒った口調で、「おやすみなさい」
と言うと、行ってしまう。


 その話を恭介にすると、佐久間陽平(高嶋政伸)は、大笑い。恭介
の誘いを断る女もいる!と。
 そこに息子・太一(佐藤勇輝)が来て、恭介は勉強しろと言うが、
陽平は勉強より大切な社会勉強だから、聞いておけと言い、いつもと
逆。
 でも太一は自室へ行ってしまう。

 恭介は、また章子をデートに誘っていいか聞く。最初に陽平が好き
になった女だから、と。
 陽平はもう放っておいて、と。

 形勢不利な恭介は、田辺紘子(中山忍)とどうなった?と陽平を責
める。
 陽平はもう済んだことで、章子のことは思っていないと言う。


 夏樹に章子は、恭介とデートはしないと言うが、それでは一生キス
止まり、と夏樹に言われる。

 その時、章子の携帯が鳴り、今晩食事に誘われる。

 夏樹は、今まで恭介は自分には優しいけど、章子にはぶっきらぼう
だった。そして、よく愚痴をこぼす。
 則ち、本心を打ち明けると言うことは、実は章子のことが好きなの
ではないか。もし恭介から告白されたらどうする!?と章子を散々煽
る。


 章子が遅れてレストランに現れる。
 章子は恭介の態度に、「本当にデートしているみたい」と言い、恭
介はそのつもり。陽平とも話はついている、と言う。

 でも、その後リラックスしてしまった恭介は、章子だとかっこつけ
なくてよくて楽と言ってしまう。
 「わたしのこと、女として見てないからじゃない?」と章子。
 恭介は章子のことを、「好きかもしれない」と言ってしまって、章
子は「『かもしれない』って何!?」と怒ってしまう。


 章子に、本当のことを言ってしまって怒られたと愚痴る恭介に、ウ
ソも方便だろ、といつもとやっぱり逆の陽平。
 恭介は、紘子のことを持ち出し、陽平に逆襲。


 陽平は紘子と話をしようとするが、タイミングがかみ合わない。

 やっとのことで紘子を呼び止め、「この間のことで話し合いたい」
と言うと、紘子は手近な空き会議室へ入り、「早く済ませて下さい」
と言う。

 陽平は、この間、男の責任とか言ったけど、間違えてたかもしれな
い.....と言う。
 「かもしれない!?」と紘子は突っかかると、いきなり陽平に抱き
つく。


 恭介と山根正博(天野ひろゆき)が失意の陽平を慰めようと料理を
作っていると、陽平が紘子と帰宅し、これから紘子に料理を作っても
らうという。
 ラブラブな陽平と紘子。
 あっけにとられて呆然とする恭介と正博。

 正博が食事の後かたづけをしていると、帰りが遅い陽平。
 帰宅した陽平は、紘子にもっと一緒にいたと言って遠回りしたと言
う。

 恭介はずっと不機嫌。章子に振られて、妬いている。

 あのあと陽平は、「男の責任の取り方というのが間違っていた。心
の方が大切だ。今、ボクは君のことが気になっている」と言ったとい
う。
 正博に、それは信用の違いだと言われる恭介。

 陽平は恭介に恋のアドバイスとして、身辺整理しろと言う。
 恭介は「できるよ」と言って立ち上がる。「先輩にできるかな?」
と言う正博に、「でも、向こうがさせてくれなくて.....」と恭介は
弱気。


 藤井真奈美(滝沢沙織)に恭介がいつもの非常階段で、話しかける
と、真奈美は、見合の相手が良かったので、結婚を前提に付き合うこ
とにした。だから恭介とは終わり、と言う。
 恭介は真奈美と最後のキスをする。


 森下美加(北川弘美)は宣伝部に異動の内示を受けたという。やり
がいがあるだけでなく、そこの課長はいい男で、しかも恭介より若い。
だから、自分のことは忘れて、と恭介に言う。
 恭介は、忘れられないかも知れないけど、忘れる努力をすると言う。


 恭介は神楽坂の小料理屋へ行き、女将に話があるという。だが、ビ
ールを注ぎに来た赤みの左手薬指に指輪。板前と結婚したという。


 これで恭介の身辺整理完了。
 陽平に、いつもの焼鳥屋で報告するが、でもこうあっさり去って行
かれると、今までのつき合いはなんだったのか、という気にもなる、
と複雑な恭介。
 陽平は、あとは誠実に話をすればいいと章子を電話で呼び出す。
 慌てる恭介。


 章子がアパートから降りてくるところに、恭介が駆けてきて、陽平
は今、新しい女生徒付き合っている。自分は今まで付き合っていた女
性全部と別れた。だから付き合って欲しいという。
 「それがもし本当なら.....考えてもいいかも」と章子。

 でも、そこに真奈美がやってきて、見合相手を振ったという。
 キスに心がこもっていないから、と恭介の腕を取る。そして章子を、
「わたし、この人が離婚する前からのつき合いですから」と挑発。
 「ご心配なく。わたしはこの人のただの近所の人ですから」と言っ
て、章子はアパートに戻ってしまう。

 真奈美に腕を捕まれた恭介は、追うこともできない。
 そして、真奈美に、「泊まっていく」と言われ、恭介は陽平の部屋
に避難。

 陽平は、いままで言い思いをしてきたツケだと言う。
 「オレ、本命の女には振られる運命なのかも」と恭介。
 「そんなに彼女のこと、好きになってたのか!?」と陽平。
 「そうかも.....」と恭介。
 「また、『かも』かよ.....」と陽平。


 恭介が夏樹と電話で話しているところに美香がやってきた。
 恭介は、美香に今度宣伝部と合コンやりましょう、と誘われる。
 恭介の最後の言葉に心うたれた。やはり自分には、恭介しかいない
と言う。
 電話越しに会話を聞いて、あきれる夏樹。


 恭介は、シンガポールへ旅立つ娘・彩香(三浦成)を見送る。


 日曜日。
 紘子も佐久間家に来て、陽平、太一と三人で家の掃除。
 紘子が、掃除が終わったら休日なので、どこかに行きましょうと提
案。
 太一は、自分は友達との約束があるので、遠慮しておくという。

 その時、夏樹から電話。章子もいないのに、店が混んできてしまっ
たので、ヘルプを頼む、と。

 陽平は手伝いに行くと答える。今日、章子が店を休んだのも、自分
のせいだし、と言って不満顔の紘子をおいていく。


 彩香に恭介は、週二回は電話するという。そして、元妻に、彩香の
ことをくれぐれも、と頼む。
 彩香は搭乗口に向かう時振り向き、恭介は「いつまでも彩香のパパ
だよ」と言って涙ぐむ。

 そこにハンカチが差し出される。
 章子で、陽平から彩香を見送ると聞いた。そして、きっと泣いてい
るから、慰めて欲しいと言われたという。
 恭介はハンカチを受け取り、「君には本当にみっともないところば
かり.....」と言う。
 「じゃあ、見ないでおいてあげる」と章子。

 落ち着いた恭介は章子に、自分のことをなぜ.....と聞く。
 「好きな男が泣いてるの。放っておけないでしょ」と章子。
 「好きって.....オレのこと、信用できないって」と恭介。
 「陽平さんが、あいつのわたしを思う気持ちは本物だって。陽平さ
んのことは、信用している」と章子。
 「まあ、いっか」と恭介。

 屋上で飛行機を見送ると、恭介の頬に章子がキス。
 「あんなんじゃ、キスってわからないよ」と恭介。
 「だって、付き合うって決めてないもん」と章子。
 「別れるよ、絶対」と恭介は言うと、章子とキス。


 会社で恭介は、真奈美の「会いましょ」というメモを断り、美香の
合コンも断り.....でも、更に前に付き合っていて、大阪に転勤した
女性まで戻ってきてしまって.....


 紘子は、太一に野菜の切り方や、ジャガイモのむき方を教える。
 陽平は紘子との結婚を考えている。
 「もっといい女が現れるかもしれないぞ」と恭介。
 「かもな.....でも、彼女のように、オレのことを思ってくれる人
は」と陽平。

 陽平は恭介に、章子と付き合うならしっかりしろ、と言う。章子は
亡妻の次に真剣に好きになった人だし、彼女と付き合えるようになっ
たのは、自分の信用のおかげなのだから、と。

 恭介は、章子といると安心するわけがわかったという。章子が説教
する態度が、陽平とそっくり。則ち、最高の連れだと言う。

 その時、陽平に電話。
 夏樹がマンション前まで荷物を持ってきていた。
 陽平と恭介は駆け付け、妊婦なのだから、と夏樹に荷物を持たせな
いように手伝う。

 章子は恭介に、本当に別れてくれたのか、と迫る。
 恭介は、「明日には.....」と話を濁す。

 夏樹が、レンジのガスがつきにくくなっているし、電球も切れかけ
ているという。

 そこに太一と一緒に買い物から帰ってきた紘子が、「ウチの陽平さ
んは、何でも屋さんじゃないんですから」と言う。
 太一の、「ご近所づきあいは大切にしないと」と言う言葉もむなし
く、夏樹と紘子のにらみ合い。
 そこに、章子から責められた恭介も来て.....

 恭介は陽平と太一を連れ、男三人でいつもの焼鳥屋へ逃げ出す。
 追い掛ける紘子と夏樹と章子。


寸  評  平凡というか、何も起こらない最終回でしたね。別の味方をすれ
ば、最後までほのぼのとしたというか、だらだらしたというか、まっ
たりとしたというか.....というトーンのままで終わりました。
 陽平と紘子の結婚もないかもしれないですね。
 結局みんな、『お友達』、そして生活そのものはシングルが楽ちん、
とか.....

執 筆 者 鈴木(sumire_@anet.ne.jp)

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2. 編集後記
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 すっかり配信が遅くなってしまって、ご迷惑をおかけしました。申し訳あり
ません。
 今シーズン、『黒革の手帳』を担当することになりましたが、放送の無い週
が多く、『3年B組金八先生』だけの配信という時に、過去を振り返る時間が
得られています。
 これから、配信とホームページの整備に精を出したいと思っています。(鈴
木)

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発行元:ドラマ研究会
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