メルマガ:株式情報局
タイトル:【株式情報局ニュース】 2004/11/24大引け  2004/11/24


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株式情報局
2004/11/24大引け

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◆雪国まいたけ(1378) 788 +3 +0.38% 
12月31日現在の株式1株を1.3株に分割すると発表。先に米国にマイタケ生産のため
工場用地を取得、米国進出するこもと材料視。


◆住友石炭鉱業(1503) 149 +8 +5.67% 
2004年9月中間連結決算は売上高が302億9000万円(前年同期比10.7%減)、経常利益が
4億300万円(前年同期は2億8700万円の赤字)、当期純利益が8億6000万円(同800万円
の黒字)。2005年3月期は売上高が520億円(前期比31.1%減)、経常利益9億円(同62.7%
増)、当期純利益13億円(同89.8%増)を見込む。


◆三井松島(1518) 289 +24 +9.06% 
中間決算を発表、通期経常利益は17億円予想から22億円に上方修正。業績上ぶれ期
待は高かったものの、特別利益の計上もあって、PER水準の割安感も目立つ。ま
た、三井鉱山に対する新日鉄の出資検討報道もあって石炭業界の存在感が高まる。


◆国際石油開発(1604) 541,000 +3,000 +0.56% 
業績への影響が大きい原油市況は一頃に比べて落ち着きを見せているものの、
WTIで50ドルを回復するなど、なお強調展開が続く。今期業績は原油1バレル30ド
ルを前提に予想されているが、1ドル市況が上昇すると利益を20億円押上げる。東証
1部上場銘柄は上場の1ヵ月後にTOPIXの算出対象になり、組入需要を見越した
目先狙いの資金も入って、株価は上場後しばらく上伸するケースが多い。


◆戸田建設(1860) 457 +2 +0.44% 
9月中間決算は連結純利益が前年同期比6.9倍の15億3200万円に増加。今3月期の同利
益予想は減損会計の早期適用による特損計上が響いて従来予想の70億円から64億円
に下方修正したが、本業の回復は順調との見方が広がる。来期減益の公算が強まる
銘柄が少なくない中で、増益の可能性が高く買い安心感。


◆協和エクシオ(1951) 893 +7 +0.79% 
東海東京調査センターが取り上げたことが手がかり材料。その中で、一般的な固定
網の設備投資のうち工事費の比率は、総投資額の3〜4割程度を占める。NTTの光
ファイバーを使った次世代ネットワーク構築は、関連業界に大きなメリットを生じ
ようとしていた。受注高の増加から、当面も堅調な業績が期待。


◆森永製菓(2201) 234 +2 +0.86% 
2004年9月中間連結決算は売上高が883億9500万円(前年同期比5.9%増)、経常利益が
39億3500万円(同55.4%増)、当期純利益が19億1500万円(同3.9倍)。2005年3月期は売
上高が1768億円(前期比2.1%増)、経常利益82億円(同28.2%増)、当期純利益41億円
(同82.3%増)を見込む。


◆明治乳業(2261) 604 -7 -1.15% 
UFJつばさ証券は「Bから「C」に引下げ。会社側が上期の増額修正を受けて、
下期計画を据置き、通期で増額修正としていたが、既に下期2ヶ月弱の経過で目標達
成は厳しい状況、来期増益見通しが、一転横ばいから、若干減益の可能性。


◆サイトサポート(2386) 3,890 +30 +0.78% 
三菱証券は「A」を継続。価格競争は厳しくなるが、大手集中の業界ネットワーク
化進展で高い成長を維持できる。また、PERは05年3月期会社予想ベースで30倍程
度と割安感。


◆日清オイリオ(2602)  467 +16 +3.55% 
2004年9月中間期と2005年3月通期の業績予想を修正。3月期通期の連結経常利益は前
期比2.3倍の44億円になる見通しで、従来予想(35億円)からの上方修正を好感した買
いが入った。三営業日続落で株価は4.4%下落していただけに、自律反発期待が高
まった。一方、国内配合飼料の需要減や中国産を中心とした安価な大豆かすの輸入
増加を受け、売上高見通しは2170億円と従来予想(2390億円)から下方修正。


◆まんだらけ(2652) 494,000 -51,000 -9.36% 
利益予想の下方修正を嫌気。04年9月期は売上高が予想を上回るものの、経常利益並
びに最終利益が予想を下回る見通し。既存店が好調に推移していただけに、下方修
正はネガティブ・サプライズ。


◆FTコミュ(2763) 601,000 -100,000 -14.27% 
2004年9月中間決算を発表。連結経常利益が前年同期単独比21%増の8億5000万円と、
従来予想の10億円を下回った。IP電話関連の銘柄として高成長への期待から人気
を集めてきたため、失望売り誘う。


◆味の素(2802) 1,176 +7 +0.60% 
野村証は「2」を継続。リジン市況の下落リスクは株価に織り込み済み。また、コス
ト競争力の強化と健康分野での売り上げの高成長が見込まれる点に注目。


◆JT(2914) 961,000 +20,000 +2.13% 
メリルは「買い」継続で、目標株価を123万円から131万円に引上げ。株価の上昇は
続いているものの、EV/EBITDAなどのバリュエーションはまだ割安だと見
る。フリーキャッシュフローは年間1900億円にのぼるが、今後さらに成長する余地
を残している、本業の収益力強化により、強いバランスシートがさらに強まる見通
し。


◆中央毛織(3207) 341 +11 +3.33% 
不動産事業展開を評価した海外ファンド買いの観測から11月18日に453円まで急伸し
たあと下落、25日移動平均線近くまで下げたことから押し目買いが入ってきた格好。


◆三井鉱山(3315) 422 +23 +5.76% 
米鉄鋼大手、ISG会長で、その大株主の再生ファンド、WLロスの創業者である
ウィルバー・ロス氏のインタビューが掲載され、三井鉱山が持つ石炭調達ルートは
魅力などと買収に意欲的な発言をしていることが材料視。また、染色技術やデザイ
ン力に優れた日本の繊維会社にも興味があるとも述べる。今度は新日鉄は三井鉱山
に出資することを検討とのニュースが流れ人気が盛り上がる。


◆チップワンストップ(3343) 1,360,000 +30,000 +2.26% 
12月末割当で1対2の株式分割を実施すると発表。


◆アルファ(3434) 4,700 +500 +11.90% 
好業績の中小型株として物色。先週発表された中間業績は、経常利益が73%増益と好
調、通期でも35億円予想から44億円に引き上げられている。UBSは一昨日に
「BUY」、目標株価5300円を継続。


◆セーレン(3569) 714 +22 +3.18% 
UFJつばさは「A+」を継続。海外の自動車シート地中心に、順調に利益拡大。い
よいよ離陸の可能性が高まる。


◆東海染工(3577) 218 +17 +8.46% 
10月28日付で立花証券が強気とするレポートを出し、注目されたと見られる。10月
20日に今3月期9月中間期の連結経常利益を従来計画の2500万円の赤字に対して2900
万円の黒字に上方修正。


◆アーティストハウス(3716) 404,000 +50,000 +14.12% 
国内初の知財信託が登場との報道。住友信託と契約し、住友信託が映画ソフトの販
売権を信託財産として受託、小口化して投資家に転売するとの内容。保有資産の活
用や総資産の圧縮効果などのメリットが報じられており、ポジティブに受止められ
る。映画やアニメなどのコンテンツを対象とした知的財産信託は国内で初めて。
2005年5月期の連結最終損益は9億8500万円の赤字になる見通しだが、収益力の回復
につながるとの期待誘う。


◆アプリックス(3727) 2,340,000 +140,000 +6.36% 
ACCESS(4813)の株価が韓国サムスン電子との提携をきっかけに上昇基調にあ
り、つれ高する格好。12日にアラビア語など右から左へ書く言語に対応した携帯向
けソフトを開発したと発表するなど、海外市場の開拓を進めている。海外での事業
展開拡大に対する期待が高い。


◆テレパーク(3738) 335,000 +1,000 +0.30% 
立花証は参考銘柄として取り上げる。今期はマイライン関係の需要も盛り上がって
おり、業績は強含み。


◆王子製紙(3861) 616 +6 +0.98% 
三菱証は紙・パルプセクター判断「OVERWEIGHT」を継続。また、個別では、今期に
連結経常利益で過去最高益の更新ができる同社の株価判断「A」を継続。


◆東ソー(4042) 439 -1 -0.23% 
みずほは「1」継続で目標株価を640円から700円に引上げ。機能商品の着実な増益維
持から今期以降の業績を上方修正。一方、モルガンは総合化学セクターの「IL」
に引下げ、石油化学の採算改善局面が終焉に近づいてきている。


◆セントラル硝子(4044) 699 -5 -0.71% 
UFJつばさは「A」を継続。通期会社計画の達成は可能との見方を継続。UFJ
つばさ来期予想PERは12倍であり、14倍の795円まで評価余地ある。


◆ダイソー(4046) 287 +7 +2.50% 
2004年9月中間期の連結純利益が前年同期の約2倍の5億900万円と従来予想を1億900
万円上回った。11日に272円の直近安値を付けた後、底堅く推移していたことも買い
安心感。25日移動平均(289円)を上回った水準を維持できるかが目先の焦点。


◆信越化学工業(4063) 4,070 -40 -0.97% 
ドイツ証券は、上期実績の上振れや直近での米塩ビ市況のさらなる上昇に伴う有
機・無機化学品部門の収益上乗せを背景に、EPS予想を増額修正。投資評価は
「Buy」継続。


◆三井化学(4183) 525 -2 -0.38% 
大和は新規「2」。原料価格高騰という厳しい外部環境を跳ね除けての大幅増益を評
価。減損会計早期適用により、来期以降の特損計上リスク払拭もポジティブに評価。
目標株価は650円。


◆ダヴィンチ(4314) 116,000 +9,000 +8.41% 
日興シティによる目標株価の引き上げを観測。中期EPS成長率予想を28%から30%
に上方修正し、目標株価を13.8万円から16.8万円に引き上げ、「1H」を継続。


◆塩野義製薬(4507) 1,506 +105 +7.49% 
GSは投資推奨銘柄に新規採用。目標株価は2350円。塩野義が創薬し、アストラゼ
ネカ社が販売している高コレステロール血症治療薬「クレストール」の安全性に関
する懸念から、2日続落で20%も下落していた。また、FDAはクレストールに対す
る安全性への懸念を否定するコメントを発表したことで、買い戻しの動きが広がっ
た。ドイツ証券は、過剰反応した株価下落の戻りが期待できるうえ、今後のクレス
トールのロイヤルティー収入の伸びが収益押し上げに貢献すると指摘。ただ、中長
期的には、クレストールへの依存度が高まるなか、次の新薬が出てくるかがポイン
トになる。


◆アンジェスMG(4563) 524,000 -6,000 -1.13% 
HGF遺伝子治療薬について、虚血性心疾患領域において米国でフェーズ1試験が開
始されたと発表。HGF遺伝子治療薬は血管新生作用があり、末梢性血管疾患領域
では国内でフェーズ3試験を実施中。虚血性心疾患の患者数は国内で約10万人、米国
で約180万人と推計される。


◆トウペ(4614) 187 +42 +28.97% 
とりわけ目新しい材料は見当たらず、低位材料株人気が盛り上がる中で、値動きの
良さから目先狙いの資金を集める。本日はツカモトやホウスイ、東海染工など理由
付けのできにくい銘柄の上昇が目立つ。明日に決算発表を予定。


◆ワタベウェディング(4696) 2,285 -100 -4.19% 
引き続き150万株の公募増資と20万株を上限とするオーバーアロットメントによる売
り出しを嫌気。紀宮さま婚約内定でブライダル関連株として人気化したものの、株
価は人気化する以前の水準を大きく割り込むほど下落。


◆もしもしホットライン(4708) 8,960 +110 +1.24% 
UBS証券は新規「買い」に設定。目標株価は1万1500円。日本テレコムは、04年12
月にNTTより250円安い月額基本料金で、割安固定電話サービスを開始。通信業界
の価格競争に伴い、新規顧客の獲得と既存顧客流出を防止するための競争が激化し、
新しい需要が生まれるだろう、来年には売上高の増加が見込まれ、連結経常利益率
は04年度予想の11.1%から、06年度には12.7%に改善するだろう。


◆ウィン(4710) 73 +2 +2.82% 
2004年9月期の単独決算で、通期経常損益は1億3000万円の黒字(前期は11億5200万円
の赤字)に転換する見通し。2005年3月期末に2円配(中間期は無配)を実施することも
公表し、2000年3月期末以来、5期ぶりの復配が買い手掛かりになる。ただ、信用買
い残は高水準で上値では戻り待ちの売りが出やすい。


◆バリューJ(4759) 445,000 +50,000 +12.66% 
1:100の株式分割に伴う権利付き最終売買日を迎え、権利取りの動きが活発化。こ
れまでライブドア(4753)やゼクー(2758)が株式100分割を実施して、直後に株価が急
騰した経緯。あす25日に10分割の権利落ち日を迎える日エンター(4829)も堅調に推
移。


◆オリコン(4800) 325,000 -50,000 -13.33% 
中間決算発表を受け、失望感が生じる。04年9月中間期は増収となったものの、経常
利益が前年同期比77.3%減となるなど、大幅な減益。四季報では減益を予想していた
ものの、想定以上の減益幅の大きさが失望感につながる。


◆サイバード(4823) 128,000 +8,000 +6.67% 
2004年度中間期決算と通期見通しの修正を発表。連結売上高が前年比24%増の61億
7000万円。中間連結純利益は、同社所有のKLab株式会社株式の一部譲渡に伴う
売却益計上により、10億3700万円の黒字転換。通期見通しについても、同様の理由
で、当期純利益を従来見通しの3億5000万円から12億5000万円へと引上げ。


◆日本エンター(4829) 658,000 +100,000 +17.92% 
11月末割当で株式分割(1株を10株)を予定、明日25日は権利落ち日。分割幅が大きい
ため、新株が還流する1月20日(効力発生日)までは需給関係がタイトになり、株価が
上昇しやすいとの読みがはたらいている。また、このところACCESSやイン
デックス、アプリックスなど携帯関連の主要銘柄の足取りが強さを取り戻しつつあ
ることも後押し。


◆デイ・シイ(5234) 272 +11 +4.21% 
低位材料株物色の流れを背景に特定筋の買いが入ってきたとの思惑。2005年3月期は
中央商事との合併効果や金融収支改善から21%増収、38%経常増益予想と業績面での
安心感。


◆日本冶金工業(5480) 455 +6 +1.34% 
2004年9月中間連結決算は売上高が739億5900万円(前年同期比29.9%増)、経常利益が
75億5900万円(同3.0倍)、当期純利益が64億2600万円(同3.3倍)。原材料高騰による
コスト増加を吸収して大幅な増収増益になる。2005年3月期は売上高が1520億円(前
期比25.2%増)、経常利益140億円(同2.5倍)、当期純利益100億円(同2.3倍)を見込む。


◆日本製箔(5739) 250 +7 +2.88% 
フレキシブルブリント配線板向け特殊はくなどの好調、原価軽減効果から2005年3月
期は決算期変更だが実質大幅な経常増益、復配が予想されており、低位材料株物色
の流れに乗って買いを集め出す。


◆コマツ(6301) 695 +8 +1.16% 
GSは、訪問取材などを踏まえ、業績予想を上方修正。また、米キャタピラー株に
対し、コマツ、日立建機に出遅れ感強まる。


◆加地テック(6391) 305 +15 +5.17% 
22日に、10月27日の戻り高値290円を上回ったことで、値動きが良くなるとみた買い
が入る。2005年3月期は増収増益の見通しで、業績は回復基調。燃料電池自動車に水
素ガスを最大110メガパスカルと世界最高の圧力で充てんできる水素圧縮機を既に開
発しており、その将来性への期待も根強い。


◆JUKI(6440) 350 +7 +2.04% 
2004年9月中間連結決算は売上高が669億6200万円(前年同期比13.6%増)、経常利益が
50億7900万円(同6.5倍)、当期純利益が19億400万円(同37.2%増)。2005年3月期は売
上高が1300億円(前期比7.8%増)、経常利益82億円(同2.1倍)、当期純利益45億円(同
5.2倍)を見込む。


◆日東工業(6651) 950 +40 +4.40% 
トヨタをはじめ中部企業の業績拡大が続いているが、19日発表の中間決算も好調に
推移、今期は年間配当が20円となり、前期比4円の増配となる予定。借金なしの強い
財務基盤を背景に、株主への利益還元に積極的な同社の姿勢が高評価。


◆オプトエレクトロニクス(6664) 2,010 +40 +2.03% 
11月17日に公開価格1600円に対して1850円初値を付けた。2004年11月期の連結経常
利益が前期比66%増の10億円になる見通し。バーコード読み取り装置などの販売が好
調で、従来予想の7億円を大きく上回ったことを好感。17日に新規上場したばかりで、
上場4日目の上方修正発表に成長期待が高まる。


◆YOZAN(6830)  21,700 +2,000 +10.15% 
高取直社長が無担保CBを株式に転換したことから、高取氏が筆頭株主(40%)になっ
たとともにCBの株式への転換で同社の株主資本が65億円増強され、9月末時点での
約10億円の債務超過を解消した。


◆半導体製造装置株
アドテスト(6857) 7,650 -50 -0.65% 
東京エレク(8035) 5,720 +40 +0.70% 
米国市場でCSFBが米インテルの「買い」から「売り」へと引下げたことが懸念
材料視。前日のナスダック市場では米インテルの株価は前日比0.06ドル安(0.21%)の
27.99ドルで取引を終えている。


◆東京カソード研究所(6868) 1,160 +110 +10.48% 
液晶バックライト向けのモリブデン電極を増産するとの報道が材料視。同製品の売
上高に関して、06年3月期に今期予想比2.4倍の36億円を見込むと報じられており、
大幅増収につながるとの見方。


◆光波(6876) 1,590 --- 0.00% 
三菱証券は、焦点の高輝度白色LEDの補助光源の受注始まるも、楽観は出来ない
模様と題するレポートをリリース。通期業績に関しては、大きな下振れは無さそう
だが、従来掲げていた2006/3期売上高200億円の中期計画に関しては未達の公算が高
い。


◆OBARA(6877) 1,950 -110 -5.34% 
04年9月期実績は大幅な増収増益ととなったものの、05年9月期の見通しについては
減収並びに経常減益。新光証券では会社予想は保守的と判断、割安感から「1」を継
続。


◆日本電産コパル電子(6883)  2,600 +190 +7.88% 
大和が新規に「1」。目標株価は3700円。中期的な成長シナリオを描けること、バ
リュエーションの割安感を評価。リアプロ向けカラーホイールモーターの本格寄与
を今後期待。今後3年間の営業利益成長率は平均30%と予想。


◆ジオマテック(6907) 1,800 -60 -3.23% 
中国にリアプロジェクションTV向け光学機器用部品の工場を建設すると発表。収
益環境の先行き不透明感から上値を追う動きは限定的。2005年3月期の連結経常利益
が前期比24%減の27億円になる見通しと、従来予想の39億5000万円から下方修正。携
帯電話市場の拡大が一服し、携帯向け液晶基板の受注が減少することへの懸念が強
まる。


◆オプテックス(6914) 2,005 +27 +1.37% 
野村証は「3」でカバレッジを開始。05/12期の大幅利益成長を予想。防犯用製品が
伸びて、業績をけん引すると想定。


◆NEOMAX(6975) 1,800 +101 +5.94% 
海外機関投資家とみられる買いが優勢。特段、目新しい好材料が出たわけではなく、
調整一巡感から買い直される。米株式相場や為替相場が落ち着いた動きになってい
るのも買い安心感。22日に1681円の直近安値を付け、15日の戻り高値1842円に比べ
た下落率は約9%に達した後、値ごろ感から押し目買いが入りやすい。


◆日東電工(6988) 5,150 -30 -0.58% 
GSは、2005年のLCDパネル需要の大幅改善見通しからLCD業界に対しての見
方を強気スタンスに転換したとの観測。LCD銘柄として注目。


◆トヨタ自動車(7203) 3,910 +10 +0.26% 
独ポルシェが、「プリウス」に搭載されているハイブリッド技術の供与を求めてき
たことが明らかになったと報じる。この打診にトヨタは前向きで、近く交渉に入る。


◆日野自動車(7205) 688 +11 +1.62% 
三菱ふそうが新たに6万台をリコール、対象車の販売を停止。トラックメーカー大手
である同社などには一段の需要シフトが見込まれる展開にもなる。


◆日産ディーゼル工業(7210) 505 -3 -0.59% 
2005年3月期経常利益が前期比41%増の270億円、7期ぶり復配見通し、大型トラック
をフルモデルチェンジし新車名「クオン」として発売、次世代の排ガス規制トラッ
ク展開を材料に全員参加型相場に発進している。


◆東京部品工業(7277) 366 +2 +0.55% 
2004年9月中間連結決算は売上高が169億100万円(前年同期比6.9%増)、経常利益が10
億8300万円(同0.2%増)、当期純利益が12億5400万円(同67.9%増)。前期の排ガス規制
強化による需要増が一巡して普通トラックの国内登録台数は14%減少したが、トラッ
クメーカー各社のアジア向け輸出が拡大。2005年3月期は売上高が335億円(前期比
2.7%増)、経常利益22億円(同8.2%減)、当期純利益22億円(同44.1%増)を見込む。単
体では当中間期で累損を解消。期末には5円復配する方針。


◆ホクシン(7897) 219 -35 -13.78% 
貸借取引申込停止措置実施が売り材料、今後の取り組み妙味後退を懸念する動き。
ここ2営業日で90円の上昇となっており、過熱警戒感も高まりやすい状況。


◆ヤマハ(7951) 1,461 -3 -0.20% 
岡三証は「中立」から「やや弱気」へ引下げ。会社計画では着メロチップの見通し
に変更はなかったが、音楽やAV・ITなどで見通しを引下げ、市場環境の悪化を
警戒。


◆リンテック(7966) 1,420 +27 +1.94% 
UFJつばさは「A+」を継続。今下期の会社計画は引き続きコンサバティブ。来期
予想PER15倍の2000円を目標株価。


◆ツカモトコーポレーション(8025) 244 +50 +25.77% 
円高進行など相場の先行きに不透明感が強まるなか、再び値動きの軽い低位株に資
金を向ける。今年7月にも急騰して高値260円を付けた。短期急騰の習性のある銘柄
として知られ、97年には高値1080円、90年には3120円の上場来高値を付けた経緯。
2004年9月中間期の連結経常利益が前年同期比4%減の6億3000万円になったと発表。
従来予想(6億5000万円)から小幅に下方修正したが、これを嫌気した動きはみられな
い。


◆三井物産(8031) 855 -56 -6.15% 
ディーゼル車規制用に販売した排ガス浄化装置排ガス浄化装置の試験データに関し
て虚偽のデータを作成し、東京都に申告してことを発表。東京都では既に能力の裏
づけのない同社の浄化装置を付けたトラック・バスの保有者、5000台分に対して合
計18億円の補助金を支出しており、今後、東京都は法令違反が認められた場合には
同社に対して法的措置も検討。GS証券は、「OP」から「IL」へと引下げ、投
資推奨銘柄(CIL)から削除。


◆日本ユニシス(8056) 941 +46 +5.14% 
大和総研は「4」から「2」に2段階引上げ。妥当株価は928円〜982円。見直しの理由
として、中間期業績で新規分野向けの受注伸長が確認できた、サービス事業の粗利
益率低下に歯止めが掛かりつつある、今後定年退職者が増加することによって中長
期で人件費が削減される、などを挙げた。


◆百貨店株
伊勢丹  (8238) 1,206 +10 +0.84% 
丸井   (8252) 1,399 -3 -0.21% 
イオン  (8267) 1,745 -36 -2.02% 
イトヨーカ(8264) 4,060 -20 -0.49% 
10月の全国百貨店売上高は前年同月比3.5%減の6507億円となり、8カ月連続で前年実
績を下回った。全国の売上高減少も予想されていたとして大きく売り込む材料には
なっていない。ただ、依然事業環境の厳しさは続いているとして、百貨店株に積極
的な買いを入れる状況にはない。


◆三井トラスト(8309) 785 +8 +1.03% 
今年度内に劣後債と劣後ローンを柱に1000億円規模の資本調達に踏み切る方針を固
めた。6000億円強に上る公的資金の一部返済が目的といい、経営の自由度を高める
方針を好感した買いが入った。財務体質の改善は進んでおり、今後、本業の収益力
を強化する施策を打ち出せれば、4月に付けた年初来高値(873円)を上回ることもあ
りうる。


◆三井住友FG(8316) 707,000 +5,000 +0.71% 
2004年9月中間決算を発表。不良債権比率が4.4%に低下、2005年3月末が期限となっ
ている2002年3月期比での半減目標を半年前倒しで達成。来期以降の収益拡大が見込
め、不安定な為替相場の影響を受けにくい内需関連として大手銀行株に物色の矛先
が向かっている。2004年9月中間決算については、不良債権処理から収益力の向上に
経営の軸足が移る中、戦略の違いが決算に反映し始め、下期以降は大手行間の格差
はさらに開く。


◆千葉銀行(8331) 669 -11 -1.62% 
メリルリンチは「買い」、740円の目標株価を継続。貸出金平残が、実質増加に転じ
たことはポジティブに評価。


◆住友信託(8403) 683 +9 +1.34% 
2004年9月中間決算、2005年3月期通期の業績予想を上方修正。通期の連結純利益は
前期比7%増の850億円と従来予想を150億円上回る見通し。今期の年間配当を10円(中
間期末はゼロ、期末10円)とし、当初予想から4円引き上げるとしたことも支援材料。
前期は6円(中間期末はゼロ、期末6円)。


◆三菱地所(8802) 1,195 -4 -0.33% 
新築の大幅上昇により、オフィス賃料が東京で底入れしているとの報道がプラス材
料とされる。空室率の改善傾向の次は賃料の上昇に焦点が当たっていた。


◆住友不動産(8830) 1,240 +11 +0.90% 
新築の大幅上昇により、オフィス賃料が東京で底入れしているとの報道がプラス材
料。空室率の改善傾向の次は賃料の上昇に焦点が当たっていた。大手不動産は総じ
て底堅い動き。


◆飯田産業(8880) 2,265 -175 -7.17% 
10月中間期と2005年4月通期の連結業績予想の下方修正を発表。通期では売上高を従
来の1215億7800万円から1115億円(前期比9%増)に、当期純利益で66億2000万円から
60億4300万円(同5%増)にそれぞれ減額。2月に付けた年初来安値が接近してきたが、
押し目買いの動きは限定的で個人投資家中心の見切り売りに押される。


◆パシフィックマネジメント(8902) 439,000 -10,000 -2.23% 
日興シティは、業績予想を上方修正。中期EPS成長率予想を前回の25%から29%に
引上げ。ターゲットプライスは58.7万円から60.8万円に。投資評価は「1H」を継続。


◆東武(9001) 385 +2 +0.52% 
2004年9月中間決算、2005年3月期通期の業績予想を下方修正。通期の連結経常利益
見通しは前期比4.6%減の250億円と従来予想を10億円下回った。市場では特に悪材料
視されていない。


◆近鉄(9041) 337 +5 +1.51% 
2004年9月中間期の連結経常利益が前年同期比二倍の218億3700万円になる。従来予
想(160億円)からの大幅上方修正を好感。一方、売上高は7%減の5950億円と従来予想
(6000億円)から下方修正。プロ野球事業から事実上撤退することが決まっており、
これまで経営の重荷になってきたレジャー・サービス部門の採算改善が見込まれる。


◆ヤマト運輸(9064) 1,494 +14 +0.95% 
1367万5000株の株式売出しを実施すると発表。売出し価格の決定日は12月6〜9日ま
でのいずれかの日。放出元は明治安田生命1167万5000株、三井住友銀行200万株。


◆西濃運(9076) 916 +6 +0.66% 
2004年9月中間決算を発表。連結経常利益は前年同期比1.3%減の97億5600万円。2005
年3月期通期の連結経常利益が前期比3%減の220億円になる見通し。期初予想(230億
円)を下方修正。主力の輸送事業では、国内貨物の運送量回復が期待されるものの、
原油価格高騰に伴う燃料価格の上昇が収益を圧迫する。


◆大手海運株
日本郵船(9101) 528 +14 +2.72% 
商船三井(9104) 617 +27 +4.58% 
川崎汽船(9107) 649 +9 +1.41% 
22日までの下落によって割安感が強まった。各社の収入は大半がドル建てであるた
め、円高・ドル安は来期の大幅減益につながりかねないとの見方などから、売られ
てきたが、郵船と商船三井は10月上旬の年初来高値から11月22日の安値までともに
15%超下落。川崎汽は同期間に22%も下落していた。3社は今3月期に年間15円配当を
行う方針で、郵船などの配当利回りは3%近くまで上昇。


◆イーアクセス(9427) 106,000 -2,000 -1.85% 
きょう東証マザーズから東証1部に変更。マザーズ市場での最後の売買終値(10万
8000円)に比べ1000円高い10万9000円で始まった。17日に東証から市場変更の承認を
受け、その後の三営業日で株価は約14%上昇していただけに、上値では利益確定売り
が出る。市場変更時に公募増資や売り出しは実施していない。


◆東宝(9602) 1,625 +22 +1.37% 
20日に公開した「ハウルの動く城」が、公開2日で日本映画史上最高の約15億円の興
行収入を上げた。ハウルの公開2日間の収入は「千と千尋」の約1.4倍に達し、収益
への貢献が期待。東宝では「興行収入500億円を目指す」と強気。為替相場の変動を
受けにくい内需関連株として、投資家の関心を誘った面。


◆スクウェア・エニックス(9684) 3,000 +35 +1.18% 
UFJつばさは「A」を継続。2005年3月期の会社計画は保守的な数字とみる。通期
も増額修正されると予想。


◆カプコン(9697) 974 +30 +3.18% 
売られ過ぎと見た向きの買いが続く。CSFBは通期業績予想は達成困難との見方
から、「UNDERPERFORM」、ターゲット800円を継続。


◆ニチイ学館(9792) 3,020 +45 +1.51% 
9月中間決算は、連結経常利益が前年度比67.9%減の21億6500万円にとどまるなどの
減益決算となっており、これを受けて失望売りが先行。


◆なが多(9822) 38 +5 +15.15% 
2005年2月1日付で資本の額82億7349万6550円を65億7349万6550円に減資すると発表
したが、会計上の減資で株主責任を問わない減資であることを好感、目先筋の売買
が活発。


◆アイ・テック(9964) 1,500 +40 +2.74% 
今3月期の連結経常利益を従来計画の41億円に対して47億5000万円(前期比82.4%増)
に増額修正。売上高は490億円計画に対して516億円(同44.0%増)に修正。9月中間期
の売上高は48.8%増の248億円、経常利益2.8倍増の27億円。





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◆指標
日経225 10,872.33 +22.94 
日経300 210.36 +0.16 
TOPIX 1,090.93 +1.16 
日経ジャスダック平均 1,683.53 +4.13 
日経225先物期近 10,860 +30 

外資系証券、売りが3930万株、買いが3400万株で、差し引き530万株の売り越し。





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●9月の第3次産業活動指数[経済産業省]
前月比0.1%の上昇。上昇した業種はサービス業、飲食店、宿泊業、情報通信業、運
輸業、電気・ガスなどで、低下した業種は卸・小売業、不動産業、金融・保険業な
どだった。7─9月期の第3次産業活動指数は前期比0.4%の低下。一方、9月の全産業
活動指数は、前月比0.1%の低下だった。7─9月期の全産業活動指数は前期比0.3%の
低下。



●10月の全国チェーンストア総販売額。
店舗調整後で前年比4.1%減の1兆1929億8436万円となり、8カ月連続で前年実績を下
回った。10月は、相次ぐ台風の上陸に加え、雨の日が多かった影響もあり、衣料品
を中心に売り上げが苦戦した。品目別では、食料品が前年比1.3%減、衣料品が同
13.2%減、日用雑貨などの住関品が同6.2%減。






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