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【CONTENTS】 ■鹿砦社第2弾<アルゼ本>『アルゼ王国はスキャンダルの総合商社』の「出版禁止の仮処分」に対する異議申し立てが却下! 当然ながら「保全抗告状」を提出!! ―――――――――――――――――――――――――――――――― ■鹿砦社第2弾<アルゼ本>『アルゼ王国はスキャンダルの総合商社』の「出版禁止の仮処分」に対する異議申し立てが却下! 当然ながら「保全抗告状」を提出!! ―――――――――――――――――――――――――――――――― 神戸地方裁判所尼崎支部より小社第2弾<アルゼ本>『アルゼ王国はスキャンダルの総合商社』に対して昨年10月に下された「出版禁止仮処分」決定に対し、われわれは本年6月に「保全異議申立」を行った。その後両者に対して審尋が行われたものの、10月29日に、神戸地裁尼崎支部が改めて仮処分決定を認可する決定を下した。 この本の「出版禁止仮処分」に対してわれわれが異議申し立てを行った背景には、第3弾『アルゼ王国の崩壊』に対する同仮処分が却下になったことがある。こちらの第3弾書籍が仮処分申請を受けた時には、あの『週刊文春』差し止め事件があり、「報道の自由」や「表現の自由」に対して世間的な注目が集まっていた。時期がそれに重なっていたので、対応する形で神戸地裁尼崎支部は第3弾の発売禁止仮処分を却下した(と思われる)。この時には、われわれも時流に即したその姿勢を評価し、数々の因縁がある同支部に対する考えを改めようかと思ったところであったが、やはり何も変わってはいなかったようだ。 というわけで、11月19日、われわれは大阪高裁に対し「保全抗告状」を提出した。われわれの主張についてはこれまでと全く変わらない。アルゼ株式会社、岡田和生、及び及川麻子はあくまで公的存在であり、プライバシーは制限される。『アルゼ王国はスキャンダルの総合商社』で述べられている事実は十分に真実である。そして、本件仮処分については何が問題でその決定に至ったのかの十分な説明がなされていないし、相当の理由がない。それだけである。 結局のところ、「言論の自由」「報道の自由」や「表現の自由」に対する抑圧はわれわれのような<か弱い><小さな><地方の>出版社を、誰も見ていないところで叩くことによって始まるのだ。それは、世間で大きな話題になった、かの「松文館“わいせつ”裁判」事件が、彼らが<エロ>で<マンガ>だから容易に「表現の自由」を規制できたというのと同じである(同裁判については、一審で松文館が敗訴したものの、即時控訴し、現在控訴審で争っている。われわれは彼らについて『スキャンダル大戦争』4号と5号で報じ、それが名誉毀損であるとされ、争っているが、この「“わいせつ”裁判」については評価しているつもりである)。 いずれにしても、われわれはアルゼに対し、徹底抗戦する所存であるし、負ける気もしていない。読者の皆様には、さらなる注目をお願いする。 □本家『鹿砦社通信』もご一読を! 鹿砦社HP(http://www.rokusaisha.com/) 当社代表・松岡の青春グラフィティ「われわれの内なる<1970年代>」の連載が好評です。鹿砦社ホームページの「甲子園村だより」にて公開しています。 ===================================== 『スキャンダル大戦争9』 鹿砦社編集部=編 11月25日発売! 定価:本体950円+税 A5判/160頁/並製 真にタブーなきメディアを目指す、闘うラジカル・スキャンダルマガジン! 被害者多数の“カリスマ占い師”細木数子 本当に「地獄に落ちる」のは一体誰か!?/世直し!ドキュメント ナベツネの首を獲った男“行動派右翼団体”正氣塾インタビュー/【小特集】『週刊新潮』VS創価学会 仁義なき戦い/崖っ淵の社会的犯罪企業「アルゼ」に未来はあるのか?/老舗メーカーの脱退、「倫理団体」の乱立…… アダルトビデオ業界の“本当の仕組み”が見えてきた!/冊誌『日蓮大聖人に背く日本は必ず滅ぶ』を全国にばらまくカルト教団「富士大石寺顕正会」と佐川急便の怪しい関係/伝説の「トップ屋」梶山季之の死の真相と不肖の門下生・恩田貢の罪と罰/ハリウッド最大の悲劇 保安処分・精神病院送りでスター生命を絶たれた伝説の女優フランシス・ファーマー/阪神タイガース・渡辺省三スカウト変死事件 渡辺直子さんによる背信と誹謗中傷について 『アルゼ王国の崩壊』 松岡利康&特別取材班=著 定価:本体1400円+税 四六判/224頁/上製 かつて、わが国のパチスロのシェア50%を誇り、有力政治家や「K−1」などの スポンサーとして名高い社会的問題企業「アルゼ」の断末魔の実態を暴く!! 初めて明かされる名門「松竹」との訴訟沙汰、新年早々完敗した大型著作権訴訟、 死活を賭けたラスベガス・カジノ構想など、力による報復をはねのけ、地を這う 取材を元にみたび世に問う執念の社会問題書!! ■メルマガ版鹿砦社通信 2004/11/24号■ お問い合わせ、情報提供はこちらまで! E-mail: nakagawa@rokusaisha.com URL: http://www.rokusaisha.com/ |