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タイトル:Daily Drama Express 2004/11/12 3年B組金八先生 (5)  2004/11/19


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2004/11/12 (Fri) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.金曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 金曜日の連続ドラマ
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タイトル 3年B組金八先生
局  名 TBS系
放映日時 金曜22時
キャスト 坂本金八(武田鉄矢)
 坂本乙女(星野真里)
 坂本幸作(佐藤泰臣)
 花子先生(小西美帆)
 小林先生(黒川恭祐)
 遠藤先生(山崎銀之丞)
 和田教育長(長谷川哲夫)
脚  本 小山内美江子

あらすじ  第5話 「踊れ!魂のソーラン」

 3Bのみんなは鞄を持って、土手に座っていた.....

 麻田玲子(福田沙紀)が「内申書に『授業ボイコット』って書かれ
たらどうするの!?」と言いだし、みんな動揺する。
 その中、飯島弥生(岩田さゆり)は、「先生のとこ、行く。ここ、
寒い」と歩き出し、他の生徒達もなし崩し的に教室に戻っていく。

 だが、3Bに坂本金八(武田鉄矢)の姿はない。


 夜、金八は布団の中で1人、眠れずにいた。
 龍馬の写真を見上げ、「今までのやりかたじゃ、ダメじゃ。ダメな
んですよね」とつぶやく。


 翌朝、狩野伸太郎(濱田岳)は、生徒がボイコットしたら担任は恥
ずかしくて学校来られないな、と言っているが、金八が歩いてきて、
みんなにひときわ大きい声で、「おはよう!」と明るく声を掛ける。


 金八が3Bのクラスに入ると、水を打ったように静か。
 弥生が1人、「先生おはよう」と言う。
 金八が、「おはよう」と返す。

 金八は、今日の言葉『いいことはおかげさま わるいことは身から
出たさび』
 いいことは自分の努力、悪いことは他人のせいにしがち。今の自分
には、耳の痛い話。
 あれから考えた。3Bの生徒はボイコットなら一致団結できる、と。

 学級委員の島健一郎(筒井万央)は、「相談してボイコットしたわ
けじゃないし、大変なことをしたという意識も無くて.....」と言う。
 倉田直明(今福俊介)が、「みんな謝ろう」と言うと、伸太郎は、
「あいつにバカにされたんだ。なんで謝らなきゃならねぇんだ」と言
う。

 金八は、誰も謝ってくれと言っていない。袖を通す勇気も、壇上で
何もできないと謝る度胸もない、と言う。

 そこに平成11年度卒業生が三人入ってきて、今の3Bがソーラン
節を踊れないっていうから、手伝いに来たという。

 でも金八は彼らに、余計なお世話だという。彼らの時には、先生と
生徒がぶつかり合い、トコトン話し合えたけど、今の3Bはその前に
逃げてしまう、と言う。

 卒業生『ヒノケン』が、自分たちの時のクラスも、最初は滅茶苦茶
だった。でも、クラス一丸となって、ソーラン節を踊るうちに、一致
団結できた、と力説。

 でも、中村真佐人(冨浦智嗣)が、「ならやってやる!」と言いだ
し、伸太郎以外その気になる。
 伸太郎は1人、椅子にふんぞり返り、「オイ、担任。オレ達が一位
取ったらどうするんだよ」と言う。
 「無理ですよ。みんなが揃わなければならないのに、もう1人、外
れている人がいる。でも、みんなが一位取ったら、わたし、みんなに
頭下げますよ。一位取ったらみなさんのおかげ。とれなかったら、金
八の身から出たさび」と金八。
 「ああ、さびだらけにしてやるよ。オイ、真佐人、半纏取ってこ
い!」と伸太郎。

 真佐人は、金八の前に両手を差し出すと、謝り、半纏を受け取る。


 文化祭まであと8日。
 川原で、体育館で、卒業生も交えたソーラン節の練習が繰り広げら
れる。
 そんな生徒達を金八は祈るように見ている.....


 文化祭まであと3日。
 そこで最後にバク宙を入れたいという申し出。今までと同じでは、
このダメ3Bがやったという証が欲しい。失敗してもそれまで。女子
も失敗したら頭を丸めるから、やりたい、と。

 でも、誰がバク宙をやるかで揉め、みんな自分は無理、と言う。
 その中で、丸山しゅう(八乙女光)が指名される。小学生の時、体
操部だったしゅうに、試しにやらせてみると、できる。

 それと、伸太郎をセンターにすることにする。変なことをしないよ
う、前に置いて見ておきたいと3B。


 あと文化祭まで2日。
 そっと金八は遠藤先生(山崎銀之丞)を呼び、差し入れを渡す。自
分が来たとは言わず、配って欲しい、と。


 文化祭前日。
 卒業生が金八との勝負に負けるな!と気合いを入れる。特に伸太
郎!と名指しで気合いを入れられる。


 坂本家では、娘の乙女(星野真里)が、養護学校の生徒達がソーラ
ン節を見たいと言っているという。
 事故を心配する金八に、乙女は、養護学校の先生も看護婦さん達も
来るから大丈夫、と反論。息子・幸作(佐野泰臣)も手伝うという。
そして、和田教育長(長谷川哲夫)に、地域交流会とか何とか言って、
認めて貰えばいいじゃないかとアイディアを出す。


 文化祭当日。
 養護学校の生徒達も到着。

 3A『この空の下で』の合唱。

 3B『ソーラン節』。
 舞台袖では、「打倒、坂本金八!」と気合いを入れる。
 弥生の挨拶で開始。

 伸太郎の合図で踊り始めるはずが、伸太郎の手が震え、合図が出な
い。
 小さく名を呼ばれても、合図を出せない。

 金八が舞台に対峙して立ち、「伸太郎、勝負だ!!」と声を掛け、
伸太郎が合図を出す。
 そして、3Bのソーラン節が始まる。

 やがて、観客席の生徒達や教師達、見物人達もかけ声に合わせて体
を動かし始める。
 そして最後、しゅうのバク宙が決まる!

 感動の嵐の中、全ての演目が終了し、授賞式が行われた。
 しかし今年から千田校長(木場勝己)の意向により、賞の等級が廃
止された。
 予想では、ビリ確定と言われた3年B組のソーラン節は、見事敢闘
賞を受賞した。


 千田は和田を前にして、ハンデのある子供達にも喜んで貰って
......とよいしょを言う。
 和田は千田に、秋は人事の季節だが、希望があるか聞く。
 教頭の国井美代子(茅島成美)は、自分は校長になるより、桜中学
で教師生活を終わらせたいという。
 和田は、来年桜中学に民間校長を入れる予定という。
 びっくりする2人。


 まだソーラン節の余韻に浸る3Bの教室に、金八が入ってくる。み
んな、静かに席に着く。

 「勝負は付きました。わたしの負けです」と金八は言うと、「どう
もすみませんでした」と大きな声で謝ると、頭を下げる。あの短期間
で、3Bのすばらしい先輩達に勝る姿を見せてくれた、と。
 最初は、緩みっぱなしで驚かされたが、今度は見事な3Bとして、
驚かされた、と。しゅうも、見事にバク宙を決めた、と。
 「しゅうは、やればできる子なんです」と稲葉舞子(黒川智花)。
 真佐人は、夢中で踊っていたら、もう勝ち負けはどうでも良くなっ
てしまったという。

 金八が弥生に感想を聞くと、「楽しかった」と弥生。
 金八は、弥生もちゃんと輪の中に入れてくれた3Bに感謝し、また
頭を下げる。

 健一郎が、今回は引き分け、と言いだし、3B一同も異議なしと言
う。
 金八が伸太郎に頭を下げようとすると、照れた伸太郎は、手洗い場
に駆けていき、頭から水をかぶる。


 下校の道で、伸太郎は、「泣いた」とはやされ、しゅうも今日の主
役とみんなから褒められ、「たこ焼き食べに行こう」と誘われる。


 金八が1人残る3Bの教室に、卒業生達が入ってきて着席する。金
八はみんなに、「どうもありがとうございました」と頭を下げ、みん
な拍手する。


寸  評  さて、お得意のソーラン節でどれだけ引っ張るかと思ったら、あ
っさり1回で終わってしまいましたね。ソーラン節が苦手なわたしと
しては、ホッとしています。
 やはり、老舗・3年B組金八先生としても、今の時代、スピード感
が大切なのでしょうか?

 これから、いよいよ今回のテーマ、麻薬、大麻等々薬物汚染に真っ
正面からぶつかっていくことになるのでしょうか。
 それと、今回すでにここまで話をすすめているということは、上手
くすると、半年続かずに3ヶ月で終わる!?
 『白い巨塔』の時と違って、『3年B組金八先生』を半年続けて、
というのは、ちょっと辛くて.....

執 筆 者 鈴木(sumire_@anet.ne.jp)

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2. 編集後記
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 各ドラマ、いよいよ中盤ですね。
 でも、テレビ朝日では、今、スペシャルドラマということで、『弟』をやっ
ています。そのため、『黒革の手帳』は、また、一回お休みです。

 石原裕次郎というと、子供の時、父親に、「石原慎太郎って、石原裕次郎の
お兄さんなんだね!」と言ったら、「石原裕次郎が、石原慎太郎の弟なんだ」
と訂正されました。父親の世代から見れば、石原慎太郎がそもそも有名な作家
で、石原裕次郎は、石原慎太郎の弟だったから、映画に出演できたんですよね。

 石原裕次郎については、もう一つ。
 子供の時に見た石原裕次郎は、『西部警察』とかをやっていたときで、ドス
の利いたオヤジ、というイメージでした。どうしてあれが「かっこいい」のか、
理解できませんでした。でも、若い頃の石原裕次郎を映画で見て、「かっこい
い」というのを理解しました。(鈴木)

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