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タイトル:Daily Drama Express 2004/09/02 バツ彼 (10)  2004/11/02


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2004/09/02 (Thu) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.木曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 木曜日の連続ドラマ
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タイトル バツ彼
局  名 TBS系
放映日時 木曜22時
キャスト 安達恭介(高橋克典)
 佐久間陽平(高嶋政伸)
 川口夏樹(真矢みき)
 山根正博(天野ひろゆき)
 藤井真奈美(滝沢沙織)
 森下美加(北川弘美)
 姉崎俊貴(阿部サダヲ)
 姉崎章子(稲森いずみ)
脚  本 小松江里子

あらすじ  第10話 取り扱い注意の告白

 佐久間陽平(高嶋政伸)は、息子・太一(佐藤勇輝)を学校に送り
出す。

 ゴミ捨て場で、ゴミを捨てに来た川口夏樹(真矢みき)に、
 「声をかけてくれれば、一緒に捨てますから」と陽平。
 「妊婦だからと、気を遣わないで」と夏樹。

 でも、陽平は、燃えるゴミの日なのに、夏樹のゴミ袋にビニールが
入っているのを見付け、「夏樹さんもこれから人の親になるんだから、
もっと環境のこととか、考えないと」と、ひとしきりお説教。

 「落ち込んで無くて良かったね」と謂う夏樹に、柿崎章子(稲森い
ずみ)のことは諦めていない、とキッパリと言う陽平。


 夏樹は章子に、陽平が諦めていないと言う。
 章子は、キッパリ断ったという。

 でも、陽平から章子の携帯に電話が掛かってくる。
 章子は、発信者を確認すると、出ずに電話を切る。
 でも、陽平はまた電話を掛け、章子はまた、切る。

 夏樹は、安達恭介(高橋克典)に、陽平を何とかして、と頼む。


 恭介は夜、陽平に、男らしく、キッパリと諦めろ、と言う。
 「章子は諦めない」と言う陽平に、陽平の気持ちがわかる、と山根
正博(天野ひろゆき)。恭介と違って、もてない陽平や自分は「これ
だ」という女に、しがみつくしかない。「負け犬根性」が身に染みつ
いている、と。

 正博は、追い掛けすぎると、女は引くと注意。
 恭介は、ストーカーと間違われるな、と注意。
 電話に出ない女に、何度も掛けるなんてバカだと笑い合う恭介と正
博。

 固まる陽平。章子に何度も電話した、と。でも、10回まではいっ
てないかな、と。
 「それって、ストーカーもどきではないでしょうか」と正博。


 章子は夏樹に、陽平から電話が何度もあったという。
 夏樹は、陽平がストーカーにならないか、心配する。

 酔ってしまう陽平。
 「もう一度話したいだけなのに。ストーカーなのか!?」と陽平。
 「諦められないんじゃなく、諦める」と恭介。


 恭介は夏樹の部屋を訪ね、氷を分けて貰う。
 夏樹は、説得してくれたか聞くが、恭介は「まだ」と答える。

 夏樹の部屋から帰ろうとする章子。
 恭介は、もう少しすれば、陽平も自分のしていることに気付くだろ
う、と言う。
 章子は、恭介が悪いわけじゃない、と言う。


 戻ってきた恭介に、章子がいたときいて、「謝る」と飛び出そうと
する陽平。
 もう謝っておいたと、必死で陽平を止める恭介。


 翌日、二日酔いに悩む陽平。
 陽平に、濃いお茶と薬を田辺紘子(中山忍)。
 そしてついでに、今度は夕食に何を食べたいか聞く。
 慌てた陽平は、ここ(職場)でそんな話をするな、と止めるが、紘
子は気にしない。


 太一が、章子を訪ねる。
 「お父さんと、もう一度会ってくれませんか?お姉さんが会ってく
れたら、お父さん、喜ぶと思います」と太一。
 「そういう話はお父さんとしたわ」と章子。
 「太一君は心配しなくていいの」と夏樹。
 「お父さんがかわいそうです。お願いします」と太一。

 夏樹は章子に、行く必要が無い、と怒る。太一を陽平がそそのかし
たのだ、と。


 公園で人を待つ陽平の前に、夏樹が現れ、章子にしつこくするとス
トーカーだ。章子には好きな人がいると告げる。
 「それと陽平さん、あなたのこと見損なった。子供使うなんて」と
夏樹。


 焼鳥屋で、陽平と落ち合う恭介。
 陽平は今日、ダブルショックを受けたという。
 陽平は太一と公園で待ち合わせていたのに、そこに夏樹が現れると、
太一は話を聞いていて、父親である自分を哀れんでいたなんて、と。
 恭介は、これから太一が大きくなったら、男同士の話ができる。父
親思いのいい子だ、と。

 陽平のもう一つのショックは、章子に好きな人がいると言われたこ
と。
 恭介は気付かなかったと驚く。
 陽平は、自分を諦めさせるためだったら.....だけど、本当なら今
度こそ諦めるしかない、と言う。
 恭介は、紘子にすれば温かい家庭を築け、太一のいい母親にもなっ
てくれるだろう、と言う。
 でも陽平は、好きでもない人と結婚はできない。大学時代には思い
もしなかった。自分がまさか37にもなって、こんな子供じみたこと
をしているなんて、とため息をつく。

 恭介は章子にも、今は大人の男が少なすぎると言われたことがある
と、しみじみと言う。


 陽平も、章子と夏樹も、そして正博も、恭介もキビキビと働いてい
る。

 藤井真奈美(滝沢沙織)が恭介に、書類に隠して、「話がある」と
いうメモを渡す。

 恭介が非常階段で話を聞くと、真奈美は見合話が来ているという。
 恭介が、「好きにすれば」と言うと、
 「あなたが決めて。わたしも女だから、一度は結婚してみたいの」
と真奈美は言う。

 話を盗み聞きしていた森下美加(北川弘美)が真奈美に話しかけ、
ひとしきり2人でバトル。


 恭介は正博に、もう結婚はしたくないと言う。そして陽平は紘子と
お似合いだと思うけど、と言う。


 陽介は、紘子に夕食作りに行くのはいつがいいですか?と聞かれ、
「君にそんなことされるいわれはない」とキレる。
 紘子は、恭介にくれぐれもと頼まれていると言う。


 恭介は正博に、陽平は昔から自分に気のある女には気がなく、自分
に気のない女性ばかり好きになる、とぼやく。
 正博は、モテないのが自分だけと知り、ショックを受ける。

 恭介は娘・彩香(三浦成)のシッターから電話を貰う。元妻がもう
恭介を彩香に会わせないように、きつく申し渡したと告げる。
 恭介が元妻のマンションに飛んでいくが、シッターは彩香が戸惑う
から、と言われて会わせてもらえずじまい。


 太一が、夏樹と章子に、ウソを言ったことを謝る。
 2人は笑顔で許す。

 夏樹は、陽平の差し金だと思ったから、諦めさせるために章子には
好きな人がいると言ってしまった、と言う。
 章子はそれ以来陽平から電話が掛かってこなくなったのでよかった
と言う。
 夏樹は恭介に打ち明けなければわかって貰えないと言うが、章子は
このままでいいと言う。もうややこしい人間関係に巻き込まれたくな
い、と。


 彩香のことで落ち込んだ恭介が振り向き、章子に気付く。そして、
焼鳥屋に誘う。今日は1人で部屋に帰りたくない、と。

 恭介は、元妻が彩香に離婚のことを話し、そのため月二回会えるは
ずの約束も無くなってしまった。こんなことになるなら、絶対離婚し
なければ良かったという。
 だが、今日は突っ込まない章子。

 恭介は、章子の好きな人について聞く。「オレの知っている人か?」
と。
 でも、章子は「知らない人」と答え、ビールをがぶ飲み。


 陽平が、夏樹の部屋のドアを直す。
 夏樹は礼を言うと、「妊婦っていいわね。何でもやって貰える」と
言う。そして、太一のことを勘違いしたことを謝る。
 陽平は、疑われるようなことをしたのだから仕方がない、と許すと、
章子の好きな人を聞く。
 でも夏樹は、どうしても言えないと言う。


 章子は、酔って危なっかしい。
 転びそうな章子を、一緒に歩いていた恭介が支えると、章子は悲鳴
を上げる。
 恭介は、章子のことは女と思っていないので、何もしないと言う。
 章子はショックを受ける。
 恭介は昔から。陽平の好きになった女は好きにならないと決めてい
るという。

 章子はベンチに寝ころぶ。
 恭介は、そんなだらしがない姿を見せたら、陽平も一度で嫌いにな
るのに、と言う。

 章子は恭介に反論しているうちに、ポロッと、「なんで(恭介さん
を)好きになったんだろう」と言ってしまう。
 ショックを受ける恭介。


 恭介は夏樹を訪ね、聞きたいことがあるという。

 陽平は、夏樹の部屋に持っていった道具箱を整理していて、自分の
ものではないドライバーが入っていることに気付く。

 恭介は、章子が好きなのは自分か?と聞き、章子がそう口走ってし
まったことを知ると、夏樹は肯定する。

 物の落ちる音。
 陽平だった。
 陽平は持ってきたドライバーを夏樹に返すと、駆けて部屋に入り、
カギを掛ける。
 恭介がドアを叩いても、出てこない。


 章子が夏樹に電話する。
 酔った勢いで、恭介に好きと口走ってしまったと章子。
 夏樹は、陽平もそれを知ってしまった。なるようになるだけ、と言
う。


 陽平の部屋の前で、恭介が待っていると、カギが開く。

 恭介が中へ入り、謝ると、陽平は、恭介は何も悪くない。悪いのは、
自分が恭介と友達であること。自分が好きになったのは、亡妻と章子
だけなのに、その2人ともが恭介を好きになるなんて、と。
 恭介は、そんなこと、言うな。自分は章子のことはなんとも思って
いない。好きだと言われても、驚いただけで、迷惑している。それは、
陽平とぎくしゃくするからだと言う。

 陽平は恭介を殴り倒す。
 殴ったのは、章子が恭介を好きになったからではない。章子の好き
だという気持ちを踏みにじったからだと言う。今まで1人でも女性を
真剣に愛したことがあるか?と。反論があれば言え、と言う。

 しばらくして恭介は、自分は陽平と友達でいたかったと思っている、
と言うと、恭介の部屋を出る。


 恭介がアパートの前まで来ると、章子が出てきて、恭介が殴られた
ことに気付くと、自分のせいか?自分が恭介のことを好きだと言った
せいか?と聞く。

 だが、恭介は答えず、自分の部屋へ帰ろうとする。


寸  評  遂に、章子は恭介に、恭介が好きなことを口走ってしまい、それ
を陽平も知ってしまいました。
 女性同士だとよくある、恋を取るか、友情を取るかというパターン
ですよね。女性の場合、どちらのパターンもある(というか、恋人と
いうパターンが多い?)からドラマになるのでしょうが、男性って、
友情を取るような気がします。
 2人の場合、どうなるのでしょうか?

執 筆 者 鈴木(sumire_@anet.ne.jp)

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2. 編集後記
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 9月上旬のある日、会社の人が朝、突然休暇だと言ってきました。それだけ
でも、結構腹が立っていたのですが。
 夕方、突然その休暇中のおじさんから課員にメールが来て、住んでいるマン
ションの前で、観月ありさと椎名桔平がいて、ロケをしている、というのです。
成城の外れのマンションに住んでいる人なのですが、時期的に見て、「君が想
い出になる前に」の最終回?と思いました。
 でも、その人のマンションの外観を知らないので、どこのシーンで出てきた
のか、それとも使われなかったのか、わからないです。
 でも、こちらが締め切りに追われて大変な思いをしているのに、ロケ風景を
のんびりを見ているおじさんに、とっても腹が立った日でした.....(鈴木)

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発行元:ドラマ研究会
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