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馬の博物館カルチャートーク講習と展示鑑賞に行ってきました。 2004年10月回のテーマは「日本の鞍」についてです。講師は、 どこぞの美術館の館長さんで、そのお付き合いなのか?何なの か?いつものカルチャートークよりも多くの講習者が来ていま した。競馬ファンで来てるのは・・僕を入れて2/3人くらい なんじゃないかな?と思います。基本的に馬券検討とは程遠い テーマで、どうでもイイ話なんで(笑)。 <講習会> ◆日本に鞍が登場したのは、古墳にも出土記録があるくらいな ので、相当古いんでしょう。もう一回検索しなおしてみた所、 ↓のようなサイトが見つかりました。 http://www.mahoron.fks.ed.jp/kiyou/2001fr_16.htm ◆鞍が日本に伝わってきたのは、例によって東方系ですが、中 国なのか?朝鮮なのか?資料の紛失でわかりません。しかしな がら、日本の鞍は、神仏に祭る装飾品として独自のものが作ら れました。日本人って器用ですから、貝殻を散りばめたり、漆 塗りをしたり、型細工に凝ったりと、色々なバージョンがつく られたようで、講師の方は美術館の館長さんですので、延々と 骨董的な価値を述べていました。僕にとっては、よくわからん し、詳細は書けませんので、骨董的価値に興味のある方は、再 検索をお願いします(ペコリ)。 ◆もう一つ美術館の人らしい観点の発表がありました。それは 日本画に描かれてる鞍を見て、その絵が何時代に描かれている か?という裏付けをしていくという作業です。例えば「正倉院 にある鞍はこういう型作りで、この時代に描かれた絵なので、 辻褄が合うとか、後の時代に描かれたもので模倣してるとか」 といった感じです。僕にとっては、これまたよくわからないで すが。 <展示会> ◆美術館から借りられてきた装飾系の鞍は、ショーケースに入 れられていましたが、別コーナーでは、一般乗馬用の鞍もたく さんありました。木製・皮製・青銅製・合成樹脂製などさまざ まです。皮製は、牛の皮が多いんじゃないかな?と思いますが 中には、タヌキか?イノシシか?珍しいものもありました。 解説が出てなかったですけど。 ◆言われて気がつく事ですが、鞍というのは馬だけじゃなくて 他の動物の鞍もあります。展示してあったのはラクダにつける 鞍です。青銅製の鞍で、コブが二つあるのを想定して、上から カポって、はめ込むタイプのものです。展示にはなかったけど それ以外にもインドではソウの鞍なんかもあるそうです。 ◆なんとですね・・・展示会の片隅に、牧原由貴子騎手が使っ たという鞍が置いてありました。皮製の鞍でダークブルーの鞍 で、競馬用という事もあり、軽装備の鞍です。注釈はどうでも イイんですが・・白状しますと、僕は頬スリしてしまいました すいません(核爆)。だって誰もいなかったから。うう。 |