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タイトル:馬の博物館カルチャートーク  2004/10/30


馬の博物館カルチャートーク講習と展示鑑賞に行ってきました。
2004年10月回のテーマは「日本の鞍」についてです。講師は、
どこぞの美術館の館長さんで、そのお付き合いなのか?何なの
か?いつものカルチャートークよりも多くの講習者が来ていま
した。競馬ファンで来てるのは・・僕を入れて2/3人くらい
なんじゃないかな?と思います。基本的に馬券検討とは程遠い
テーマで、どうでもイイ話なんで(笑)。

<講習会>
◆日本に鞍が登場したのは、古墳にも出土記録があるくらいな
ので、相当古いんでしょう。もう一回検索しなおしてみた所、
↓のようなサイトが見つかりました。
http://www.mahoron.fks.ed.jp/kiyou/2001fr_16.htm

◆鞍が日本に伝わってきたのは、例によって東方系ですが、中
国なのか?朝鮮なのか?資料の紛失でわかりません。しかしな
がら、日本の鞍は、神仏に祭る装飾品として独自のものが作ら
れました。日本人って器用ですから、貝殻を散りばめたり、漆
塗りをしたり、型細工に凝ったりと、色々なバージョンがつく
られたようで、講師の方は美術館の館長さんですので、延々と
骨董的な価値を述べていました。僕にとっては、よくわからん
し、詳細は書けませんので、骨董的価値に興味のある方は、再
検索をお願いします(ペコリ)。

◆もう一つ美術館の人らしい観点の発表がありました。それは
日本画に描かれてる鞍を見て、その絵が何時代に描かれている
か?という裏付けをしていくという作業です。例えば「正倉院
にある鞍はこういう型作りで、この時代に描かれた絵なので、
辻褄が合うとか、後の時代に描かれたもので模倣してるとか」
といった感じです。僕にとっては、これまたよくわからないで
すが。

<展示会>
◆美術館から借りられてきた装飾系の鞍は、ショーケースに入
れられていましたが、別コーナーでは、一般乗馬用の鞍もたく
さんありました。木製・皮製・青銅製・合成樹脂製などさまざ
まです。皮製は、牛の皮が多いんじゃないかな?と思いますが
中には、タヌキか?イノシシか?珍しいものもありました。
解説が出てなかったですけど。

◆言われて気がつく事ですが、鞍というのは馬だけじゃなくて
他の動物の鞍もあります。展示してあったのはラクダにつける
鞍です。青銅製の鞍で、コブが二つあるのを想定して、上から
カポって、はめ込むタイプのものです。展示にはなかったけど
それ以外にもインドではソウの鞍なんかもあるそうです。

◆なんとですね・・・展示会の片隅に、牧原由貴子騎手が使っ
たという鞍が置いてありました。皮製の鞍でダークブルーの鞍
で、競馬用という事もあり、軽装備の鞍です。注釈はどうでも
イイんですが・・白状しますと、僕は頬スリしてしまいました
すいません(核爆)。だって誰もいなかったから。うう。

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