Daily Drama Express 2004/08/26 人間の証明 (8) 2004/10/25

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タイトル：Daily Drama Express 2004/08/26 人間の証明 (8) 2004/10/25

===================================================== 発行部数 17 == ★★ 日刊ドラマ速報 ★★ 　　　　　　　　　　　 ☆☆ 2004/08/26 (Thu) ☆☆ ====================================================================== == 目次 ============================================================== 　　1.木曜日の連続ドラマ　　2.編集後記 ====================================================================== ---------------------------------------------------------------------- 1.　木曜日の連続ドラマ ---------------------------------------------------------------------- タイトル　人間の証明局　　名　フジテレビ系放映日時　木曜22時キャスト　棟居弘一良（竹野内豊）　本宮桐子（夏川結衣）　横渡篤　（大杉漣）　新見隆　（風間杜夫）　那須英三郎（緒形拳）　郡恭子　（松坂慶子）　郡陽平　（鹿内孝）　郡さやか（堀北真希）　佐伯友也（田辺誠一）　小山田武夫（國村隼）　小山田文枝（横山めぐみ）　翔平　　（高岡蒼佑）　路子　　（松下奈緒）　相馬晴美（りりぃ）　ケン・シュフタン（Bo.Svenson）　ジョニー・ヘイワード（池内博之）　草場健次（おかやまはじめ）　山路利雄（佐藤二朗）　河西善行（津嘉山正種）　富永雅彦（山崎樹範）原　　作　森村誠一脚　　本　前川洋一あらすじ　　第８話　『南部アメリカ編②犯人の顔』　シュフタンが帰った後、棟居の様子がおかしいのに　桐子が気付く。　棟居は先ほど見た　シュフタンの腕の刺青が　父を殴った米兵の腕にあった物と同じだと　桐子に打ち明ける。　桐子「考えすぎ。　よくある刺青じゃない。　30年前会った人物と　たまたまばったり会うなんて偶然あると思う？」　棟居も　桐子に冷静になるよう諭され、いったんは納得する。　恭子の街頭演説を　車椅子の小山田と新見が見ている。　恭子の傍らに立っている　路子と翔平の写真を撮っているのだ。　小山田も路子が偽ヘルパーだと確認。　聴衆の中に　不自然な動きをしている小山田たちがいるのに　佐伯が気付く。　事務所に帰った恭子たちを　港中央署の横渡たちが訪ねてくる。　自殺した晴美についての問い合わせだ。　横渡「何でこんな人間を使ったのですか？」　晴美の経歴書を見て、事務所のメンバーも驚く。　後援会事務所からの紹介だったが、一日来ただけで連絡が取れなくなっていた。　名も経歴も隠していた晴美。　結局　事情ははっきりしないまま　横渡は帰っていく。　別室の恭子に　佐伯が晴美の自殺を告げるが、既に恭子は知っていた様子。　　晴美との関係を訊ねられても、昔の知り合いで哀れだからお金を渡しただけと言い切る。　佐伯「何かあるなら、選挙前の大事な時期だから　今のうちに話して下さい。」　恭子「何も無いわ。　ただ孤独な女が　自殺したというだけでしょう。」　翌朝、寝付けなかった棟居を　シュフタンが迎えに来る。　棟居「お早うございます。」　車に乗り込もうとした棟居が驚く。　中に　何故か桐子が乗り込んでいたのだ。　棟居がシュフタンを父の仇と思っているのを　心配したのだ。　車の中に　シュフタンの気付かない緊張感が　２人にだけ漂っている。　もう誰も住んでいないジョニーの実家。　棟居は、散らかった服の一枚に『ＹＯＫＯＳＵＫＡ』の文字を見つける。　外では、部屋の臭いが嫌だと待っていたシュフタンが、ウェルシャーの友人トムと話していた。　ジョニーを良く知るトムは　親孝行だったジョニーが殺害されたと聞き　「可哀想に」と呟く。　ウィルシャーやジョニーの事を　棟居たちに話し始めるトム。　具合が悪く仕事ができなかったウィルシャーが　ジョニーを日本に行かせる為に、当たり屋をして2000ドルを稼いだ。　結局それが元で亡くなったウィルシャーは、ジョニーへの手紙と飛行機代の2000ドルを残した。　たった2000ドルの為にと驚くシュフタンを　トムが自分たちには大金だと戒める。　それほどまでに日本に行かせたかった理由は　母親に会わせたかったから。　ジョニーの本当の母親はテレサではなく　日本人のハルミ。　シュフタンもこの時初めて知った。　小山田と新見は　翔平と路子の写真を持って　再び港中央署の刑事課を訪ねる。　しかし今度も山路は事件ではない　証拠にならないと相手にしない。　帰ってきた横渡が　代わって話を聞く。　関係者が　今行ってきた恭子の息子と聞き　興味を示す横渡たち。　小山田と新見が　行方不明の文江の夫と愛人という事を不思議に思う。　それでも　事件として扱うには　証拠が足りないが、やれる事はやると　初めて前向きな返事をもらえた小山田。　僅かな望みもつかの間、かかってきた携帯電話に出た小山田が　凍りつく。　小山田「文江の死体が見つかった。」　文江失踪を聞いたばかりだった横渡たちは、事態が急展開した事に驚き　気を引き締める。　バーで　桐子と棟居と　乾杯するシュフタン。　ジョニーの母親がわかったのだから　棟居の目的が達成されたとシュフタンは考えた。　しかし、ウィルシャーが日本にいた記録を　さらに探そうとしている棟居。　それはあっけなく叶えられた。　その事情を　シュフタンは知っていたのだ。　80年頃基地で大きな火事があり、ウィルシャーたちは極秘で帰国させられ　日本にいた記録が抹消されたのだ。　何故シュフタンが　軍事機密を知っているのか？　シュフタンは 75年のクリスマスの頃　一ヶ月ベトナムの任務の休暇で　横須賀にいたという。　遠い昔を執拗に聞く棟居を　いぶかしがるシュフタン。　棟居　「75年のクリスマス　横須賀で何かありませんでしたか？」　しかし、シュフタンはその頃の事を何も覚えていなかった。　覚えているのはただビールが旨かった事だけ。　様子のおかしい棟居を気にしながらも　明日の結婚式に2人を招待して　シュフタンは帰っていく。　我に返った棟居は、グラスを叩き割り　シュフタンの後を追おうとする。　静止する桐子。　シュフタンの姿の無い表で　歯軋りして棟居は悔しがる。　横渡たちの車で　向った小山田と新見。　霊安室で　白い布を外して対面する。　腐敗の進んだ遺体から目を反らした新見に対し、小山田は目を離さず　文江にすがって嗚咽を洩らす。　テーブルに並べられた文江の遺留品を見、虫の声しかしない寂しい山中に移動する一行。　車椅子が使えない小山田は、新見に背負われて　文江が埋められていた現場に　向き合う。　下ろされた小山田は　這うようにして　文江が埋まっていた土を握り締める。　線香と花を供え手をあわせた横渡たちに、振り向いた小山田が　眼光鋭く訴える。　小山田「証拠は　揃いましたね。」　恭子の事務所にも　街頭テレビにも、文江の死体が見つかったニュースが流れる。　顔を見合わせる翔平と路子。　佐伯も、文江の夫　小山田が　翔平を訪ねて来ていた事を思い出した。　恭子の自宅で　翔平の姿を探すが、既に2人は慌ただしく出かけた後だった。　携帯電話にも出ず、翔平の連絡が途絶えた。　事務所に戻った佐伯は、恭子に翔平への疑いをぶつける。　恭子の別荘近くで見つかった文江の死体と　翔平に関係があるのではないかと。　現に小山田が訪ねてきていたと。　選挙への影響を考え、日頃と違う　うろたえきった佐伯を、恭子がたしなめる。　恭子「落ち着いて、あなたらしくない。　まず警察より先に　翔平たちを見つける事が肝心。　そして　翔平自身に何をしたのかを聞く事。　翔平にそんな事できるわけが無い。」　肝の据わった恭子の態度に　佐伯はただただ圧倒されていた。　シュフタンの娘の結婚式の朝、棟居は再びトムを訪ね、ウィルシャーは　何故今頃日本行きを勧めたのか　質問する。　それは　ハルミの写真が載った雑誌を　ウィルシャーが拾ったからだという。　ジョニーの車の中に残されていた　赤い表紙の雑誌。　トムに聞いた赤い雑誌を求めて　ジョニーが車を売った男を訪ねる。　すると男は、ジョニーを弟のように可愛がっていた　エディの恋人サラが、銃を奪ったという。　目の前でエディを射殺したシュフタンに　復讐するのかもしれない。　結婚式の最中で　携帯電話も繋がらず、ひたすら車を走らせる棟居。　心の中には　シュフタンへのわだかまりを抱えたまま。　到着した棟居は　式場の前で車に乗り込もうとする花嫁とシュフタンを見つける。　そして、背後から忍び寄るサラが銃を構えた瞬間、シュフタンを背に棟居が立ちはだかる。　銃声に驚くシュフタンと桐子。　右腕を撃たれながら、棟居は訴える。　棟居「銃を下ろせ。　やつをやったら気がすむのか。　憎しみは何も生まない。　銃をよこすんだ。」　涙を流し、銃を下ろすサラ。　赤い雑誌を手に入れた棟居は、トムにハルミを指し示してもらう。　それは・・・。　電話で報告を受ける日本の那須も　神妙な表情で聞いている。　何かあったと　横渡たち捜査員も、受話器を置いた那須が口を開くのを待つ。　那須「ジョニーの母親はね・・・。」　目的を果たした棟居が日本を去る日、礼を言いに来たシュフタン。　決してよく扱わなかった自分を　何故助けたのか　問う。　理由なんて無いという返事に　ますます日本人が理解できないというシュフタン。　そして再び繰り返す。　シュフタン「75年のクリスマスに　何があったんだ？」　しかし棟居は　何も無いと父の死には触れない。　シュフタンの差し出した手と　握手を交わす棟居。　シュフタン「本当にありがとう。」　すっきりした表情の棟居は、外で待っていた桐子に　例の赤い雑誌を見せる。　それがハルミだと手渡された雑誌の写真は　郡恭子だった。　小さな黒人の子供を優しく抱き寄せている　笑顔の恭子。寸　　評　　毎回　比較できる小道具や設定があるのに　気付きました。　比べる事で　違いや類似性が際立つのかなと　思います。　第8話は『写真』。　棟居が見つけた恭子の写真と、小山田たちが撮った翔平の写真。　奇しくも親子で　犯罪者になってしまった２人（たぶん）。　そして『仇』。　棟居とサラの仇敵は　奇しくも同じ人物でした。　第７話は『夢』。　文江の夢を見る　小山田と翔平。　立場の違う２人が　どちらも文江に罪悪感を持ち、言えば敵の関係なのに　離れた場所で　同じ苦しみを味わいました。　第６話は『栄光』。　晴美の過去と　恭子の未来・・・。　そうしてみると　第一話　文江と恭子の生き方が　比較できる設定だったのかなと思いました。　どちらも病気の夫を抱え、かたや水商売、かたや夫に代わって県知事に立候補。　その後の運命を考えても　日陰だけど愛のある暮らしと　華はあるけど偽りの良い家族を演じる暮らし。　やっぱり比較できる設定と見ました。　いかがでしょう？執筆者　飯塚() ---------------------------------------------------------------------- 2.　編集後記 ---------------------------------------------------------------------- 　最近話題の仙台です。　どちらかの球団　来るのでしょうか？　私自身はサッカーより野球の方が好みなので、ちょっと嬉しいですが。　どうでしょうか？　10月になって　やっと寒気がやってきました。　晴れの日の日中は　まだ半袖で過ごしていますが、雨の日や夜など　ぶるっと来ます。　暖かさにかまけて　まだ長袖を出していないのに気が付きました。　大変です。　皆様も　風邪をひかないよう　気をつけてお過ごし下さい。（飯塚） ====================================================================== 発行元：ドラマ研究会 e-mail：info@j-drama.tv url ：http://www.j-drama.tv/ ＩＤ：MM3E195F16414CD このメールマガジンは、メールマガジン[MailuX]を利用して発行しています。（http://www.mailux.com/) ======================================================================

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