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============================================================ [[ e p - b o o k s ]] edition: 15-Oct-2004 ============================================================ おはようございます。 発行人しております、shi でございます。 emichanproduction.com http://www.emichanproduction.com で、毎週連載中のいろいろなビジネス関連の本を紹介して行きます、本メルマガは 発行人の知識と経験をもとにした、ビジネス本に対する 感想や批評などを、だいぶ言いたい放題に盛りだくさんで進めて いこうと思っております。 さて、実は今このメルマガを書いているのは朝の4時。 9ヶ月前ですと、朝起きた時間なのですが、残念ながら実は徹夜寸前。 というのも、このところ、日中会議が山のように入ったり、 出張が多かったりと、落ち着いて本来の仕事である契約書の作成や レビューなどの仕事ができないのです。。。 そう考えた時に、時間を有効に使える術って欲しくなるのですが。。。 <<<<<<<<<<<<<<<<<< Book Review >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> [タイムシフティング / ステファン・レクトシャッフェン] http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/414080310X/kikuyaasakusa-22 ここ最近いろいろな本を読み返している中で、一番じっくり読み返した、という 意味での再発見の多かった本はこの本だったように思えています。 確かにこの本のサブタイトルは、近年出た文庫本の「人生が楽しくなる時間活用術 」を 含めて、本の本質を捉えていないのですが(苦笑)、端的に言ってしまえば、物心ついて 初めての夏休みが位沢山の冒険や発見に満ちあふれていて、それが永遠に続くように思えるくらい 充実していた、という感覚をどうやって取り戻せるか、というのがこの本の主題。 言い換えれば、何らかの事情、例えば座っているだけでも苦痛な位のデスクワークは 身は入らないのでその意味で言えば苦痛は永遠に続くのでしょうけれども、そこには 自分のコントロールの全くない世界である為に受け身で惰性で流れて行く時間が存在して、 そのおかげで徒労に終わってしまう、という感覚、言い換えればストレス、のみを感じてしまう。 しかも、その自分でコントロールできないこと、というのが、過去の変えることの出来ない 事実を拒んでいる気持ち、とか、将来へのプレッシャー、といった、今自分がいるのに その「今」に気持ちを置くことが出来ない、というジレンマ。 で、あれば、時間を自分の気持ちの入る、「今」を掴むことが出来るならば、ストレスを 感じずにその瞬間を充実したものに変え、有効につかう、「今という時間をひきのばす」ことが 出来るのでは、というのがこの本の前半の目的なのです。 そこには、とはいえ、実は今まで読み返してきた本で言われていること、例えば、 オフィスに入って自分のその日すべきことのプランニングをまず誰にも邪魔されずに 行って、それに従って仕事を行っていく、だから、電話での「緊急だけど重要でない」用事には 「ノー」と言えないと駄目、といったエッセンスは繰り返されているのです。 そう考えると、 - 何に重きを置くかという判断と - その判断を貫ける意志 がきわめて重要になる、というのがよくわかります。 今の私には、とはいえ、火急の電話もメールも入らない、午後10時以降のオフィスが 一番気持ちを入れて仕事のできる環境、ということになるのかもしれませんが、 そういう環境を今後どれだけ通常の時間帯にも作り出すことが出来るのかが、 きっと日中の時間を「有効に使うことができる」ようになるかどうかのポイントに なるのでしょうねぇ。。。 http://www.emichanproduction.com/ -> "Book Review" <<<<<<<<<<<<<<<<<< Book Review >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> 私も、ちょっとはノーと言おうとする努力はしてます(笑) 例えば、休み明けや出張あけの午前中半日は電話は自動的に留守番電話にするようにして、 まずは一日平均 100通以上のメールを片付けながら、その後にすべきことが何か 確認しようとします。とはいえ、メールは読んでいる横からだいたい30通くらいは 積み上がってしまいますし、その中で会議はポコポコ入り、隣のデスクから 「あれなんだけどさぁ」 と声がかかり、電話を留守番電話に転送してもあまり意味がないことに 最近気づいています。 # いや、これだけでも少しはましなのかもしれない、と思うようにはしてます。 となると、どうしても、自分の落ち着く時間は夜の 10時以降、となって 今頃メルマガを書くハメに。。。 この本でも書いてありましたね。 何に優先順位を置くのか。会社や仕事か? また週末に考えるとしますか(笑) さて、ご存知の方もいらっしゃると思いますが、 金曜には 80年代や90年代のポップスの紹介をする ep-music <http://melten.com/osusume/?m=18932&u=18931> で、このところアンビエントハウスにドハマっていて 月曜には金融小話の連載、 ep-finance <http://melten.com/osusume/?m=18930&u=18931> で、証券化って、という話と、お金に関するちょっとしたティップのコラム をそれぞれ発行しております。 また、既発のきわめて個人的で、何でもありの ep-update <http://melten.com/osusume/?m=18652&u=18931> は、土曜にこの3つをダイジェストを中心に いろいろアップデートしたことやはみ出したネタなどをご紹介して行こうと思っております。 ところで。 shiの糧は皆さんのフィードバックです。 ぜひとも、読後の感想もお送りいただけますと幸いです。 今回の「タイムシフティング」を読んでいたら、「EQ」という本の 参照が多かったことに、最初読んだとき同様感じました。 そのうち読もう、と思っていたのですがまだ読んでません。 近々その感想も書けるといいですね。 最後に、最近読んでご紹介した本のうち、ダメダコリャという本について どなたかもらってくれる人募集しようかと思っております。 そんな心の広い方、いらしたら発行人までメールくださいね。 では、また来週! ============================================== ep-books: 発行人: shi http://www.emichanproduction.com/ メニューの "main magazine" でバックナンバーと 登録/解除をどうぞ。 melcup: 49部 emaga: 25部 Mailux: 1部 メル天: 14部 メルマ: 21部 ============================================== 本メルマガは転送は変更を加えない限り許可ですが、 あわせて、上記サイトからの購読をお勧めください。 |