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============================================================ [[ e p - u p d a t e s ]] edition: 2-Oct-2004 ============================================================ こんばんは。 発行人しております、shi でございます。 さて、やっとこ9月もおわり、10月になりましたね。 運動の秋、食欲の秋(笑)、文化の秋(?)ということで、 早速今朝は3ヶ月ぶりにゴルフの打ちっぱなしに行って参りました。 久方ぶりですし、腰の調子も見ながら、ということで 45分、200球程度 打って終わりにしました。体のほうもこれくらいでちょうど位、という 感じだったのですが、それってなまってる証拠ですね。 何せ、最近背骨を触ると骨と骨の間の髄間がよくわかるようになってきたのですが、 「それって筋肉が落ちたせいだよぉ」 とは emichan の弁。そうだよなぁ。。。 さて、ちょっと久しぶりにコンピュータ関連で。 <<<<<<<<<<<<<<<<<< Word of the Day >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> [Linux と野球の関係は?] 最近、オンザエッジ、もとい、ライブドアがその露出を全国区に広げている。 その理由はあれ、なのですが、それに関連してか、 この間の Linux フォーラムでもこんなことを言ってたらしい。 http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0409/29/news025.html ま、どうでもいいのですが、私としては商業ベースになる前のあのコミュニティが 大好き だったのだが、もうもとには戻れないですよね。 ビットバレー、ネットバブル。。。私のおもちゃが一つなくなった。 でも、まだ FreeBSD があるのでいいんだけどね http://www.emichanproduction.com/ -> "Word of the day" <<<<<<<<<<<<<<<<<< Word of the Day >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> というよりも、筐体を組み直したり、サーバーを組み直して今のサーバーの 環境を作り替える、とかしている時間がないんですよねぇ。。。 ああ、なんだか追われてるなぁ。。。 さて、先週のレビューのご紹介です。 <<<<<<<<<<<<<<<<<< Book Review >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> [ワン・ミニッツ・ミリオネア / マーク・ハンセン] http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4198616590/kikuyaasakusa-22 いくつもあるお金持ち本の中で、一番精神的な話をした本だと思われるのが 今回ご紹介する「ワンミニッツミリオネア」です。 確かにこの本、1分間の魔法でお金持ちになれる、とはいうものの、 その実は毎日、いつも何かをする時に一分気持ちをそこに集中することで、 お金持ちになるメンタリティがつくんですよ、そして、その積み重ねが お金持ちなんですよ、とひたすら言い続けています。 そして、もうける方法論は多少はありますが、その辺りは却って「金持ち父さん」に 任せるべきで、やはりこの本は「こころのチキンスープ」的な、毎日の向上心が 前向きを作り出し、そして常にその人の振る舞いがお金を吸い寄せる、という ことのほうがメッセージとしても強いですね。 そして、チームとしてのつながりや、ミリオネアがミリオネアを作り出す、という チェーンによって人類が発展して行く、というかなりポジティブで壮大なゆめを語ってます。 ところで、この本左ページはかなり理論的な物の書き方をして知識としてのノウハウを 与えてくれているのですが、右ページはそのノウハウを生かしたり教訓とするような 事件が延々と続いて行く小説仕立てになっています。この小説自体、よく出来ているなぁ、 とは思う一方確かにこのシチュエーションだと誰でも死ぬ気だよねぇ。と思ってしまう位 そこそこによく書かれたお話です。しかも、左ページの良い例としても使われています。 そう考えると、先人のノウハウというのは頼るべきものであり、 仲間のパワーというのも集めればすばらしい力になるし、 という今までのお金持ちになりたい!という人のイメージとはかけ離れた、 別な人がお金持ちになるんだろうなぁ、 と思わせてくれる、ある種心を軽く洗ってくれるような本でした。 http://www.emichanproduction.com/ -> "Book Review" <<<<<<<<<<<<<<<<<< Book Review >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> ということで、段々「金持ち父さん」以前のビジネス本でよく見た精神論に 突入かな、と思ってます。本当にあれ以来、自己啓発本がお金稼ごうよ本に 取って代わられてますよねぇ。。。 <<<<<<<<<<<<<<<<<< financial talk >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> [企業資産の流動化と信託 : 格付け考] ご存知の方はよく知っていると思うのですが、私は「格付け機関」が大嫌いです(笑) 今週は流動化にはなくてはならないはずのこの「格付け」について考えてみたいと思います。 さて、特に金銭債権の流動化を考える際に、いくらこの債権プールが分散が計られている から、とか言われても、自分の投資した元利金が確実に帰ってくるかどうかは直感では 何となく言えそうでも、それを自分の上司が納得するでしょうか。概して、上司という物は 部下の言葉は信じず、外部の人間の言葉を信じる傾向にあります(苦笑) また、この案件が本当に安全かどうか、自分たちだけが投資家でないようなスキームのとき、 もっと言えば、一時期話題になった「日本国債の償還の安全性」すなわち日本の格付け、といった時、 どうやって自分たちで確認するすべを持つのでしょうか。 ということで、「中立的な立場」で投資対象の元利金の償還がどの程度確実に行われ得るか 分析して、まとめてレポートにして見てもらうのが「格付け機関」の仕事といっていいと思います。 (略) http://www.emichanproduction.com/ -> "Finance" <<<<<<<<<<<<<<<<<< financial talk >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> ちなみに、メルマガ版とウェブ版とで書いている内容が少し違います。 後者の方が実は過激です(笑) でも、それでもまだ我慢してます。なにせ同時進行的なところでまた 喧嘩してるものでして。。。 それにしても、よくお仕事させていただくアレンジャーさんと、つい今週 上記の議論をベースに、 「無茶言わないでくださいよぉ」 という激論を交わしたばかりなのです。 どうしたら、市民権を得るのでしょうか。。。 <<<<<<<<<<<<<<<<<< Music Review >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> [Pomme Fritz / The Orb] The Orb が 1994年に Inter-Modo にレーベルを移籍しての最初の Little Album。 この前作の U.F. ORB (未レビュー)の宇宙の不可思議を意識したような、かつ 一曲ごとに長めに作られたアルバムと異なり、それぞれを短めに作ったような 努力が見受けられる作品です。といっても、平均 8分なのですが。。。 このアルバムで一番気づくことは、アンビエントが連想させる「自然な乱雑さ」と いうイメージよりも、むしろ自然界から拾ってきた音をコードに使いながらも いつの間にかそれが旋律に変わっていたりバックグラウンドノイズに変わったりと、 実のところ the Art of Noiseの音使いが見え隠れしているように思えてならないのでした。 実際にサンプリングの重ね合わせの技法である以上、その原点がAONのようなテクノを 源流とする流れである訳なのですから。 全般的にはLXの特徴を前面に出すものの、とはいえ、微妙にポップさも見え隠れする 感じがなんとも言えないですね。でも、最後の1曲は2分間で、かつ全体に軽さと 懐かしさを感じさせながら、一つの音を入れることでの静寂の破壊を行う危なげさが このアルバムのすべてを語っているのかもしれません。 http://www.emichanproduction.com/ -> "Music Review" <<<<<<<<<<<<<<<<<< Music Review >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> ということで、今週もthe Orb です。 この Pomme Fritz を最後に新しいアルバムを買ってないことに この間気づいて思わず頼んでしまいました(笑) それが来たら追加のレビューとして、来週は。。 Orb の流れでいくと これでしょう、というものに行こうかと思ってます。 さて、 10月なので、だいぶ楽になるはず。。。と思っていたら 10月末までの仕事がそこそこあることに気づいて卒倒しそうです。 しかも、月曜と火曜水曜と出張。。。 安らぎの日はいつ来るのか? なんていいながら、今月で私も今の雇い主との関係が3年目になります。 いやぁ、よく持ったものだ(笑) ということで、出来たら来週の土曜にまたお目にかかりましょう。 ではでは。 ============================================== ep-update: 発行人: shi http://www.emichanproduction.com/ メニューの "main magazine" でバックナンバーと 登録/解除をどうぞ。 melcup: 25部 melma!: 3部 emaga: 5部 Mailux: 0部 magmag: 5部 すきやねん!: 3部 メル天: 4部 ============================================== 本メルマガは転送は変更を加えない限り許可ですが、 あわせて、上記サイトからの購読をお勧めください。 |