|
===================================================== 発行部数 16 == ★★ 日刊ドラマ速報 ★★ ☆☆ 2004/09/02 (Thu) ☆☆ ====================================================================== == 目次 ============================================================== 1.木曜日の連続ドラマ 2.編集後記 ====================================================================== ---------------------------------------------------------------------- 1. 木曜日の連続ドラマ ---------------------------------------------------------------------- タイトル 南君の恋人 局 名 テレビ朝日系 放映日時 木曜21時 キャスト 堀切ちよみ(深田恭子) 南 進 (二宮和也) 日下部征一郎(田辺誠一) 野村麗花(宮地真緒) 南 桜 (安倍麻美) 堀切千次(北村総一朗) 南謙一 (西村雅彦) 南竹子 (名取裕子) 脚本 中園ミホ あらすじ 野村麗花(宮地真緒)に姿を見せた堀切ちよみ(深田恭子)。 麗花の悲鳴をあげて南謙一(西村雅彦)と南竹子(名取裕子)が駆 けつけた。南進(二宮和也)はとっさにちよみを隠し「この部屋は出 るんだ」と誤魔化した。 麗花は、すぐに立ち直り、ちよみと話をすることに。 ちよみは麗花が腕にひびが入ったと南家のみんなを騙していたこと を指摘するが、逆に南にまで嘘をつけさせていることを責められてし まう。 とにかく南はちよみのことを黙っていてくれるように麗花にお願い する。 すると「さぁ。南君しだいね」と言われてしまう。 そんな時、麗花が日下部征一郎(田辺誠一)に呼び出された。 堀切鮨に麗花が向かうと南は心配になり後をつける。日下部にちよ みのことを聞かれた麗花は嘘をつき、ちよみのことは黙っていてくれ た。 しかし、日下部は麗花の話に納得していなかった。 麗花は日下部に「いくら探しても無駄です。あの堀切さんにはもう 会えません」と言う。 堀切鮨でのことを南はちよみに報告する。そして、南は麗花が何を 考えているが解らないと言う。 その時、麗花がやってきた。ちよみは黙っていてくれたことのお礼 を言う。すると「堀切さんの飼育係を交代でやる」と言い出した。 もうすぐ竹子の誕生日。謙一は南にプレゼントを買いに行こうと誘 う。ちよみを置いていくことが心配な南だが麗花がちよみの面倒はみ ると言い出した。ちよみもその意見に賛成したため、仕方なく謙一と 出かけることに。 留守中、麗花は竹子の誕生日プレゼントに手編みのマフラーを編む と言い手芸屋さんへ。ちよみは「一緒に連れて行って」といい、麗花 のバックの中に入れてもらう。バックの中はとても揺れるため、ちよ みは気持ち悪くなってしまう。麗花は「最低。吐かないでよ」と言い ながらもちよみにお願いされた毛糸も一緒に購入。 南と出かけた謙一は、竹子のプレゼントを選ぶと「家族は良いもの だ」と南に話をした。ちよみのことで頭がいっぱいの南はおもわず 「俺、一生独身かもしれない」と言ってしまう。 家に帰り、ちよみは麗花がちよみの分の毛糸も買ってくれたことを 南に報告する。 麗花はちよみと一緒にお風呂に入ると言い出した。お風呂の中では、 ちよみに「正々堂々と南くんを奪う」と宣言する。 翌日、学校へ行くと麗花が南の家にいることが広まっていた。 大原幸作(石井智也)は南に麗花のことを何故家に呼んだのかと聞 くと南は「ちよみが言い出したことなんだ。野村さんを今一人にしな い方がいいって」と答えた。 その会話を偶然麗花は聞いてしまった。 ちよみは何とかプレゼントを間に合わせるために学校へは行かずに ドールハウスで編み物に没頭していた。 南の部屋に洗濯物を置きに竹子が入ってきた。ちよみは焦って隠れ るが、毛糸の玉が転げ落ちてしまった。竹子は気づいたが、気づかな いフリをして部屋を出て行った。 竹子の誕生日。 皆それぞれのプレゼントを渡した。ちよみからのプレゼントは完成 が間に合わず、ぎりぎりまで南の胸ポケットの中で編み物を続けてい た。 謙一は南に、何故一生独身かもしれないと言ったのかと詰め寄る。 南は答えに困ってしまう。 すると、竹子が親友の話を始めた。親友は夫の病気がもう治らない とわかってから、周囲には大きな病院で治療をしていると嘘をつき、 本当は山小屋で一人で夫の看病をしている。せめて夫の最後は、夫が 大好きな山で過ごさせたいと頑張っていると。 そして「愛する人を守るためなら世界中の人にウソをついてもいい と思う」と言った。 懸命に編んでいたちよみは、やっと完成させた。 南はポケットの中からそれを受け取り竹子に「これ、ちよみが中国 から送ってくれたんだ」と渡した。小さいちよみがいることに気づい ている竹子は「本の栞に丁度いいわ」と喜んで受け取った。 パーティーが終わり、竹子は一人になった時、ちよみが写った家族 写真を見ながら「ちよみちゃん。ありがとう。あなたがこれを作るの にいったい何日のかかったのかしらね。」とつぶやいた。 「お母様も知っていたのね」廊下で麗花が聞いていた。 そこへ、日下部から連絡が入った。 その後、ちよみと南は公園で、みんなの前で歌えなかったちよみの ために「ハッピーバースディ」を大声で歌っていた。 そして、もう1曲。南はTUNAMIを歌い出し、ちよみをライトの近く に立たせた。南は壁に大きく写ったちよみの影と自分の影が同じ大き さになる位置に立ち、影同士が手をつなぐような仕草を。ちよみはと ても喜んだ。 ふたりが影ではしゃいでいると南の携帯に麗花から連絡が入った。 日下部がこれから家に来るという。 麗花は南とちよみを迎えに行き「堀切さんを連れて帰ると危険だわ」 と南に言う。 ちよみは麗花と帰ることにし、南は先に家へ向かった。 南家にきた日下部は、ちよみが作った手編みの栞に編まれていた向 日葵に気づいた。謙一は「ちよみちゃんが中国から進のところへ送っ てくれた」と言ってしまった。 日下部にはその向日葵に見覚えがあった。 一年前、ちよみが亡くなった母親の誕生日のために、母が好きだっ た向日葵の花の模様のマフラーを編んでいたのだった。 日下部はちよみが南と一緒にいることを確信する。 その頃、麗花は橋の上を歩いていた。 「野村さん、酔っちゃうよ」バックの中からちよみの声が聞こえて くる。 麗花は、突然、橋の観干にちよみを立たせた。 「いまあなたがここから落っこちても何も変わらないのよね」と言 い出し 「助けてと叫びなさいよ。大声で助けを求めたら誰かが助けてくれ るかもよ」と言う。ちよみは「野村さんがいるからいい」と言うと、 「いい加減にして。あなたは何故私を信じられるの?あなたのそうい うところ大嫌い。」と言い「消えて!」とちよみを置いたまま、その 場を立ち去ってしまう。 しかし、少し歩き出すと立ち止まり、ちよみの方を振り向いた。 南が家に戻ると、日下部は「外で話そう」と南を外に連れ出した。 麗花は家に戻ってきた。帰りが遅いことを心配した竹子は麗花の様 子に気がついた。 「私、大変なことをしそうになって。自分でもブレーキがきかなく て」 「でも、あなたは戻ってきてくれた。もう大丈夫よ。あなたのお友 達は?」ちよみのことを聞くと、麗花はバックに目を向けた。 「友達?そんな人、私にはいません。」 「そんなことないわ。進やちよみちゃんがいる。あなたの友達はい つもあなたを見てるわ。あなたは独りぼっちじゃないわ」 「私、ずっと寂しかった。」 麗花は自分の気持ちを竹子に言い竹子の胸で思い切り泣いた。 その頃、日下部について行った南だが、突然、日下部に「何故今ま で隠してた。堀切がお前といることは解っているんだ。何故だ。答え ろ、南!」と詰め寄られていた。 寸 評 竹子は本当に良いお母さんですよね。 「愛する人を守るためなら世界中の人にウソをついてもいいと思う」 感動してしまいました。 さて。大原・麗花がちよみの存在を知ってしまい、次は日下部です。 今更ですが、いくら心臓が弱いってことでも、嘘をついてまで内緒 にしなくても良かったのでは…? 日下部は少し頼りにならない気がしますが、もう少し驚かせないよ うに会わせる方法などを考える方が良かったと思うのは私だけでしょ うか。 執筆者 西脇() ---------------------------------------------------------------------- 2. 編集後記 ---------------------------------------------------------------------- 台風・地震・噴火…。 どうなっちゃったんですかね。 やっぱり、人間が好き勝手に自然を破壊してるから自然さんも怒ってしまっ たんでしょうか。(西脇) ====================================================================== 発行元:ドラマ研究会 e-mail:info@j-drama.tv url :http://www.j-drama.tv/ ID :MM3E195F16414CD このメールマガジンは、メールマガジン[MailuX]を利用して発行しています。 (http://www.mailux.com/) ====================================================================== |