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/*========================================================*/ <<<あゆしゃのC言語プログラミング>>> /*========================================================*/ 第495回 CFileFind 発行 2004年9月6日(月曜日) 発行数 約2600 {magclick} /*========================================================*/ はじめに ( 決り文句 ) /*========================================================*/ ・このメールマガジンは、主にまぐまぐさんから発行しています。 ・ジャンルは、マルチメディアのプログラム、C言語です。 ・横60文字で作成し、インデントは大抵半角スペース4つです。 ・ここで扱うプログラムは、C言語と半光年以内のものです。 ・登録解除は、メルマガのホームページでお願いします。 ・過去ログはバックナンバー(下欄参照)を活用して下さい。 ・内容は私が感じたもので、最新の技術も、へたれもあります。 ・わかりやすさを優先させる為、たまに嘘があるかもしれません。 ・セキュリティ突破のため、暗号化された単語があります。 /*========================================================*/ ご挨拶 /*========================================================*/ こんにちは。あゆしゃです。 最近、東海地方は連日のように地震が起こっています。 豊田市での揺れは、震度3〜4というぐらいなのですが、 しかし地面が揺れるというのは、怖いものです。 {magclick} /*========================================================*/ 今回のお題 << CFileFind >> /*========================================================*/ 前回、CFindFile と紹介しましたが、CFileFind の間違い でした。失礼しました。 ★これも地震の影響ですか? さて、今まであゆしゃは、ファイルの検索に FindFirstFile などの API を使用してきました。 それで不思議に思っていなかったわけですが、しかしそれが MFC にないものかと、ふと思い、 部屋の壁に貼ってある MFC の派生図のポスター(ポスターじゃ ありません)を眺めながら、せかせかと着替えていました。 すると、FileFind だか FindFile だか、気になるものを 見付けたのです。 早速パソコンをつけ(着替えはどうした?)、VC を起動、 MSDN を起動、そのクラスについて少し調べ、 腰を落とし、 サンプルアプリを作ってみました(着替えて出かけるのでは?) void CTestDlg::OnOK() { // 検索 CFileFind f; if( f.FindFile( "*.*" ) ) { while( f.FindNextFile() ) { TRACE( f.GetFilePath() + "\r\n" ); } } } おお、API を使用するより、ぐっと楽ですね。 さすが MFC ですね。 /*========================================================*/ しばらくして、トレース結果がおかしいことに気がつきました。 どうも、1つ足りないのです。 22個のファイルが見つかるべきところで、21個しかトレース されていませんでした。 何がおかしいのでしょうか? インターネットでいろいろ調べてみると、この使い方が 間違っているらしいのです。 つまり、FindNextFile の戻り値はループの実行条件ではない、 ということでした。 API と同じ感じでループを組んだのですが、それがいけなかった ようです。 CFileFind f; BOOL b = f.FindFile( "*.*" ); while( b ) { b = f.FindNextFile(); TRACE( f.GetFilePath() + "\r\n" ); } このようにループを組むのだそうです。 FindFile の戻り値は、最初の1つがあるかどうかです。 そして、FindNextFile を実行するときには現在処理する ファイルは必ずある状態であり、FindNextFile の戻り値は、 その次のデータがあるかどうかをさしています。なので、 1.FindNextFile のフラグはいったん変数に保存し、 2.その回のループを処理した後に、 3.ループの実行条件として判断する、 という順番が正しいのだそうです。 最初の方法だと、最後のデータが処理されずにループが終了して しまうので、ファイルが1つ足りないという結果になっていまし た。 恐ろしい落とし穴ですね。 MSDNにある、「まだ検索していないファイルが残っている場合は 0 以外を返します」という注意書きでは分からない動作です。 /*========================================================*/ クラス名が FileFind で関数名が FindFile、 ややこしいですね。 とりあえず、「関数名称は動詞で始まる」というコーディング 規約が良くありますが、それにのっとっているものなんだなぁと、 覚えておきましょうか。 {magclick} /*========================================================*/ さいごに /*========================================================*/ 今後の予定です。あくまでも予定です。 ファイル名称コピーツールの作成と登録 テキストエディッタ「あいすエディッタ」の作成と登録 大型計算機「LC」の仕上げとシェアウェア登録 ファイル比較ツール「あいすでふ」の作成とシェアウェア登録 C言語解析ツール「あいすしーます」の作成とシェアウェア登録 第498回 余談第1弾 夏休みが終わってしまった記念 読書感想文「アルジャーノンに花束を」 第499回 余談第2弾 目指せ管理職!「あっち系クレーム対応」 {magclick} /*========================================================*/ 次回予告 /*========================================================*/ 次回は9月10日(金曜日)に、第496回をお送りします。 お題は「CDirSel」 GetDirectoryをいちいちコピーするのが面倒になってきました。 フォルダを指定する処理として、専門のクラスを作りましょう。 お楽しみに! /*========================================================*/ 最後の決り文句 /*========================================================*/ このメールマガジンは、まぐまぐさんから発行しています。 このメールマガジンを解除したい場合は、まぐまぐさんをご利用 ください。このメルマガのまぐまぐアイディーは最後にあります。 このメールマガジンには広告が挿入されていますか? このメールマガジンの内容に文面の引用はありませんか? めーらっくすの場合はめーらっくすの利用方に従ってください。 このメールマガジンの内容の、転用、流用、宣伝、リンク、 尾ー型は接待型、猛烈に尻尾を振ります なんて大歓迎です。 {magclick} /*========================================================*/ /*========================================================*/ 発行者 あゆしゃ ホームページ::あゆしゃの世界 http://ayusya.hp.infoseek.co.jp/ ご意見・ご感想・ご質問メール mailto:ayusya@flamenco.plala.or.jp まぐまぐ::アイディー 0000020674 まぐまぐ::登録と解除 http://www.mag2.com/m/0000020674.htm まぐまぐ::バックナンバー http://jazz.tegami.com/backnumber/frame.cgi?id=0000020674 めーらっくす::アイディー MM3E1AEE285AB4F めーらっくす::登録と解除 http://www.mailux.com/mm_dsp.php?mm_id=MM3E1AEE285AB4F めーらっくす::バックナンバー★最近のものならこちらが便利★ http://www.mailux.com/mm_bno_list.php?mm_id=MM3E1AEE285AB4F |