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タイトル:Daily Drama Express 2004/08/30 東京湾景 (9)  2004/09/04


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2004/08/30 (Mon) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.月曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 月曜日の連続ドラマ
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タイトル 東京湾景
局  名 フジ系
放映日時 月曜21時
キャスト 木本美香[李美香/涼子][金優里](仲間由紀恵)
 和田亮介(和田聡宏)
 早瀬佳男(佐藤隆太)
 大杉健 (哀川翔)
 神谷文 (仲村トオル)
 井上弘一[朴弘一](中村俊介)
 木本正雄[李正雄](石坂浩二)
脚  本 原夏美

あらすじ  木本美香(仲間由紀恵)は、和田亮介(和田聡宏)から、父正雄
(石坂浩二)が優里(仲間由紀恵・二役)が日本人男性と引き裂かれ
たこと、その男の息子が亮介であることを両方とも知っていると聞か
される。自分の部屋で正雄はつぶやく。「あの二人が結ばれるなんて
あってはならない・・・」

 山根真理(佐藤江梨子)とのことについて早瀬佳男(佐藤隆太)を
茶化す美香。反対に佳男は井上弘一(中村俊介)や亮介とのことを聞
くが、何も美香は答えない。

 美香が弘一の病院を訪ねると、弘一は懸命のリハビリを行っていた。
その後、美香は弘一の病室で話すが、懸命に明るく振る舞いつつも愚
痴を漏らしてしまう弘一は、”やはりずっとそばにいてほしい、真剣
に結婚を考えてもらえないか?”と改めて美香にプロポーズをする。

 書道大会の結果が、亮介の元と早瀬に連絡されてきた。家に戻った
美香は、早瀬から結果を聞かされる。そこへ、亮介からも連絡が入る。
見事、大賞受賞だった。亮介は、今度の日曜日に授賞式のために上京
するから、美香にも式に来てほしいと頼む。必ず行くと美香は答える。

 亮介は、父健介(夏八木勲)から東京に行くのは授賞式を最後にし
てくれ、と言われる。「自分たちさえ良ければいいのか?」と問う健
介に、亮介は「一回断られたくらいで俺はあきらめない、なんで頭か
ら反対ばかりするんだ!?」と怒鳴り返す。

 優里の恋を小説にしようとしている神谷文(中村トオル)は、美香
の出産について産婦人科に問い合わせていた。

 日曜日。授賞式に行こうとした美香を正雄が止めた。認めてくれな
くてもいい、今日だけは彼の夢が叶う日だから行かせてくれ、と言い
残して美香は飛び出す。追いかけようとする正雄を、紀香(ソニン) 
が「命がけで恋してるから。」とすがりついて引き留めた。

 美香が会場に着くと、ちょうど亮介が表彰される。亮介は、受賞ス
ピーチで「今回受賞した文字を書かせてくれたのは、俺の恋人です。
ありがとう。」会場は割れんばかりの拍手で包まれ、美香は涙を浮か
べてその姿を見つめていた。

 亮介は賞金の100万円での留学を勧められた話を美香にする。うれ
しいことだが寂しがる美香。そこへ弘一から電話が入る。聞かないふ
りをしてくれる亮介に、美香は「ごめんね・・・」と謝った。

 正雄は、8年前の優里の告別式でのことを思い返していた。「君だ
けにはこの葬儀にでてほしくないんだ。二度と現れるな!」正雄は健
介をそういって追い返していた。

 神谷から早瀬に手紙が送られてきた。神谷は、世代を超えた美香と
亮介の恋があるのであればそれも含めた小説にしたいから、今までの
原稿はボツにしてはじめから書き直したい、と書かれていた。また、
そのためにはある疑問を解消しなければならないと。その時、神谷は
健介に会いに行っていた。

 「結婚した後も優里さんと会っていたんじゃないですか?」話した
がらない健介に、神谷はさらに続けた。「優里さんは正雄さんと結婚
したときにはすでに身ごもっていた。木本美香さんの本当の父親はだ
れなんですか?」「あんたのそんな質問に答える筋合いはない!帰っ
てくれ!!」健介はそう答えて追 い返した。

 部屋にいる亮介の元に、正雄から電話が入る。明日の夜美香には内
緒で会いたい、という。大事な話があるという正雄に、約束を承諾す
る亮介。

 弘一は、見舞いに来てくれた美香にプロポーズの返事を迫る。結婚
する気がないのであれば、もう俺の前に現れないでほしい、次に来る
ときまでに決意を固めて来てほしい、と。

 正雄と亮介は料亭で会っていた。将来のことを語る亮介を押しとど
めて、正雄は「娘と別れてくれ。」と頼んだ。親の世代のことは自分
たちには関係ない、と言い切る亮介に、意を固めた正雄は「美香には
絶対に秘密にすると誓ってくれるか?」そう言って話を切り出した。

 正雄は「美香の本当の父親じゃないんだ・・・」悲しそうにつぶや
きながら酔いつぶれていた。

 呆然と歩く亮介のところに美香から”今からアパートに行ってもい
い?”というメールが入る。そんな亮介の目の前をたまたま真理が通
りかかる。

 美香がアパートに行くと明かりがついているのに返事がない。やっ
と亮介がドアを開けて中をのぞくとそこには真理がいた。ただただ
「ごめん・・・」と宙を見てつぶやく亮介と、「佳男さんには言わな
いで!」と美香に頼む真理。美香は走り去って行った。実は亮介は美
香と別れるために真理に芝居を頼んでいたのだった。

 失意の美香は弘一の病室に行き着いてしまう。ベッドから落ちても
がいている弘一を覗き見た美香は、思わず部屋に飛び込んでしまう。
自分の情けなさを嘆き自暴自棄になる弘一を、美香は抱きしめた。驚
きながらも「ずっとそばにいてくれるんだね・・・」と弘一は安堵す
る。

 「優里は私と結婚した直後に子供を宿していることがわかったんだ、
優里のおなかの子供の父親は和田健介という日本人だ!君の父親だ!
つまり君と美香は血がつながってるんだ!」正雄のせりふを思い出し
ながら、亮介は東京湾を眺めていた。そして、美香の韓国での写真を
見ながらこれまでの美香との思い出を思い出しながら、涙するのだっ
た。

 「まだ何かある、きっとある!」神谷は一人つぶやく。


寸  評  なんともいかにもありがちな話になってきました。でも、神谷文
(仲村トオル)が「まだ何かある!」と言っていたし、来週の予告を
見る限りではまだ解き明かされていない秘密があるみたいですから、
最後はハッピーエンドと見たっ!

執 筆 者 井村(tokyowankei@mail.goo.ne.jp)

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2. 編集後記
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 今日は台風が荒れ狂っていますね。明日上の娘の三歳検診があって保健所に
行かなければいけないので、台風の進路がどうなるかハラハラしながら見守っ
ていたのですが、どうやら関東はあまり被害はなさそうですね。ホッとしたの
もつかの間、強風でも雨が降っていないのでいいか、と思って窓を開けていた
ら、網戸の目よりも小さい羽虫が山のように部屋の中に入り込んでいて、さっ
きから殺しまくっています。あぁ、まだ見えないところにいるんだろうなぁ、
憂鬱・・・(>_<)(井村)

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