|
===================================================== 発行部数 16 == ★★ 日刊ドラマ速報 ★★ ☆☆ 2004/07/31 (Sat) ☆☆ ====================================================================== == 目次 ============================================================== 1.土曜日の連続ドラマ 2.編集後記 ====================================================================== ---------------------------------------------------------------------- 1. 土曜日の連続ドラマ ---------------------------------------------------------------------- タイトル 愛情イッポン! 局 名 日本テレビ系 放映日時 土曜21時 キャスト 夏八木巴(松浦亜弥) 望月太郎(海東健) 横山薫子(石川亜沙美) 轟のぼる(伊藤淳史) 内村さつき(釈由美子) 夏八木正平(中村雅俊) 住川幸輝(山口智充) 住川笑美子(戸田恵子) 成田杉作(船越英一郎) 脚 本 樫田正剛 あらすじ 轟のぼる(伊藤淳史)は、住川幸輝(山口智充)に、夏八木巴 (松浦亜弥)の部屋のクーラー設置を手伝わさせられる。 部屋では、巴が落ち込んでいる。 「負けて強くなる。それが柔道だ。轟、お前の出番だ。行って、ギ ュッと抱きしめてやれ」と幸輝。 巴は、実は落ち込んでいたりではなく、長らく世話になった扇風機 にお礼を言っていたのだ。そして、幸輝が拾ってきたクーラーを取り 付けてくれていることを喜ぶ。 轟が巴の部屋に飛び込む。そして、「次、勝てばいいんだ」と叫ん で、巴を抱きしめる。 巴は、悲鳴を上げる。 そこに夏八木正平(中村雅俊)が飛び込んできて、轟を道場に連れ て行く。 幸輝は隠れてしまっていた。 轟は道場で正平に何度も投げられる。 幸輝が新しい生徒集めのビラを作る。 『夏休みの宿題をみます!』という文句で、月謝は500円アップ の1,500円。 当然、宿題を見るのは巴! だが、巴は夏休みの山形修一(山崎樹範)先生の補習授業に出てい る。期末試験で赤点を取ったためだ。 そこに轟が遅刻して飛び込んでくる。 そして、前の席の巴に、「誘えよ!」と文句を言う。 「なんであたしが」と巴。 巴は、高三の夏休みだというのに、柔道に補習。 恋したーいっ、と心の中でぼやく。 そして、こんなあたしに、教えられるわけないじゃん、と。 補習が終わり、テニスコートの脇を歩いていると、柴田みりん(サ エコ)が、恋人ができた。あさっての夏祭りにも、一緒に行く約束を した、と言い、うらやましがる巴。 巴が帰宅すると、夏祭りの世話役の町会長が、世話役仲間に、夏八 木道場はいつも5千円しか寄付しないのに、今年は1万円。横山道場 に対する対抗心か?でも、横山道場の方が設備は立派でクーラー完備。 誰ねおんぼろ道場の夏八木道場には通わない、と陰口をたたいている。 正平、住川笑美子(戸田恵子)、子供達は道場の掃除を頑張ってい る。 今年は夏八木道場に、祭りの人たちが集まることになっていたから だ。 そこに町会長達が入ってきて、ニコニコと正平に、用意するものを ビール10ダースとか、紅白の幕とか、いろいろ用意するものを指示 する。正平は、全部OKする。 巴は笑美子に町会長の陰口を伝えて、大人って狡い、と言う。 笑美子は狡いけど、ご近所なのだから、仲良くしなければ、と言う。 「やっぱり笑美子さんも、大人なんですね」と巴。 藤尾剛(平沢賢人)が道場に来ない。 あんな負け方をしたのではないか、とみんな噂し合う。 子供達が剛の家へ行くと、剛は学校へ行ったと言われる。 子供達が学校へ行くと、剛は体育館で合唱の練習をしていた。 子供達が帰り道、剛に声をかけると、もう放っておいてくれ、と言 われる。 剛は裏切り者だ!と訴える子供達に正平は、「いつ剛が君たちを裏 切った?剛は最後まで立派に戦った」と諭す。 子供達も、剛の歌が上手だったことを認める。 だが、問題は4人では大会に出場できないこと。何としてでもあと 1人、集めなければ! その時、巴の隠したビラを小宮山千鶴(西村優奈)が取る。 その、『夏休みの宿題をみます!』というビラは、有効、と子供達 は、笑美子達がコピーしてあったチラシを見付けると、それを手に、 駅前へ行き、配る。 巴は、赤点の自分には教えられない、と、学校に望月太郎(海東健) を探しに行く。 だが、望月はもう帰ってしまったと言われ、脱力。 そこに山形が通りかかり、巴は今度は、山形に頼む。 「アルバイトはまずいよ」と山形。 「え!?お金取るんですか?」と巴。 「え、ボランティアか.....」とテンションの下がる山形。 道場に巴が戻ると、轟が教えようか、と言う。 でも、現国ゼロ点の轟には無理。 そこに望月が入ってきて、自分が教えるという。 大喜びの巴。 ビラの効果は絶大で、希望者が続々と入ってくる。 だが、そこに正平が現れ、巴の制止も聞かず、あのビラの文句はウ ソ。夏八木道場は、純粋に柔道を教えるところ。不純な動機の人は、 今すぐ帰ってくれ、と言ってしまう。 巴は正平を責める。「みんな、帰っちゃったじゃない!」と。 「それでいい。誰も頼んでいない」と正平。 「頼まれていないもの」と巴。 「道場、潰す気か?」と正平。 「放っておいてもつぶれるわよ」と巴。 「子供が、お金の話、するんじゃない!」と正平。 「じゃあ、見栄張らないでよ。町内会のみんな、なんて言ってるか、 知ってる?今年は1万円で見栄張ってって。お父さん、本当はお金欲 しいんでしょ」と巴。 正平は、成田杉作(船越英一郎)の小料理屋『技あり』で飲み、成 田から、「いい娘さん持って」と言われ、嬉しそう。 そこに、横山武(山下真司)が入ってくる。そして、『夏休みの宿 題をみます!』というビラを出し、このせいで沢山、子供達が辞めて いったという。 正平は、このビラは、子供が勝手にやったことで!と言うが、横山 は、宿題を教えないとわかっても、何人かの子供達が戻ってこない、 とぼやく。 剛は、合唱団の仲間から、柔道は、駅前のかっこいい道場(横山道 場)と、暴力先生のいるぼろい道場(夏八木道場)のどちらで習って いたか聞かれ、思わず、「駅前の方」と答えてしまう。 その時、正平が走ってきて、剛は慌てて後ろを向く。 正平は剛に気付かず、行ってしまう。 剛がそっと夏八木道場の前へ行くと、正平がウキウキと戻って、み んなに「遅い!」と文句を言われているところだった。 三人新入生がいて、正平は、「まず、自己紹介でも」と言う。 巴は、「とっくに終わった」と言うと、あんなに怒ったのに、ニコ ニコして!と文句を言う。 新入生の中には、もう、柔道を始めて三年になる子もいて、強い! ファミレスで、望月、山形、内村さつき(釈由美子)、それぞれ小 学生の算数の問題集に取り組んでいる。 そこにウェーターをしている西園寺輝男(荒川良々)が通りかかり、 望月が、「あ!変態!!」と声を出す。 その声に反応するさつき。 そして三人は、みんな夏八木親子のために小学校の算数の復習をし ていたことがわかり、一緒にやることにする。 山形は、巴の家がそんなに大変なことに、今まで担任でありながら 気付かなかった自分を恥じる。 なぜか西園寺まで小学校の算数のドリルを買ってきて、その輪に加 わる。 望月の携帯が鳴る。横山薫子(石川亜沙美)からの呼び出し。 望月が聖柔館(横山道場)に駆け付けると、『夏休みの宿題、ぜー んぶみちゃいます』の横断幕。 薫子はその先生を望月に頼む。望月の手のドリルを見て、もう参考 書まで持ってきて!と拝み倒される望月。 夜、笑美子はとにかく人が集まり、自分で教えられなくても、少し でも正平が元気になればいいと言う。 その頃正平は、建設現場で働いていた。 「3人も家族増えたんだからな」と同僚に言う。 朝、正平は日給を貰う。 「3つ子が生まれたんだってな。少し、色付けておいたから」と親 方。 正平が家の前まで来ると、道場の前に剛がいる。 正平は、「朝飯食べてくか?」と剛を中へ入れる。 剛は正平の悪口を言う友達に、何も言い返せなかった。正平にはい ろいろなことを教えて貰ったのに。もう一度柔道を習って強くなりた い!と剛。 正平は戻ってこい、と言い、剛は「いいの!」とうれし泣き。 それを見ていて、巴も、「あたしも頑張らなくちゃ!」と張り切る。 今日も補習。 巴が朝食を作っていると、みりんから、今日の補習の後、デートの 話をするという電話。 でも、お鍋がふいていて、巴は途中で電話を切ってしまう。 「ちぇっ」とみりん。 巴は寝ている正平にそっとタオルケットを掛ける。 そして巴は道場へ行き、学校へ行っている間の練習メニューを壁に 貼る。メニューを書いた紙の最後には、『剛クン、お帰り』と書き添 えてある。 巴は授業中に居眠り。 山形は、夏八木家は大変なんだから、広い心を持たなければ、と自 分を鎮める。 だが、巴の後ろの席で居眠りしている轟を、山形は怒鳴る。 轟だけでなく、巴も一緒に起きてしまい、失敗したいと思う山形。 幸輝が、紅白の幕が、ネズミか何かにかじられていると正平に言う。 「新しいの買うか、レンタルしますか?」と聞く幸輝に、「縫お う!」と正平。 幸輝は笑美子を探しに行き、正平は巴を呼ぶ。 その頃巴は道場にいた。 でも、正平が道場へ駆け付けると、あの柔道の強いフミオが、剛を 何度も投げ飛ばし、一度やめた人間が戻ってくるな!柔道やめると言 え!オレは勝ちたいから、仲良し、こよしじゃないんだ!と言う。 だが剛は、柔道やめない、と反論。 正平は、剛の夢を邪魔することは誰にもできない!と叱る。そして、 フミオの頬を叩く。 フミオは道場を飛び出していく。 そこに、望月、さつき、山形、西園寺の四人が、「夏休みの宿題見 ます」と来る。 でも、もう宿題を見なくていいとわかり、ホッとする。 正平は西園寺がヒーローの着ぐるみを着ていた人物だと気付く。西 園寺も正平を怪獣のおじさんだと気付く。 そこに、フミオが、母親と祖父の町内会長を伴ってやってきて、正 平がフミオを叩いたことを謝れと言う。 町内会長は、夏八木道場がお金に困っていて、正平が夜中の工事現 場でバイトしていることも知っているから、少しでも足しになればと、 孫を夏八木道場に通わせたのに叩くとは何事か!と。 巴が反論する。フミオは剛を蹴り、そして言葉の暴力を浴びせた。 それに対して、正平は教育的指導をしただけ。夢に生きている正平 を悪く言うな、と。 もし、ここが道場で、町会長が柔道着を着ていたら、町会長を指導 したい、と。他人の家のことをいろいろ言って!と巴。 そこに、さつきが、自分は警官だが、正平を告訴するなら手続きを 進めるが、と言い、町会長は困る。 山形も、自分は教師だが、昨今、子供を満足に叱れない大人が増え た。だが、正平は子供達のことを考えているから叱れるのだ、と援護。 笑美子が手を叩き、みんなが続く。 巴は笑美子と紅白幕を縫うが、手を刺してばかり。 笑美子に、「そんなんじゃ、彼氏できないよ」と言われ、「彼氏か .....いつできるかな」と巴。 「もういるじゃない、何人も」と笑美子。 後ろでは、山形、望月、西園寺が畳み拭きに精を出していた。 「違います!」と巴。 正平が巴にお土産を買ってくる。 夏祭りに着ていく浴衣だった。 「金がない、金がないなんてあんまり言うな。お父さん、持ってる んだから」と正平。 巴は喜んで浴衣を羽織ってみる。 寸 評 さて、夏八木道場の子供達は、結局7人になったということでし ょうか。 代表として出られるのは5人でしたよね。ということは、これから 激しい競争が!? ところで、いくら大学全入時代が来るとはいえ、巴の志望校は国立 ですよね。巴の高校って、それほどの進学校に思えないのですが(望 月が慶応と言っているので、それほど底辺校でもないのでしょうが)、 そこで赤点の補習を受けているのでは、難しいのではないでしょうか。 でも、巴に肩入れしてしまっている山形は、教師としては問題ない のでしょうか? 執 筆 者 鈴木(sumire_@anet.ne.jp) ---------------------------------------------------------------------- 2. 編集後記 ---------------------------------------------------------------------- 今年の浴衣は白地(生成?)がはやりなのでしょうか? 今のところドラマで浴衣が出てきのは、覚えているのでは、「君が想い出に なる前に」、「ラストプレゼント」、「南君の恋人」、そしてこの「愛情イッ ポン!」ですが、特に観月が来ていたのは紺の模様の、とても古典的な浴衣で したね。(正確には、着ようとしていただけで、着て出かけてはいないですが .....) 皆さんは今年、浴衣を着られましたか?その浴衣は、どんな色、模様でした か?(鈴木) ====================================================================== 発行元:ドラマ研究会 e-mail:info@j-drama.tv url :http://www.j-drama.tv/ ID :MM3E195F16414CD このメールマガジンは、メールマガジン[MailuX]を利用して発行しています。 (http://www.mailux.com/) ====================================================================== |