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===================================================== 発行部数 16 == ★★ 日刊ドラマ速報 ★★ ☆☆ 2004/08/06 (Fri) ☆☆ ====================================================================== == 目次 ============================================================== 1.金曜日の連続ドラマ 2.編集後記 ====================================================================== ---------------------------------------------------------------------- 1. 金曜日の連続ドラマ ---------------------------------------------------------------------- タイトル ああ探偵事務所 局 名 テレビ朝日系 放映日時 金曜23時15分 キャスト 妻木 (永井大) 井上涼子(酒井若菜) 森野泉 (辺見えみり) 松本康介(東幹久) 藤島薫 (川島なお美) 脚 本 高山直也他 あらすじ 第5回 のぞき最前線! Hなお嬢様を狙え 若い女が恋人に、「行かないで」と泣きすがるが、恋人は「いい加 減にしろ!」と言うと、女を振り払って出ていく。 女はテーブルの上のグラスとワインをたたき落として割る。 その時、物音。 窓が開いている..... 井上涼子(酒井若菜)が事務所に入ると、無人。 スクリーンの裏を見ると、妻木が裸でいる。 大家の藤島薫 (川島なお美)に、家賃払えないから身ぐるみはが されたという。 妻木は、薫の夫は船乗りなのだが、ずっと手紙が届かないので、ヒ ステリーがひどくなっているのではないか、と推理する。 そこに森野泉(辺見えみり)が、今晩探偵協会のパーティーへ行け ば、下請けの仕事、貰えるかもしれないよ、と言って入ってくる。 「パーティーに参加する費用がありません」と涼子。 「洋服もね」と妻木。 でも妻木は、こういうこともあろうかと、製氷皿の下に一万円札を 隠していた。 そこに薫が現れ、妻木に服を投げ、「くだらないことしている暇が あったら、さっさと稼いで来い!二週間以内に、家賃115万円全額 払えなければ、たたき出すわよ!!」と薫。 パーティー。 泉が妻木に会場にいる探偵の名前を教える。 多くの探偵は、自分たちは社会のゴミ掃除、とぼやいている。 でも、中に、『集金マシーン』と呼ばれている凄腕の探偵がいるら しい。 妻木は、ぼやく探偵達に、探偵の醍醐味を語る。 その妻木をたたえる人物。業界ナンバー・ワンの美麗探偵社の所長 ・杉浦(団時朗)。 今はスケジュールが空いているという妻木に、人手が足らないから、 と手伝いを頼む杉浦。 妻木は翌日、美麗探偵社へと赴く。 そこでは、日給3万円で仕事を頼まれる。 依頼者は、片瀬遥(高樹マリア)という女子大生(冒頭の振られた 女性)。仙台出身。父親は市議会議員。母親は歯科医という家庭。 2ヶ月前、覗きに遭っているという依頼が美麗探偵社にあったが、 前任者の桜井(斉藤陽一郎)は、その証拠を見付けられなかったとい う。 妻木は、美麗探偵社の名刺を持って、プールに遥に会いに行く。 遥は、桜井がいいと言うが、妻木は自分の方が優れていると言って、 推理を披露する。 「はずれ。でも、面白いから、いいよ」と遥。 妻木が覗きに気付いたきっかけを聞くと、遥は、KXテレビが犯人 だという。 高校生の時、水泳の大会で優勝し、そのため、自分のドキュメンタ リーを作っているのだという。 妻木が遥の部屋を調べたいというと、一緒に歩いていた遥が急に妻 木の腕にしがみつく。そばにいた若い男が、自分をじーっと見ている というのだ。 だが、彼は恋人と待ち合わせしていただけのよう。 妻木が遥の部屋を丹念に調べるが、盗撮カメラも、盗聴器も無い。 妻木は、電話が掛かってきたら、録音するよう言う。 そして、他の所を調べるからと、部屋を出ようとするが、遥は妻木 を離さない。 妻木はその手を離して、外へ出る。 妻木はいろいろ変装して、遥を見守る。 池のそばのカフェでくつろぐ遥を、対岸から見守る妻木。 妻木にサンドウィッチを差し入れる涼子。 おいしい、と妻木は感激。 その時、遥から電話。悲鳴を上げている。 妻木が駆け付けると、遥は座り込んでいる。 もう怪しい人影はない。 遥は妻木に身を預けて、「探偵さんのこと、好きになりそう」と言 う。 その言葉に酔う妻木。 遥は妻木に、服もプレゼント。 その2人をつける涼子は、嫉妬で妬け食い。 涼子が事務所に戻ろうとすると、薫が空の郵便受けを覗いてため息。 そして薫は涼子をパチンコに誘う。 薫は、前に夫が浮気してから2週間以上手紙が来ないと、疑ってし まう。 涼子も、なぜ男はナイスバディの女に惹かれるのか!と腹を立てて いる。 妻木は杉浦と桜井に、報告書を出し、遥は被害妄想かもしれない。 調査は打ち切って、カウンセリングを勧めた方がいいのでは、と言う。 桜井も同感。 杉浦は、もう少し様子を見てから、依頼人に話してみるという。そ して、妻木に今までの給金を払う。 美麗探偵社の入ったビルを出て、自転車に乗る妻木を、車から見て いる人物がいる。 妻木は、さくら(牛尾田恭代)の勤める牛丼屋で、封筒に何枚も入 っているお札を数える。 さくらは妻木が景気がいいのは世の中が物騒なのね、と言う。 妻木は、世の中が平和になれば、自分は暇でもいいと答える。 その時、遥から電話。 怪しい電話があったという。 妻木が駆け付けると、怖くて録音できなかったという。 内容は、「間抜け顔の探偵とブティックで買い物をしていたね。ど こからでも、君を見ている」というもの。 遥は、「怖い、助けて」と妻木にしがみつく。 妻木は、自分が探偵魂にかけて解決する、と言うと自転車に乗って 走る。 妻木の後を追う車。 妻木が曲がる。 車も曲がると、無人の自転車があるだけで妻木がいない。 車の運転手が顔を上げると、車の屋根から顔を覗かせる妻木。 車の人物は、松本康介(東幹久)と曽根慎太郎(金児憲史)。張り 込みの帰り道という。 涼子が事務所に行くと、妻木が荷造りしている。遥を24時間見守 るため、と言う。 涼子は、遥の狂言ではないかと言う。 妻木は、自分も最初、そう思ったが、違うように思えてきたという。 涼子は、ラブホで浮気の証拠写真を撮っている泉に相談するが、相 手にされない。 松本が涼子を喫茶店に誘う。 妻木が遥の調査をしていることも、松本は知っている。 どうして知っているのか、涼子が聞くと、涼子から聞いたと誤魔化 す松本。 その時、泉から電話。 遥は異常な寂しがり屋で、1人ではいられず、男なら構わず声をか ける。たとえ友達の彼氏でも。 それで大学でもシカトされている、と。 涼子は、喫茶店を飛び出していく。 妻木は、今晩、遥と一緒にいるという。 酷暑のせいか、遥の部屋のエアコンが止まる。 暑くて、窓を開けようとする遥を、妻木は止める。覗かれるから、 と。 暑さを理由にして、遥は服を脱ぐ。 そして、妻木の服も脱がせ、強引にキスをする。 天井を剥いた妻木は、あることに気付く。 涼子が遥の部屋を見上げていると、人にぶつかる。 泉だった。 2人は遥の部屋へ入る。 妻木が説明。 天井のクロスが、一部、色が変わっている。 遥に聞くと、1ヶ月ほど前、染みができたので、取り替えたという。 染みの原因はわからない。 妻木が天井裏を調べると、その当たりに穴がある。カメラの付いて いた痕跡もある。 でも、今は天井のクロスで穴は覆い隠され、カメラもない。 遥の思い過ごし。 外を見ると、車が止まっている。 妻木は、なぜ美麗探偵社に依頼したのか遥に聞き、遥は.....。 妻木は、車の主、松本と曽根に、なぜ妻木をつけているのか問うが、 逆に、つけられるようなことをしているのか?と、問い返される。 誰かが、夜の美麗探偵社に入り、ロッカーの中の記録を読む。 桜井が若い女性とベッドにいる。 若い女性は、桜井がいるので、もう安心、と言っている。 その女性がシャワーを浴びている間に、桜井は別の若い女性に電話 し、声を変えると、「君のことはいつでも見ているから」と言う。 車に乗り込んだ桜井は、カーナビの画面に、2番目の若い女性の部 屋を映している。 変な電話があったと訴えるその女性に、別の、しっかりした感じの 女性が、探偵を薦める。 「いいぞ」と桜井が待っていると、彼女が薦めたのは『ああ探偵事 務所』。 「それはまずいでしょ」とつぶやく桜井。 桜井はその若い女性の部屋に、今なら無料で盗聴器発見サービスを していると言う。今、この部屋から不審な電波が出ている、と。 そして、わざとらしく、机の上から盗聴器を見付ける。 その若い女性と一緒にいたのは涼子。 そこに妻木が現れ、「盗撮カメラも見付けてあげなきゃ」と言う。 桜井は逃げ出す。 杉浦は、桜井に、「ドジ踏みやがって」と怒鳴る。 「所長があんな男、連れてくるからですよ」と桜井。 杉浦に投げ飛ばされた桜井は、ぶつかった拍子に、隠しカメラを発 見。それも、何台も。 「覗かれている気持ち、わかったか」と妻木が入ってくる。 「君は、単なる推理マニアかと思ったが」と杉浦。そして妻木に組 もう、と100万円の札束を渡す。優秀な人材には、いくらでも払う、 と言って。 「集金マシンは、あなただったんですね」と妻木は桜井に言う。そ して、反撃に出る。 人を不幸にして、金を稼ぐなど許せない。遥の気持ちを考えろ! 杉浦と桜井は妻木を痛めつける。 泉がカメラを用意して車を降りると、止める人間。 妻木が頭突きで反撃。 「人の弱みにつけ込みやがって! 私はそういう奴が宇宙一嫌いな んだぁ!」と言って。 それに対して、杉浦はナイフを取り出す。 そこに、松本達が踏み込んでくる。 慌ててナイフを隠す杉浦。 泉も、松本や曽根に続いて入ってくる。 今までも苦情があり、美麗探偵社を調べていた、と松本。 「証拠は?」と杉浦に聞かれ、松本はテープを取り出す。 杉浦は、それは妻木がやったことと言う。 それに対して松本は、妻木は自分の命令で内偵していたという。 目が点の妻木。 松本は、杉浦と桜井を逮捕すると、ついでに妻木の100万円も証 拠物件として一緒に持っていく。 遥は、妻木を事務所に訪ね、今では被害妄想もだいぶ軽減している、 と言う。 そして、今まで美麗探偵社に払ったお金と同じ額、と150万円を 払う。 これで家賃が払える、と妻木と涼子は喜ぶ。 薫が入ってきて、家賃はしばらくいいと言う。夫からのエアメール が届いたというのだ。 だが、薫は机上の115万円を見付けると、あるなら払って、と持 っていく。 でも、あと35万円残っている。 薫は、115万円は先月までの滞納家賃なので、今月分も払ってと 言う。 泉も、今までただ働きさせられた分を払ってと言う。 涼子もバイト代払って、と。 妻木は、その35万円は、この部屋に隠してある。見付けた人に全 額差し上げる、と言う。 みんな、血眼で探す。 でも、藤島茜(左近香澄)が、千羽鶴の一列が、万札で折られてい ることに気付いてしまう。 妻木がそれを各層とするので、却ってみんなの視線を集めてしまっ た。 −− ああ探偵事務所。それは電話帳の一番初めに載っている探偵 社です…。 寸 評 今回は、いかにも深夜枠という感じでした。 涼子は、自分が妻木を好きになっている、ということを自覚してい ますね。アルバイトとして手伝っているというより、もう、好きな人 のそばにいたい、一緒のことをやりたい、という感じでしょうか? ところで、泉と妻木の関係ってなんなのでしょう。恋人同士という わけではないのに、泉はタダで妻木を手伝っている..... 執 筆 者 鈴木(sumire_@anet.ne.jp) ---------------------------------------------------------------------- 2. 編集後記 ---------------------------------------------------------------------- ひと頃の酷暑も、多少しのげるようになりましたね。 先週末、近所の花火大会も終わりました。他に比べて、遅くにやることと、 スターマイン等、尺玉もかなりの数が上がるため、それほど有名ではないと思 うのですが、秋ドラマが、夏祭りから始まる時に、使われたことがあります。 (鈴木) ====================================================================== 発行元:ドラマ研究会 e-mail:info@j-drama.tv url :http://www.j-drama.tv/ ID :MM3E195F16414CD このメールマガジンは、メールマガジン[MailuX]を利用して発行しています。 (http://www.mailux.com/) ====================================================================== |