|
【夏休みの終わりに】 今月は、最初で最後のものと成りました。 長い夏休みを頂いていました。 他の日記などは、毎日、頑張って書いていますが、手前は駄目です。 夏が、特別に弱いのでは在りません。 寧ろ、暑いほうが好きなのです。 其れなのに、何も書けなかったのです。 訳は、怠惰な性格と言い切れます。 其の身に鞭を打って、月末のお話を致します。 【台風一過に思う】 一昨日から襲いかかった台風で、日本中が、少し傾きました。 大きな傾きは、銀行の再編劇です。 潰れそうな銀行を救済して、利権を手にする茶番劇です。 今回の銀行の動きは、自分の生き残り以外は考えていない事です。 際限もない融資をしておいて、返せなくなったら突放す仕儀なのです。 産業をどのように育てるのか? 其のようなビジョンは持っていないのです。 単なる”金貸し”でしか無いのです。 現代を見ていると、”金色夜叉”を思い浮べます。 お金の力しか認められない風潮が蔓延しています。 人が人として生きることが、大切なことだと教えるべきなのです。 【金融資本の狂い咲き】 世界中が、金融資本で雁字搦めに成ってきました。 石油まで、投機の対象として扱われているのです。 アメリカは、世界の警察を豪語していますが、石油の投機を許しているのが、 他ならぬアメリカなのです。 此の様に、世界は狂いだしました。 イラクの戦争を持ち出す迄もなく、人殺しが許される時代なのです。 真面目な顔をした銀行マンが、世界の人殺しに反対を致しません。 【台風に思いを寄せて】 台風が教えてくれた事は、自然の猛威の前には、人は小さな存在である事です。 其の小さな存在が、生命を奪い合い、お金で苦しめ合い、生き方までも虐め合うのです。 其の狂った現実に、気付き始めたのが、今回の台風です。 もう、お金には縛られない暮らしを送りましょう。 そんな便りを、運んでくれた様に感じました。 工房「多津蔵」は、巷のお金に塗れた暮らしからは、離て生きるでしょう。 夢幻出版社 編集長 田鶴彦乃蔵人 ************************************************************* |