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タイトル:[ep-update] こんな夏休みなのに。。。  2004/08/09


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           edition: 9-Aug-2004

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こんばんは。
発行人しております、shi でございます。

いま、実は慌てて書いてます(笑)
約束の月曜が終わっちゃいますからね。

というのも、もうこのところ朝がめっきり駄目です。
困り者なくらい起きられません(笑)

体力がないんでしょうか。。。暑いから、で済みますかねぇ。。。

ところで、そんな中。

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今日は。。。 

みすけは保育園でお世話になった先生のところでお泊まり。

 ともとemichan は保育園の同級生だった友達の所にお泊まり。

 パパは。。。お留守番。。。 

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<<<<<<<<<<<<<<<<<< Word of the Day >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>

いやぁ、明日はラジオ体操最終日。
きっと、子供たちにはジュースや、おもちゃが出るんですよ。
でも、いないなんて。

と思っていたら、今朝言われてしまいました。

「パパ、あした代わりに出て、もらっておいてね。」

。。。私は身代わりかい!

身代わりと言えば、実は信託って、身代わりでもあるんです。。。

<<<<<<<<<<<<<<<<<< financial talk >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>

       [企業資産の流動化と信託について : 信託ってそもそもなあに?]

前回、企業から資産プールを取り出した先として一つはもう一つその為の会社(SPC)を
作り、もう一つの先として信託の口座に移す、という話をしましたが、そもそも、
信託って何でしょう。

町中でもよく(といっても最近では支店の統廃合が進んでいるので見かけなくなっている
かも知れませんが。。。)信託銀行の看板を見ると思います。ちょっと見た目は普通の
銀行で、金利表なんかを張っているかもしれませんが、それとあわせて不動産の物件情報を
張っていたり、最近だと「遺産や遺言のご相談は。。。」なんて張り出しているところも
あるかもしれません。よく見れば何となく普通の銀行とちょっと違うのはわかるのですが、
一体何がどう違うのでしょうか。

例えば、ふらっと店内に入って、口座を作りたい、と言ってお金をあずければ銀行通帳を
とキャッシュカードを発行してくれて、町中の銀行と同じようなレートの普通預金のような
商品を提供してくれます。これでは銀行とどう違うかわかりませんね。

信託銀行も、「銀行」ではあるので、普通にお金を預けることができますし、企業に
その集めた資金を貸すこともします。しかし、普通の銀行と預かり方と貸し方がちょっと
違うのです。普通の銀行ですと、普通預金として「預金者」から「借金をして」、その
お金を「借り手」に貸し出す、という、「自分の勘定」でお金の貸し借りをします。

それに対して、信託銀行の場合は、「トップ」と呼ばれるような「合同運用金銭信託」口座を
開けてもらい、そういう信託口座でお金を預かり、その集めたお金の運用として
取引のある企業に貸し付ける、という方法を(ざっくり言えば)行っているのです。
この場合、「合同運用金銭信託」口座は、信託銀行の「自己勘定」とは別の勘定で
取引されているので、極端な話、信託銀行がつぶれてもこの口座は生き延びる、というか
信託銀行の倒産から隔離されている、という法律の手当がされています。

でも、これでは銀行の普通預金や定期預金を形を変えて行っているだけにしか見えないので、
ちょっと面白くありません。信託銀行の面白いところをもう少しご紹介しましょう。

例えば、年金の運用、という話を考えてみましょう。例えば、あなたが会社の社長になって、
社員から年金相当のお金を毎月預かって将来退職する時に備えなければならない、としましょう。
そのときに、社員の誰かに預かってもらい、しかも増やしてもらうように株を買ったり、債券を
買ったり、タイミングを見て売ってもらったりと、運用してもらう必要があるのですが、大事な
お金です。適当にやって損されては困ります。運用のプロに管理と運用を任せたいですよね。
今でこそ、確定拠出年金といって、従業員が自分のリスクで自分の年金を運用する時代ですが、
それでも、まだ企業年金の運用や退職金基金の運用は、信託銀行に一任して、財産管理や
運用を任せている、というところが多いでしょう。

無論、管理だけは信託銀行に任せて、売り買いといった資産の運用は自分でしたい、という
ことも可能です。

また、「遺言信託」のように、おじいさんがそのお金や土地などの財産の管理を信託銀行に
任せて、将来の財産を孫に引き継がせる、というかたちで、口座を開いた人とは別の人の
為に資産運用を行う、というケースもあります。

ちょっとまとめてみましょう。
信託銀行とは、
-「自己勘定」とは別に「資産」を管理、運用するところである。
- 「資産」の運用は、口座を開いた人とは別の人の為に行うことも出来る。
- 「資産」の運用は、信託銀行に任せることも、自分ですることも可能。
- 預かれる「資産」は、お金に限らず、株、債券、土地といったものでも可能。
という、銀行では扱えない商品を取り扱っているのです。
信託銀行の窓に張っている、不動産の物件は、その延長で不動産の仲介業を営んでいる
のです。

次回は、この信託口座と資産の譲渡の関係などをもう少し細かく見てみましょう。
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さて、明後日はep-books の発行です。
ちなみに、ep-finance もこのあとすぐに発行します。
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暑いけど、頑張りましょう!!!
# 自分に自己暗示(笑)

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