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タイトル:Daily Drama Express 2004/07/29 南君の恋人 (4)  2004/08/08


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2004/07/29 (Thu) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.木曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 木曜日の連続ドラマ
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タイトル 南君の恋人
局  名 テレビ朝日系
放映日時 木曜21時
キャスト 堀切ちよみ(深田恭子)
 南 進 (二宮和也)
 日下部征一郎(田辺誠一)
 野村麗花(宮地真緒)
 南 桜 (安倍麻美)
 堀切千次(北村総一朗)
 南謙一 (西村雅彦)
 南竹子 (名取裕子)
脚本  中園ミホ

あらすじ  南進(二宮和也)は追試の帰り道に堀切ちよみ(深田恭子)のベット
を買い家へ急いでいる途中、フォーチュンクッキーを勧めた謎の中国
人とすれ違った。南は謎の中国人を追いかけて事情を話、堀切ちよみ
(深田恭子)が元に戻る方法を教えて欲しいとお願いする。しかし、謎
の中国人はクビを横に振った。


 南は家へ急いで帰る。
 帰り道、日下部征一郎(田辺誠一)と出会い駅伝部の合宿の話をされ
るが「先生、急いでいるんで。また今度」と言って振り切る。その時、
ちよみが作ってくれた単語帳を落としてしまい。それを日下部が拾う。


 家へ帰るとちよみが笑顔で迎え、買ってきたベットを渡すとちよみ
は大喜び。

 そして、南は謎の中国人に会ったことを話す。実は、その人は双子
の兄だった。弟の居場所は解らないと言われたが南は居場所が解り次
第、連絡をもらえるようにお願いをしていた。ガッカリしていた南に、
ちよみは「希望を持とうよ。ベットも買ってもらったし、もう少しこ
のままでもいいよ」と言う。南は「コレのお礼だよ」と単語帳を出す
が、1つ落としてしまったことに気づく。


 南家では毎年恒例の家族旅行が決定し、南謙一(西村雅彦)は大はり
きり。

 伊豆の旅館で2泊3日。ちよみは「行っておいでよ」と言うが南は
「そうはいかないよ」と悩む。

 結局南は、ちよみと過ごすことを選び「一人で家に残って猛勉強す
るから」と家族旅行を断る。謙一はガッカリするが勉強するという理
由のため納得する。


 終業日。南はクラスメイトからキャンプに誘われるが断る。

 続いて麗花からロタ島に誘われるがが断る。

 日下部征一郎(田辺誠一)からは駅伝部の合宿に必ず来いと言われる
が「僕は夏休みは家で過ごします。何処にも行きません。絶対に」と
断固断る。


 放課後、日下部は一人グランドでパスケースに入った女性の写真を
眺めていた。その写真はちよみにソックリ。

 そこへ、麗花がやってきて「堀切さんが中国に行ったってのは嘘で
すよね」と言った。何故だときく日下部に、堀切さんは南君の側にい
る気がすると答える。それをきいた日下部は、南が落としていった単
語帳のことを思い出し「まさかっ」と呟く。


 南家の家族旅行出発日。

 ふたりきりになった南とちよみは、スーパーに買い物に行ったり、
おもちゃ屋でちよみの服を選んだり楽しく過ごしていた。家へ帰り、
ちよみの指導のもと昼ごはんの仕度。食事も終わり、ちよみは南に買
ってもらったドールハウスでお昼寝。

 夢の中では南もちよみと同じサイズに小さくなっていて二人で一緒
にいようと幸せいっぱい。

 しかし「ちよみ。大変だっ!」という南の言葉で目が覚めて現実の
世界へ。なんと南家が忘れ物をとりに戻ってきた。南は焦ったが、ど
うにかその場を誤魔化した。


 再び家族は旅行に出発しホッとしたのもつかの間。今度は麗花がや
ってきた。南は「すぐ追い返してくるから」と言いちよみを浴室へ。

 麗花とは店で話すことに。麗花に「家族の留守中に、まさか堀切さ
んと秘密の同棲をしてたり」と言われ、動揺した南は焦ってしまいジ
ュースを麗花の服にこぼしてしまった。麗花は「シャワー貸りてい
い?」と勝手にお浴室へ。

 浴室にはちよみがいるし…焦る南だが、そこへ日下部がやってきた。

日下部は、ちよみがいると思い浴室へ。その時、日下部は写真の入っ
たパスケースを落としてしまった。「俺は大学3年の時に駅伝に挫折
した。でもお前の駅伝人生はこれからだ。」と自分の過去を話、南に
合宿に参加するように説得しにきたのだ。南は「行きません。今は走
ることより大切なことがあるんです。僕にあまり期待しないでくださ
い」と言う。

 麗花は日下部が落としたパスケースを拾い、ちよみの写真だと誤解
してしまった。

 ちよみは「あれ私のお母さんの写真だよ」と南に言った。


 南は「おじいちゃんはどうしているだろう?」と気になり、堀切寿
司へ。

 部屋へ上がってみると、散らかり放題。千次はちよみが居なくなっ
てから掃除をしていなかった。ちよみの指示の元、南は部屋の掃除を
始めた。千次は爪きりの置き場まで知っている南を不思議がるがお店
へ戻る。

 ちよみは引き出しに病院の診察券があるか南に探してもらう。千次
が病院に検診に行ってないことに気づき、南は千次に「検診に行った
ほうがいい」と言うが千次に「余計なおせっかいやくなら帰ってくれ」
と怒鳴られてしまう。


 その夜、布団に入った南は照れながら「何か新婚初夜みたいだな」
と言う。「一緒に寝てみる?」と南のベットにちよみも寝たが、気に
なって眠れない南を気遣い、ちよみは自分のベットに戻る。


 翌日、ちよみの母親の命日。

 ちよみと南は母親のお墓に行くと千次が来ていた。そこへ日下部も
やってきた。

「店がある」と言い千次が帰っていくと日下部は、ちよみの母親が好
きだったひまわりの花を供え、語り始めた。「あの事故の日もひまわ
りが咲いていたね。なんて残酷で明るい花なんだ。あれ以来、この花
をみると…」と泣き出した。

 その様子を見ていると麗花が突然やってきた。麗花は日下部を尾行
してきたのだった。

 麗花はボーイフレンドに日下部のことを調べさせた。


 南は千次の力になりたいと思い、お店のお手伝いをしに堀切寿司へ。

 南が勝手に手伝い始めたのだが、千次はそんな南を見て。「そんな
格好で店をウロウロするなよ。上に行って着替えてこい」と言った。


 旅行先では、謙一が自宅へ電話しても電話に出ないことを心配する。


 堀切寿司に商店街の人達がきた。南は一瞬焦るが、千次は「あいつ
は要領がいいんだよ」と誉める。出前に行く南をみて商店街の人が
「足の早い出前持ちはいないよ。ちよみちゃんが中国から帰ってきた
ら結婚させちゃえ?」というと千次は「パン屋よりすし屋の方が似合
ってるしな。引き抜くか」と笑う。

 ちよみは「おじいちゃんの笑った顔を久しぶりにみた」と南にお礼
をいう。


 南のことを心配し、南家は旅行を切り上げて帰ってきた。

 偶然、堀切寿司で働いている南を見かけ、勉強をすると嘘をついた
ことで南に手を上げた。

 それを見た千次は、「すまない」と自分から手伝ってもらったと謙
一に謝罪した。


 ちよみは南に謝った。「私がこんなじゃなかったら南君がお父さん
とケンカすることもなかったのに」と言うが南は「俺が、そんなちよ
みと一緒に居たかったんだ」と言った。


 日下部が堀切寿司にやってきて千次は南との出来ことを話した。

「親は子供のことを思うばかりについ手をあげてしまう。けど後で後
悔するんだよ」

 日下部は南が落とした単語帳を見せた。

 南がちよみの居場所を知っているのでは?という日下部に千次は
「あの子を疑う気にはなれない。何故だか解らないが、あの子といる
とホッとするんだよ。これはきっとちよみが出て行く前に南君に渡し
たものだよ」という。


 千次は南に単語帳を渡した。

 そして自宅まで送った。

 帰り道、ちよみの母親の話をした。「ちよみの母親が付き合ってい
た男性が気に入らなくて、あの子駆け落ちをした。15年前の今日、
夫婦揃って事故にあって3歳のちよみが届けられた。どう育てたら良
いのか、どんな風に愛してやればいいのか…結局、娘の時と同じにし
てしまった。本当はちよみにこう言ってやりたかった「命は1つ。魂
の震えるような恋をしなさい」と。今度こそ、心から祝福してやりた
い。」

 それを聞いたちよみは南のポケットの中で泣いていた。


 自宅に戻った南は謙一に謝り、謙一も殴ったことを謝った。


 麗花から「大事な話があるの」とメールがあり、麗花と会った。

 麗花は日下部のことを話した。日下部が駅伝を挫折したのはちよみ
の母親が亡くなったせいだったのだ。

「15年も前に亡くなった人を忘れずに今でも写真を持ち歩くなんて
日下部先生も可愛そうなひとね」と言う麗花に「そんなことないよ。
きっと日下部先生にとっては命をかけた恋だったんだ。たとえそれが
結ばれなくても大切な人っているよ」と南は言った。

「それは、堀切さんのこと?」と麗花がきくと「こんなことになって。
俺、前よりもっとちよみのことが大切になった」と南は答えた。


 麗花はちよみの母親の写真を日下部に返して「先生、恋って何なん
でしょう?」と聞いた。


 ちよみは改めて南に「元に戻りたい。どうしても元に戻りたい。」
といった。

 その時、謎の中国人の兄から「弟の居場所がわかった」と連絡が入
った。


寸  評  南君が麗花の前で「男らしく」と言った時、見ていた私も嬉しく
思いました。小さいちよみと一緒にいることは大変だけど『幸せ』が
伝わってきます。
 次回は謎の中国人に会って元に戻れる方法を教えてもらえるのでし
ょうか。先は長いので標準サイズのちよみに会えるのはまだまだ先の
ことカナ。

執筆者  西脇()

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2. 編集後記
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 「世界の中心で、愛を叫ぶ」にハマっています。
 毎週、涙して見ています。
 この間、電車に乗っていたら高校生2人組が「先週見た?」と話始め、それ
ぞれ感想を言っていました。
 それを聞いて、見る人によってジ〜ンとくる場面が違うことや物語の受入れ
方が違うことを知りました。
 『ドラマって本当にイイですね(^^)』
 では。また来週(^^)/(西脇)

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