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タイトル:Daily Drama Express 2004/07/26 東京湾景 (4)  2004/08/05


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2004/07/26 (Mon) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.月曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 月曜日の連続ドラマ
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タイトル 東京湾景
局  名 フジ系
放映日時 月曜21時
キャスト 木本美香[李美香/涼子][金優里](仲間由紀恵)
 和田亮介(和田聡宏)
 早瀬佳男(佐藤隆太)
 大杉健 (哀川翔)
 神谷文 (仲村トオル)
 井上弘一[朴弘一](中村俊介)
 木本正雄[李正雄](石坂浩二)
脚  本 原夏美

あらすじ  和田亮介(和田聡宏)と向き合うためにすべてを告白しようとし
た木本美香(仲間由紀恵)。しかし待ち合わせ場所に自分が亮介の彼
女であるかのように話す山根真理(佐藤江梨子)が現れる。

 真理は、美香が偽名を使った韓国人であるという隠していた事実を
美香に突きつける。

 そんな二人の出来事を知らない亮介は、時間差で待ち合わせ場所に
現れ、美香が落としていったブレスレットを拾う。

 ショックを受けたまま自宅へ帰った美香は、部屋でブレスレットが
ないことに気づく。そこへ亮介からの電話が来るが電話には出れない。

 副社長就任パーティーを終えた井上弘一(中村俊介)は、母の麗子
(李麗仙)から美香との結婚をせっつかれ、「自分には彼女しかいな
いと痛感しているんだから・・・」ともらした。

 早瀬佳男(佐藤隆太)は、葉山編集長(長野里美)から神谷文(仲
村トオル)の担当を美香と代わるように言われる。会社帰りに飲みな
がら、佳男と美香で引継ぎを行う。

 美香は、神谷が題材にしようとしている母優里(仲間由紀恵・二役)
の日記に書かれた日本人との悲恋と自分の亮介との関係がとても似て
いたことを佳男に話す。

 酔った美香は、自分と亮介の間のことを自嘲気味にもう終わりだ、
と話す。何かあったのか?と心配する佳男に、「彼女がいるなら最初
から言えってーの!」と美香。

 その頃、亮介は大杉健(哀川翔)と飲みながら、美香と連絡が取れ
ないことを相談していた。「避けられてるって事もあるしな・・・」
と言う大杉の言葉に酒をあおる亮介。

 翌日、大杉は喫茶店で真理と会う。大杉は涼子を追っていたのは真
理か?とやさしく尋ねた。真理は、涼子は本当は美香という名前で、
自分を偽って亮介と付き合うなんて許せなかった、と打ち明けた。

 仕事中の美香の携帯が鳴った。井上からで、美香の父正雄(石坂浩
二)が警察に連行されたと言うのである。

 その夜、美香、妹の紀香(ソニン)、祖母の貞姫(森康子)で待っ
ていると、井上と共に正雄が帰宅した。正雄は被害者だったことが証
明されたから帰れた、と井上は説明した。

 美香が井上にこっそり詳細を尋ねると、正雄が絡んでいた北海道の
ゴルフ場計画で、土地を持っていた地元の財閥が汚職を働いて逮捕さ
れたためその関係で正雄も事情を聞かれたのだと言う。

 しかしそれが元で正雄は借金を負うことになると話す。井上は自分
の会社もフォローするから、と美香を励まし、さらに結婚を前提に付
き合ってほしい、と美香に申し出る。

 美香が部屋に帰ると、亮介から「今日は妹の涼子の命日だった」と
メールが入る。「私が涼子という名前でなければきっと知り合わなか
っただろう」と返信した美香に、「何で電話に出ないの?」と亮介は 
問うメールを送った。

 それを見た美香は「まだ何も知らないの?」と入力するが、送信ボ
タンが押せなかった。

 大杉と『海岸酒場』で飲む佳男。佳男は、真理の行動の話を大杉か
ら聞いて最近の美香の様子がおかしいことに合点がいく。

 佳男は直接亮介と話しがしたい、と亮介の部屋へ行くが、亮介はま
だいない。大杉に誘われるまま亮介の部屋で亮介を待つが、大杉から
「美香に自分で言わせるべきだ」と忠告されて、うなずいた佳男は、 
美香と自分はここで働いているから亮介に渡してほしいと、自分の名
刺を大杉に託す。

 そのとき、亮介の部屋に一枚だけ絵がかかっていることに気づいた
佳男は大杉に訳を尋ねた。

 次の日、仕事を終えてロビーに下りた美香の前に亮介が現れる。驚
いて立ち去ろうとする美香を引き止めて、二人は公園へ行く。

 亮介は、真理とはなんでもなく自分は「あんたのことが好きだ」と
話す。

 それを聞いた美香は、自分が韓国人であることを告白する。亮介は、
初めて会ったときから気になっていた、と話す。
 「はじめてあったときのチマ・チョゴリ姿のあんたが忘れられない」

 身に覚えのなかった美香は事情を尋ねた。亮介はクリスマスイブの
夜にぶつかったときから美香を知っていて、美香がすべてを打ち明け
てくれるのを待っていた、と話す。

 亮介は、拾った後金具を直しておいたブレスレットを美香の腕には
め、もう一度「好きだよ」と告白する。

 亮介の胸に抱きついた美香は本名と韓国名を伝え、二人はキスをし
た。亮介のアパートで結ばれた二人。美香は亮介から韓国語で書かれ
た「私」の書をプレゼントされる。

 ある朝、紀香が合コンのための小遣いを美香にねだる。あっさりと
OKする美香。
 驚く紀香は、美香に何かよいことがあったのか?と詰め寄る。そこ
へ祖母が現れて、正雄が大丈夫かどうか美香に調べてきて くれ、と
頼んできた。

 正雄の会社を美香が訪ねると、正雄はビジネスに借金は付き物とあ
っさり話す。
 美香は井上とお茶をしながら正雄の会社のことを聞いた。

 大丈夫、と気軽に話す井上に、「プロポーズとは別の話か?」と正
直に美香は聞いてしまう。井上はもちろん強く否定する。

 亮介のことを告白しようと言う美香をさえぎって、井上は倒れた自
分の父親が半分ぼけながら話した優里の葬儀の時のことを話す。正雄
が一人の弔問客に向かって激怒し、追い返したと言うのである。

 美香と別れた井上の前に真理が現れ、亮介と美香が付き合っている、
と話す。井上は「ありがとう」とだけ言い残して帰っていった。

 数日後、美香は意を決して井上との食事に職場から出かける。美香
を見送った後、佳男は優里を題材とした神谷の第一回の原稿に目を通
していた。そこに書かれたある絵に対する記述が、亮介の部屋にあっ 
た絵と重なることに気づき、まさか・・・と思いつつ、大杉に相談す
る。

 亮介の父健介(夏八木勲)が仕事の関係で上京してきて、亮介は父
とすし屋で食事をしながら今の情況などを話していた。健介の左足の
義足になった事情を亮介は尋ねるが、健介は相変わらず教えてくれな
い。

 オーダーを終えるや否や、井上は美香に婚約指輪を差し出す。「受
け取ってくれるよね?」困惑する美香の前に、麗子も現れて「もちろ
ん・・・」とごり押ししてきた。麗子は、美香の父正雄の会社は、う
ちの助けがなければもう倒産寸前なのだ、と脅す。

 プロポーズと会社の話は関係ないのでは?と美香が井上に食いつく
と、井上はもちろん別だが、美香が日本人の男と同じ過ちを犯す前に
手を打ちたいだけだ、と言い放つ。それを聞いて美香は席を立った。

 井上は、正雄に電話をして正雄の会社に融資をする話と共に、美香
をきちんと説得してくれることを正雄に約束させる。

 行き場のない気持ちを抱えた美香は亮介の部屋を訪ねる。部屋には
健介もおり、亮介は美香のことを恋人だと紹介するが、美香を見た健
介の表情が固まる。さらに、木本美香という名前を聞いて一瞬ハッと 
し悲しげな表情を浮かべる。


寸  評  借金のかたに結婚を迫る、なんていうのはすごく古典的な筋です
よね。でも、自分が美香の立場になってしまったら・・・という気持
ちで話を見直したら、すごく切なくなってしまいました。(・・、

執 筆 者 井村(tokyowankei@mail.goo.ne.jp)

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2. 編集後記
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 今回の亮介と美香のラブシーンを見て、やっぱり仲間由紀恵さんはきれいだ
なー、としみじみ見てしまいました。このところ、トリックやごくせんなどコ
メディーをちょっと含んだような役柄が印象的だったので、こういった正統派
の恋愛物をみるとその人の雰囲気がすごくよく浮き出てきますね。あぁ、いい
なー。(井村)

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