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△▼ Weekly Mail Magazine △▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼ 【実 践 留 学 道 場】 第207号（2004/8/4発行） 毎回発行部数：約800部、 累計発行部数：125,447部 △▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼ 読者の皆さん、こんにちわ。 メールマガジン【実践留学道場】”道場主”(ほかにも”師範”や編集スタッフ 等々発行に関わる全てを兼ねています!）の、HajimePapaです。 本格的な夏となりました。暑い日々が続いていますが、先日少しお休みを取り、 家族で九州旅行に行ってきました。（この暑い時にどうして南のほうに？、と 思われる方もいるかも知れませんが、それはそれとして。） 旅先の長崎では、あの有名なグラバー邸のある「グラバー園」も訪問しました が、そこでは、ボランティアで観光案内して頂けた年配の方から、色々有益な話 が聞けました。(^_^) 長崎は、港町、海外との接点ということで、昔から異国の文化や新しいもの が先ず長崎に入り、何でも一番、発祥の地としても有名だそうですが、昔は これらの新しい文化や知識を学ぶために、日本の他の地域から、この長崎に良く 「留学」に来ていたようです。そして、留学から戻ってからは、長崎で学んだ ということで一目置かれ、自国（自分の地）で自慢できたようです。つまり、 長崎留学が、エリートの条件のような感じだったのでしょうか？ 今では、長崎どころか、米国等の海外への留学も当たり前の時代になりました が、現在の我々も、「留学」の意義をチョッと振り返って見たいところです。 それでは、ちょっと前置きが長くなりましたが、今回の稽古に入りましょう！ =========================[今回の内容]========================== ☆１☆ 【実践留学道場】が留学実現の早道！（最終回） =============================================================== 今回はついに、「【【実践留学道場】が留学実現の早道！」の最終回として 第９回目をお届けします。これまでのシリーズの総括として、実践英語習得、 留学希望の方への様々な実践アドバイスも含まれていますので、ご期待下さい。 〜〜〜〜〜〜▼〜〜〜〜〜〜☆１☆の始まり〜〜〜〜〜〜▼〜〜〜〜〜〜〜 ☆★☆ 【実践留学道場】が留学実現の早道！ ☆★☆ （最終回 ： 第９回目、総括） このコラムは、数年前に１３回程のシリーズとして連載して好評で あった、道場主特別コラム『実践英語習得、そして留学への道』を ベースに、新たに再編成（追記、修正）したものです。 今回はその最終回である第９回目、総括です。これまでのシリーズを 総括する内容で、実践英語力向上、早期留学実現に向けてのノウハウ、 アドバイスをまとめてお伝えしましょう。 −−−−−−−−・−−−−・−−−−−−−− ● 最終回：総括、留学実現の決め手は？！ これまで９回にわたり、このメルマガの主旨、ネライから、留学 実現に向けて必要となる英語力レベル、準備内容、留学先での資金 面の問題（仕事、アルバイト）等々にふれてきましたが、今回は、 最終回として、これらのポイントを整理、徹底しておきましょう。 （１）留学に向けての英語力の重要性 ここで「留学」と一言でいっても、短期、長期含めた「語学留学」 や、専門技術を習得するための専門学校への留学、あるいは、この メルマガで良くとりあげています、学位取得を目的とした大学や 大学院への留学等々色々ありますが、これらに共通して言えること があります。 それは、英語圏への留学はもちろんのこと、英語圏以外の国への 留学も含めて最低限の英語力、つまり私が毎回ふれていますコミュ ニケーションのための「実践英語」力が、留学成功の鍵となると 言うことです。 ここで、「語学留学」を目指している人からは「英語を身につける 為に語学留学するのであって、その前に英語力が必要とは、おかしい のではないか？」という声が聞こえそうですが、上記は語学留学を 目指している人にも当然当てはまります。逆に、語学留学を目指して いる人こそ、このことを特に良く理解して貰いたいと思っています。 つまりこういうことです。 要はしっかりした英語力を身につける為の留学、語学留学において も、その基礎となる英語力（いつも言っている文法、単語のチカラ です）や、ある程度の英語でのコミュニケーション力（つまり、基本 的な英語でのリスニング、スピーキングができる最低限の実践英語力） がないと、その語学留学自体、あまり意味の無いものなってしまうと いうことです。（もっとも、観光を主体とした別の意味での「語学 留学」であれば、それなりのお金をかけて行く意味があるかも知れ ませんが、少なくとも「英語力向上」ということに対しての投資効果 はあまり期待できないでしょう。） しかし、これが、ある程度の「実践英語力」をもっていながら、 更になる英語力向上、英語でのスムーズなコミュニケーション力 を身につける為に「語学留学」するとなると、また話が変わって きます。その「語学留学」により、自分の英語でのコミュニケー ションの弱点発見や更なる向上に向けてのヒントが留学から得られ、 これが帰国後の効果的なトレーニングにもつながるでしょう。 あるいは、本当は学位取得の正規留学(フルタイム留学）をしたい のであるが、これ迄、ＴＯＥＦＬで志望大学の所定の点数をクリア 出来ていない、また、本当に現地での大学の授業について行けるの かどうかが心配だ、というような人にとって、その準備の一環と して「語学留学」するケースがあるかも知れません。 ただ、この場合にも当然、それなりの英語力が必要となるでしょう。 特に、大学や大学院へフルタイム留学を希望する人にとって、これ が成功するも失敗するも、現時点のあなたの英語力（英語基礎力） にかかっているということを、十分認識してください。 (留学すれば、英語が上達すると言う神話は、ある意味ウソです。 ただ単に留学するだけでは、真の英語力は身につきません！） 更に言えば、現時点の英語力が高く、ＴＯＥＦＬで高得点を 取れる程、志望の、あるいは更に良い大学や大学院に留学できる 可能性が高まるのです。 是非、頑張って英語力を出来るだけ身につけてから留学して 下さい。 （２）留学成功に向けての留学先での心構え 既に「留学成功の秘訣」等々のコラムで述べており、一部、私の 関連ＨＰ上にもアップロードしていますが、ここでは、ポイントを 以下に箇条書きにまとめておきましょう。 ・何事も恥ずかしがらずに、積極的に取り組むこと →日本人は控えめな性格の人が多いと思うが、これは留学生に とって色々な点で不利。例えば、授業中何も発言しないと 授業に参加していないと評価される。出来る限り予習をして、 自分が既に分かっていることでも、質問して確認するくらいの 姿勢が大切。 ・ネイティブに見習うこと →ネイティブの大学生は、これまで米国の学校での勉強の仕方を 身につけているので、彼らの勉強の仕方を良く見習い、真似を することが大切。その為には、積極的に友人をつくることも 必要で。彼らから学ぶべきことは沢山あり。 ・情報（ＰＣ等の情報機器も）を最大限に活用すること →私が米国に留学した頃は、まだインターネットもさほど普及して いなかったが、それでも大学のコンピュータに自由にアクセス でき、自宅のＰＣからもＩＤを貰って大学のコンピュータネット ワークにアクセスでき、教授や友人とメールでファイルのやり取り や情報交換が出来た。今であれば、インターネット等を活用し、 更なる情報を有効活用することによる、ペーパー等の作成も必要。 ・教授と仲良くなること(教授を活用！） →教授のところに足しげく通い、何でも相談して、仲良くなる こと。教授を利用する！？と言うと言葉が悪いが、教授を味方 につけて、自分の勉強や英語力向上に活用すること。 （教授との会話で高度なコミュニケーションの練習にもなる！） （３）留学先での学費捻出の為の仕事、アルバイトに関して これに関しては、これまでの情報に加えて、「日米教育委員会」 が編著し、アルクから発行されています、「２００５年度アメリカ 留学公式ガイドブック」に最新情報がのっていましたので、ご参考 迄に紹介しておきましょう。 「VI 留学生の法的義務」のところのP.249の「雇用」のところ からの、以下、項目抜粋、内容要約です。 （尚、詳細は、当該書をお読み下さい。なかなか内容のしっかり した、「留学の手引き」といった感じの書物です。因みに、 １５００円＋税ですが、十分価格に見合った価値はあると思い ますョ。最近本屋で見つけ、早速購入しました。余談。） 「雇用」のところには、以下のように、 「Ｆ−１ビザを取得し、アメリカへの入国を確実にするためには、 学生は学費、滞在費などが十分であることを証明する必要があり ます。法律上、留学生の主たる目的は勉学でありアメリカで違法 に就労することはないとみなされています。以下にあげたものは、 留学生が合法的にアメリカでも働いてよいとされる状況の説明 です。」 と、書かれ、このあと、以下の５項目が挙げられています。 １）アシスタントシップ ２）キャンパス内でのその他の仕事 ３）Curricular Practical Training ４）経済的困難に基づく雇用 ５）Optional Practical Training ここではこれらの詳細説明は省きますが、１）はいわゆるＲＡ (Research Assistant)やＴＡ(Teaching Assistant)等であり、週 ２０時間が上限として定められています。 また、２）に関してはこれまでに何度かふれていますが、これも 週２０時間という制限があるようです。但し、夏休み等の授業が 無い期間はフルタイムで働けるようです。 ３）はややこしそうですが、要は産学共同の実習や、関連分野 での、カリキュラムの一部としてのお金がもらえる実習やトレー ニングのことです。但し、これには条件があり、フルタイムで１年 以上在籍し、かつ良い成績を収めていないとダメのようです。 (大学院生は入学後すぐに始めることも可能なようです。）尚、 このＣＰＴに関しては、５）との関連もありますが、週２０時間 以上の就労も可能となってます。 ４）は、移民局からの許可も要り、通常はあまりないでしょう。 また、最後の５）に関しても、色々なケースがありますが、移民局 に申請することにより、就労が可能となっています。特に、各学位 レベルでの課程修了後、各々１２ヶ月間のフルタイム就労が可能と なっています。 （先日の工原さんからのメールにもありましたが、工原さんは 既に先日学位を取られており、また、１年間のみの就労許可と 伺っていますので、おそらく、工原さんの就労のケースは、この ５）のＯＰＴでしょう。） 以上、大きく３項目に分けて、これまでのポイントを総括として まとめてみました。 当初、２、３回のシリーズのつもりが９回(＋オマケ)と長くなって しまいましたが、これまで本コラムのご購読、どうもお疲れ様でした。 もし、宜しければ、暇な時にでもバックナンバーを読み返してみて 下さい。きっと、今後の参考になることが得られると思いますョ！ − 完 − 〜〜〜〜〜〜▲〜〜〜〜〜〜☆１☆の終わり〜〜〜〜〜〜▲〜〜〜〜〜〜〜 今回で「【実践留学道場】が留学実現の早道！」が終了しました。次々週 からは、更に読者の皆さんのお役に立つ新コラムを既に企画していますが、 その前に次週は、第201号でご紹介しました、『英語を食べる不思議な生き物 Marsh（マーシュ）』の詳細(実際に購入して使った感想！)をお知らせします。 先日来、この本（ＣＤソフト付）を本屋で探していたのですがなかなか見つ からず、結局インターネットからAmazon.comにて購入しました。（配送料無料 でしたので、税込み1890円のみで購入でき、すぐに届きました。便利ですネ。） 尚、Marsh、なかなかかわいいですョ。特に女性向けの英語教材でしょうか？ 使用体験報告を、どうぞお楽しみに！ ♪♪ 臨時ニュース ♪♪ いよいよ待望の新シリーズコラムの開始！！ ８月１８日発行予定の第209号より、皆さんの英語力向上、 留学準備の助っ人となる、新コラムが開始されます！ その名も、『英語力アップ・留学成功お悩み相談室』！！ これまでお寄せいただいた何１００通ものお便り、ご相談、 あるいは、リスニングモニター実施者の方の英語や留学への 熱意や勉強方法から、代表的なものを毎週２、３件ご紹介し、 皆さん共通の考え、英語力向上や留学実現への苦労、悩み 等々に対して、道場主や他の方からのアドバイスも交えて シリーズとして掲載いたします。ご期待下さい！ 今回の稽古はこれで終わりです。 お疲れ様でした！ それでは、次回をお楽しみに。（ Take care and study hard! ） ●●● 次回は、８月１１日発行予定です。●●● （お願い）下記Ｐ.Ｓ．も、是非、お読み下さい。 ===================================================================== ■タイトル：【実践留学道場】 (第207号 2004/8/4 発行） ■このメールマガジンは、インターネットの本屋さん『まぐまぐ』を利用 して発行しています。( http://www.mag2.com/ ) □まぐまぐＩＤ： 0000034453 □購読の登録・解除： http://members.jcom.home.ne.jp/hajimepapa/merumaga.htm □バックナンバ： http://backno.mag2.com/reader/Back?id=0000034453 ■このメールマガジンは、(株)電網社の『MailuX』を利用して発行して います。( http://www.mailux.com/ ) □MailuX 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