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〓〓〓☆☆☆☆☆☆☆〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 --------- わが子の近視は回復する!!--------- <家中みんなで、大協力♪ 楽しい回復法> 創刊号 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓☆☆☆☆☆☆☆〓〓〓 ★〓〓★〓〓★〓〓★〓〓★〓〓★〓〓★〓〓★〓〓★〓〓★〓〓★ こんにちは! 発行者で眼科医の佐々木です。 「親も視力が悪いから、こどもが近視になるのはしかたない・・・」 「目が悪くなったら、メガネをつくればいいし・・・」 こんなふうに簡単に考えていませんか。 今のこども達の近視には、親世代の時とは違って、実はたいへんな 問題があるんですよ。 ★〓〓★〓〓★〓〓★〓〓★〓〓★〓〓★〓〓★〓〓★〓〓★〓〓★ 第1回 <今のこどもの近視とは> パソコン、携帯電話など 情報通信機器が当たり前のように生活の中に 浸透してきており 今後ますます拍車がかかることは、大いに予想されますね。 時代の流れなのですから、この現象とうまく共存していかなくてはなりません。 ただ、これらの機器と付き合っていくということは、目には多大な負担を 強いられているということを見過ごす事はできません。 テレビゲーム、パソコン、携帯電話などを使うとなれば、常に近くに画面を 凝視していなければならず、このような近距離作業を続けていれば 近視になるのは当然で、実際 強度近視の低年齢化は、年々驚くほどの速さで 進んできています。 にもかかわらず、このようなこども達の近視増加を食い止める対策が 全くといっていいほど、なされていないのです。 これは、社会と私たち眼科医の責任にほかなりません。 眼科医によっては「近視とは病気ではなく、単なる屈折異常にすぎない。 近くを見るのに便利な目なのだから、遠くのものを、はっきり見たければ メガネをかければいい」と公言するものもいるのです。 専門家である眼科医が、こんな考え方であれば、こどもが近視になったからと いって、親はさほどの危機感を持つ事はないでしょう。 でも、よく考えてみてください。 近視は「近くを見るのに適した目」という意味ではないのですよ! 健康な目であれば、遠くも近くも鮮明に見えて当然なんです。 このことを忘れてはいけません。 気付かないふりをしてもいけません。 近視が判明しても、メガネやコンタクトレンズで健康だったころの 視力(ただし矯正視力)は確保できるために、その後なんの治療もせず 生活習慣も変えず、あいかわらず目に負担をかけてばかりいれば 当然、近視はすすみます。 そうなったら、またメガネを変えればいいのですか?! これこそ悪循環。 近視がすすむにつれて、網膜はく離や緑内障・白内障などの恐ろしい 合併症が増加するということは、すでに知られています。 その中で、注目されているのが『緑内障』 視力障害、視野狭窄などを引き起こす病気です。 たかが近視と軽く考えてはいけません。近視が強いほど合併症を心配 しなくてはならなくなります。 たとえ完全に治癒することは難しくても、まず進行を止めることから 実践していって欲しいのです。 これまで緑内障というのは、おもに40歳代以降の人にみられる病気 でしたが、状況は大きく変わり、緑内障を引き起こす眼圧の上昇が 若年層の間で高くなっているという報告があるのです。 次号では、緑内障について説明していきます。 ★〓〓★〓〓★〓〓★〓〓★〓〓★〓〓★〓〓★〓〓★〓〓★〓〓★〓〓★ <わが子の近視は回復する!!> ホームページ :http://kirinnko.hp.infoseek.co.jp/siryoku.htm 発行者 : 佐々木 ご意見ご感想:kirinnko@infoseek.jp ★〓〓★〓〓★〓〓★〓〓★〓〓★〓〓★〓〓★〓〓★〓〓★〓〓★〓〓★ |