メルマガ:お医者さんを活用する知恵!
タイトル:お医者さんを活用する知恵! =創刊号=  2004/08/03


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
☆☆
☆☆       お医者さんを活用する知恵!!
☆☆    <自分の身体は自分で守る患者学のススメ!>
☆☆            創刊号
☆☆
☆☆                                      
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

発行者の「パセリ」です。

医療についてのアンケート調査によると、「病気についてもっと説明して
欲しい」という希望が一番多いようです。

患者さんの中には、医師に対して説明を求めにくい雰囲気を感じている方も
多いでしょうし、医師の中には説明したくても忙しくて、とてもじゃないが
時間がないという意見もあります。

このような双方のギャップを埋めるには、どうしたらいいのでしょう。
私たちは、これまでの「お任せ医療」から「参加する医療」に変えていかな
ければなりません。

薬の名前は知って使いましょう。
検査結果を聞いたら、健康ノートなど作り 自己管理しましょう。

このメルマガでは、お医者さんとの付き合い方、病気の基礎知識・予防法
などお伝えしていきます。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

第一回

その国の医療レベルを測る指標の一つとして、「乳児の死亡率」があります。
まだ免疫機能が充分には備わっていない乳児は、大人なら なんでもない
ような病気でも、死亡してしまうことがあります。
それだけに、乳児の死亡率が低いことは、その国の医療技術・制度が高いと
判断できます。

実は、日本が一番 乳児の死亡率が低いのです。
しかし、その医療技術・制度を国民一人一人が充分に活用できているかと
いうと、かなりの疑問が生じます。
というのは、医療に対する国民の満足度は、先進国中、もっとも低いからです

医療技術・医療制度が高いにもかかわらず、なぜ満足度が最低なのか?
それは、せっかくの医療技術・制度が有効に活用されていないから・・・
にほかなりません。

例えば「3分間医療」の問題があります。1時間も2時間も待たされ 
やっと診てもらえたら、わずか3分間の診察で終って、あとは薬を
もらうだけ。こんなことで、きちんと病気が治るのでしょうか?

ただ、こんな事実もあります。
大学病院に勤務する友人は、午前中だけでも50人の患者さんを
診るそうです。これでは、3分間医療にならざるを得ません。
医師も患者さんもたいへんです。

でも、ちょっとした発想の転換で、この困った現象は改善できるんです。

一人一人がホームドクターを持てばいいんです。
初期診療はホームドクターに任せ、もっと専門性の高い治療が必要に
なったとき、ホームドクターの紹介で大病院を訪れる。
こうしたシステムができていれば、医師も患者さんも助かります。

なのに実際は、その必要もないのに、最初から大病院を訪れる患者さんが
実に多いのです。これでは大病院がパンク状態となり 結局は患者さん自身
高いレベルにある医療技術を上手に活用できなくなっているのです。

次号では、医師とうまく付き合う『患者学』についてお届けします。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

最後まで、お読みいただき ありがとうございます。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

[お医者さんを活用する知恵!!]
 <自分の身体は自分で守る患者学のススメ!>

ホームページ : http://hideya2.hp.infoseek.co.jp/oishasann1.htm
発行者 : パセリ
ご意見ご感想 : takasaki_h@infoseek.jp

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

ブラウザの閉じるボタンで閉じてください。