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タイトル:Daily Drama Express 2004/07/17 愛情イッポン! (2)  2004/07/31


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2004/07/17 (Sat) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.土曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 土曜日の連続ドラマ
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タイトル 愛情イッポン!
局  名 日本テレビ系
放映日時 土曜21時
キャスト 夏八木巴(松浦亜弥)
 望月太郎(海東健)
 横山薫子(石川亜沙美)
 轟のぼる(伊藤淳史)
 内村さつき(釈由美子)
 夏八木正平(中村雅俊)
 住川幸輝(山口智充)
 住川笑美子(戸田恵子)
 成田杉作(船越英一郎)
脚  本 樫田正剛

あらすじ  夏八木巴(松浦亜弥)の授業中の姿勢は、きわだっていい。背筋
をしゃんと伸ばして座っている。
 「柔道のせいだ.....」とがっくりする巴。


 夏八木正平(中村雅俊)は、裏に『1994年7月18日』と書か
れた紙が貼られた畳を日に干している。

 住川幸輝(山口智充)は、中古家電を集めて、東南アジアで売ると
言っている。


 巴と柴田みりん(サエコ)がバイトしていたところがつぶれる。今
までの給料も払って貰っていない。巴は、クーラーを買うために頑張
っていたのだ。

 途方に暮れる2人の前に、望月太郎(海東健)が現れる。
 そして、望月を「太郎ー!」と呼ぶ女子大生・横山薫子(石川亜沙
美)が来る。
 薫子は、時給8,000円のバイトあるけど、と言う。

 夏八木道場から大会出場メンバーが発表される。
西東京地区ジュニア大会
先鋒 小宮山千鶴(西村優奈)
次峰 定岡文也(小堀陽貴)
中堅 藤尾剛(平沢賢人)
副将 米山健太郎(西原信裕)
大将 穴井美紀子(勝又晴香)

 トップバッターの千鶴は、絶対に勝つ!と言い切る。

 文也が正平に、巴は練習に来ないのか、聞く。
 言葉をにごす正平。

 巴とみりんは、薫子に紹介されたバイト先に行ってみる。
 そこでは、『コスチューム』として、ビキニのような水着を着なけ
ればならない。
 みりんは、土、日の二日間で1万6,000円になるのだから、や
る!と言うが、巴はそれを着るまでの決心が、まだ付かない。


 横山武(山下真司)は、成田杉作(船越英一郎)の小料理屋『技あ
り』で飲み、夏八木道場の子供達が大勢入ってきて、にぎやかだと言
う。
 更に、正平が素人を投げてしまったことを連盟が問題にしている。
相手が仕掛けてくる前に、攻撃した方がいいと正平に伝えておいてく
れとの伝言を残して出ていく。


 考えながら巴が帰宅すると、ちょうど練習が終わって、子供達が出
てくるところだった。
 轟のぼる(伊藤淳史)が出てきて、正平も巴もいなくて、1人で子
供達の相手をするのは大変だったという。

 巴は制服のまま道場に入り、千鶴は中途半端な気持ちで来ない
で!!と巴に突っかかっていこうとする。
 巴は体を開いて千鶴をかわす。
 千鶴は、そのまま神棚の下の壁に手をつき、神棚のかわらけが下に
落ち、割れる。

 巴は千鶴を心配して、駆け付けようとして、かわらけの破片を足の
裏に刺してしまう。

 千鶴は巴に、「あんた、うざいんだよ。やる気、あんだかないんだ
かわかんないんだよ。やる気ないんなら、邪魔するなよ」と言う。
 「もう、やらないから安心して」と言うと、巴は足を引きずりなが
ら道場を出て行く。


 正平は柔道連盟から呼び出され、二ヶ月の謹慎処分を受ける。


 巴は、自分の傷の手当てをしながら、母親が入院しても、見舞いに
も来なかった正平のことを思い出す。


 正平は夜になっても一枚の畳を念入りに拭いている。
 巴が千鶴のことを正平に報告に行くと、正平は轟から聞いたと言い、
「柔道、そんなに嫌いか?お父さんは、好きで好きでたまらなくて」
と言うと、巴を道場に残して、出ていく。


 巴は土曜の朝暑さで目覚めて、扇風機に貼りつく。
 そして、もう10時のことに気付き、バイトだ!と飛び出していく。


 轟は文也に、「ぼく、おねぇちゃんがいなければ、柔道やれない」
と言わせて、巴を引き留める練習をしている。

 それを見てしまった巴は、慌ててバイトへ行く。


 道場で練習する子供達の前で正平は正座し、自分が二ヶ月間の謹慎
処分となった。監督不在では、みんなが大会に出ることはできない、
と詫びる。
 子供達は、正平の事件は自分たちに関係ない。何とかして!と正平
に頼む。


 望月は薫子と、薫子が巴達に紹介したバイトを見て、「こんなバイ
ト紹介したの!?」と慌てる。

 みりんは来ていない。
 望月はやってきた巴に、「君にこんなバイト似合わない。ボクが責
任持って、いいバイト紹介するから」という。
 「望月先輩」と巴。
 「他人行儀だな。太郎でいいよ」と望月。

 そこに轟がかけてきて、正平の謹慎を巴に伝える。


 千鶴は、健太郎や剛と喧嘩。
 内村さつき(釈由美子)が、柔道やっているなら、紳士にならなけ
れば。さつきも小学生の時柔道やっていて、城西地区で3位だったと
いう。

 千鶴はつまらなそうな顔をし、建設現場の誘導の仕事を、土埃まみ
れで勤めている母親を見る。


 横山は、監督なら自分の道場の師範を派遣しようと提案し、正平は
是非に、と頼む。
 だが、横山はその条件として、自分の所のフランチャイズになるこ
と−−すなわち、システムも道場の企画も畳もその運営方法も、自分
の所に従うこと、という。
 ビジネスは頭だ。自分がビジネスを教えてやる、と横山。

 正平は断る。塩をまかれたくなければ、とっとと帰れ!と。

 見ていた巴と住川笑美子(戸田恵子)は、横山に取りなそうとする。


 正平は道場はコンビニじゃない、とふてる。
 巴は、「どうしてあの話、断ったの?正しいと思う」という。

 正平は、横山は大学時代から大風呂敷で、と非難するが、巴は、横
山は大きな道場を開いて成功している。家族のことを思うなら頭冷や
せ、と言っていたと言う。

 そして巴は正平に、なぜ母と結婚したのか?なぜ母親の見舞いでな
く、柔道の大会へ行ったのか?と問う。
 正平は、巴がすぐ来てと電話しても、大会へ行ってしまった。その
神経がわからない。お父さんなんか、大嫌い、と巴。


 巴は、川原でバドミントンをする母娘を、じっと見つめている千鶴
に気付く。


 千鶴の母親がお中元を持って、正平を訪ねる。
 千鶴の母親は、自分が離婚したことで、千鶴は反抗的になっていた。
 それだけど、正平のおかげでレギュラーになれて、最近、明るくな
った、と喜ぶ。


 千鶴は巴に虐められたことは?虐めたことは?万引きしたことは?
人を恨んだことは?と聞く。
 巴はいずれもないと答える。

 千鶴は、父親を恨んだという。
 そして、母親は昔はきれいにしていたのに、離婚してから泥だらけ
で働くようになった。だから、自分が強くなって、母親を守らなけれ
ば。巴には、強い正平先生がいて、うらやましい、と言う。
 そして、人を騙す奴なんか。人を喜ばせたり、悲しませたり。だか
ら、父親も巴も嫌い!と叫ぶと、千鶴は駆け去っていく。

 『嫌い』って言葉は、こんなに胸が痛いことだったんだ、と正平を
いつも嫌いと思っていた巴は反省する。


 正平は横山を訪ね、フランチャイズの話を進めて、と頭を下げる。
子供達を、どうしても大会に出してやりたい、と。


 巴は、じっと暗闇に座っている正平に、夕食を食べるか聞く。

 正平は、道場を売る、と言う。売っても自分はここにいていいし、
給料も出る。巴も来年大学だし、予備校にも行きたいと言うし.....
と。

 巴は、「あたしのせいにしないでよ!」と怒る。
 笑美子は、あんなに義姉さんの愛した道場。家族が笑いあえた道場。
しかも明日は義姉さんの命日なのに!と大反対。
 「だからこそ、いいんだよ」と正平。


 さつきが千鶴を連れて、正平を訪ねる。
 千鶴は中学生にこずかれても手を出さずに耐えた。お母さんではな
く、正平のところへ連れて行って下さいと言った。褒めてあげて下さ
い、とさつき。

 だが正平は、「バカヤロー!」と怒鳴る。小学生がこんな時間まで
ほっつき歩いているからだ、と。

 千鶴は、大会に出られなくなったことを、母親に言えない.....と
言う。
 「大丈夫だ。もう、大丈夫」と正平は千鶴を慰める。


 翌朝、早速工事の人たちが夏八木道場に来る。

 招き入れる正平に、幸輝達は反対して、とりあえず工事の人たちに
は帰って貰う。

 正平は、子供達を大会に出してやりたいと言う。
 「2人で始めた道場じゃない」と笑美子。

 幸輝は、神棚の前の畳は、とりわけ正平が大切にしていたことを知
っている。10年間、この畳だけを換えていないのを知っている、と
その畳を上げて、裏を見せる。

 その畳の裏には、理津子(笛吹雅子)の正平への手紙、『お父さん
へ お誕生日 おめでとう。 夏八木道場を 日本一 愛のある 道
場にしようね。 理津子 1994年7月18日』と書かれた紙が貼
ってある。
 10年前、理津子が正平の誕生祝いに送った畳だった。しかも入院
中の病院から畳屋に電話して。

 だが正平は、業者に道場の畳を全部持っていかせる。
 「お姉ちゃん、入院してからあの畳、送ったんだよ。自分がいなく
なっても、頑張ってねって、いいたかったんだよ」と笑美子。

 巴は、理津子が入院する時、正平より先に神棚に手を合わせて、正
平から怒られたことを思い出す。
 正平は理津子の健康を祈り、理津子は正平が勝つことを祈った。

 「オレがこの道場、かわいくないと思うわけないだろ。理津子と
2人で始めた道場だ」と正平。
 「なら、やってよ」と怒鳴ると、巴は飛び出していった。

 巴は横山の所へ行き、フランチャイズの話を断る。夏八木道場とし
て、大会に出場する!と。


 巴は畳を大八車に積んで帰る途中、土手に座り込んでいる健太郎た
ちに会う。
 巴は、自分が監督をやるから、道場に戻ろう!と声をかける。

 そんな巴を望月は、薫子の車に乗って見かける。


 畳を持って、ただいま、と笑う巴。子供達も一緒。

 柔道着を着て監督を務める巴に千鶴は、どうせまた途中で投げ出す
ような中途半端な気持ちで監督を引き受けて欲しくない、と言い出す。
 「半端な気持ちじゃこんなとこ、来れないよ。汗くさくて、がに股
になって、女捨てるような、こんなとこ。あんた、やる気あるの?」
と巴。
 そして巴は向かってきた千鶴を倒し、「お互い頑張ろうね」と言っ
て、起こす。
 手を叩く子供達。


寸  評  さて、正平の謹慎のために巴は遂に本格的に柔道を再開すること
になりました。
 でも、次回の予告を見ると、まだ巴には迷いがあるようですね。
 巴は道場の畳に母親の想い出が詰まっていることを知って、道場を
毛嫌いしないで済むようになったのでしょうね。

 ところで、望月は、本気で巴を好きなのでしょうか?気になるので
すが。
 また、巴を好きだとしたら、どこに惹かれている?明るくはきはき
しているところ?

執 筆 者 鈴木(sumire_@anet.ne.jp)

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2. 編集後記
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 各地で花火があがる時期となりした。
 今週は、足立の花火があり、近くに住んでいる人がいるので、その人を訪ね
て見物しようと思っています。
 でも、問題が発生しました。台風が接近して、雨の予報なのです。
 今まで折角晴天続きだったのに、さて、花火を見ようとすると雨なんて。シ
ョックです。東京をそれて、花火、上がって欲しいです。(鈴木)

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