メルマガ:株式情報局
タイトル:【株式情報局ニュース】 2004/07/27大引け  2004/07/27


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株式情報局
2004/07/27大引け

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▼株式分割の権利落ち銘柄
有線ブロード(4842)  2,790   +41 +1.49%
MCJ   (6670) 659,000 +100,000 +17.89%
アソシエント(3714) 256,000 +40,000 +18.52%
イーアクセス(9427) 129,000 +10,400 +8.77%
アルファG (3322) 550,000 +42,500 +8.37%
コムシード (3739) 438,000 +23,000 +5.54%
DRシーラボ(4924) 186,000   +500 +0.27%
株式分割の権利落ちとなった銘柄が軒並み高い。新株式が流通するまでの間、
需給の一時的な引き締まりになるうえ、売買単価が低下することによる購入層
の拡大などが買い手がかり。



▼バイオ関連株
OTS    (4564) 1,360,000  -80,000 -5.56% 
アンジェスMG(4563)  605,000  -32,000 -5.02% 
トランスG  (2342)    151    -13 -7.93% 
メディビック (2369)  206,000  -19,000 -8.44% 
メディネット (2370)   84,300   -9,500 -10.13% 
総合医科学研 (2385)  910,000  -50,000 -5.21% 
DNAチップ (2397)  913,000  -167,000 -15.46% 
綜合臨床薬理 (2399)  698,000 -1,532,000 -68.70% 
2部やジャスダックの下落につれ安している側面があるほか、29日にマザーズに
新規上場する創薬ベンチャー「そーせい」(4565)に絡む動きも指摘。そーせいは
創薬の将来性が高く評価されており、人気化し、初日に初値がつかないとの観測。
初日に初値がつかない場合、東証は翌日から初値形成まで、買い付け代金即日徴
収などの規制措置を取ることになる。上場2日目にそーせいを買い付ける場合、
この日が換金売りの最終日ということになるため、他のバイオ関連株を処分して、
そーせいの購入に備える動きがある。





◆極洋(1301)
187 +1 +0.54% 
2005年3月期の第1四半期(4−6月期)連結業績は売上高が371億5400万円(前年同期比
2.4%減)、経常利益が11億5600万円(同35.6%増)、当期純利益が6億5900万円(同27.3%
増)。9月中間期や3月通期の予想は変更していない。


◆フジタ(1725)
118 -1 -0.84% 
2005年3月期の第1四半期(4−6月期)連結業績では単体の受注高が364億500万円(前年
同期比1.5%減)。9月中間期や3月通期の予想は変更していない。


◆清水建設(1803)
462 --- 0.00% 
大和総研はバリュエーション指標から特段の割安感がないものの、官公庁土木の減
少と民間建築の増加という需要変化が追い風になると見る。中期的にゼネコンのコ
アストック足り得る銘柄として注目。


◆西松建設(1820)
362 -6 -1.63% 
三菱証券は、「B-」を継続。05/3期第1四半期受注高が前年同期比18.0%減と出足低
調ながら、国内民間建築工事が再開発案件の寄与で同47.3%増と一人気を吐いた。株
価判断において同業他社比較のバリュエーションを勘案した。


◆道路株
大成ロテック(1895) 225 -13 -5.46% 
日本道路  (1884) 206 -14 -6.36% 
道路株は、ヒートアイランド現象を防ぐ環境対応型道路舗装技術が注目され、猛暑
関連株の一角として物色されていた。ただ、短期的な値幅取りを狙った資金の買い
付けも多かったと見られ、本日は利益確定売りに押される。


◆きんでん(1944)
651 -4 -0.61% 
前日の下げ幅が20円と大幅だったことで、自律反発狙いの個人とみられる買いが入
る。16日時点の信用倍率は0.2倍台で売り残が約40万株あり、取り組み妙味。株価純
資産倍率が0.6倍台にとどまっているのも買い安心感につながる。ただ、目新しい好
材料は見当たらず、積極的に上値を追う動きは乏しい。7日以降、641円から680円の
ボックス圏で推移し、この水準から抜け出せるかが目先の焦点。


◆日清製粉グループ本社(2002)
1,068 -11 -1.02% 
2005年3月期の第1四半期(4−6月期)連結決算は売上高が1020億4300万円(前年同期比
11.5%減)、経常利益が60億9700万円(同11.7%増)、当期純利益が30億5500万円(同
22.4%増)。昨年10月に配合飼料事業を持分法適用会社へ移行したことが売上高を約
134億円減少される要因になったが、これがなかった場合の実質的な売上高はほぼ横
ばい。9月中間期や3月通期の予想は変更していない。


◆アリサカ(2328)
1,140 +60 +5.56% 
9月末割り当てで1株を1.2株に分割すると発表。2004年4−6月期の単独業績は売上高
が前年同期比27.3%増加の14億2800万円、経常利益が同97.5%増の3800万円。ただ、
中間期及び通期の業績予想は変更していない。


◆フォーサイド・ドット・コム(2330)
123,000 -30,000 -19.61% 
5月末に1対5の株式分割を実施。その新株が先週20日から市場に還流し、上値が重く
なっていたところに、昨日、公募増資の発表があり、短期的な需給悪化が警戒され
た格好。発行済み株式の約16%にあたる20万株、326億円の公募増資を実施すると発
表したことから需給悪化懸念が浮上、売り物を浴びる。積極的な経営を評価する声
は聞かれるが、相次ぐ大規模なエクイティファイナンスは、投資家の買い意欲に冷
水を浴びせている。


◆DNAチップ研究所(2397)
913,000 -167,000 -15.46% 
急落、初の100万円割れ。四半期決算内容を嫌気。26日に第1四半期(4-6月)決算を発
表、営業損益段階から赤字。会社側では業績予想を据え置いているが、計画未達懸
念が生じる。


◆サッポロHD(2501)
410 +11 +2.76% 
今12月期6月中間期の連結経常損益を従来計画の60億円の赤字に対して32億円の黒字
(前中間期は88億円の赤字)に修正。売上高は2220億円計画に対して2240億円(同3.9%
増)に達する見通し。通期の売上高は4770億円計画に対して4900億円(前期比2.1%増)、
経常利益は46億円計画に対して147億円(同2.1倍増)に修正。猛暑効果だけではなく、
合理化効果の浸透も注目。メリルは「買い」継続で目標株価を480円から590円に引
上げ。ドイツ証券は、「Hold」を継続、目標株価を330円から420円に引上げ。野村
証券金融経済研究は、「合理化効果で経常益を約65億円押し上げており、これまで
たびたび好調が伝えられていた『ドラフトワン』よりも驚きが大きい」と指摘。


◆キューサイ(2596)
1,100 -15 -1.35% 
UFJつばさは「A+」を継続。青汁は引き続き好調、宅配の不振を冷凍食品でカ
バーし、増額修正の可能性が高まる。


◆双日HD(2768)
373 -67 -15.23% 
下落率は東証1部トップ。S&Pは、新事業計画の基本方針が発表されたことを受け、
双日HDの長期会社格付けと長期優先債券の「クレジット・ウォッチ」継続を決め
たと発表。格上げの可能性が出てきたとしながらも、方向性は未確定としており、
不透明感は根強い。


◆味の素(2802)
1,296 -23 -1.74% 
特に売り材料は出ていない。相場全体がさえない中、景気の影響を受けにくいディ
フェンシブ関連として買いが続き、株価が堅調に推移。ただ、4月19日に付けた年初
来高値(1370円)には届かず、上値の重さが嫌気されて、機関投資家などの見切り売
りが出る。総じて買い見送り気分が強い中で、下げ幅を大きくした。チャート面で
も、日足の抵抗帯の上限を下回り、買いが入りにくくなる。


◆ブックオフコーポレーション(3313)
1,850 -149 -7.45% 
一時は15%高の2290円まで上昇し、連日で上場来高値を更新。足元が好調に推移して
いるうえ、今後も中古書籍市場の拡大が見込まれており、好業績を期待した買いが
継続。今期の連結純利益は前期比25%増の11億円と過去最高を見込む。ただ、この日
で7営業日続伸となっており、午後の取引では利益確定売りが膨らむ。


◆ニッポン高度紙工業(3891)
1,160 -40 -3.33% 
UFJつばさ証券は、「A」を継続。今後のアルミ電解コンデンサの数量成長、高
付加価値化を享受できる企業として注目。今後の利益成長可能性を考えると、株価
に割安感。


◆三井化学(4183)
484 -3 -0.62% 
4営業日続落。株価は午後に入って一段安となり、一時1.2%安の481をつけ、連日で
年初来安値を更新。海外での原油高に伴う収益悪化の可能性があるとして、嫌気売
りが先行。


◆Eストアー(4304)
240,000 +33,000 +15.94% 
テレウェイヴ(2759)との資本・業務提携を好感。テレウェイヴが既存株主からEス
トアの株式を取得、取得後の保有比率は18.4%に高まる。テレウェイヴが手がける
サーバーの設計、運用業務をEストアが全面受託すると報じられており、業績の回
復期待が高まる。


◆花王(4452)
2,730 +40 +1.49% 
大和総研は、「1」を継続。第1四半期決算にサプライズがなかったものの、国内事
業の強化が着実に進められている。新社長のもと成長戦略が明確になれば、少なく
とも3000円の評価が妥当性を増すと考えられ、現在の株価に割安感が強い。


◆日本医薬品工業(4541)
1,280 -49 -3.69% 
利食い先行となり5日線を割り込んでいる。三菱証は、株価判断「A」を継続。子会
社不動産事業清算で当期利益下方修正となるが懸念材料払拭。


◆オービック(4684)
20,870 +350 +1.71% 
UBSは「ニュートラル」から「バイ」に格上げ、目標株価を26700円とする。昨日
発表した四半期決算の内容を評価している模様、経常利益は前年同期比で41%増と大
幅増益になる。


◆トレンド(4704)
4,150 +80 +1.97% 
4日ぶりに反発。今12月期の第2四半期(4−6月期)の連結業績を上方修正。これを好
感した買いが流入。営業利益は従来の45億円から62億6200万円に、当期純利益も26
億5000万円から38億2800万円にそれぞれ増額。詳細な修正要因は明確になっていな
いが、ひとまずポジティブサプライズが先行。なお、UBSはバイに引上げ。野村
証は、「2」を継続。


◆ライブドア(4753)
591 -31 -4.98% 
1対10の株式分割の権利落ち以降、近鉄球団買収意向が伝わるなど話題が続出するな
か、権利落ち基準値520円(6月25日)から7月26日に1205円まで急伸したが、その後、
球団買収もはねつけられるなど、流れが一転逆流となり、投げが止まらない展開。
分割の権利落ち日である6月25日の基準値(520円)を視野に入れた値動きになりそう。


◆Mスター(4765)
246,000 -17,000 -6.46% 
前日、SBI(8473)が7月末にもMスターを約70億円で買収すると報じられたことか
ら人気が続く。もともとMスターはSBI系のソフトバンク・ファイナンスが筆頭
株主だが、SBIは先にエース証券を買収するなど、証券業界でM&Aを活発化し
ており、SBI本体の傘下に収まることで、Mスターの本業である投信評価事業の
拡大が加速するのではないかという期待感が盛り上がる。


◆東映アニメーション(4816)
6,310 +110 +1.77% 
26日の四半期決算発表を受け、UFJつばさ証券によるレポートを観測。第1四半期
は大幅な減収減益となったが、05年3月期の会社計画はクリアーできるとしており、
「A」並びに目標株価7000円を継続。今期予想PER19.7倍をコンテンツ業界内で
割安感。


◆有線ブロード(4842)
2,790 -24,700 -89.85% 
きょう1株を10株とした株式分割に伴う権利落ち日を迎えた。基準値は前日終値の約
十分の一となる2750円。最低売買代金の低下(売買単位は10株)に伴う買いやすさや、
流動性向上期待を背景にした買いが膨らんむ。


◆メック(4971)
2,110 -50 -2.31% 
新光証は「1」から「2+」に引下げ。バリュエーション面での割高感が目立ってきた
ことが要因。ただ、来期も2ケタ増益の可能性が高いことから、引き続き投資妙味は
大きい。


◆昭和シェル石油(5002)
968 -20 -2.02% 
2004年6月中間期の連結業績予想を上方修正すると発表。売上高は従来予想を270億
円上回る8770億円、経常利益が90億円増額の210億円、純利益も60億円上乗せの120
億円となる見込み。通期の業績予想については「現在見直し検討中」とする。


◆鉄鋼株
新日本製鉄(5401)  216 -8 -3.57% 
JFE  (5411) 2,625 -50 -1.87% 
東京製鉄 (5423) 1,683 -51 -2.94% 
合同製鐵 (5410)  397 -27 -6.37% 
業種別値下がり率で鉄鋼は鉱業に続く2位。株式相場全体の調整基調が強まる中、流
動性が高い鉄鋼株には外国人投資家などから換金売りが出やすい。中国での需要拡
大などを背景に人気化してきたセクターだが、中国経済成長の減速懸念や株価の値
動きが停滞してきたことから外国人投資家、個人投資家ともに売り先行となってき
ている。


◆日立金属(5486)
543 -3 -0.55% 
今3月期9月中間期の連結経常利益を従来計画の75億円に対して140億円(前中間期比
3.7倍増)に増額修正。単体経常は35億円計画に対して50億円(同3.1倍増)に修正。売
上高は2320億円計画に対して2650億円(同34.0%増)に達する見通し。4−6月期の売上
高は38.1%増の1356億円、経常利益は3.7倍増の84億円。NEOMAXグループの連
結対象化も寄与。


◆日本電工(5563)
406 -24 -5.58% 
2004年12月期業績の上方修正を発表。粗鋼生産の堅調推移と合金鉄販売価格のさら
なる改善を背景に、経常利益は前回予想を14億円上回り、前期比6.4倍の54億円にな
る見通し。売上高は45億円増額の547億円(同29.1%増)、当期純利益は6億円上乗せの
19億円を見込む。


◆ツガミ(6101)
274 -3 -1.08% 
2005年3月期の第1半期(4−6月期)連結業績は売上高が56億1800万円(前年同期比
54.2%増)、経常利益が6億5500万円(同13倍)、当期純利益が6億4500万円(同31倍)。9
月中間期と3月通期の予想は変更していない。


◆ディスコ(6146)
4,010 -110 -2.67% 
今3月期の連結経常利益を従来計画の101億円に対して153億円(前期比2.8倍増)に増
額修正。売上高は660億円計画に対して736億円(同52.5%増)に達する見通し。4−6月
期の売上高は68.4%増の165億円、経常利益は4.9倍増の35億6700万円。中間期の売上
高は381億円、経常利益は86億円を計画。



大東機(6221)  346 +36 +11.61% 
THK(6481) 1,771 -44 -2.42% 
筆頭株主のTHKが11月1日付で大東機を株式交換方式により完全子会社化すると発
表。株式交換比率へのサヤ寄せを意識した買いが大東機に集まる。大東機株一株に
対しTHK株0.2株を割り当てるため、THKの前日終値(1815円)を基準にした大東
機の理論株価は363円になる。半面、交換比率の上では「割高」になるTHKは続落。


◆千代田化工建設(6366)
686 -7 -1.01% 
UFJつばさ証券は、「A」を継続。イラン向け肥料プラントとカタール向け
LNGプラント建設の2件の大型受注案件を抱えており、随意契約で採算が良好であ
る。


◆ダイキン工業(6367)
2,785 -90 -3.13% 
5営業日続落。猛暑銘柄として買われてきたが、8月3日に発表する4?6月期決算を見
極めたいとの見方などから売られた。猛暑銘柄は8月に売りとの見方もある。


◆マースエンジニアリング(6419)
3,870 -3,840 -49.81% 
UFJつばさ証券は、「A」を継続。新紙幣対応に関して大きな動きはないものの、
他社製品から同社製品に乗り換える動きからシステム納入店舗数は順調に増加して
おり、且つ、9-10月にかけて、大きな需要が発生する可能性もあるとみる。また、
バリュエーション面は依然割安感のある水準。


◆サミー(6426)
5,470 -110 -1.97% 
決算は8月5日。足元では「北斗の拳」が好調。三菱証券では今期1株利益を580円と
しており、なお株価は割安。この銘柄は一本調子に上げる習性はなく、2、3日連続
の新高値局面では、必ず一呼吸入れる傾向。個人投資家が強調に注目して買い付け
るような場面で一服する傾向。基本的には長期保有対象。


◆アマノ(6436)
951 -26 -2.66% 
今月2日の年初来高値を更新。UFJつばさ証券が27日付で同社株の新規に「A」と
したことが手がかり材料。リポートでは「収益構造の再構築に成功、新たな成長ス
テージに入ったと見られる」、「営業力とコスト競争力強化に取組んできた経営戦
略が奏効してきた」などとしていた。目標株価は1470円とする。


◆蛇の目(6445)
156 -25 -13.81% 
一転して下落率2位に。朝方は好決算期待などで買われていたが、第1四半期経常利
益は2ケタ減益となり、決算発表後は失望売りに押されている模様。2004年4-6月期
の連結純利益が前年同期比50%減の1億1400万円。2005年3月期通期は、連結純利益が
前期比横ばいの20億円になるとの予想を変更していない。


◆富士電機HD(6504)
266 -4 -1.48% 
UFJつばさ証券は、「A」を継続。05/3期も200名の人員削減を計画するなど構造
改革を継続中であり、テクノロジー分野の事業環境悪化時にも抵抗力が強く、06/3
期もかなり顕著な増益になる公算が大きいとみる。


◆明電舎(6508)
217 -4 -1.81% 
UFJつばさは「A+」を継続。04年4−6月期業績はかなりの改善をみせたが、05/3
期業績については計画を据え置いている。先行き不透明とするがやはり保守的と考
える。


◆山洋電気(6516)
576 +21 +3.78% 
2005年3月期の第1四半期(4−6月期)連結決算は売上高が148億9400万円(前年同期比
35.1%増)、経常利益が12億6500万円(前年同期は1億7000万円の赤字)、当期純利益が
7億1500万円(同2億1600万円の赤字)。9月中間期と3月通期の予想を上方修正。通期
の売上高は従来の583億円から597億7000万円(前期比21.2%増)に、経常利益が33億
5000万円から42億2000万円(同2.9倍)、当期純利益も17億円から23億1000万円(同4.5
倍)にそれぞれ増額。


◆和泉電気(6652)
1,052 -8 -0.75% 
中国にスイッチなど制御部品の新工場を建設し、来年度に現地生産を2倍に引上げ。
ると報じられる。世界的に需要が拡大しているデジタル家電や自動車などの製造装
置向け部品の増産体制を整え、価格競争力を高める狙い。


◆アドテックプラズマ(6668)
1,700,000 --- 0.00% 
初値は210万円と公募の2.2倍となった。前日は気配値が公募の2倍の水準まで切り上
がったものの、上場初日での初値成立とはならず、27日に持ち越されていた。その
後株価は一時、218万円まで上昇したが、その直後に下落。午後に入ってストップ安。


◆ナカヨ通信機(6715)
463 +5 +1.09% 
大幅反発で5日線を回復。株価は6月中旬以降横ばいを続け、昨日は下放れた格好と
なったが、直ぐさま切り返す格好に。立花証は参考銘柄として取上げる。


◆セイコーエプソン(6724)
4,060 -170 -4.02% 
2005年3月期業績の上方修正を発表。7月5日に増額修正したばかり。三洋電機との液
晶事業統合などの影響などから、通期の経常利益は前回予想を130億円上回る1130億
円(前期比53%増)となる見通し。売上高は650億円上乗せの1兆5570億円、当期純利益
は70億円増額の650億円を計画。


◆アルバック(6728)
2,870 -180 -5.90% 
JPモルガンは、06年度の業績予想を引下げ、「オーバーウエイト」継続、妥当株
価を5800円から4200円に引下げ。足元の最終製品市場において、液晶関連製品の売
れ行きに関して企業サイドからも慎重な見解が散見されるようになってきたことを
理由に挙げる。


◆富士通ゼネラル(6755)
488 -31 -5.97% 
昨日業績予想の上方修正を発表、目先の材料出尽しと受け止められる。第一四半期
は大幅黒字に転換、中間期の営業利益は25億円から27億円に上方修正しているが、
猛暑によるエアコン販売の拡大は織り込み済みと捉えられている。


◆日立国際電気(6756)
735 +8 +1.10% 
3日ぶり反発で5日線レベルまで回復。2005年3月期の連結経常利益を75億円から90億
円へと引上げ。これを好感した買いが先行。立花証は参考銘柄として取り上げる。
野村証は、市場の回復を背景に順当な内容の決算として評価。バリュエーションは
割安とし、「1」を継続。


◆ザインエレクトロニクス(6769)
425,000 -19,000 -4.28% 
04年6月中間期並びに12月期通期の業績予想を上方修正。とりわけ中間期については、
経常利益が従来予想比48.0%増と期初計画を大幅に超過する見通し。大和総研はポジ
ティブに捉えており、会社側の通期計画は特に利益面で保守的。野村証券は中間期
並びに通期業績予想の上方修正を受け、「3」を継続。


◆SMK(6798)
466 +10 +2.19% 
4営業日ぶり反発で25日線レベルまで回復。2004年4─6月期決算と、通期見通しの上
方修正を発表。2005年3月期連結経常利益予想を41億円から50億5000万円に引上げ。
これを好感した買いが先行。立花証は参考銘柄として取り上げる。PER水準も13
倍台に低下と株価の割安感も強まる格好。


◆スミダコーポレーション(6817)
3,110 -60 -1.89% 
2004年6月中間期の配当を前年同期比5円増配の1株当たり15円にすると発表。3月19
日に公表した従来予想では「10円〜15円」としていた。


◆YOZAN(6830)
31,000 -3,000 -8.82% 
提携先のDDIポケットが京セラ、米投資会社・カーライルが買収されるなど、
PHS業界再編成の動きが出始めているが、次の再編成のターゲットはYOZAN
との思惑が浮上、買い物を集め出している。


◆多摩川電子(6838)
940 -170 -15.32% 
一時ストップ安。Jブリッジに連れ安。プリヴェやJブリッジを中心に企業再生関
連銘柄の下げがきつくなるなか、Jブリッジの投資先である同社株にも利食い売り
や損失覚悟の売りがかさんでいるとみられる。


◆スタンレー(6923)
1,606 -21 -1.29% 
2004年4-6月期の連結純利益が前年同期比16%増の39億2500万円になったと発表。
2004年9月中間期と2005年3月期通期の業績予想を4月27日の前期決算発表時から据え
置いたこともあり、特に好感する買いは見られない。最近の市場では、液晶パネル
の価格下落観測を理由に液晶関連の銘柄を売る動きが強まっており、好業績に反応
しにくくなる。


◆浜松ホトニクス(6965)
2,010 +13 +0.65% 
CSFBは通期営業利益は会社側予想を上回る可能性があるとし、目標株価を2200
円から2400円に引上げ。投資評価は「OUTPERFORM」を継続。


◆NEOMAX(6975)
1,856 +56 +3.11% 
内外の機関投資家とみられる買いが優勢。相場全体の地合いが悪い中で、業績面で
裏付けのある銘柄を物色する動き。2005年3月期業績予想は連結純利益が前期比約
3.6倍の34億円の見通しで、従来予想の28億円から上方修正。UFJつばさ証券は、
「A」を継続。ドイツ証券では「Hold」、目標株価1690円を継続。


◆北陸電気工業(6989)
258 +10 +4.03% 
米アップルコンピュータの携帯音楽プレーヤー「iPod」が大ヒットに兆しを見
せてきたが、同様のプレーヤーであるソニーの「ネットワークウォークマン」のセ
ンサーに関わっていることから連想買いが入る。


◆トヨタ自動車(7203)
4,260 -30 -0.70% 
岡三証は「中立」から「やや強気」に引上げ。05/3期第1四半期は2ケタ営業増益に
なったと推定。また、05/3期通期および06/3期岡三予想を増額修正。


◆日野自動車(7205)
796 -29 -3.52% 
決算発表後下げ幅を広げる。第一四半期経常利益は前年同期比25%増となり、中間期
予想に比べての進捗率は73%に達している。ただ、通期予想の上方修正などもなく、
出尽くし感が広がる状況。なお、普通トラックの国内販売上方修正から業績予想の
上方修正は先行き必至とはみられている。


◆三菱自動車(7211)
101 -9 -8.18% 
出来高は5689万株で東証1部トップ。大手再生ファンド「フェニックス・キャピタ
ル」の引き受け価格100円も下回る展開となった。リコール隠し問題で国内販売不振
が響き、6月の世界生産は5.3%減と15カ月連続の前年割れとなったうえ、北米から看
板車種「パジェロ」の販売を撤退すると報じられたことも嫌気され、徐々に値を下
げた格好。一方、26日付の大量保有報告書によると、JPモルガングループの三菱
自への出資比率は66.07%となっていたことが判明。貸し株を除いた実質分は5%にも
達しておらず、モルガングループがこれまで貸し株で大量に売り出していたことの
証しとみられる。日テレ「NNNドキュメント’04」で三菱自動車工業が会社ぐる
みで運輸省の検査を忌避する行為を行っていたことを克明に報じたことなども懸念
材料の一つ。


◆プレス工業(7246)
319 -5 -1.54% 
大和によるヒアリングでは、足元の状況も会社期初計画と比較して上回って推移。
大和は営業利益で会社計画を1割強上回る可能性。


◆ダイハツ工業(7262)
810 -32 -3.80% 
UFJつばさ証券は「B」を継続。05/3期第1四半期業績は予想以上の好決算となっ
たが、国内軽自動車の販売環境が徐々に厳しくなりつつある上、株価バリュエー
ション的にも特段の割安感がない。大和総研は、「2」を継続。


◆小糸工業(7276)
795 -14 -1.73% 
今3月期9月中間期の連結経常利益を従来計画の44億円に対して63億円(前中間期比
79.5%増)に増額修正。主力の自動車照明事業が好調に推移。売上高は1539億円計画
に対して1625億円(11.5%増)に達する見通し。4−6月期の売上高は12.8%増の795億円、
経常利益は4.6倍増18億3100万円。


◆コーナン商事(7516)
1,979 -111 -5.31% 
一時は6.7%安の1950円まで下げた。公正取引委員会が本日27日午前、取引先の納入
業者に商品の値引きや従業員の派遣を強要していた疑いがあるとして独占禁止法違
反の疑いで大阪府堺市のコーナン本社を立ち入り検査したと報じたことから売りを
浴びる。


◆トキメック(7721)
228 -1 -0.44% 
寄り付きのクロスと見られる商いが思惑を誘った。ただ、短期資金が中心で資金の
回転は速い、全体相場の下げにつられて急速に伸び悩む。


◆ニッソー(7881)
14 +4 +40.00% 
民事再生法の適用を東京地方裁判所に申請、受理されたと発表。ろうばい売りは限
定的。時価総額が5億円を下回る上場廃止基準に抵触していたことから、8月2日(最
終売買日は7月30日)までに上場廃止。株価もすでに上場廃止を織り込んだ水準まで
下げており、むしろ値幅取り狙いの短期資金の関心を集めやすくなる。


◆クリナップ(7955)
 1,215 -20 -1.62% 
2005年3月期の第1四半期(4−6月期)連結業績は売上高が274億7600万円(前年同期比
4.2%増)、経常利益が14億7700万円(同12.5%減)、当期純利益も7億2000万円(同12.5%
減)と増収減益になった。9月中間期や3月通期の予想は変更していない。


◆立川ブラインド工業(7989)
671 -9 -1.32% 
2004年12月期の6月中間期と通期の連結利益予想の上方修正を発表。通期の経常利益
は従来の10億円から11億円(前期比23.9%増)に、当期純利益も4億円から4億5000万円
(同24.7%増)にそれぞれ増額。


◆東京エレクトロン(8035)
5,220 -160 -2.97% 
GSは、中堅ファンドリーの一部で装置受注の先送りの動きが出てきており、大手
ファンドリーにおいても若干装置発注をためらう動きがでてきているようである。
なお、大きなダウンサイドはなさそうとし、「アウトパフォーム」継続。


◆住友商事(8053)
753 -11 -1.44% 
7営業日続落。太陽電池用のシリコン原料製造で世界最大手のノルウェー企業への出
資すると報じたが、反応薄。市場全体が米国株式市場の影響を受け、軟調な展開に
なっており、普段なら好材料であっても反応しにくい。


◆キヤノン販売(8060)
1,337 -43 -3.12% 
2004年12月期の年間配当を前期比4円増配の22円にすると発表。


◆ヤマトインタ(8127)
625 -73 -10.46% 
個人投資家とみられる売りが優勢。個人の注目度の高いソフトバンク(9984)やヤ
フー(4689)が安いなど、個人銘柄が売られる流れ。株価が寄り付き直後に700円を大
きく下回ったことも嫌気され、見切り売りが強まる。ただ、連結予想株価収益率は
14倍台、株価純資産倍率が0.8倍台半ばまで低下したことで、割安感はある。


◆松坂屋(8235)
480 -31 -6.07% 
4営業日続落で7/6の直近安値468円に接近。1300万株の売り出しを実施すると発表し、
株式需給の悪化を懸念する売りが出る。売り出しは、金融機関による保有株1020万
株と自社保有株(金庫株)280万株で、発行済み株式数の7.6%にあたる。同社の売り出
しは初めて。売り出し価格は8月3日から9日までの間に決める。


◆横浜銀(8332)
594 -8 -1.33% 
預金保険機構は、整理回収機構が保有する横浜銀株の優先株の一部を普通株に転換
した上で投資家向けに売却することを承認したと発表。売り出し方針そのものは8日
に預保機構が発表しているため、株価に大きな反応はみられない。売り出し価格は
前日終値から2.15%割り引いた589円。売り出し株を入手できる可能性が高い投資家
は、現在の株価水準で空売りし、後から売り出し株を現渡しすればサヤを抜ける。


◆日本信販(8583)
380 -17 -4.28% 
昨日四半期決算を発表、中間期の経常利益は175億円予想から145億円に引下げられ
る。ドイツ証は、目標株価を460円から420円に引下げ、投資評価を「Buy」から
「Hold」に引下げ。三菱東京とUFJとの統合により生まれる新銀行のリテール戦
略の中で、同社がどのような地位を占めるかが不透明であることを考慮。


◆オリコ(8585)
300 -9 -2.91% 
みずほ銀とリテール分野で包括業務提携を締結と報じられる。提携効果によって約
100億円の収益拡大を見込む。もともとみずほとの提携強化の方向は既定路線であっ
たこと、再生関連が総じて軟調なことから、反応は限定的にとどまる。


◆アプラス(8589)
262 -18 -6.43% 
個人投資家とみられる利益確定売りが続く。13日に年初来高値335円を付けた後に調
整入り。前週末には持ち直す場面もあったが、今週に入り再び上値が重くなってき
たことで、戻りの鈍さを嫌気した見切り売りも出てきた。16日時点の信用買い残が
約409万株に膨らんでおり、下値支持線である25日移動平均(264円)を維持できるか
が目先の焦点。


◆日興コーデ(8603)
498 -6 -1.19% 
7月7日に付けた500円を下回って約3週間ぶりに年初来安値を更新。500円割れは昨年
11月19日以来、約8カ月ぶり。日経平均株価の下げ幅が一時100円を超え、相場の先
安観が強まっていることで、証券株には今後の収益伸び悩みを懸念した売りが出る。
モルガンは証券セクターの「インライン」から「アトラクティブ」に引上げ。なか
でも、同社の「アンダーウエイト」から「オーバーウエイト」にまで一気に引上げ。
目標株価も750円とする。一方で野村は「オーバー」から「アンダー」に引下げ。


◆みずほインベスターズ証券(8607)
222 -3 -1.33% 
2004年4-6月期の連結業績は純利益が前年同期比2.3倍の31億円。4-6月期の営業収益
は前年同期比12%増の126億円。株式売買委託手数料は2.2倍の74億円に増えた。経常
利益は70%増の33億円。約78億円(6月末時点)の累損を解消する時期について「業績
予想を出していないので明言しにくいが、今期中には累損を解消し、来期には復配
したいという、気持ちはある」。


◆UFJつばさ証券(8621)
413 +1 +0.24% 
今年9月21日に予定していた「UFJ証券」への商号変更を中止すると発表。UFJ
グループと三菱東京FGの経営統合に向けた協議が開始されたことを受けたもの。
2005年3月期第1四半期(4〜6月)決算では、連結経常利益が58億5000万円と、前年同
期比96%増となった。売上高は231億500万円(同25%増)、当期純利益は42億8900万円。


◆東栄住宅(8875)
3,480 -1,320 -27.50% 
本日が1:1.3の株式権利落ち日となるが、上昇要因にはつながっていない。先月末
に実施した公募・売出などを取得した向きが処分売りの動きを強める状況になって
いると観測。


◆ドコモ(9437)
189,000 +3,000 +1.61% 
7月20日に17万1000円を示現後は買戻しから底堅い展開。この手の時価総額の大きな
銘柄に対しては公的資金の流入観測も出る。


◆翔泳社(9478)
452,000 -27,000 -5.64% 
ストップ高。メール広告事業への本格進出報道が買い材料視。来年度には年10億円
規模(04年3月期実績の全社売上高55億円)の事業を目指すと伝えられており、業績の
拡大期待が高まる。


◆中部電(9502)
2,330 -5 -0.21% 
「太田宏次会長は27日に開く取締役会で辞任を正式に決める」と伝えたが、特に目
立った反応はみられない。電力株は猛暑による電力需要増加への期待や、相場全体
がさえない中でディフェンシブ関連として買いが入り、株価を下支えしている。太
田会長は中部電の記念事業の一環として約5億8000万円文の古美術を購入した不明朗
な取引に絡み、引責辞任する。


◆メイテック(9744)
4,060 -110 -2.64% 
野村証券は、「3」を継続。足元の業績が想定どおり推移し、技術者派遣事業の好調
さを確認できる内容。ただ、再就職支援者事業が想定以上に厳しい環境となってい
ることから、コスト構造の転換に期待を寄せる。


◆リーバイ・ストラウスジャパン(9836)
1,530 +50 +3.38% 
新興市場の多く銘柄が崩れるなかで年初来最高値更新となった。5月中間決算で、11
月通期の大幅な増収増益見通しと増配を打ち出す。6月30日に5月中間期の上方修正
を発表した際、11月通期の業績予想を中間決算発表時に示すとしていた。単独ベー
スの通期売上高は前期比5%増の282億円、経常利益は同28%増の32億7000万円を見込
む。また、配当は前期比15円増の65円としたことも好感。立花証券は1株利益64円と
予想。


◆吉野家ディー・アンド・シー(9861)
181,000 +9,000 +5.23% 
GSが「IL」から「OP」に格上げ、投資推奨銘柄に新規採用していることが材
料視。目標株価は24万円。年末にも再開が想定される牛丼販売だが、再開直後は
ブーム的な需要増大も見込める。


◆ソフトバンク(9984)
3,850 -190 -4.70% 
東証2部を中心とした企業再生関連銘柄の下げがきつく、個人投資家のマインド萎縮
につながっている格好。こうした個人投資家のマインドを反映しやすい同社株も見
切売りの対象とされている状況と観測。ICタグを読み取り端末にかざすだけで本
人確認ができる入退場管理システムの提供を始めると伝えられていたが反応は薄く、
反対に先行き需給懸念によりじり安基調が続く。





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◆指標
日経225 11,031.54 -128.01 
日経300 214.73 -1.85 
TOPIX 1,114.39 -12.54 
日経ジャスダック平均 1,896.54 -52.27 
日経225先物期近 11,070 -70 

外資系証券、売りが3000万株、買いが2740万株、差し引き260万株の売り越し。





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●レーティング定義(http://ams.adam.ne.jp/kabu/rating.html)

▼ゴールドマン・サックス証券
吉野家D&C(9861) 格上げ「IL」から「OP」
ホンダ   (7267) 据置き「IL」
東京エレクト(8035) 据置き「OP」
セイコーエプ(6724) 据置き「U」

▼日興シティグループ証券
エイベックス(7860) 格下げ「1H」から「2H」
住友ゴム  (5110) 据置き「1M」
三菱商事  (8058) 据置き「1M」
旭硝子   (5201) 据置き「1M」
浜松ホトニク(6965) 据置き「2H」
ジャパンリア(8952) 据置き「2L」
田辺製薬  (4508) 据置き「2M」

▼新光証券
エスペック (6859) 格上げ「1」から「2」

▼UFJつばさ証券
三益半導体工(8155) 格下げ「A」から「B」
アマノ   (6436) 新規 「A」(目標株価1470円)

▼みずほインベスターズ証券
キユーソー流(9369) 据置き「2+」

▼大和総研
アサヒビール(2502) 格上げ「3」から「2」
サンケン電気(6707) 据置き「1」
アグレックス(4799) 据置き「2」
光洋精工  (6473) 据置き「2」
日立製作所 (6501) 据置き「2」
ニチレイ  (2871) 据置き「3」





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●日銀は企業向けサービス価格指数(CSPI)について、2000年基準の新指数への
切り替えを、2004年11月速報指数、10月確報指数から行うと発表。今年12月に予定
しているが、具体的な公表日は未定とする。現段階では、新基準下での採用品目や
分類編成、ウエイト算定について詳細が固まり、近年のサービス動向の変化に十分
対応できる内容に衣替えできるとする。CSPIは企業間で取引されるサービスの
価格に焦点を当てた物価指数。日銀は5年に1度、基準改定を実施、最近の改定は
1999年12月の1995年基準への移行だった。



●竹中経済財政・金融担当相は閣議後の会見で、4件の業務改善命令を受けてUFJ
グループがまとめた業務改善計画のうち、いわゆる「3割ルール」未達に関する改善
計画の提出期限が9月上旬になったことを明らかにした。残り3件の改善計画は26日
中に提出された。



●米店頭市場ナスダックに8月にも上場する米グーグルは、新規公開株の予定価格を
1株当たり108−135ドル(1万1800−1万4800円)にするとSECに報告した。米メディ
アによると、今回の予定価格は過去最高。予定価格に基づく資金調達額は27億−33
億ドルとなり、米企業史上8番目、ネット関連企業では最大規模に達する。ITバブ
ル崩壊以降で最大の株式公開案件とされた同社株の人気ぶりが裏付けられた。公開
株式数は約2460万株。当初は上場対象とはならない既存株主の保有分も含めると、
公開直後の株式時価総額は最大で約362億5000万ドル(約4兆円)となり、既に上場し
ている優良企業並みに達する。



●三菱東京FGは、UFJHDを救済するため、三菱グループ各社に救済参加の呼
び掛けを行う可能性。27日付の英紙フィナンシャル・タイムズ紙が銀行関係者の話
として報じた。報道によれば、三菱東京FGは、UFJの政府保有優先株1兆4000億
円(127億4000万ドル)の一部相当を肩代わりするようグループ各社に求める計画。た
だ、グループ企業の多くは投資に対して後ろ向きである、とする。UFJは1990年
台後半、公的資金注入の見返りとして政府保有の優先株を発行。



●日本航空インターナショナルは、チケットなしで飛行機に搭乗できる企業向けの
オンラインシステムに関して特許権を侵害されたとして全日本空輸に対して、シス
テムの使用中止と100億円の損害賠償を求める訴えを東京地裁に起こしたことを明ら
かにした。



●みずほ銀行とオリエントコーポレーションは、リテール分野の包括提携を行うこ
とで合意したと発表。今回の提携でみずほ銀行は、個人ローン1兆円の増加を見込む。
また、両社は、みずほ銀が約200億円、オリコが約100億円の収益の増加を見込む。
みずほ銀が無担保ローン関連でオリコに保証および代金回収を委託した商品を、オ
リコの加盟店を通じて販売。2007年度には6000億円強の残高を見込んでおり、1兆円
規模の保証委託の実現を目指す。



●住友信託銀行がUFJHDほかUFJグループ会社に対して、住友信託への
UFJ信託銀行の営業の承継に抵触する第三者との間の協議の禁止および第三者へ
の情報提供の禁止を求めて、東京地裁に行った交渉禁止の仮処分命令申し立てで、
東京地裁は住友信託の申し立てを認めた。



●セイコーエプソンは、第1四半期決算発表の席上、三洋電機との液晶事業統合で今
期売上高が650億円、営業利益が9億円上乗せされることを明らかにした。さらに、、
通期業績予想を再度上方修正。7月5日に業績予想の上方修正を発表したばかりだっ
た。三洋との液晶ディスプレー事業統合による上乗せ分に加え、液晶ディスプレー
事業などでの収益改善などが寄与。



●三菱自動車の6月の国内自動車生産は、前年比6.9%減の5万3833台だった。輸出は
前年比4.1%増の2万8612台、海外生産は同4.1%減の7万3402台だった。国内販売は前
年比47.5%減の1万7991台となった。一方、2004年1-6月実績は、国内生産が前年比
2.8%減の35万5969台、国内販売が同19.4%減の15万8841台、輸出が同4.6%減の17万
1804台、海外生産が同12.7%減の39万3545台だった。








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