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タイトル:Daily Drama Express 2004/07/06 ウォーターボーイズ2 (1)  2004/07/24


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2004/07/06 (Tue) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.火曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 火曜日の連続ドラマ
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タイトル ウォーターボーイズ2
局  名 フジ系
放映日時 火曜21時
キャスト 水嶋泳吉(市原隼人)
 矢沢栞 (石原さとみ)
 山本洋介(中尾明慶)
 川崎仙一(斉藤慶太)
 岩田巌男(小池徹平)
 佐野秀樹(木村了)
脚  本 橋本裕志

あらすじ  東京から遠くはなれた田舎の町に、鈍行列車に乗って主人公・水
嶋泳吉(市原隼人)はやってきた。
 父子家庭である泳吉は、父親が仕事でアメリカへ行ってしまう為に
祖父の亀吉(今福將雄)を頼って東京から引っ越してきたのだ。


 泳吉の転校先の姫乃高校は、3年前までは女子高で、現在も圧倒的
人数を女子生徒が占め、女生徒の権限の方が圧倒的に男子生徒よりも
強い学校である。
 男子生徒は学校、女生徒から冷遇されており、いつも肩身の狭い思
いをしている。
 男子スポーツ部すら正式に存在していない学校だ。


 そんな姫野高校の職員室では、従順で気の善い山本洋介(中尾明慶)
が男子スポーツ部を作ろうと職員室で先生方に頼み込んでいたが、
「人数が不足しているし、どうせ長続きしなく皆辞めて廃部になるか
らダメ」と、まったく相手にされずにいた。
 しかし洋介は、東京の名門進学校から泳吉が転校してくること、そ
の泳吉が強豪水泳部に所属していたという情報をいち早く職員室で入
手し、「泳吉クンと仲良くなって、一緒に水泳部を作るんだ!」と一
方的に希望を膨らませていた。
 (この時点ではシンクロではなく競泳水泳部の発足を考えている。)


 朝、駅に着いて直接転校先の姫乃高校へ行く泳吉だったが、自分の
不注意で転んで服を破いてしまったり、土手に落ちてずぶ濡れになっ
て顔やあちこちをすりむいたりして、ボロボロの格好になってしまっ
た。
 泳吉のその格好を見た川崎仙一(斉藤慶太)は、今朝偶然、登校の
途中で悪で有名な工業高校の男子生徒2人が誰かに殴られたらしくボ
コボコの格好で歩いているのを見かけており、その工業高校の生徒を
やっつけたのは、泳吉だと勘違いし、永吉のことを「東京の名門高校
出身で喧嘩も強くてスゴイ男だ!」と騒ぎ立て、学校中の生徒に永吉
の間違った噂が広まってしまった。


 洋介と仙一が流してしまった、永吉についての間違った噂に加えて、
女生徒が絶対だという事情を知らない泳吉が、姫乃高校のボス・生徒
会長の大場加代(浅見れいな)に軽く意見したりという偶然が重なっ
て、(男子生徒が彼女にたてをつくのは考えられないことだった)ま
すます、学校中が泳吉に注目し、男子生徒は泳吉を「救世主」として
崇め奉るようになってしまった。


 強豪水泳部に所属していた泳吉を主将に、姫乃高校初の公式男子ス
ポーツ部・水泳部を作ろうと、乗り気ではない泳吉を差し置いて勝手
に洋介と仙一が話をすすめていく。


 姫乃高校のプールは、男女共学になった時から風紀上の問題で閉鎖
され、今は机やロッカーが大量に放置されている物置場と化していた。
 水泳部を発足させるにも、プールが使えなければどうしようも無い。
 洋介は、校長先生のツテを使って、市の競泳大会に特別に参加枠を
用意もらい、そこに泳吉を出してスゴイ泳ぎを見せ、一気に水泳部発
足への追い風にしようと考える。
 しかし、泳吉は「絶対にイヤだ!」と断り、
 「お前が考えたのだからお前が競泳会に出ろ、お前が自分で責任と
れ!」と冷たく突き放した。


 同級生であり、同居人(家主の亀吉は、家の母屋を矢沢一家に貸し、
食事等、身の回りの世話を矢沢家にみてもらっている)矢沢 栞(石
原さとみ)の父親・矢沢 明(小日向文世)との会話で、泳吉は、洋
介が川で泳ぎの練習をして溺れかかったことを知った。
 洋介は、泳吉の言い放った言葉通り、自分で自分の行いの責任を取
ろうとしたのだった。


 競泳会当日、泳吉は洋介が心配になり会場へ駆けつけるがどさくさ
に紛れて、泳吉がプールサイドへ引っ張り出されてしまった。
 後に引くことも出来ずに泳吉はレースへと出るが、スタートは遅れ、
ろくに泳げず、脚がつり溺れて気を失い、挙句の果てには海パンまで
脱げてしまい尻までさらすという散々な結果となってしまった。


 レースの後、控え室で泳吉は、こんなことに自分を巻き込んだ洋介
に「前の学校で確かに強豪水泳部に所属していたけれど、ろくに泳げ
ない万年補欠の水泳部員で下級生にもバカにされていた。進学校だっ
たけれど成績だって落第寸前で、留年になりそうになって逃げるよう
にしてここの姫乃高校に転校してきたんだ。静かに暮らしたかったの
に、こんな大恥かかせやがって!」と怒りを露わにした。
 しかし洋介は、「本当のことを話してくれて嬉しい。自分の弱さを
素直に認める泳吉君はやっぱり偉いよ!」と、どこまでも人を前向き
に捉える青年だった。


 そこへ、水泳部が発足したら顧問を引き受けてくれる早乙女先生
(金子貴俊)が、泳吉と洋介にシンクロナイズドスイミングを実演し
てみせた。そして、「君たち、シンクロやってみない? 競泳と違っ
て速さを争ったりしないし、皆で仲良く協力して一つの作品を作り上
げていくの。楽しいよ!」
 姫乃高校の水泳部は、競泳ではなくシンクロをやってみてはどうか
と勧めた。
 早乙女先生の実演と言葉に感動する洋介だったが、泳吉はやっぱり
乗り気ではなくその場を立ち去った。


 競泳会で大恥をかいた泳吉は、やはり学校中から白い眼で見られ、
耐え切れずに、アメリカに行く父親に付いて行こうとする。
 しかし、前の学校でも逃げるようにして去り、姫乃高校でも赤恥を
かいて逃げるように去り、父親にすがる負け続けの自分の人生に疑問
を感じた。
 そして、泳吉は洋介を思い出した。洋介が何故、男子スポーツ部の
発足にこだわるかというと、家業を継ぐので大学に進学しない彼は、
「今年が最後の学生生活。良い思い出を作りたいのに、いつも女生徒
の圧力に屈してばかりだ。」と。
 泳吉は、姫乃高校に残る決心をし、もう自分から逃げない、負けな
いと誓う。
 独り、物置場のようなプールを片付けている洋介の元へと駆けつけ、
一緒に深夜までかかって、がむしゃらにプールを片付けた。
 早乙女先生も協力してくれ、綺麗に片付いたプールに給水栓を開け、
水を入れてくれた。


 翌朝、姫乃高校の生徒が眼にしたのは、見違える程綺麗に水を湛え
たプールとその中ではしゃぐ泳吉と洋介の姿。
 早乙女先生は、職員室で掛け合い、数週間後の終業式で全校生徒の
前でシンクロの発表会を行い、成功できたら、正式にシンクロ水泳部
の発足を認めてもらえる、という条件付きの約束を取り付けてきた。


寸  評  ウォーターボーイズ2。始まりましたね!
 第一弾が好評だったので、2はどうかな? 
 キャストを見てもかなり不安だったのですが、見てみると意外に楽
しめました!
 第一弾の男の子達よりも、2は、小柄で幼い男の子達ですね。
 実年齢も、役柄と同じ年齢なんじゃないかな?

 主演の市原君、随分小柄だけどイイですね。
 東京の洗練された雰囲気がよく出ています。なんといってもお肌ス
ベスベ!
 これだけでも、彼のキャスティングは成功だったのではないのでし
ょうか!?
 (も〜オバサン色ボケ。アホでスマン!)

 次に、中尾君。彼のことは全然期待していなかったのですが、実際
見てみたら田舎の純朴そうな雰囲気が市原君と対照的でとてもイイで
すね。
 今のところ、演技もでしゃばりすぎないで上手いとは言えませんが
好演していると思います。
 (私、白けたスカした演技も嫌いですが、でしゃばったやり過ぎな
演技も嫌いなんです。)

 斉藤兄弟は、片方しか出ないんですね。これはちょっと残念〜。
 両方見たかった。だけど、どちらも独立した役者なんだってことな
んでしょう。
 チンピラ臭い風貌が可笑しかったです。

 第一弾は、シンクロに対する、情熱はあるけど度胸が無い男の子達
のサクセスストーリーでした。
 2は今のところ、まだ情熱も度胸もありませんね。
 彼らがどんな風に変わってシンクロをやっていくのか楽しみです。

執 筆 者 あべ()

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2. 編集後記
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 こんにちわ。
 去年のウォーターボーイズ1も担当いたしました。
 引き続き、2も担当する機会を頂きました。
 まだ、執筆の勘が戻っていなく、今回の執筆はちょっと苦労してしまいまし
た。
 自分に甘く、他人に厳しい。これが私のモットーです。
 だからドラマの評も辛口ですョ!
 最終回までよろしくお願いします。(あべ)

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