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【5%以上に増えた銘柄】 吉野家 (9861) 171,000 -1,000 -0.58% 三菱証 (8615) 1,444 +3 +0.21% KDDI (9433) 577,000 -13,000 -2.20% ヤマト運 (9064) 1,813 -49 -2.63% トランコム (9058) 2,490 -50 -1.97% 【5%未満に減った銘柄】 日興コーデ (8603) 510 -9 -1.73% 大日本スクリ(7735) 568 -12 -2.07% 豊田合成 (7282) 2,440 -15 -0.61% ニコン (7731) 1,116 -28 -2.45% フィデリティの「内需株シフト」が鮮明になった。関東財務局が15日に受け付けた5%ルール報告で、米投資信託大手のフィデリティ投信が保有する吉野家ディー株が発行済み株式数の5.45%に増加したことが明らかになった。 吉野家ディーは「フィデリティのアナリストは決算後などに定期的に当社を訪問しており、若干は株式を保有していると思っていたが、5%超になったことは把握していなかった」と話した。日興コーデの比率を2.47%にほぼ半減させた一方で、三菱証の比率が6.95%から8.17%に高まったのも目を引く。 ◆UFJ大口融資先 ダイエー (8263) 287 -22 -7.12% 双日HD (2768) 453 -52 -10.30% 大京 (8840) 212 -15 -6.61% ミサワホーム(1722) 294 -30 -9.26% UFJHDは三菱東京FGとの統合に向け、過剰債務を抱える大口融資先への対応を急ぐ方針を表明したことから懸念が出る。なお、双日HDがUFJ銀行に対し2000億〜3000億円規模の金融支援の要請を検討していることが明らかになった。 ◆投資ファンド関連 明星電気 (6709) 204 +16 +8.51% BSL (3113) 290 --- 0.00% ユニオンHD(7736) 219 -6 -2.67% ブリヴェチュ(6720) 966 -57 -5.57% Jブリッジ (9318) 1,040 +31 +3.07% 投資ファンド傘下で企業再生を進めている銘柄買いが続いてきたが、本日はブリヴェなど値が高いものは調整気味で、低位の投資ファンド関連が買われる展開。 ◆市場1部指定替え FDCP (2671) 1,819 +99 +5.76% 明光ネット (4668) 2,115 -60 -2.76% ナガイレーベ(7447) 2,020 -15 -0.74% サンヨーハウ(8904) 938,000 -2,000 -0.21% ◆雪国まいたけ(1378) 679 +59 +9.52% 今期は前期比2倍の利益水準を見込む。食感の新しいまいたけや、本格参入したもや しの寄与が見込まれる。 ◆三光ソフラン(1729) 410 +5 +1.23% 三菱証券は、株価判断「B+」を継続。グループホームの開業急増に伴う入居の遅れ により、04年8月期会社側予想を減額修正。ただ、同証券では入居ペースが7月以降 から回復基調にあると見る。介護事業が黒字転換する05年8月期PERが住宅各社と比 較して割安感があるとの見方。 ◆大和ハウス工業(1925) 1,210 -26 -2.10% CSFBは、投資評価「NEUTRAL」、目標株価1250円を継続。創業50周年を迎える来 期の売上高目標1兆5000億円が単なる目標ではなく、必達に近い意味合いを含んでお り、新規ビジネスへの投資を加速させている。 ◆日商インターライフ(1986) 583 -32 -5.20% 今期の見通しに失望感が生じる。04年5月期実績は大幅な増収増益となったものの、 05年3月期(10ヶ月決算)の経常利益は240百万円(04年5月期850百万円)にとどまる見 通し。 ◆井村屋製菓(2209) 490 --- 0.00% UFJつばさ証のレポートによると、第1四半期は高気温と値締めが寄与し、順調な 決算となったもよう。ただ、気温や天候の影響が大きく、ここ数年の利益のブレが 大きい。営業利益率がいいときでも2%台と低く、これらを是正できれば株価評価が 高まるとの見方。 ◆森永乳業(2264) 493 +9 +1.86% 高価格帯牛乳「おいしい牛乳」の販売エリア拡大に伴ってその数量が伸びているほ か、ヨーグルトや他の乳飲料なども堅調に推移しており、会社側では前期決算発表 時点で今3月期の連結純利益が前期より20%増の78億円となり、最高益更新が続くと 予想。だが、7月に入って夏季の気温が全国的に高めで推移しており、アイスクリー ムなど冷菓の販売が大きく伸びているとの見方が台頭。業績上方修正への期待感も 膨らんでいる。もともとの会社側予想の一株利益は30.7円で、これを基にした PERが先週末時点で15倍台と市場平均を下回っていたが、もし上方修正となれば さらに低下することになり、割安感を指摘。 ◆日ハム(2282) 1,345 +38 +2.91% 「未承認ワクチン使用問題で、青森県警と北海道警は20日、薬事法違反など の疑いで日ハムの子会社を家宅捜索した」と報じたが、株価への影響は限定的。 ◆ドーン(2303) 267,000 -26,000 -8.87% 決算内容が嫌気材料とされる。04年5月期実績の2ケタの減収減益となり、従来予想 から下振れた。また、05年5月期の業績見通しについては、経常利益及び最終利益が 四季報予想を下回る。 ◆デジタルアーツ(2326) 521,000 -10,000 -1.88% 株式分割、8月5日現在の株式1株を3株。 ◆フォーサイド・ドット・コム(2330) 153,000 -11,000 -6.71% 本日は5月末割当で実施した株式分割の新株効力発生日。分割幅が1対5と大きいこと から、売り物が優勢となった。第3世代携帯関連の有力銘柄として根強く物色されて きているが、全般の地合が弱化していることもあって、ひとまず利食いが先行した 格好。 ◆ディップ(2379) 2,180,000 -60,000 -2.68% 野村証券のレポートによると、第1四半期は人材派遣広告需要が強く、会社計画を大 幅に上回った。また、ヤフーとの契約が今年3月に終了したものの、人材派遣、アル バイト情報サイトへの合計ユニークユーザーは増加傾向にあり、影響はなかった。 ◆マルキン忠勇(2538) 305 +14 +4.81% 個人投資家とみられる買いが優勢。利益率の高い『もろみ酢』の販売が好調なほか、 連結子会社のマルキンバイオが開発した肝機能検査試薬の米国での展開も注目。株 価が15、16日の両日、271円を下値に買い直されているのも買い安心感につながる。 ただ、9日時点の信用買い残は約224万株と多く、利益確定売りが出やすい。さらに 上値を追うには、高水準の売買高の維持が必要。 ◆キリンビバレッジ(2595) 2,555 +60 +2.40% 「6月中間期の連結経常利益が従来計画の28億円に対して前年同期比2.1倍増の50億 円になったもようだ」と報じられ、好感買いが入る。7月に入ってからも猛暑が続い ていることから、通期見通しの上積みも期待。メリルは「売り」を継続、猛暑効果 を織り込み業績上方修正の可能性はすでに織り込み済み。日興シティグループ証は 決算発表にあと3週間に迫ったタイミングであるため信憑性が高いとの見方。投資評 価は「買い」、ターゲットプライス3100円継続。 ◆FDCプロ(2671) 1,819 +99 +5.76% 東証2部から1部への指定替えが発表される予定、候補銘柄の一つとの見方もあり、 先回り買いの動きが強まる。なお、他の候補銘柄とされている乃村工藝社や進和、 ナガイレーベンなどは小動きにとどまる。 ◆レインズ(2688) 590,000 +19,000 +3.33% BSEの安全対策を検証する食品安全委員会のプリオン専門調査会は、すべての牛 にBSE検査を義務付ける「全頭検査」の見直しについて結論を先送りしたが、失 望売りは特に出ていない。悪材料は織り込み済みとの見方が優勢。エーエム・ピー エム・ジャパンの買収について、「投資家は売り要因と受け止めたが、これまで親 会社である新日鉱HD(東証1部、5016)はコンビニ経営にあまり注力していなかった 印象が強く、中長期的には新たな成長分野となる可能性は秘めている」と指摘。 ◆キャンドゥ(2698) 235,000 -27,000 -10.31% UFJつばさ証券は、04年11月期の決算においても、連続最高益更新をするものと 見込む。株価は今期予想PER19倍、来期予想では15倍の水準で、高成長が続く専門店 として依然割安感。なお、レーティングは付与していない。 ◆双日HD(2768) 453 -52 -10.30% UFJ銀行に対して2000〜3000億円規模の金融支援の要請を検討していると報じら れ、これを受けて売り物が増加。双日HDは「UFJ銀行をはじめとする主要取引 銀行と常に事業計画の進ちょく状況を協議しながら自主再生を進めております。そ の進ちょくをさらに加速させるために様々な諸施策を検討しておりますが、現段階 で金融支援等の要請をした事実はございません」などとするコメントを出した。今 後三菱東京FGの厳しい基準で資産査定が行われる公算が大きく、先行きに対する 不透明感は強いとし、積極的な買いが入りにくい状況。 ◆アップルインターナショナル(2788) 652,000 +100,000 +18.12% ストップ高。新車ディーラーなどの新規事業や中古車販売のVTHDとの資本・業 務提携による成長性が再評価された。CSFB証券が先週末、アップルの従来の 「中立」から「アウトパフォーム」に格上げし、目標株価を84万円に設定したこと がきっかけ。 ◆ユタカフーズ(2806) 1,460 --- 0.00% UFJつばさ証券のレポートによると、4〜6月は比較的順調である。また、粉末 スープや機能性食品の牽引により、05年3月期の会社計画が達成可能な水準であると の見方。ただし、利益率の高いうなぎのたれについては、中国産の抗生物質問題が 重なり数量減が続く。 ◆川島織物(3009) 159 +8 +5.30% 浴衣などを扱っていることから猛暑関連の一角として物色されているとの観測。本 日は都心での過去最高気温となる39.5度を記録したとされる。 ◆エコナック(3521) 61 +2 +3.39% 2005年3月期最終損益予想を従来の9700万円の赤字から1100万円の黒字に上方修正し たことが上げのきっかけとなったが、2ケタの超低位株物色の流れや、ここM&A戦 略を評価して上げていたヤマノHDコーポレーション(7571)関連であることも人気 に拍車をかけている。 ◆ベリサーブ(3724) 1,520,000 +50,000 +3.40% 大和証券は「新興市場参考銘柄」において、同社を筆頭に取り上げる。足元はDVDレ コーダー向けの開発検証需要が拡大しており、05年3月期のみならず06年3月期まで 業績の牽引役になる。 ◆フレームワークス(3740) 1,160,000 +30,000 +2.65% 株式分割、8月31日現在の株式1株を4株。 ◆レンゴー(3941) 581 +9 +1.57% 25日線がサポートとして機能。15日に受け付けた5%ルール報告によると、6/30時点 でフィデリティ投信の保有比率が5.03%。 ◆住友化学工業(4005) 467 -29 -5.85% 原油価格の上昇に伴い、収益の鈍化懸念が強まりやすい。また、液晶新工場の建設 報道が伝えられているが、日東電工など関連各社の下げがきつい中、期待感も高ま りにくい格好。 ◆日産化学工業(4021) 852 -5 -0.58% 引き続きUBSによる投資判断「BUY2」継続を材料視する向き。UBSは今期会社 計画を上回る可能性が大きいことや、現在の株価は割安感が強いとし「BUY2」を 継続、目標株価は1200円とする。 ◆信越化学工業(4063) 3,760 -80 -2.08% みずほ証券は第1四半期の個別取材を受けて、今通期の業績を上方修正。ただ、目標 株価4500円、投資判断「2」は変更しない。目標株価は今・来期平均EPSの21倍水準 にあるものの、高い投下資本利益率から判断してほぼ妥当。 ◆堺化学工業(4078) 471 +24 +5.37% 積層セラミックコンデンサーの原料として使われる高純度チタン酸バリウムの需要 好調に伴い、業績拡大が予想以上に進んでいるとの認識が広がった。UFJつばさ 証が目標株価を525円から584円に引上げ、「Aプラス」に1段階引上げたことも上げ に拍車をかけた。 ◆Eストアー(4304) 275,000 +22,000 +8.70% 9月30日現在の株式1株を2株とする株式分割を発表し、好感した買いを集める。企業 の合併や不祥事への対応など緊急発表は別として、土曜日に株式分割を発表する例 は珍しい。16日終値比1万1000円高の26万4000円で寄り付いた後、上げ幅を拡大する 格好で、朝方は投資家への開示情報の浸透度が低かった。 ◆ヤフー(4689) 868,000 -40,000 -4.41% ドイツ証は21日に発表される四半期決算に関し、市場コンセンサスとほぼ同等、会 社側ガイダンスに比べ利益面での上振れを見込んでいるようである。ただし、決算 毎に上昇してきた市場コンセンサスの上昇がストップし、場合によっては低下する こともあり得る点を警戒している。「SELL」を継続。 ◆C&R(4763) 465,000 --- 0.00% ストップ高買い気配で値付かずのまま終えた。549株の買い注文を残した。8月31日 現在の株式1株を2株に分割、3〜5月期経常利益は前年同期比74%増が報じられたこと から買い物を集める。 ◆メディアシーク(4824) 1,200,000 +130,000 +12.15% 一部新聞で同社に関する記事が取り上げられており、買い材料として捉えられる。 04年7月期の見通しを上方修正する可能性が高いほか、来期はEPSで1万円以上を 目指すと報じられる。 ◆資生堂(4911) 1,365 +16 +1.19% CSFBは投資評価「OUTPERFORM」、目標株価1500円で調査対象銘柄に加えたもよ う。安定感を取り戻した国内事業に海外の成長を上乗せできる展開が開ければ、株 価もボックス圏を抜け上昇に転じる。 ◆ミルボン(4919) 2,950 -10 -0.34% 大和総研は「中立」の投資スタンスを継続。今期予想PER17倍には、歴史的に見た割 安感があるものの、今中間期業績には、特段サプライズはなく、ヘアカラー市場の 規模が縮小に転じるなどの事業環境の厳しさが確認された格好。 ◆コスモ石油(5007) 321 +9 +2.88% CSFBが新規に「アウトパフォーム」、目標株価を350円としていることが評価材 料。原油市況の上昇なども支援材料となっている格好。 ◆東京製鐵(5423) 1,815 -55 -2.94% 中間期の経常利益は前年同期比3.2倍の370億円前後に達する公算が大きいとの観測 報道を好感。ただ、業績の上ぶれ観測は以前から強く、後場の会社側正式発表後は 好材料出尽し感が強まる格好となり、一転して売り優勢の展開。相場を引っ張ると 期待されていた市況関連のリード役の同社の下落から相場のムードが一段と悪化、 日経平均の下げを強める。 2005年3月期の第1四半期(4−6月期)業績は売上高が578億4700万円(前年同期比43.3% 増)、経常利益が208億6800万円。9月中間期と3月通期の予想を上方修正。通期では 売上高を2250億円から2500億円(前期比64.4%増)に、経常利益が370億円から600億円 (同4.5倍)に、当期純利益も270億円から410億円(同3.3倍)にそれぞれ増額。従来は1 株につき6円としていた中間期と期末の配当をともに10円に増やす。年間配当は20円。 ◆チタン株 住友チタニウム(5726) 3,610 +110 +3.14% 東邦チタニウム(5727) 2,100 +25 +1.20% チタン需要がプラント向け拡大に続いて航空機向けが大幅回復の見通しとなってお り、世界中でチタン需給がひっ迫、取り合いの状況。来年分の長期契約価格は今秋 に決定するが、2ケタ台の価格上昇で決着すると見られ、チタン2社の業績拡大期待 が高まる。 ◆タツモ(6266) 6,030 -100 -1.63% 前日はストップ高で大量約定しており、本日の上値追いエネルギーが乏しいとみた 向きが利益確定に動いた。もっとも逆にいえば、押し目買いのポイント。 ◆三菱化工機(6331) 184 -1 -0.54% 英環境装置メーカーのサザンウォーター社と技術提携したと報じられる。下水の汚 泥を沈殿させて取り除くサザンウォーターの技術を導入し、自治体向けに下水処理 設備を製造販売。 ◆ダイキン工業(6367) 3,060 +40 +1.32% 3日続伸し、一時は2.3%高の3090円まで上昇し、年初来高値を更新。猛暑が続くなか じりじりと高値を更新。広報部の細見基志課長によると、猛暑により日本・欧州向 けエアコンのタイ工場での生産が間に合わない状態。 ◆マースエンジニアリング(6419) 7,880 +360 +4.79% UFJつばさは「A」を継続。4-6月の導入店舗数は91店舗の純増と順調。7月末に1 株から2株の株式分割予定で流動性向上。 ◆サミー(6426) 5,350 +20 +0.38% UFJつばさは「A」を継続。「北斗の拳」は今でも新規受注が入っているようで ある。また、7月から規則改正が実施されたが、旧規制で許可を取得した手持ちも積 みあがっており、下期のパチスロ販売も不安はない。 ◆モリタ(6455) 617 +26 +4.40% 一時は5.8%まで上昇し、年初来高値を更新。防災関連事業では消防車と救急車の機 能を合わせた「消救車」の需要が期待されるほか、衛生車といった環境関連事業で も中国、アジア向けなどが好調で、安定から成長へ着実に戦略転換を遂げつつある との認識が広がった。UFJつばさ証が、「A」として新規に格付けし、目標株価 を870円に設定したことが追い風となった。 ◆グローリー(6457) 1,487 -23 -1.52% 15日に節目と見られた6月4日の直近安値1520円を下回って以降、売りが続く。9日時 点の信用買い残が約198万株と高水準なことも重しで、買い方の損失覚悟の手じまい 売りが続く。5月19日の年初来安値(1480円)を下回るかどうかが目先の焦点。 ◆日本電産(6594) 9,530 -450 -4.51% メリルリンチが、世界3位のLCDメーカーである台湾の友達光電(AUオプトロニ クス)の引下げたことが嫌気。日電産は、前場に7月16日に付けた年初来安値4950円 を更新し、後場もきょうの安値圏でもみあう。 ◆和泉電気(6652) 1,047 +46 +4.60% 後場一段高。先週会社説明会が行われているようだが、これを受けて、みずほでは 今期業績には上ぶれ余地が大きいと指摘している。また、立花でも参考銘柄として 取り上げる。立花証は参考銘柄として取上げる。 ◆アーム電子(6671) 25,500 -200 -0.78% 株式分割、8月31日現在の株式1株を5株。 ◆星和電機(6748) 906 --- 0.00% UFJつばさ証券は、電磁ノイズ対策製品・LED市場におけるビジネス拡大で、 2005年3月期の増収増益と、2006年3月期以降の営業利益は平均50%増を継続するとみ る。なお、レーティングは付与していない。 ◆日立マクセル(6810) 1,675 -7 -0.42% 上昇する25日線がサポートとして機能。携帯情報機器用として開発が進む燃料電池 で、価格低下につながる電極の触媒を開発したと報じられており、材料視。 ◆ユニデン(6815) 2,360 +10 +0.43% みずほ証券は、投資判断「1」、目標株価3600円で新規カバーを開始。高収益体質を ベースに、中長期的にはIP電話やデジタル家電などへの商品展開で成長ポテンシャ ルは十分にあり、また、短期的な業績上振れ余地もある。 ◆SUNX(6860) 1,555 +5 +0.32% 5日線の攻防。関東財務局が15日に受け付けた5%ルール報告によると、6/30時点で フィデリティ投信の保有比率が6.36%。 ◆ユー・エム・シー・ジャパン(6939) 64,600 -2,800 -4.15% BBレシオの低下を嫌気。6月半導体製造装置のBBレシオが1.08倍と2ヶ月連続で低 下したことを受け、アドテストや東エレクなど半導体関連株は軒並み弱含んでいる。 ◆日東電工(6988) 4,850 -320 -6.19% 一時4720円まで売り込まれ、2003年10月初旬以来の5000円割れとなった。先週末は サムスン電子の決算発表を通過してアク抜け感が生じる場面もあったが、本日はあ らためて売り込まれる展開。台湾での液晶関連の下落や米国でのハイテク株の伸び 悩みを受けて戻り売り圧力の強さがあらためて認識される状況。 ◆三菱自動車工業(7211) 107 -6 -5.31% 15日に増資の払い込みを終えた。JPモルガンが総額1260億円の優先株(第1〜3回B 種優先株式)を払い込んだが、これには普通株式に転換する際のいわゆる「下限条 項」が付いている。転換価格は最低30円まで引下げられる可能性があるといい、株 式数を多く得るために、株券を調達して空売りを仕掛けて株価を下げ、その段階で 転換するとの観測が出る。引き続き需給思惑に神経質な動き。ドイツ証は三菱自動 車工業の目標株価を88円に引下げ。目標株価の120円を達成したため。 ◆東洋ラジエーター(7236) 540 +15 +2.86% 大和はPC用水冷式クーリングシステム関連銘柄として要注目。現在、日系PC メーカーと交渉の最終段階、今回の案件が受注確定となれば、PC向けで本格量産 がスタート、空冷式から水冷式へのシフト本格化などが想定され、中長期的には非 常にポジティブな動き。なお、レーティングは付与していない。 ◆ショーワ(7274) 1,206 +17 +1.43% 関東財務局が15日に受け付けた5%ルール報告によると、6/30時点でJPモルガング ループの保有比率が7.96%と、前回の5.85%から増加。 ◆サイゼリヤ(7581) 1,600 +27 +1.72% UFJつばさ証券は、レーティング「B」を継続。第3四半期では、会社予算をクリ ア、既存店に底打ちの感も出てきており、今期をボトムに収益改善がますます進む と予想。 ◆インターアクション(7725) 297,000 -31,000 -9.45% 決算内容に失望感が生じる。16日に04年5月期決算を発表、04年5月期実績は経常利 益並びに最終利益が計画未達。また、05年5月期については四季報予想を下回る会社 見通しとなっており、高成長期待が剥落している。 ◆ニコン(7731) 1,116 -28 -2.45% 先週末にはサムスン電子の設備投資上積みを評価する展開となっていたが、6月の北 米地域の半導体製造装置のBBレシオは、1.08倍と2カ月連続で低下しており、売り 優勢の展開。 ◆HOYA(7741) 11,110 -70 -0.63% 四半期決算発表後は一旦プラス圏に浮上も、上値が重くその後は再度伸び悩む。信 越化学が好決算を受けて素直に買われただけに、同社の決算発表後の動きにも関心 が集まりやすい。2005年3月期の第1四半期(4−6月期)連結業績は売上高が749億6100 万円(前年同期比17.3%増)、経常利益が223億6600万円(同51.6%増)、当期純利益が 162億2200万円(同65.6%増)。四半期ベースではいずれも過去最高の数字。9月中間期 は売上高が1500億円(同13.9%増)、経常利益435億円(同43.1%増)、当期純利益は285 億円(同50.6%増)を見込む。日興シティは、04年度、05年度EPS予想を上方修正し、 ターゲットプライスを12800円から13300円へ引上げ。投資評価を「2M」から 「1M」へ格上げ。GSは、投資評価を「2M」から「1M」に引上げ。 ◆マルエツ(8178) 591 -3 -0.51% 同日付で保有するダイエー(8263)株全株(1443万4000株・今年2月時点の持ち株比率 3.2%)を証券会社による一括買い取り方式を活用して売却したと発表。財務体質の強 化や資産の効率化が狙いで、調達した資金は有利子負債の返済などに充てる。売却 額は43億円で、2005年2月期に24億円の特別利益を計上。 ◆ダイエー(8263) 287 -22 -7.12% 終値ベースでは04年3月上旬以来、約4カ月ぶりの300円割れとなった。6月の既存店 売上高が前年同月比7%減と業界他社に比べて見劣りすることや、主力取引銀行の UFJグループが三菱東京FGとの統合交渉に入ったことなどが嫌気された。 ◆イオン(8267) 3,930 -120 -2.96% 前週末は大型の公募増資実施が報じられ、130円安で引けていた。引け後に2700万株 の公募増資が正式に発表された。8月20日割当で1対2の株式分割も発表。前週末は需 給悪化懸念から売られたが、本日は株式分割を好感する買いも入っているもようだ が、大型株だけに新興市場の株式分割発表銘柄のような大きな反応はない。 CSFBは「OUTPERFORM」、目標株価6000円を継続。短期業績の最悪ケースを前提 にしても株価下限は3750円。中期成長の余地は高く、下押し場面では押し目買いを 強く推奨。 ◆三菱東京FG(8306) 1,110,000 +60,000 +5.71% UFJと2005年上期中の経営統合に向け協議を始めることで合意したことを正式に 発表。UFJとの経営統合は既に織り込み済みの側面も強かったが、正式発表によ り買い安心感が広がった。UFJは「世界最大規模の自転車操業企業」と見る向き も強まっており、両行に対する投資家の判断が株価にも現れてきた格好。今後は両 者の合併比率に関して思惑が台頭し、いずれも仕手相場化する、との見方が広がっ ている。日興シティは、統合の効果を現時点で織り込んだり、統合比率に係る見通 しを株価評価に反映させることは時期尚早と考え、各社の財務状況などを踏まえた バリュエーションを基に評価を行い、投資評価「2H」、ターゲットプライス109万 円。 ◆UFJHD(8307) 446,000 -29,000 -6.11% 三菱東京FGが堅調な動きを続ける中、引き続き合併比率に対する思惑が売り材料 視される格好。GSは、利益のみに基づく合併比率は、三菱東京1株に付き UFJHD2.8株になるとしており、同行株の売り材料と捉える向き。 ◆住友信託銀行(8403) 673 -2 -0.30% JPモルガンは、投資評価を「NEUTRAL」で据え置いた。UFJ信託銀行統合による 「国内最強の信託銀行の創設」という成長戦略が振り出しに戻ったことから、株価 は統合発表前の株価水準まで下落。割安な水準にあり、株価の上昇余地はあると考 えられるものの、今後単独では成長性に限界があり、反発は期待しづらい。 ◆野村HD(8604) 1,539 -8 -0.52% GSは業績予想を上方修正し、「インライン」から「アウトパフォーム」に引上げ た。バリュエーションは大きく下落しており、短期的な投資のチャンスと考える。 ◆マネックス証券(8626) 224,000 -1,000 -0.44% 2004年4〜6月期経常利益は13億8100万円と2003年度の第4四半期を上回って四半期 ベースで過去最高を記録。8月2日には日興ビーンズ証券と経営統合、「マネック ス・ビーンズ・HD」として東証マザーズに上場する格好。みずほ証券との業務提 携したことも材料視。 ◆日本興亜損害保険(8754) 710 +9 +1.28% 安田ライフダイレクト損害保険の株式の取得を完了したと発表。取得したのは明治 安田生命保険と安田ライフ損害保険が保有する17万4600株(発行済み株式の97%)。今 年4月27日に明治安田生命と締結した株式譲渡の基本合意に基づくもの。日本興亜は 安田ライフダイレクト損保の事業の早期黒字化を図り、連結収益力の強化を目指す。 ◆ダイナシティ(8901) 445,000 +8,000 +1.83% 2005年3月期はマンション販売好調、在庫処分一巡から3期ぶりのピーク経常利益更 新予想。夢真などに介入したファンド筋の買いも取り沙汰される。 ◆パシフィックマネジメント(8902) 479,000 +4,000 +0.84% 日興シティは、今・来期の業績予想を上方修正し、ターゲットプライスを47万円か ら58.7万円に引上げた。投資評価は「1H」を継続。 ◆サンシティ(8910) 329,000 +40,000 +13.84% 中間期業績予想の上方修正が好感。2004年6月中間期の業績予想の上方修正を発表。 売上高は従来の67億4700万円から71億5200万円(前年同期比3.0倍)に、経常利益は 2800万円から1億800万円(前年同期は4億1600万円の赤字)に、当期純利益も1500万円 から6700万円(同2億5200万円の赤字)にそれぞれ増がした。1月に竣工した3物件の販 売が順調に進み、引渡しも当初予想を上回って推移しているのが主因。通期の予想 については中間決算発表時に公表するとする。 ◆船井財産(8929) 4,260,000 --- 0.00% 終日買い気配で推移し、ストップ高、売買が成立しなかった。1075株の買い注文を 残した。先週末16日に公開価格186万円の2倍となる376万円の初値で東証マザーズに 上場。初値倍率が2倍とそれ程、初値の過熱感が強まらなかったことなどもきょうの ストップ高買い気配の要因。 ◆日本ビルファンド投資法人投資証券(8951) 779,000 -1,000 -0.13% 日興シティは、ターゲットプライスを73万円から80万円に引上げた。公募増資によ りレバレッジが引き下がることで、約1000億円の新規物件取得が可能とみる。バ リュエーション面で、今後もJ-REITの中で最も高い評価を受け続ける可能性が高い。 ◆ JR東日本(9020) 600,000 -3,000 -0.50% JR西日本(9021) 444,000 +5,000 +1.14% JR東海 (9022) 886,000 -1,000 -0.11% 全体の地合いが軟化する中、ディフェンシブ・ストックとしての評価から、実需買 いの受け皿になる。ハイテク株の先行き不透明感が漂う中、内需関連株が物色され る。 ◆ニッコウトラベル(9373) 1,177 -3 -0.25% 株式分割、8月31日現在の株式1株を2株。 ◆ベルシステム24(9614) 21,200 -580 -2.66% ソフトバンク(9984)グループでコールセンター運営を手掛けるBBコールを買収す ると発表。買収資金は、日興コーディアルグループ傘下の投資会社、日興プリンシ パル・インベストメンツに対する1000億円規模の第三者割当増資などで調達する。 これにより、日興プリンシパルが約4割を保有するCSK(9737)に代わり、ベル24の 筆頭株主になる。BBコール株は8月に取得する予定。取得総額は500億円になる見 通し。加えて、ベル24はBBコールに592億円の貸し付けを予定しており、その他の 費用を含め総額1280億円の資金が必要。ベル24では、日興プリンシパルへの第三者 割当増資と自己資金でまかなう。BBコールを完全子会社化することで、ソフトバ ンクからコールセンター事業の長期独占業務委託やテレマーケティング事業の優先 委託を受ける。一方、ベル24はソフトバンク(9984)に対してシステムリースを行う など、包括的な業務提携を結ぶ。筆頭株主だったCSKに対して「今回の第三者割 当増資について事前報告はしていない」。なお、CSKは今回の第三者割当増資が 既存株主に対する「株式の不公正発行」にあたるとして東京地裁に差し止め請求す る方針を固めている。 ◆ジャステック(9717) 1,941 -12 -0.61% 日興シティは、収益予想を上方修正し、ターゲットプライスを1900円から2000円に 引上げた。製造業からの受注が予想以上に好調であった。また、04年11月期予想に 基づくPER約15倍は、主要ITサービス株のPER約30倍に比べて、大いに割安感。 ◆TIS(9751) 4,060 -200 -4.69% 日興シティは、投資評価「1H」、ターゲットプライスを4550円から5000円に引上げ た。直近の株価下落で割安感が出てきたこと、UFJ銀行と東京三菱銀行の統合はポジ ティブな要素が多く、来期以降アップサイドの可能性が高いことの2点を理由。 ◆明光商会(9858) 1,220 +30 +2.52% 日興シティによるレポートを観測。05年5月期会社予想の前提を検討した結果、会社 予想は控え目であるとして、投資判断「1H」並びに目標株価1600円を継続。 ◆植松商会(9914) 268 +34 +14.53% 増額期待が高まる。第1四半期(4-6月)の経常利益が中間期計画の74.0%に達したほか、 純利益が中間期計画を超過。 ◆ドトールコーヒー(9952) 1,944 +6 +0.31% 東京都心で観測史上最高の39.5度を記録するなど、連日の猛暑が追い風に。なお、 大和では環境好転で注目できる外食セクターとして、注目企業をピックアップして いる。 ◆Fリテイリング(9983) 8,550 -250 -2.84% CSFBは第4四半期も業績上振れが続くとし、足元業況と来期ベースの割安感から、 依然投資魅力は強いと見る。「OUTPERFORM」、目標株価9600円を継続。 ━━━[PR]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ お得な情報満載!有名ホテルご優待券や映画鑑賞券のプレゼントも! ▼無料会員登録だけで!▼ http://www.accesstrade.net/at/c.html?rk=010004sj000cnn ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━[PR]━━━ ◆指標 日経225 11,258.37 -177.63 日経300 219.00 -2.17 TOPIX 1,139.53 -11.63 日経ジャスダック平均 1,980.01 -9.59 日経225先物期近 11,220 -190 外資系証券、売り3420万株、買い2470万株、差引き950万株の売越し。 ━━[ドライバー必見のライセンス保険]━━━━━━━━━━━━━━━━━ スピード違反や駐車違反など交通違反の反則金を全額補償します。 安心・簡単・便利でドライバーをサポートするライセンス保険。 20年以上の歴史・400万件以上加入の実績があり、多くのドライバーの方に支持 されています。 http://ad.a-connect.jp/cgi/in0004.cgi?id=01000 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●レーティング定義(http://ams.adam.ne.jp/kabu/rating.html) ▼CSFB証券 アップルイン(2788) 格上げ「N」から「OP」(目標株価30万円から84万円) ▼ゴールドマン・サックス証券 野村HD (8604) 格上げ「IL」から「OP」 ホンダ (7267) 据置き「IL」 イトーヨーカ(8264) 据置き「IL」 アコム (8572) 据置き「IL」 大和証券G (8601) 据置き「OP」 HOYA (7741) 据置き「OP」 東京エレクト(8035) 据置き「OP」 日興コーディ(8603) 据置き「U」 ▼UFJつばさ証券 堺化学 (4078) 格上げ「A」から「A+」 松竹 (9601) 据置き「A」 ▼日興シティグループ証券 HOYA (7741) 格上げ「2M」から「1M」(目標株価12800円から13300円) 明光商会 (9858) 据置き「1H」 日本MDM (7600) 据置き「1H」 大林組 (1802) 据置き「1H」 高島屋 (8233) 据置き「1M」 ホギメディカ(3593) 据置き「1M」 信越化学工業(4063) 据置き「1M」 ジャステック(9717) 据置き「2H」(目標株価1900円から2000円) ソニー (6758) 据置き「2H」 ニチイ学館 (9792) 据置き「2M」 インデックス(4835) 据置き「2S」 三菱自動車 (7211) 据置き「3S」 ▼HSBC証券 青山商事 (8219) 格下げ「Add」に引下げた。 ▼岡三証券 森下仁丹 (4524) 据置き「2+」 ▼大和総研 マツダ (7261) 格上げ「2」から「1」 アルバイトT(2341) 据置き「2」 大日本印刷 (7912) 据置き「2」 イトーヨーカ(8264) 据置き「3」 *************************************************************************** 絶対お得な航空券はエアーズシステム☆ 羽田、伊丹発着の激安航空券!!最大58%off!さらに希望者全員に高級ホテ ル無料宿泊クーポンをおつけします! http://s01.j-a-net.jp/gateway/click.cgi?a=28160&d=05023&u= *************************************************************************** ●全国銀行協会の西川善文会長。 三菱東京フィナンシャル・グループとUFJホールディングスの経営統合の背景に、 UFJと金融庁の金融検査を巡る対立があったのではないかと指摘に対して「正直 に言って詳細なことは分からない」と前置きし「色々な見方があるが、検査はあく まで金融検査マニュアルに基づいてやっている。その点、透明性は確保されている と思う」と語った。 三菱東京FGによる救済合併との見方については「三菱東京としても単なる救済で は、市場の評価が厳しい中ではできないと思う。統合による効果について積極的な 意味合いがあるとの判断で決断したと思う」との考えを示した。 三井住友銀行トップとして、両グループの統合で資産規模約190兆円の巨大な競争相 手が生まれることに関し「規模についてはそれほど大きな問題と考えていない。問 題は商品、サービスのクオリティーで、品質向上を通じ収益力をどう高めるかが大 きなポイント」と指摘した。両社の統合に関して、住友信託銀行が交渉禁止の仮処 分を申請したことについては「的確なコメントはできない」としたものの、「経緯 からいうと、住友信託の立場には同情できる」と感想を漏らした。三井住友グルー プの信託戦略については「規制緩和の中で我々に許された業務は自前でやっていき たい。統合は考えていない」と語った。 今後の金融再編について「再編の動きは各銀行、金融グループが考える最も重要な 経営戦略であり、今後も可能性としてはありうる」との展望を示した。先週末に経 営統合を正式発表した三菱東京フィナンシャル・グループとUFJホールディング スに関しては「銀行部門を見ると相互補完する部分があり、むしろこちらの方が資 産規模の拡大に比べ大きな意味があると思う」と評価した。 関連して、両グループの統合が大口融資先の事業再生に与える影響については「統 合で大きな影響を受けるとは思っていない。問題先については早期に解決策を見い だしていかないといけない。今年度中に決着をつけることが重要」との見方を示し た。ただし、UFJが今上期中を目標としている不良債権処理については年度中に は可能との見方を示したものの「物理的な問題もあって下期にずれ込む可能性はあ る」と指摘した。なお、産業再生機構の活用については「活用するかは対象となる 大口与信先の実情による訳で、統合により判断されるべきでない」との考えを示し た。 ●東証第1部の時価総額ランキング(政府保有株・優先株を含むQUICK算出ベー ス)で、NTT(9432)がドコモ(9437)を抜き、トヨタ(7203)に次ぐ2位に浮上。 NTTが時価総額でドコモを逆転するのは1999年11月18日以来、ほぼ4年8カ月ぶり。 きょう終値時点の時価総額は、NTTが前週末比157億円増の8兆9567億円、ドコモ は同3513億円減の8兆6811億円。東証は今月中にTOPIXへの浮動株基準導入の概 要を発表する予定で、浮動株比率の低いドコモ株には「機関投資家の組み入れ比率 が低下する」との思惑から売り圧力が高まっていた。携帯電話市場の成熟や競争激 化も最近のドコモ株下落の背景にある。ドコモの時価総額がNTTを上回って以降、 その差が最も広がったのは2000年3月22日。この時はドコモが42兆弱と、NTTに20 兆円近い差を付けていた。 ●東証1部の騰落レシオが前週末16日に比べ4.62ポイント低い89.12%となり、6月4日 以来約1カ月半ぶりに90%を下回った。米ハイテク企業の先行き懸念で電機など幅広 い銘柄に売りが強まったことが背景。騰落レシオは過去25営業日の累計値上がり銘 柄数を値下がり銘柄数で除して算出し、相場全体の天井や底値を判断するのに使わ れる投資指標。120%を超えると過熱感が強く、70%以下だと底値圏を示すとされる。 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