|
【多津蔵が変っていく姿】 此の物語の勤めは、変りゆく姿をお話する事でしょうか? 否、変った事を、さかのぼって語ることに、重きがあります。 何故か?変りゆく姿は、デザインルームにお任せをしています。 其の足跡を辿るのが、多津蔵物語の本質なのです。 どのように変っているのか? 今日の七夕にコメントが在りました。 昨年とは何もかも変ったと、書き込まれていました。 変ったのは、工房のスタッフなのでしょうか? 実は、スタッフも変りましたが、それ以上に変ったのが、主宰なのです。 【主宰の変り方】 一番大きな変り方は、自信が出来たことです。 暮らしも、仕事も、お花も、人間関係までも、自信を持って歩みだしました。 此の変り様が、スタッフを変え、工房全体を変えているのです。 工房は、主宰を中心に回っています。 其の心棒が揺れていたのでは、工房は定まりません。 今日の多津蔵の姿は、主宰の成長=変りように染められているのです。 【変った良さとは】 何が良かったかと言っても、主宰が多津蔵を我がものと思っている事です。 与えられた借り物ではなく、自分の手で勝ち取ったもので在ることなのです。 工房の暮らしが、自分の身の丈で実現を出来、 工房の仕事が、自分の手のなかで裁ける事です。 此の様な姿を実現できた理由は、 <1>一つ一つ確実に積み上げたこと。 <2>欲張らなかったこと。 <3>諦めなかったこと。 <4>皆の評価が在ったこと。 此の4点に、収斂されます。 主宰の”あだ名”は、”亀さん”なのです。 臆病で、直ぐに頭を引っ込めて閉じこもり、歩みだしても、鈍いのです。 処が、水を得ると、豹変を致します。 スイスイと、実に見事な泳ぎを致します。 得意でない処は、ゆったりと、のんびりと、歩みます。 此の有り様こそが、多津蔵を我がものと出来た大きな理由だったのです。 【多津蔵の標語】 ゆっくり、ゆったり、のんびりと、 慌てないで、急がないで、身の丈で歩みましょう。 多津蔵が羨ましい夢幻出版社編集長 |