メルマガ:株式情報局
タイトル:【株式情報局ニュース】 2004/07/05大引け  2004/07/05


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株式情報局
2004/07/05大引け

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◆直近公開値がさ株
MCJ   (6670) 6,880,000 +1,000,000 +17.01% 
ケンコーコム(3325) 1,570,000  +150,000 +10.56% 
ランシステム(3326) 3,300,000  +400,000 +13.79% 
フレーム  (3740) 1,370,000  +200,000 +17.09% 
ディップ  (2379) 2,750,000  +260,000 +10.44% 
MCJの1対10株式分割発表が刺激となり、いずれも高値を更新し、大幅高。


◆投資ファンド関連
プリヴェチュ(6720) 1,145 -34 -2.88% 
ジェイブリッ(9318)  976 +100 +11.42% 
イーラックス(6811)  313 +18 +6.10% 
キョウデン (6881) 1,555 +64 +4.29% 
明星電気  (6709)  279 +32 +12.96% 


◆フィットネス関連株
セントラルス(4801) 1,690 +165 +10.82% 
コナミスポー(4643) 2,170 +40 +1.88% 
ルネサンス (2378) 2,060 +260 +14.44% 
業界大手3社の60歳以上会員数が5年間で約4倍に拡大したとの一部報道を受けて、個
人投資家などから買い注文が入った。





◆ミサワHD(1722)
352 -38 -9.74% 
急反落で下落率トップ。先週末はトヨタの出資観測報道が好感されて急騰したが、
本日は一転して短期筋の処分売りに押されている格好。両社ともに否定的なコメン
トを発表、週末も目立った報道がなかったことから、実現期待がトーンダウンする
状況か。



長谷工(1808) 271 -24 -8.14% 
オリコ(8585) 334 -16 -4.57% 
2日、長谷工が300億円のCB、オリコが200億円のCBを発行すると発表したことを
受けて、1株当たり利益の希薄化懸念から、大量の売り注文が出た。長谷工は、すべ
てが株式に転換された場合、発行済み株式数は30%程度増加することになるとされる。
GSは「OP」から「IL」に引下げ。ファイナンス発表によるネガティブなアナ
ウンスメント効果によって株価の上昇がしばらく抑えられる可能性も考えられる。


◆イチケン(1847)
208 +31 +17.51% 
上昇率トップ。7月2日付で、東洋テクノ、ダイエーから、パチンコ場経営のマルハ
ンに株式の譲渡が行われたとみられており、業容拡大への期待があらためて高まる
格好となっている。株価急騰後の利食い売りにも一巡感が生じる状況だった。


◆レントラック(2314)
930 +100 +12.05% 
レンタル店にビデオ、DVDを貸し出す業務を手掛けており、コンテンツ関連の一
角として低レシオ見直しの動き。東京・渋谷で映画館の建設を準備している。また
CCCの傘下入りによる相乗効果も期待。


◆リンク・ワン(2403)
--- --- 0.00% 
2日に東証マザーズに新規上場、外食産業を中心に経営コンサルティングおよび人材
関連支援サービスを提供する5日も取引が成立せず、初値は6日以降に持ち越された。
この日も新規上場株式に対する個人投資家の人気を背景に朝方から買い注文が殺到、
気配値を切り上げ、終値は公募価格の4倍となる160万円で1069株の買い気配となっ
た。公募価格は40万円。公募株式数は1000株。主幹事はエイチ・エス証券。


◆マルキン忠勇(2538)
235 +15 +6.82% 
個人投資家とみられる買いが優勢で、後場も堅調。目新しい好材料が出たわけでは
なく、「チャート妙味から買われている」との指摘。利益率の高い健康食品「琉球
もろみ酢」の売れ行き拡大期待もあり、主力株が手掛けにくい中で物色の矛先が向
かった。


◆ABCマート(2670)
3,040 +50 +1.67% 
6月の月次売上高を発表。全店売上高は前年同月比28.7%増、既存店は同1.7%増。


◆三光マーケティングフーズ(2762)
431,000 -16,000 -3.58% 
岡三証券は、「強気」から「やや強気」に引下げ。同証券によるによる05年6月期業
績見通しの下方修正に加え、株価上昇により05年6月期予想PERに特別な割安感がな
くなった。


◆エフティコミュニケーションズ(2763)
650,000 -25,000 -3.70% 
「現在の株価水準では公募増資を行う予定はまったくない」との異例の発表を行っ
ており、買い安心感が強まる。会社側では、公募増資が迫っているとの問い合わせ
が大変多いため。


◆カルラ(2789)
5,600 -40 -0.71% 
6月の月次売上動向を発表。6月の全社売上高は前年同月比32.5%増、内訳は客数が
35.6%増、客単価が2.3%減。一方、既存店の売上高は1.2%減、内訳は客数が0.7%増、
客単価が1.8%減。6月末の店舗数は76(うち既存店は49)。


◆富士紡績(3104)
139 --- 0.00% 
関東財務局が1日に受け付けた大量保有報告(5%ルール報告)によると、25日時点で
フィデリティ投信の保有比率は13.71%と、前回報告時の12.71%から上昇している。


◆太陽毛絲紡績(3211)
40 --- 0.00% 
8月2日をもって店頭管理銘柄としての登録が取り消される見込みであると発表。期
間満了に伴う措置。その後の株式売買の機会を提供するため、日本証券業協会に対
してグリーンシート銘柄の新規届出を提出したこともあわせて発表。なお、グリー
ンシート決定後の取扱証券は未来証券となる見通し。


◆小松精練(3580)
576 +22 +3.97% 
北陸先端科学技術大学院大学などと共同で、有機ELの保護膜を低コストで形成す
る技術を開発したと一部報じられており、材料視されている模様。3〜4年後をメド
に次世代ディスプレーなど向けに実用化を目指すとされる。


◆バンダイNE(3725)
1,460,000 --- 0.00% 
レコード会社のダイキサウンドと組み、携帯電話の着信音に音楽CDの音源を設定
する『着うた』サービスを秋にも始めるとのニュースが伝わったが、市場ではこれ
を好感した買いは特にみられない。期待先行では買いづらく、実際に業績に反映さ
れるまでは評価されにくい。


◆フレームワークス(3740)
1,370,000 +200,000 +17.09% 
集計中の前5月期業績予想の上方修正を発表。新しい予想数字は売上高が24億7200万
円(従来予想比2900万円減額、前期実績17億2800万円)、経常利益が2億2800万円(従
来予想比3800万円増額、前期1億900万円)、純利益は1億500万円(従来予想比2500万
円増額、前期4600万円)。今期はブロードバンドに対応した大型化の見込める新製品
を投入する予定。


◆デュオシステムズ(3742)
2,430,000 --- 0.00% 
東証マザーズに1日上場し、業務・システムソリューションサービスを提供する同社
の株価は、上場3日目となる5日、ようやく取引が成立した。初値は203万円と公募価
格の実に5.8倍となった。初値の成立が3日目になるのは極めて異例。初値を付けた
後も株価は上昇しストップ高。


◆協和発酵工業(4151)
769 -15 -1.91% 
25日線レベルでの攻防。米子会社のバイオワは、抗体医薬の開発でバイオジェンア
イデックと提携したと報じられる。また、中国市場を本格開拓するため、抗アレル
ギー剤などの主力2製品を相次ぎ投入すると報じられるなど、材料豊富だが、反応は
薄い。


◆プレステージ・インターナショナル(4290)
692,000 +100,000 +16.89% 
ストップ高。もともと浮動株比率が低いところに、最近機関投資家などの評価が変
わり、個人が追随するという最近の新興市場の急騰株の典型的なパターン。ここ金
融機関向けソフト会社の多くが訂正高しているが、保険会社のコールセンター受託
や決算システムの運用受託などを行っている。



アクセス  (4700) 1,650,000 +400,000 +32.00% 
デジタルデザ(4764) 2,040,000 +100,000 +5.15% 
この2銘柄はこの1週間ほどの新興市場の主役。朝方はアクセスへの利食いが目立っ
たが、後場にアクセスがストップ高となった。一方デジタルデザインは朝方一段高
でその後やや利食いが出たが、再び強調へと転じている。両社とも出来高はそれほ
ど大きくなく、買い付け需要をまだ消化しきっていないと見られる。


◆リソー教育(4714)
189,000 -4,000 -2.07% 
関東財務局が1日に受け付けた大量保有報告(5%ルール報告)によると、25日時点で
フィデリティ投信の保有比率は14.37%と、前回報告時の13.00%から上昇。2005年6月
期の年間配当を1000円(うち中間配500円)にすると発表。前期末は800円配当。


◆東京個別指導学院(4745)
1,455 -35 -2.35% 
一時は8%超下げる場面もみられた。2004年5月期通期の単独業績予想を下方修正。積
極的に増やしてきた広告宣伝費の負担が響き、純損益は従来予想の2500万円の黒字
から5300万円の赤字に転落する見通しとなったことが嫌気された。前期は5億7600万
円の黒字だった。


◆ライブドア(4753)
901 -101 -10.08% 
一時は12%まで下げた。堀江貴文社長がプロ野球「近鉄バファローズ」買収の意向を
表明して以来、テレビ、新聞などのメディアが大きく取り上げたことで、知名度は
格段に向上したものの、買収騒動の長期化懸念などで株価は一転して軟調な展開と
なった。近鉄球団だけでなくダイエー球団にも買収を持ちかけ断られていたことが
報じられる。本日1027円まで急騰していただけに買い疲れ感もでてきている。


◆セントラルスポーツ(4801)
1,690 +165 +10.82% 
フィットネスクラブとしてはルネサンスが先駆しており、追随高。中高年向けに温
浴施設を充実させた「ウェルネスクラブ」が伸びている。この業界では郊外での中
高年の会員数が急増しており、それが業界の株価見直しの背景。2005年3月期の連結
純利益は9億5000万円と4期ぶりの増益を見込んでおり、「健康に対する国民の関心
の高まりも手伝い、会員数の増加に伴う収益拡大が期待できる」との声も出る。


◆有線ブロードネットワークス(4842)
32,000 +3,040 +10.50% 
3日連続のストップ高。7月31日に1株を10株に株式分割、2003年9月〜2004年5月期経
常損益が25億8700万円の黒字(前年同期は3億6400万円の赤字)との発表から人気が続
く。


◆長谷川香料(4958)
1,714 -17 -0.98% 
200万株の株式売出しを実施すると発表。売出人は筆頭株主の長谷川藤太郎商店で保
有株の大半を売出す。ほかに10万株を上限にオーバーアロットメントによる売出し
も行う。売出価格は13日から16日までのいずれかに決定し、その翌営業日から3営業
日後までが申込期間。


◆昭和シェル石油(5002)
971 -13 -1.32% 
発行済株式の50%を保有するロイヤル・ダッチ・シェルグループがその保有株式の一
部(3754万株・発行済株式の9.96%)をサウジアラビア国営石油会社であるサウジ・ア
ラムコ社に譲渡することで合意したと発表。サウジ・アラムコ社は第二位の大株主。
また、一定の条件下でサウジ・アラムコ社が同社株式1884万株(発行済株式の4.99%)
を追加的に買い受けることについても基本合意したとする。


◆住友ゴム工業(5110)
975 -15 -1.52% 
5日線を割り込む。なお、大和は北米市場を中心にタイヤ需要が拡大していること、
「ゼクシオ」シリーズのゴルフクラブも好調に推移していることなどから中間決算
での大幅増額修正の期待が高い。


◆東京製鐵(5423)
1,744 -63 -3.49% 
モルガン・スタンレーでは鉄鋼業界は、中国市況の底入れ、ハードランディング懸
念の後退期待、国内薄板需給のボトム入りなどから、今後改善への変化を見込む。
個別では同社を選好企業とし「OVERWEIGHT」を継続。


◆日カン(5905)
228 +50 +28.09% 
ストップ高。先週末から出来高が急増と動意付き、東証2部の低位出遅れ銘柄として
物色の矛先が向かっている。2002年10月高値を更新して、2000年7月以来の水準にま
で上昇。PBRも依然として約0.8倍の水準にとどまっている。


◆ユニプレス(5949)
763 +4 +0.53% 
今期業績は中国での新工場立ち上げなど先行投資負担により、減益を見込むが、中
期的な業績拡大基調に変化はないと見られる。主要顧客の日産自動車がシェア拡大
に向けて新車の本格攻勢に打って出ることも受注機会の拡大につながりそう。また、
このところ自動車部品株の底上げが進む中で、同社株のバリューの低さ(PER7倍、
PBR0.8倍)も目立ち、出遅れ挽回の動きとみられる。


◆日立建機(6305)
1,240 -53 -4.10% 
GSは、インラインの継続するが、バリュエーション面に割安感が感じられる状況
にあり、目先リバウンドが続くと判断。中国における建機需要は大幅な減少傾向に
あるが、北米、豪亜、国内市場では予想以上の回復。


◆明治機械(6334)
204 +24 +13.33% 
2005年3月期の連結経常利益予想を従来の4.7億円から6.4億円に上方修正、シリコン
ウエハの研削・研磨機の開発・販売企業のラップマスターエスエフティーを子会社
化との報道から人気が続く。


◆日鍛バルブ(6493)
739 +64 +9.48% 
株価は市場での2部市場人気などに乗じて5月後半以降は、一貫した右肩上がりの株
価展開が続いているなど、投資家の間での人気が高まるなかで更に日経が「日鍛バ
ルブはタイ子会社で二輪車や四輪車用のエンジンバルブを増産する」と報じたこと
が株価上昇に拍車をかける格好となった。


◆中北製作所(6496)
694 +6 +0.87% 
2004年5月期の期末配当を4円増配の14円にすると発表。減益幅が縮小したため、株
主への利益配分を増やした。


◆神鋼電機(6507)
327 -12 -3.54% 
みずほインベ証は「2+」を継続。OEMプリンターにおける足下の受注好調や、半
導体・液晶搬送装置に使われる機器の売上増などから、04年度は会社計画を上回る
とみる。


◆MCJ(6670)
6,880,000 +1,000,000 +17.01% 
7月31日現在の株主に対して、9月21日付けで、1対10の株式分割(無償交付)を実施す
る、と発表。これを手掛かり材料に買いが先行。


◆明星電気(6709)
279 +32 +12.96% 
ここブリヴェチューリッヒ企業再生グループ、ジェイ・ブリッジなど投資ファンド
傘下での企業再生関連が人気となってきたが、大和証券グループ傘下の投資ファン
ドのもと、再生を進めており、投資ファンド再生関連の出遅れとして買いを集める。


◆セイコーエプソン(6724)
3,820 -80 -2.05% 
2005年3月期連結業績の上方修正を発表。経常利益は前回予想を250億円上回る1000
億円(前期比35.7%増)となる見通し。売上高は130億円上乗せの1兆4920億円、当期純
利益は150億円増額の580億円(1株利益は295.3円)を見込む。経常利益の1000億円乗
せは初めて。


◆松下電器産業(6752)
1,511 -8 -0.53% 
資材調達費を1割近く圧縮するとの報道が一部でなされたが、営業利益への影響額は
軽微とみられ買いの材料にはならなかった。日本株全体が週末の参院選を控えて様
子見ムードとなるなかで、売り注文が優勢となった。


◆HDD関連
TDK   (6762)  7,920 -170 -2.10% 
アルプス電気(6770)  1,480 -39 -2.57% 
日本電産  (6594) 10,610 -120 -1.12% 
HDD米メーカー「マックストア社」が1日に業績の下方修正を実施したため、
HDD向けGMRヘッドの需要も弱くなるとの懸念から売りが先行。マックストア
社による業績下方修正が日米のハイテク株を押し下げている面もある。マックスト
ア社はやや大型のHDDを得意とする。小型のHDDについては高めの伸びが続く
のでは。


◆TDK(6762)
続落で6/7以来の8000円を割り込む。なお、日興シティは投資評価「1H」、ター
ゲット9500円を継続。上値を抑えてきた悪材料の雲散霧消や、05年3月期会社予想の
上方修正余地などによって、底打ちの環境は整った。


◆ザインエレクトロニクス(6769)
565,000 +4,000 +0.71% 
大和証券は「今週の新興市場参考銘柄」において、同社を筆頭として取り上げる。
06年までの3年間に液晶テレビの数量拡大が年率100%を超える勢いで拡大することな
どから、高い利益成長率を達成する。


◆アライドテレシスHD(6835)
711 -100 -12.33% 
前週末に、今12月期6月中間期の業績下方修正を行なったことを嫌気。先週末は権利
落ち後、6日ぶりに取引時間中に寄り付き、その後は過熱感からストップ安まで売り
込まれていたが、追加の悪材料発生で処分売りの動きが強まる格好。従来は連結経
常利益で4億8600万円の黒字を計画していたが、11億円の経常赤字に転落した。売上
高は306億円計画に対して256億円にとどまる見込み。


◆キョウデン(6881)
1,555 +64 +4.29% 
朝方は軟調だったが、ザラバで上値を追う動き。長崎屋の再建をほぼ成功させたほ
か、買収した100円ショップの企業も急成長。実態は流通関連のホールディングカン
パニーに近くなる。


◆シチズン電(6892)
5,880 -210 -3.45% 
一時は前週末比220円安の5870円まで下落、5月10日に付けた5880円を下回り約2カ月
ぶりに年初来安値を更新。手掛かり難から株式相場が軟調に推移するなか、利益確
定売りに押される。外国為替相場の影響を受けやすい銘柄を避け、内需関連株への
物色の動きが強まる。


◆オプテックス(6914)
2,995 -35 -1.16% 
80万株の株式売出しを実施すると発表。売出人および株式数は小林徹19万株、有本
達也17万7000株、栗田克俊と東京三菱銀行がそれぞれ10万株、有本和子6万株など。
ほかに10万株を上限にオーバーアロットメントによる売出しも行う。売出価格は12
日から16日までのいずれかに決定し、その翌営業日から3営業日後までが申込期間に
なる。


◆フェニックス電機(6927)
5,200 -350 -6.31% 
公募増資を実施すると発表。公募株式数は50万株(需要状況を勘案したうえで上限15
万株の追加発行あり)。発行価格は7月13日〜16日までのいずれかの日に決定する。
払込期日は7月22日〜7月27日までのいずれかの日。調達資金(手取り概算額27億1000
万円)は主に本社工場の設備資金に充当する予定。増資後の発行済み株式総数は760
万2300株(追加発行があった場合は最大775万2300株)。


◆ファナック(6954)
6,550 -50 -0.76% 
自動車や家電などの組み立て工程で完全自動化が可能となる産業用ロボットを世界
で初めて実用化・販売すると報じられる。視覚と力を加減するセンサーを組み合わ
せ、熟練工並みにμm単位の精度で組み立てる。


◆村田製作所(6981)
5,960 +10 +0.17% 
SMBCフレンドでは投資判断「2+」を継続。通信技術の発達や自動車の電装化な
ど、市場は拡大傾向にあり、中長期スタンスでの高い評価に変更ない。ただし、短
期的には上値の重い展開。


◆日東電工(6988)
5,680 +180 +3.27% 
単体の月次売上高動向を公表。前週末引け後に公表された6月の月次売上高は前年同
月比34%増加。4月、5月とも前年同月比32%で推移しており、引き続き高い伸びが続
いていることを好感。前2004年3月期中の同社の単体月次売上高は4月から6月までの
3ヶ月間が5−7%の増加、7月が12%増加となり、8月−今年3月にかけて20%(8月)−47%
(3月)の高い増加率を示していた。昨年半ばからの高い伸びが現在も継続。


◆日産自動車(7201)
1,190 -6 -0.50% 
自動車用燃料電池を独自に開発し、2007年度までに搭載車を実用化するなどと一部
で報じられたが、すでに公表されている内容であるうえ、燃料電池自動車の実用化
はまだ当分先の話であるとして、好材料視されなかった。むしろ短期的には、研究
開発費の大幅増加により、収益が圧迫されるとの見方にもつながった。


◆カルソニックカンセイ(7248)
776 -4 -0.51% 
続伸で4営業日ぶり800円を回復している。韓国ルノーサムスンからモジュール部品
を受注したと報じられる。取引規模は年間100億円程度とみられている。日産以外へ
は初めてであり、収益基盤強化が期待。


◆カッパ・クリエイト(7421)
6,930 -300 -4.15% 
大和では「2」から「3」に格下げ。「かっぱ寿司」の成長鈍化と「かっぱキッチ
ン」の収益化の遅れなどから、プレミアムを付与する材料性に乏しく、株価の割安
感は感じられない。


◆良品計画(7453)
5,280 +70 +1.34% 
3日ぶり反発と堅調。先週末に6月の既存店動向が発表される。直営既存店売上高は
前年同月比で7.7%増となっており、ユニクロやUアローズとの比較では堅調なもの。
先週末にかけての株価急落で高まっていた警戒感も後退する状況。ドイツ証は
「Buy」、目標株価6000円を継続。


◆アールビバン(7523)
1,060 +100 +10.42% 
ストップ高。1株当たり純資産は1200円、手元流動性が豊富な銘柄。リゾート事業の
好調などから見直すう動き。


◆グッドマン(7535)
3,770 +500 +15.29% 
ストップ高。米ガイタント社の子会社が冠動静脈用ステランド「デュラフレック
ス」が米ガイタント社の特許を侵害しているとして東京地方裁判所に起こしていた
販売差し止めの買い処分申請が取り下げられたことを発表。これにより今後、裁判
所による販売差し止め命令によって販売の差し止めを受ける心配がなくなったこと
が市場でも歓迎される。


◆幸楽苑(7554)
1,555 -3 -0.19% 
6月の月次売上動向を発表。6月の直営全店売上高は前年同月比22.0%増、内訳は客数
が24.4%増、客単価が1.9%減。一方、直営既存店の売上高は7.8%減、内訳は客数が
5.0%減、客単価が2.9%減。6月末の店舗数は196(うち既存店は145)。


◆ユナイテッドアローズ(7606)
2,410 -175 -6.77% 
6月の月次売上が発表されているが、ネガティブに捉えられているものと観測される。
既存店売上高は前年同月比で8.3%減となり、全店売上高は同1.6%増にとどまってい
る。


◆ハイデイ日高(7611)
1,790 -30 -1.65% 
6月の月次売上高を公表。全店売上高は前年同月比10%増(上期累計は前年同期比
15.2%増)、内訳は客数が同15.7%増、客単価は同4.8%減。一方、既存店は前年同月比
2.8%増(上期累計は前年同期比5.6%増)。内訳は客数が同6.1%増、客単価が同3.1%減
となった。


◆イーディーコントライブ(7853)
47,500 +4,000 +9.20% 
ストップ高。情報通信機器製造会社からコンテンツ自動販売機向け違法複製防止シ
ステムを受注との報道を材料視した買いを集める。


◆リンテック(7966)
1,602 -21 -1.29% 
UFJつばさは「A」を継続。月次売上高は公表していないが、取材の感触では6月
は会社計画を大幅に上回ったと推察している。目標株価は2000円。


◆ダイワ精工(7990)
124 +1 +0.81% 
テニスのウィンブルドン選手権女子シングルスで優勝したマリア・シャラポワ選手
の契約先が米プリンス社で、ダイワ精工がこの販売代理店であることが手がかり材
料。シャラポワ選手が使っているのと同型のモデルは、市販タイプとは限らない。
ただ、ブランドイメージの上昇には期待。ダブルス準優勝の杉山愛選手もプリンス
の契約。


◆菱洋エレクトロ(8068)
1,503 -28 -1.83% 
今2005年1月期の中間配当と期末配当を増額すると発表。従来はともに15円を予想し
ていたが、それぞれ5円ずつ増やして20円にする。年間では30円から40円に増額する
ことになる。


◆島忠(8184)
2,845 -60 -2.07% 
岡三証は「中立」から「やや強気」に引上げ。足元の販売は厳しいが、優良な財務
体質を背景にした成長力とホームセンター業態における立地の差別化を評価した。


◆大丸(8234)
906 -35 -3.72% 
2004年3-5月期連結業績は、純利益が前年同期比3.1倍の21億円。販売管理費の削減
など合理化効果が出たほか、前年同期にあった子会社清算による特別損失の17億円
がなくなったことも寄与。UFJつばさは第1四半期決算に大きなサプライズはない
とみるものの、足元売上は悪化とし、バリュエーションの割高感もあり、800円程度
まで修正される可能性があると考える。


◆ダイエー(8263)
320 -20 -5.88% 
一時、前週末比17円(5%)安の323円まで下げた。総じて中小型株も見送られているが、
このことろ個人投資家の関心は東証2部や新興企業向け市場の銘柄に集中。このため、
個人投資家の売買比率が高い東証1部上場の「再生関連株」人気は離散している。11
日投開票の参院選の結果次第では、不良債権処理加速の流れが不透明になるとみた
海外投資家が、日本株全体に対して模様眺め気分を強めていることも、再生関連株
全般の人気低下につながる。仮に民主党政権になった場合、小泉純一郎政権のよう
に株主責任に寛大な経済政策が採用されるかどうか、現時点では不透明な面もある。
4月上旬に、ライブドア(4753)から200億円でのホークス球団買収の申し出を断って
いたことが、明らかになったとの報道には反応薄。


◆銀行株
UFJHD (8307) 449,000 +8,000 +1.81% 
みずほFG (8411) 460,000 -14,000 -2.95% 
三井住友FG(8316) 690,000 -11,000 -1.57% 
三菱東京FG(8306) 946,000 -17,000 -1.77% 
りそなHD (8308)   183   -4 -2.14% 
前週後半から続落し、午前の取引でも全面安だった大手銀行株が、午後に入り、下
げ幅を縮小した。なかでも、前週まで下げ続けたUFJには買い戻しの動きが出て
後場に切返した。メリルリンチ証券によると、今年3月末時点での米国ミューチュア
ルファンドの日本株のセクター別比重で金融は24.2%に達する。これは世界的な株価
指数であるMSCIの18.0%を35ポイント上回る水準。ソブリン・アセットマネジメ
ントが先にUFJHDの保有比率を5.1%から3.9%に引下げたことが明らかになるな
ど、ポジションを調整する動きも継続的に出ている面もある。昨夏以降の長期金利
の上昇で、ほとんどの銀行が債券の含み損を抱えており、3月末の含み損はみずほグ
ループで1900億円、三井住友グループで1000億円。


◆マネックス証券(8626)
156,000 +20,000 +14.71% 
本日は寄り付きで窓を開けたにも関わらず、さらにザラバで上値を追う動きとなっ
ていることから、個人投資家ではなく機関投資家がけん引する展開との観測もある。
同社株の相場付きが大きく変わったのは6月10日からで、この1カ月ほど大量に買っ
ている機関投資家がいるはずともされる。


◆スパークス・アセット・マネジメント(8739)
640,000 -19,000 -2.88% 
6月の月末運用資産残高を発表。6月末の運用資産残高は7572億円。5月の6877億円か
ら10%増加。昨年3月末との比較では25%の増加。


◆幸洋コーポレーション(8866)
2,050 +300 +17.14% 
年初来高値更新。コスモ証券が新規「A」でカバー開始したことを材料視。ホーム
プランナー事業や倉庫ファンド事業など新たな事業が育ちつつある点を評価。来期
の連結純利益を7億2500万円、1株利益107円などと予想。今後の業績変化率は高いと
みる。


◆原弘産(8894)
1,460,000 +110,000 +8.15% 
8月31日割当で1株を2株に株式分割する。分割で増加する株式数は1万6068株。2005
年2月期の配当は分割前の2分の1を基準に検討。合わせて7月下旬払込で公募2000株、
売出300株も発表。第1・四半期業績は売上24億4200万円、経常利益8400万円と堅調。
鹿児島市での分譲マンション販売が好調。


◆ランド(8918)
1,280,000 -190,000 -12.93% 
先週末2日に株式分割(8月末割当で1株を2株に分割)と、今期業績予想の上方修正(経
常利益を10億5000万円から12億円)を発表したが、株価はこの1週間で48%もの棒上げ
を演じてきた直後とあって、ひとまず利益確定売りが先行した格好。また同時に発
表した公募増資4000株(発行済み株式総数の16%に相当)による短期的な需給悪化も嫌
気された。


◆ジェイ・ブリッジ(9318)
976 +100 +11.42% 
仕手化の動きが止まらない。投資ファンド傘下で投資事業を軸に企業再生を進めて
いることを評価した買いが継続しているが、このほど篠崎屋の第3者割当増資を受け
たとの報道から投資事業拡大をはやした買いが一段と盛り上がる。


◆インボイス(9448)
42,000 -1,400 -3.23% 
7日ぶりに寄り付いた後、一時、1900円安の4万1500円まで下落。1株を11株に分割す
る大型株式分割を実施して以降、売買単価が引き下がることを好感した買いが集っ
た結果、連日のストップ高での展開が続いてきたが、株価は分割前比で2倍以上にも
達するなど、高値警戒感などが強まったことが今日の展開へとつながった。


◆ゼンリン(9474)
1,363 +75 +5.82% 
10月をメドに歩行者用ナビゲーションシステム向けの地図データベースを開発。


◆アイネット(9600)
637 -12 -1.85% 
急ピッチの上昇に対する利益確定が優勢。ライブドア証は、フロー収益の向上が見
込まれる受注案件が増加し、同社を取り巻く事業環境は明らかに改善とし、投資判
断は「中立」から「やや強気」に引上げ。


◆テクモ(9650)
1,246 +44 +3.66% 
先週末に1:1.3の株式分割、並びに、公募・売出250万株を発表。分割銘柄などの活
況が続く中、需給悪化懸念よりも株式分割を好感する動きが先行する格好に。


◆ベネッセ(9783)
3,330 -110 -3.20% 
3日続落。前週末の米国株安を受けて海外機関投資家がポジション整理の売りに出る。
寄り付き直後に下値支持線の25日移動平均(2日現在、3406円)を下回ったことで、見
切り売りが加速した面もあり、目先は13週移動平均(同、3251円)を維持できるかが
焦点。


◆Fリテイリング(9983)
8,570 -140 -1.61% 
6月の既存店売上高が前年同月比1.8%減になったことが材料視。会社側資料によると
「6月中旬より開始したドライキャンペーンは順調に推移。台風上陸など天候面が不
安定だったことなどから売上が伸び悩んだ」などとする。大和総研では5日付けのリ
ポートで「6月は売上指数の低い「端境月」である。3〜4月の移動需要・GW需要と
7〜8月のボーナス需要・夏休み需要との間に位置し、経営者は春夏商材の在庫
チェックをしながら、秋冬商戦の戦略を練る時期である」とし、ダメージは小さい
との見方を示していた。


◆ソフトバンク(9984)
4,580 -160 -3.38% 
チャート分析上の下値支持線とみられる25日移動平均(2日時点で4633円)を割り込み、
先高観が後退。年初来安値(3270円)を付けた1月5日から、きょうでちょうど半年が
経過。信用取引を利用して空売りした投資家の6カ月の弁済期日到来に伴う買い戻し
が一巡する一方で、信用買い残の多さが需給面で重し。6月25日時点の信用残は、売
り残が991万株に対し、買い残が3438万株。過去6カ月間の投資家の平均売買コスト
とみられる26週移動平均(4415円)が視野に入ってきた。





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◆指標
日経225 11,541.71 -179.78 
日経300 221.74 -3.25 
TOPIX 1,156.53 -17.02 
日経ジャスダック平均 2,042.76 -8.24 
日経225先物期近 11,510 -240 

外資系証券、売りが2580万株、買いが1890万株差し引き690万株の売り越し。
きょうの東京株式市場で、東証1部の売買代金が1兆円割れとなった。
1兆円を割るのは、2月26日以来。
きょうの売買代金は9546億1400万円。

東証1部の騰落レシオが前週末2日に比べ6.03ポイント低い109.08%となり、6月9日以
来、約1カ月ぶりに110%を下回った。
年初来最高は3月17日の147.96%。最低は5月17日の69.78%。
東証2部株価指数は前週末2日比31.27ポイント安の3343.96となり、9営業日ぶり反落。
2日まで5営業日連続で年初来高値を更新しており、利益確定売りが優勢になった。





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●レーティング定義(http://ams.adam.ne.jp/kabu/rating.html)

▼ゴールドマン・サックス証券
長谷工コーポ(1808) 格下げ「OP」から「IL」
日立建機  (6305) 据置き「IL」
ヒロセ電機 (6806) 据置き「IL」
NECエレク(6723) 据置き「OP」

▼CSFB証券
栗田工業  (6370) 据置き「N」(目標株価1300円から1500円)

▼日興シティグループ証券
イトーヨーカ(8264) 据置き「1H」
ファナック (6954) 据置き「2H」
村田製作所 (6981) 据置き「2H」
松下電工  (6991) 据置き「2M」(目標株価1100円から1050円)
クリード  (8888) 据置き「3H」(目標株価560000円から480000円)

▼UFJつばさ証券
日立建機  (6305) 据置き「A+」
日東電工  (6988) 据置き「A」

▼HSBC証券
エンジャパン(4849) 格上げ「Reduce」から「Add」

▼大和総研
太陽化学  (2902) 据置き「2」
村田製作所 (6981) 据置き「3」

▼岡三証券
島忠    (8184) 格上げ「2」から「2+」
三光マーケテ(2762) 格下げ「1」から「2+」
東芝テック (6588) 新規 「2」





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●全国中小企業の景気動向調査[信金中央金庫]
4−6月期の業況判断DI(「良い」と答えた企業の割合から「悪い」と答えた企業の
割合を引いた値)はマイナス20.7と、1−3月期に比べ5.9ポイント改善。1997年1−3
月期のマイナス19.0以来の水準まで改善。ただ、「大企業製造業の改善が波及して
おらず、依然として回復が遅れている」と分析する。業種別に見ると、製造、卸売
り、小売、サービス、不動産で改善。一方、建設業は公共投資の削減で地方企業が
苦戦し、2.6ポイント悪化。販売価格は、マイナス12.6と4.3ポイントの改善。仕入
れ価格は、9.1ポイント上昇のプラス13.4と大幅な改善となった。7−9月期はマイナ
ス16.8を見込む。見込み値で比べると97年10-12月期以来の水準まで改善。実績対比
で不動産を除いた製造、卸売り、小売り、サービス、建設が改善すると見る。調査
は6月に全国の信用金庫の取引先1万6000社を対象に実施。有効回答数は1万4374社
(回答率89.8%)。このうち、従業員19人以下の企業が7割を占める。


●1部市場の出来高9億株割れは、2月10日以来であり、2月10日は今年の日経平均の安
値でもある。また昨年11月28日に出来高が8億株を割った際にも、翌営業日に302円
高している。昨年夏は8月11日に、8億1000万株となったが、そこから日経平均は急
騰局面入りしている。今回は戻り高値から、2営業日、寄り付きで窓を開ける形です
とんと下げた格好のため、さらに下げるにしても、戻るにしても、ボラティリティ
の高い動きが想定されるところ。もっとも新興市場については、こうした1部の動き
とはまったく無関係に個別物色が進行している。







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  ┃ダ┃イ┃ヤ┃ル┃ア┃ッ┃プ┃無┃制┃限┃ ┃月┃額┃1┃0┃0┃円┃
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