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===================================================== 発行部数 14 == ★★ 日刊ドラマ速報 ★★ ☆☆ 2004/05/13 (Thu) ☆☆ ====================================================================== == 目次 ============================================================== 1.木曜日の連続ドラマ 2.編集後記 ====================================================================== ---------------------------------------------------------------------- 1. 木曜日の連続ドラマ ---------------------------------------------------------------------- タイトル 新しい風 局 名 TBS系 放映日時 木曜22時 キャスト 新見真子(ともさかりえ) 新見昴 (吉田栄作) 林原雅巳(段田安則) 柴田雪乃(伊東蘭) 近沢沙希(新山千春) 柴田綾 (小田茜) 中澤美登里(野際陽子) 延岡良治(橋爪功) 中澤幹夫(植木等) 新見萌 (森迫永依) 延岡さつき(市毛良枝) 黒川敏 (寺田 農) 江口弘之(山下信司) 秋吉圭吾(高杉瑞穂) 脚 本 後藤法子 浅野有生子 あらすじ 第5話 『地獄の選挙戦の裏側』 中澤派婦人会のお茶会の席。 優美な外見とは裏腹に、目の前にいる人の顔が投票用紙に見えると 中堅の代議士婦人が口にする。 それをたしなめる美登里も 目前の選挙に向かって発破をかける。 美登里「サルは 木から落ちてもサル。 議員は落ちたら ただの人。」 真子の新居に、美登里が訪ねてくる。 素直に転居した真子の態度に、先日とは打って変わって ご機嫌な様子の美登里。 真子は 自分も昂に勝ってほしいが、何をしたらいいかわからないと 美登里に教えを乞う。 美登里は、手土産の中澤直筆の『常在戦場』の掛け軸を手に 諭す。 美登里「応援したいなら 自ずとわかるはず。 戦っているのは代議士だけではありません。」 衆議院が解散になり、事実上の選挙戦に突入する。 どの代議士も次々とお国入り。 土橋が立候補を見合わせた為、東京26区は 昂対 大衆党の舟木の一騎打ちとなった。 落下傘候補の昂を掲げる林原は、地元の人気を軸に巻き返す舟木に 焦りを感じる。 真子は、萌の学校の懇談会で知り合った父兄たちに、挨拶がてらとお茶をご馳走する。 真子「親子共々 よろしくお願いします。」 しかし、お茶をおごる事が 公職選挙法に違反することになると鉄也に知らされた真子。 僅か650円ずつだが、翌日から 一人ずつ返却を頼んで歩く。 〈選挙公示まで一週間〉 料亭志ば多で 愚痴をこぼす林原。 大物の中澤の選挙戦に比べ、落下傘候補の昂では 勝手が違いすぎる。 林原は 一度も負けたことがないのだ。 金が無い 人が足りないと 援助を頼む林原を、黒川が叱咤する。 言い訳しかできない男は、潰されるだけ、野心を無くすなと。 金も慰めも得られず 林原が立ち去った後、黒川はつぶやく。 黒川「野心とは思いを定めることだ。 その思いの強さを試されている。」 真子を訪ねてきた沙希。 一度は断った真子だが、自分たちのような若い人にも 政治を身近に感じてもらいたい という沙希の熱意に押され 取材を引き受ける。 学生アルバイトが思うように集まらず、林原は苛立つ。 選挙前に貼ったポスターや チラシは、選挙公示後は使えない。 わざわざ貼り直すのに 人手も時間も いくらあっても足りない。 言い訳しても始まらないという昂の言葉も 林原の癇に障る。 林原「私はそんなに言い訳が多いですか? 冗談じゃない。」 間の悪いことに、真子の失態が 林原の耳に入り 激怒する。 それを制止する昂。 昂 「妻だから庇うのではありません。 ここに集まった人は みんな大切な仲間です。 ミスを怖がっていたら何もできない。 ミスしたらどう対処するか、話し合っていきましょう。」 これまでただの若造と思っていた昂の人間性を、林原は垣間見た。 昂は、真子の回収作業を手伝い 商店街に向かう。 前田からお金を受け取りながら 自分の思いを吐露する内、次第に周囲に人垣ができ始める。 昂の言葉が 初めて人をひきつけた瞬間だった。 不毛に思えた駅前の演説も無駄ではなかったのだ。 昂 「私が皆さんの気持ちを届けます。 国政に参加しましょう。」 〈5月25日 選挙戦1日目〉 初めて選挙カーを出す 選挙の公示日。 昂の事務所では、人手の少ない寂しい出陣式となる。 ところが、先日昂と会話した前田が、膨れる人並みを引き連れて 駆けつけた。 前田「先日の話を聞いて 応援したくなったの。 みんなに声をかけたら こんなに集まって。」 昂 「50日間の戦いが始まります。 悔いのない戦いをします。 ありがとうございます。」 聴衆に挨拶する昂を、見守る林原。 こういう選挙もあるんだと、昂を本気で応援する気持ちになるのだった。 選挙カーに乗った昂は、林原と窓越しに握手を交わす。 昂 「林原さん、よろしくお願いします。」 二人の間に、これまでにない友情に似たものがこみ上げる。 大勢に見送られ、昂の選挙カーが出発した。 選挙カーには 応援に駆けつけた綾が 鶯嬢として乗りこみ、雪乃までもが手伝いに来た。 真子の家で 応援の婦人部の手で炊き出されたお握り。 買収にならないようにと 一つ100円とした真子たちのアイデアを 林原も微笑ましく見守る。 〈選挙戦2日目〉 選挙用のポスターを貼る場所は、全部で657ヶ所。 まだ半分にも満たないが、活気付いてきた事務所から、勢いよく運動員が出かけていく。 萌は 昂の選挙カーが子供たちに囃し立てられ、ポスターが街中に溢れている事に戸惑っていた。 昂のポスターへのいたずらを制止して、反対に小突かれる始末。 迎えた真子は、涙を流す萌の胸のうちを知る。 萌 「皆がパパの事言ってて嫌だったの。 お家にも知らない人がいっぱいいて 怖かった。」 真子「ポスターは パパが頑張ってる事をみんなに教える写真なの。 パパも怖いけど、頑張ってるの。 一緒に頑張ろう。」 真子に励まされ、一緒に頑張る事を約束した萌。 通りかかった選挙カーに向かって、駆け出していく。 萌 「ママ、パパだよ。 パパ 頑張れ〜。」 初めてママと呼ばれた真子も、萌と声をそろえて応援する。 昂 『ありがとうございます。 よろしくお願いします。』 事務所や周辺の盛り上がりに関わらず、新聞もテレビも昂が苦戦だという。 応援してやりたい延岡も 公平を欠くわけにいかず 苦しい立場。 新人の昂には、準備期間が短すぎた。 〈選挙戦3日目〉 真子は、張り切る主婦仲間たちと 戸別訪問をする。 ところが、訪ねた家から出て来た所を 警察に連行されてしまう。 公職選挙法違反の疑いだという。 真子 〈思いもよらない舟木陣営の妨害が 始まっていました。〉 寸 評 昂のよさが みんなに認められ始めました。 昂や中澤のように周囲の人に愛され尊敬される人でないと 本物とは言えないのでしょうね。 世の中も政治に目が向いています。 どれだけみんなの声を吸い上げて 反映できるのか ・・・本当のところどうなのでしょう? 美登里も素直な真子に 好感を持っているようです。 本来の魅力を知るには きっかけや時間が必要なのですね。 反対に 第一印象や見かけや肩書きでごまかされないようにしたいものです。 世間向けの美登里より おばちゃん的な美登里が素敵です。 テレビで見る素敵な代議士婦人にも 選挙にシャカリキになる姿が 隠されているのでしょうね。 執 筆 者 飯塚(atarasiikaze@infoseek.to) ---------------------------------------------------------------------- 2. 編集後記 ---------------------------------------------------------------------- 主演のともさかりえちゃんが おめでただそうです。 おめでとうございます。 がんばって下さい。 (芸能ネタに疎いのか いつ結婚したのか ちっとも知りませんでした。) 実は私 ともさかりえちゃんと 誕生日が同じです。 三浦雄一郎さん 加賀武史さん 真田広之さん 香田晋さん も同じです。 似てますか? 似てませんか?(飯塚) ====================================================================== 発行元:ドラマ研究会 e-mail:info@j-drama.tv url :http://www.j-drama.tv/ ID :MM3E195F16414CD このメールマガジンは、メールマガジン[MailuX]を利用して発行しています。 (http://www.mailux.com/) ====================================================================== |