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============================================================ [[ e p - u p d a t e s ]] edition: 15-Jun-2004 ============================================================ おはようございます。 発行人しております、shi でございます。 日曜は午前中は雨の中、午後はちょっと蒸し暑い陽の中のゴルフでした。 体力が続かないのか、やっぱり安定してドライバーが飛ばせませんね。 おかげで後半で5連続 OB... <<<<<<<<<<<<<<<<<< Word of the Day >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> [リーマン予想、証明される?] よく読むサイト、スラドジャパン他によれば、数学界での未解決問題の一つ、 リーマン予想が解けたらしい。 http://slashdot.jp/science/04/06/10/0622253.shtml?topic=62 で、このことによるご利益は?と会社の同僚の物理学者から問われた。 何せ、彼曰く、 この問題が解けたことでも、 例えば素数の個数の関数の誤差が10の12乗のところが10の6乗になる程度じゃないか、 と。 いや、数学の世界では、 美しさだけを求めて、 実務上あまりインパクトしない問題とか結構あるんだ。。。 http://www.emichanproduction.com/ -> "Word of the day" <<<<<<<<<<<<<<<<<< Word of the Day >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> さて、数学といって思い出したのがこの経済学者の書いた本。 最近読み返していたのですが、読み応えのある本だと再認識しました。 <<<<<<<<<<<<<<<<<< Book Review >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> [ランチタイムの経済学] この本は、ちょっと古めの本なのですが、本の監訳者序にもある通り、 古典経済学のエッセンスがしっかりぎっしり詰まった本で、読み応えがあります。 考えてみれば、著者は数学者であり経済学者である、ということは、元々 実態のない、机上での論述展開のトレーニングを積み重ねてきた人が、 経済という現実の世界において、そこで繰り広げられる物事の骨格を 読み取って簡単な理論化を計る(これを経済モデルといったり、 本の中では寓話と呼んだりしています)ことは得意であって、また 議論好きなアメリカ人であれば、タイトルの通りランチタイムに友人たちと 仕事を忘れて、こういった「ローリングストーンズのチケットはなぜ売り切れるか?」 それは値段が安いから?だったら値段を上げればいいのでは???? という経済的合理性を求めて行くのもわかるような気がしてます。 さて、この本の最後に、経済学者対エコロジストの議論があるのですが、 確かに経済的合理性や、エコ運動というものが、即物的で刹那的で理にかなっていない、 という主張も理解できるところではありますが。。。そこが経済的合理性だけでは 物事が進まないのだろうなぁ、という限界を示しているところでもあるのでは、 と考えさせられるところでもあります。 そう、経済的合理性を取って明日の地球資源がなくなってもいいですか? 自己中心的な人だと Yes と答えるんだろうなぁ。。。 http://www.emichanproduction.com/ -> "Book Review" <<<<<<<<<<<<<<<<<< Book Review >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> さて、ボーナスが出て一安心と思っていたら仕事の山が。。。 ちょっと昨日とかも10時近くまでオフィスにいてブルーでした。。。 さて、今週一週間、ちょっと頑張るかな(泣) ============================================== ep-update: 発行人: shi http://www.emichanproduction.com/ メニューの "main magazine" でバックナンバーと 登録/解除をどうぞ。 melcup: 25部 melma!: 1部 emaga: 5部 Mailux: 0部 magmag: 5部 すきやねん!: 3部 ============================================== 本メルマガは転送は変更を加えない限り許可ですが、 あわせて、上記サイトからの購読をお勧めください。 |