メルマガ:組紐工芸 工房 多津蔵通信
タイトル:夢幻出版社『多津蔵物語 ”最近の主宰”』  2004/06/14


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【主宰は元気】
最近の主宰は元気です。何事にも精力的です。
此の理由が、前回の『薩摩の風』なのですが、其ればかりでは在りません。
実は、主宰は場を得た事で、自由な広がりまで手にしたのです。
詰まり、工房を其の空間だけで掴み取るだけではなく、
其処からの広がりをも見付けだしたのです。
自由に出入りを始めたのです。

【自由な広がり】
誰もが、自由に出入りが出来るものでは在りません。
家族の制約、仕事の拘束、地域の視線、出て行く先々の都合等など、
不自由な事が多いのです。
でも、主宰には、此の様な制約は、殆ど在りません。
其の結果、時空間の自由は勿論、場の自由まで獲得を致しました。
其の事が、更なる広がりを生み出しているのです。

【自由の先は】
この先は、限りない広がりの世界なのです。
想像をする事ではなく、広がりを満喫する事なのです。
一つ広がれば、又一つ新なる広がりが生まれるのです。
此の図式は、まるで泉が湧き出るかのような力強さを感じさせます。
主宰の歩みは、自由な広がりを味わいながら進みます。
                    
               夢幻出版社 編集長 田鶴彦乃蔵人

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