メルマガ:私を成功に導いた 心の習慣
タイトル:私を成功に導いた 心の習慣 4号 04/06/09  2004/06/10


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…………‥‥‥・☆★☆

       ●○●  私を成功に導いた 心の習慣  ●○●

☆★☆・‥‥‥…………━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【一人の人間の中には二つの心がある。】

┏[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[┓

自分自身の心の中をのぞいてみると、決して私はいい性格ばかりを
持っていたのではありません。ときどき怠け者の性格がでたり、
遊び好きのところもあります。嫌なことを断る勇気がなくて、ずるずると
引き受けそうになったり、「とても将来、人の上にたっていける人間ではない」
と思っていました。ですから、「長男などに生まれなければよかった」と
しばしば思いました。

しかし、父は「おまえは、この家の第十六代目の頭領である。六人の弟の
手本になって、立派な人間にならなければならない」ということを
二言目には聞かされていました。たぶん、そういう父も祖父から同じことを
言われていたのでしょう。

そんなわけで、父の期待には沿えそうもない自分が情けなく、「こんなことなら
生まれてこなければよかった。死ねるものなら死んでしまいたい」とさえ
思ったこともありました。

このような繰り返しの中で、自分の中にすばらしい自分とすばらしくない
自分の2人の人間がいることに気付いていました。この先、人生を
どうして生きていけばいいのだろう。表面的には明るい自分が、本当は
暗い気持ちの自分のことに悩んだのは高校時代の頃でした。

やがて、高校を卒業すると家業に入りました。家業と言っても、
県内で最悪の鋳物工場のです。社員はやる気もなく、暗い顔をしています。
そのうち、「給料は二回払いだし、他社よりも15%も安い」という社員の
不満の声が私の耳に入ってきました。

自分の責任で人を苦しませている、という事実に私は強い衝撃を受けました。

「何としてでも、県内で一番明るい顔の会社にしたい」という願望が
私の心の中に生まれていました。このためには、どんな勇気も出せたし、
怠け者の自分を心の中から一掃してくれる効果がありました。

振り返ってみると、この目標こそが私を大きく育ててくれた原点であり、
私に「成功の心の習慣」を植え付けてくれたものでした。
しかし、その時はまだそんなことには少しも気付いていませんでした。

人のためになる私心なき目標と、自分の能力を大きく超える志を持てば、
そしてそれを達成することを自分の責任とすれば、成功の習慣は
イヤでもあなたについてしまうことを、これからあなたと共に
考えていきたいと思うのです。

今日はこの辺で。

┗[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[┛

ブラウザの閉じるボタンで閉じてください。