メルマガ:組紐工芸 工房 多津蔵通信
タイトル:夢幻出版社『多津蔵物語 薩摩の風が吹く』  2004/06/07


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【薩摩の風とは】
『薩摩の風』に、薩摩の風が吹き出したと書き込まれた。
一瞬、何の事なのだろう?と思う。
よく読み返すと、主宰の姿から湧き出るものに、感じているようだ。
そもそも、”薩摩の風”とは、吹き渡る風のことでは無いのです。
多津蔵が醸し出す薩摩の文化を、”薩摩の風”と言うのです。
だから、其の味わいとか、形とか、姿で示すより有り得ないのです。
其の事が、現実の姿として感じられるように成ったと言っているのです。
この春、高卒の真新しいスタッフが誕生をして、薩摩の風は吹き出したのです。
でも、形だけでは無く、現実に、日々の暮らしを繰り返し過ごすと、
積み重なるものが語りだすのです。
其の語らいが、呟きから響きとなり、共鳴しながら風を生み出すのです。
主宰の暮らしが、”薩摩の風”と成って、多津蔵を包みだしたのです。
そんな感じが、『薩摩の風』に書き込まれたと考えられます。

【風が吹く多津蔵】
では、何故に今頃なのか?
此の疑問は、多津蔵を見ていれば、自ずと分かるのです。
実は、主宰の自立と同義語なのです。薩摩の風=主宰の自立なのです。
風は、自己運動の結果なのです。
其の自己運動が発生しなければ、風は起きないのです。
詰まり、主宰が自らの意志で、動きだした事を意味するのです。
工房「多津蔵」は、間違いもなく”薩摩の風”を生み出し始めました。
貰う風から、吹きだす風に、多津蔵の風が、始まりました。
薩摩の風を、堪能してほしいものです。
                  夢幻出版社 編集長 田鶴彦乃蔵人
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