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タイトル:Daily Drama Express 2004/05/18 アットホーム・ダッド (6)  2004/06/02


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2004/05/18 (Tue) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.火曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 火曜日の連続ドラマ
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タイトル アットホーム・ダッド
局  名 フジテレビ
放映日時 火曜22時
キャスト 山村和之(阿部寛)
 杉尾優介(宮迫博之)
 山村美紀(篠原涼子)
 杉尾笙子(中島知子)
 大沢健児(永井大)
 岩崎真理江(川島なお美)
 倉本冴子(滝沢沙織)
 上田聡 (中村繁之)
脚  本 尾崎将也

あらすじ 冴子先生(滝沢沙織)が幼稚園のお楽しみ会の劇でシンデレラをや
るために、「今から誰がどの役をやるのか決めていきたいと思いまー
す。シンデレラやりたい人」と配役を決めようとする。

「はーい」元気よく手を上げた子は全部で9人、シンデレラ以外の役
も面白いよ〜と言うけど、みんなシンデレラをやりたがる。


「おばあさん裏の畑からかぼちゃをとってきたわ」そう言って理絵
(安藤咲良)はスーパーで買ったかぼちゃを庭で洗濯物をとりこんで
いる和之(阿部 寛)の元にもってくる。台本を棒読みして相手をし
ていると隣から優介(宮迫博之)が感情こめて台詞を言う。

「亮太パパ上手」喜んだ理絵は続きをしようとする。次の場面では亮
太も出るため亮太に台詞を言うように優介は言うが、亮太(吉川史樹)
は家の中に入ってしまう。


編集長(中村繁之)に「正社員にならないか?」と美紀(篠原涼子)
は打診される。創刊号の売れ行きが維持できれば、月刊化する必要も
出てくる。そうするとスタッフを固定する必要も出てくる。ぜひ君に
も参加してもらいたい。家庭のこともあると理解する編集長はお子さ
んは保育園に預けて共働きということになる。「うちのだんなが共働
きをO.K.するとは・・」だんなさんとちゃんと話し合って・・と
前向きに考えてくれるように促す。


「掃除が終わったら洗濯だよ、主婦業なめるんじゃないよ」いじわる
な姉の台詞を和之が言っていると美紀が帰ってくる。理絵がシンデレ
ラをやると美紀に嬉しそうに言う。日にちは16日の日曜日、手帳を
とりだし日曜日に予定を書き込む。

美紀は自分の幼稚園のころに桃太郎の役をやったと嬉しそうにいう。
和之は道しるべ。立っているだけ。そして「早く仕事決めておまえと
変わるからいいよ」といい、美紀は正社員にならないかと誘われてい
ることを言おうとするが、言い出せない。

隣の杉尾家では、亮太がねずみの役とわかり、話しをする。去年は台
詞を言えなくてつったてただけだから・・

冴子のアパートに健児(永井 大)がやってくる。画用紙を切ってお
楽しみ会の小道具を作る。うちでやってるということは残業代が出な
いことを健児が気にするが、「出るわけないじゃない」と一蹴されて
しまう。そこへ電話が鳴る。冴子が出ると真理江(川島なお美)から
で…


翌日美紀は会社への道中笙子(中島知子)に正社員へ誘われているこ
とを話す。和之は専業主婦に戻すっていう発想しかないことを嘆いて
いる。笙子は亮太と居る時間が短くなるけど、笙子はお金を稼いで良
い生活を確保するってことが一番の愛情表現「うちのだんなできるか
なぁ」

理絵に熱があったため、幼稚園を休ませようとしたが、熱が下がって
どうしても理絵が行きたいというから幼稚園に和之は連れてくる。和
之はふと思い「あの劇の台本どなたが・・」冴子先生は自分で書いた
のだが、真理江にチェック入れられたと落ち込んでいる。「…相談の
っていただけますか?」冴子先生にお願いされてしまう。


ピアノにあわせて園児が踊っていると、冴子先生の元に真理江から電
話が入る。「シンデレラの劇について思ったんですけどね…」

スーパーから和之と優介が帰ってくる。家の前には冴子先生が来てい
た。優介は気前よく自分の家に冴子先生を招く。呼ばれた和之も優介
の家にあがる。

真理江から劇のことでクレームがあり、そのことで相談しに来たのだ
った。昨年はフック船長からピーターパンに変えてくれーてごねたん
だからと優介は説明する。真理江には、シンデレラのお父さんが死ん
だ設定ということは、父親のいない子供を差別しているのか。とか、
何点も指摘されたと言う。何とかしますと言ったけど、どうしていい
のかわからないと相談に来たのだった。

優介は「ちょこっと台本に手を入れましょう」とデパートに勤めてい
たときにそういうことをやったことがあると、引きうけることにする。
帰りがけ、不安そうな冴子は特定の親御さんにこういうことをお願い
するのはまずいんですけど。と帰って行く。

和之も買い物袋を手に帰ろうとすると、「助けてください、CMデレ
クターなんでしょ」と優介は自分がひきうけたはずなのに、和之にお
願いする。

シンデレラかぁと感心する美紀に、「あいつは目立ちたがりやだから」
シンデレラには使用人がいっぱいいるけど、やることがいっぱいある
から充実するんだよ。と主婦の良さを美紀は言うが、和之はもう少し
の辛抱だからな、主婦の生活が恋しくなったんじゃないのか。


優介と和之はプールで劇の内容について話す。元の話しでは父親は生
きているけど劇では死んだことになっている。健児が聞くと優介が冴
子先生に頼まれたと。和之もガラスの靴はわざと落とした。あの話し
は女には注意しろっていう話しなんだろ。と話す。その様子をママ友
が聞いていた。

いつものスイーツクラブでオレンジムースを作って食べる。甘いもの
が苦手な和之だがこれは美味いと喜んで食べる。一息ついたところで
真理江が「山村さんと杉尾さん、ちょっとお聞きしますけど、冴子先
生に頼まれて劇の台本に手直しされているそうで、一部の親御さんの
子供に手を加えられるなんて。」否定的な真理江に、より良い劇にす
るために手直しすることになった。と優介はいい、真理江はじゃあと
皆から意見を言ってもらうことにする。好き勝手に言い出す。まずは
チチンプイプイの呪文、ビビデバビデブーにすればいい。優介は手帳
を出してメモをとる。次はガラスの靴だけ、元に戻らないのは不自然。
他には?と真理江がふると和之が「ビビデバビデブーという呪文はデ
ィズニーのものだから著作権的に使用は難しい、ガラスの靴は魔法使
いの私物だから魔法が解けても変わらない。それにファンタジーなの
にリアリティを追求するのはナンセンス。」といいきる。


編集長が原稿がダメだから取材をやりなおしてくれと部下に依頼する。
しかし、先方の都合で16日しか空いていなく、都合で行けない。と、
変わりに美紀が行くことになるが、午後1時からはお楽しみ会が・・
「なんとかなります。これくらいやりくりできなきゃね」と。午前中
にすませようと考える。

「クレーム処理も幼稚園の先生の仕事なんですね」「大変だな」冴子
は台本のお礼をいい、「子供が好きで始めた仕事なんですけど、幼稚
園の先生って結婚したら辞める人が多いんですけど・・」「結婚して
も共働きすればいいじゃないですか」「でも家事は奥さんにまかせる
ヤツ多いからなぁ、ゴミ出しだけやって家事分担したつもりになるや
つ多いからなぁ」そして、シンデレラがあまりいじめられないバージ
ョン書くってことで岩崎さんと手を打ちましたと冴子を安心させる。


美紀が疲れたーといって帰ってくる。シンデレラのいろいろな本を床
にならべパソコンの前に座って台本の手直しをする。そこへチャイム
が鳴る。「こんな遅くに誰だ?」不信に思って和之が出て行くと玄関
に優介が。台本の進み具合を聞くついでに、亮太の台詞を少なくして
ほしいとお願いに来た。「増やすのも減らすのも同じだからダメだ」
と冷たく言う。

冴子の家で、杉尾さんと山村さんに台本の手直しを頼んだのが不満な
様子の健児にとりあえず謝る。冴子は「もし、結婚したら仕事も続け
てもいい?家事分担してくれる?」健児は喜んで、「ゴミ出しぐらい
まかせとけ!」それだけ?帰ってーと追い出される。

「わたし正社員にならないかって誘われたの」結婚は女の逃げ道だろ、
俺が働けばおまえは働く必要はないんだ。理絵のためなら自分を押さ
えるのは当然だ、という和之に「自分を大切にしなきゃ、家族も大切
に出来ないと思っていただけ」と大声に驚いた理絵を部屋へ連れて行
く。

和之は寝転んで考えて、むくりと起き上がり真剣な顔でパソコンに向
かい台本の手直しをする。お楽しみ会の日、「理絵早くしないと遅れ
るぞ」和之が呼ぶ、「ママ来れないの?」美紀のことを心配するが、
大丈夫絶対行くよ。「ママ嘘ついたことある?」と約束して仕事へ向
かう。

「あてつけか、この日に仕事なんて」「信用してよ、仕事を続けたと
してもこういうこと犠牲にするつもりはないの」


お楽しみ会の会場・・もうすぐ一時になる。和之の隣に他の人が座ろ
うとするが美紀のために空けてあるので、遠慮してもらう。そして場
内アナウンスが鳴る。「次はカナリア組のシンデレラです」

優介と笙子もカメラを用意し、「ダメでも誉めてあげようね」と亮太
を応援する。

裏では冴子が園児たちに注意している。理絵は客席がみえるところで
見ているが、美紀はまだ来ていない。・・しばらくすると理絵が笑顔
になる。その視線の先には美紀が・・間に合ったのだ。

そしてシンデレラが始まる。

和之の隣に座り、「やっぱ仕事続けるなんて無理なのかな?理絵を不
安にさせると思うと気が気じゃなくて」

“あなたはうちにいるだけで楽でいいわねー”“やって当たり前だと
いう顔されて、かわいそーなシンデレラ”台詞を考えたのは和之だか
和之は静かに前を向いている。
冴子のナレーションで話しはすすみ
“ねずみとハトとかぼちゃがやってきました”ねずみ役の亮太に台詞
があるのだが、亮太は台詞をいわないため、次のかぼちゃに飛ばされ
てしまう。優介と笙子は大きく落胆する。

舞踏会のシーン、綺麗な洋服を着たシンデレラが王子様と踊る。
12時のチャイムのあとシンデレラは逃げて行く。
“あの姫を追いかけるのだー”しかし、家来たちは“ダメでした〜”
と追いつくことが出来なかった。

劇の様子を健児がこっそり覗いている。冴子が真剣にやっている様子
をずっと見守っている。

“この靴にぴったりな姫を探すんだ”王子はシンデレラの家にもやっ
てくる。姉らが靴を履きとうとうシンデレラの番になる…が、靴がな
い・・場内が騒ぎだす。姉役の一人が靴を履いたままトイレに行って
しまったのだった。

場内がざわついている最中舞台の隅に座っていたねずみの衣装を着た
亮太がおずおずと舞台の真ん中に出てきて“ガラスの靴ならもう片方
あります”そしてシンデレラ役の理絵が靴に足をいれる。

“あなたこそ王子様が探していたお方だ”“僕と結婚してください”
“王子その前にお願いがあるの。わたし結婚したら外に働きに出たい
の。自分を大切にしなきゃ家族も大切に出来ないとわたしはそう思う
の”“そうかわかった”

そうして、シンデレラと王子様は充実した人生を送りましたとさ。

ずーと健児は暗がりからみている。

ありがとうございました。お楽しみ会が終わり美紀と和之は理絵を待
つ。他のママ友たちも自分の子供を誉める。


「健児くん」冴子が舞台の道具を一人で片づけていると健児がやって
くる。見てたことに驚く冴子に「大成功だったね、俺なんか感動しち
ゃった。冴子さんを自慢したいというか・・」冴子はうれしくなり健
児に抱きつく。

と、ちょうど出て来た和之と優介に抱き付いているところをみられて
しまう。


杉尾家ではビデオで撮った亮太の演技を嬉しそうに見ている。亮太の
ほうをみると亮太は疲れて寝てしまっている。

つばさが言った台詞で正社員になることを理解したと思った美紀だっ
たが、台本を読むと「そうかわかった、その件はあとでゆっくり話し
合おう」と書かれていた。
まぁ話し合おうとゆう気になっただけましか。と美紀も考える。わた
しも理絵を置いたまま仕事できるか不安だし。


寸  評 和之がママ友たちの意見を論破したとき、本当か嘘かわかりません
けど気持ちが良かったです。あと冴子さんのがんばりも。人が頑張っ
ていると自分も嬉しいですね。

執 筆 者 田村(doramakakikaki@yahoo.co.jp)

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2. 編集後記
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今流行りの“冬のソナタ”の本を借りて来ました。わたしは見てないのですが、
会社で、普段ドラマを見ない人でもはまっているらしく、本まで買った人がい
たので話しの流れで借りることになりました。まだ読んでいないのでわからな
いのですが、30〜40代の奥様方に人気があるようですので、ハマったらど
うしようと心配でもあります。(田村)

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発行元:ドラマ研究会
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