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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2004ー05-30---------第060号 （毎週日曜日発行） 地方の札所を巡る旅 知多新四国八十八ケ所37 南知多5 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 南知多 知多新四国八十八ケ所 29番札所 正法寺 天台宗 14−7−4 ２８番を出て、綺麗に区画改良された畑の中を延々と歩く、 丘の頂上に鉄塔が建ち、その辺りから道が狭くなり、 木立ちの中の心地よい道になる。 5,2kの道程、1時間２０分歩いて【正法寺】に着く。 赤レンガの塀に囲まれ、塀の上に中国風の『多宝塔』の頭が見える。 この多宝塔が『本堂』、行基菩薩の作の伝わる毘沙門天がご本尊。 平成９年１２月24日不審火により弘法堂と庫裏が全焼、 その後再建された『弘法堂』には焼けこげたお大師さんが安置されている、痛々しい限り。 境内には6m程の『厄除け観音』が優しい笑顔で微笑みかけてくれる。 所在地 知多郡美浜町豊丘字本郷 0569−65−0271 ===================================== 『身を焼いて 衆度を救う 大師かな』 kamiike@par.odn.ne.jp ===================================== |