メルマガ:株式情報局
タイトル:【株式情報局ニュース】 2004/05/24大引け  2004/05/24


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株式情報局
2004/05/24大引け

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◆大和総研は日本株投資戦略6月号で、モデルポートフォリオの入れ替えを実施
新規
ホクト  (1379) 1,694 -11 -0.65% 
東レ   (3402)  497 +9 +1.84% 
TDK  (6762) 7,590 +80 +1.07% 
カシオ計算(6952) 1,442 +38 +2.71% 
削除
日立建機 (6305) 1,250 +35 +2.88% 
オムロン (6645) 2,425 -5 -0.21% 
松電産  (6752) 1,514 -5 -0.33% 
飯田産  (8880) 2,975 +35 +1.19% 



◆コムシスHD(1721)
797 +36 +4.73% 
三菱証は株価判断「B+」を継続。2005/3期以降は経営統合のシナジー効果が見込ま
れるため増収増益トレンドが続く見通し。


◆飛島建設(1805)
179 +3 +1.70% 
5営業日続伸。一時、8%高の190円まで上昇。米国、中国の金利上昇懸念などを受け
て再生期待銘柄は一時大きく下げており、飛島建設などもこの例に当てはまるなか、
調整も終えて、取引終了後に発表される業績に対する期待から株価一段高を予想す
る向きが買い戻しを入れた。


◆高田工業所(1966)
395 +80 +25.40% 
連続ストップ高。前週末に、プラントの収益改善が進み2005年3月期経常利益は前期
比148%増の12億5000万円を見込むと発表したことを引き続き好感。


◆日本配合飼料(2056)
184 +31 +20.26% 
25日線を一気に上放れている。前2004年3月期の連結経常利益は28%減少の8億3000万
円となったが、年3円の復配を実施。今期経常は2.6倍増の22億円、1株利益16円を見
込む。復配と今期業績の改善計画、低PER面が注目。立花証では参考銘柄として
取り上げているようであり、手掛り材料視する向き。


◆ヤクルト本社(2267)
1,519 -60 -3.80% 
高採算の抗がん剤「カンプト」事業にからみ、不透明感が増大していることが嫌気
された。ドイツ証は今期会社予想の経常利益が240億円、ドイツ予想よりも低い水準
で、ネガティブな印象を受ける。目標株価を1640円から1400円に引下げた。レー
ティングは「Hold」を継続。


◆東北新社(2329)
3,050 +50 +1.67% 
今3月期連結業績は売上高が前期比3.4%増の705億9300万円、経常利益は同7.1%増の
59億6500万円を見込む。前期の業績は売上高が前々期比1.3%増の682億6400万円、経
常利益は同0.7%増の55億6700万円。


◆エヌアイデイ(2349)
12,900 -2,000 -13.42% 
21日に通期業績と株式分割を発表。この日は材料出尽くしとの見方が広がり、売り
先行。


◆ケア21(2373)
318,000 -41,000 -11.42% 
業績予想の下方修正を嫌気。下方修正の結果、04年4月中間期は経常損益から赤字。
また、通期予想については、従来予想の経常増益から一転して経常減益となる見通
し。


◆SBS(2384)
1,330,000 -60,000 -4.32% 
公募5500株・売出し1500株(追加募集分がほかに最大1000株)の実施と株式分割を発
表。発行価格は6月8日〜10日のいずれかの日に決まり、当初申し込み期間は6月11〜
15日。株式分割は6月末割当てで1対3の割合で実施。


◆エディオン(2730)
1,145 +2 +0.17% 
日興シティは「1M」を継続。06/3期からはミドリ電化の統合による業績拡大が見込
まれ、割安感が高いと判断。ターゲットは1250円。


◆ミューチュアル(2773)
960 +100 +11.63% 
割安感から人気化。05年3月期は増収及び経常増益に転換し、2ケタ成長となる見通
し。21日終値ベースでの予想PERは8.9倍、PBRは0.62倍と割安感が強いため、物色の
対象とされる。


◆カネボウ(3102)
131 -11 -7.75% 
下落率は東証1部トップ。化粧品事業を切り離した同社本体の経営再建に関連して、
産業再生機構が主力の三井住友銀行など取引金融機関に総額1500億円前後の金融支
援を求めることを柱とする再建策をまとめたと報じられた。産業再生機構の斉藤社
長がNHKで株主責任を明確にするため減資を検討する考えを示したことを嫌気し
た売りが先行。


◆日本バイリーン(3514)
358 +1 +0.28% 
前2004年3月期の連結売上高は1.2%増の486億円、営業利益は2.4%減の18億1700万円、
経常利益は18.8%増の25億6900万円。今期の売上高は2.8%増の500億円、経常利益は
3.1%増の26億5000万円を計画。


◆大王製紙(3880)
969 +19 +2.00% 
4営業日続伸。一時、5.5%高の1002円まで上昇し、02年10月1日以来となる約1年8カ
月ぶりに1000円の大台を回復。今期の経常利益が17%増の350億円と事前の市場予想
平均332億円を上回ったことに加え、年間配当を10.5円と前期比で2円増配を発表し
たことを好感。いくら成熟業種で成長性が乏しいとはいえ、最高益更新が続く銘柄
でPER7倍は安過ぎる。


◆日本ユニパックホールディング(3893)
541,000 -7,000 -1.28% 
今年10月1日付で商号を「日本製紙グループ本社」に変更すると発表。


◆レンゴー(3941)
492 +18 +3.80% 
5営業日続伸。一時、5.5%高の500円まで上昇し、00年11月以来となる約3年6カ月ぶ
りの500円台の大台を回復する場面もあった。前期決算は会社計画を上回ったほか、
今期業績も市場予想の上限を上回る好業績見通しを示しており、収益拡大を好感し
た買いが集まった。UFJつばさではレーティング「A+」を継続。営業利益予想を
上方修正し、目標株価を560円から593円に引上げた。


◆三菱化学(4010)
265 +5 +1.92% 
日興シティはターゲットプライスを340円から290円に引下げ。有望な新薬がなく業
績が停滞する見通しであることや、メディア事業は競争激化からDVDや部材の価
格が大幅に下落していることなどを引下げの理由。


◆大日本精化工業(4116)
532 +80 +17.70% 
前週末発表した2004年3月期連結決算で、前期の経常利益が前期比26%増の69億1700
万円になったのに続き、今期も81億円(前期比17%増、1株利益は59.2円)を計画。
PERは気配値ベースで7.6倍と割安感。2005年3月期経常利益が前期比17%増の81億
円を見込む。


◆東京応化工業(4186)
2,090 +5 +0.24% 
日興シティは2005年3月期の営業利益予想を従来の70億円から74億円へ若干上方修正。
これに伴いターゲットプライスを2050円から2150円に引上げた。投資評価「2M」は
継続。


◆住友ベークライト(4203)
728 +13 +1.82% 
日興シティは投資評価「1M」、ターゲット900円を継続。4月の半導体材料の売上高
は前年同月比17%増と高い伸びを維持。


◆アズジェント(4288)
272,000 -50,000 -15.53% 
前週末に決算と中期計画を発表したが、赤字転落予想の今期見通しに反応した。業
績は前期の経常利益が前々期比82%減の4300万円。今期は5億円の経常損失を見込む。
理由は事業構造の転換に伴う先行投資負担。IP通信事業を柱に据える方針で、中
期3ヵ年計画では、来期以降のV字回復を計画、来期の経常利益は3億円、再来期は
10億円を目指すとしている。


◆プレステージ・インターナショナル(4290)
388,000 +50,000 +14.79% 
ストップ高。一転しての大幅な経常増益が好感。前週末業績予想の上方修正を発表、
04年3月期の経常利益は従来の減益予想から一転して前期比39.2%増となる見通し。


◆フェイス(4295)
704,000 -18,000 -2.49% 
UFJつばさ証券は、レーティング「B」を継続。05年3月期予想PERが26.6倍と割安
であると見ているものの、携帯コンテンツ会員の減少や海外携帯コンテンツ市場の
立ち上がりの遅れ等が懸念材料。


◆日清医療食品(4315)
1,930 +80 +4.32% 
前週末発表、2004年3月期決算で、前期の経常利益が前期比52.5%増の114.4億円に
なったのに続き、今期も23.2%増の141億円(1株利益は104.9円)になる見通しUFJ
つばさ証券は「B」から「A」に引上げ。05年3月期以降の成長期待を勘案すると割安
感があるとしており、目標株価を会社計画EPS20倍強の2150円とした。



山之内製薬(4503) 3,430 -30 -0.87% 
藤沢薬品工(4511) 2,360 -15 -0.63% 
合併後の社名を「アステラス製薬」にすると発表。経営戦略については今年11月ご
ろをメドに公表。


◆NOVA(4655)
580 +103 +21.59% 
2005年3月期最終利益は前期の2.4倍増に続いて前期比2.7倍増の12億円を見込むと発
表、大幅な収益の伸びが続いていることを評価した買いを集める。


◆フジテレビ(4676)
253,000 +5,000 +2.02% 
ドイツは「ホールド」から「バイ」に格上げ。目標株価は30万円としている。需給
悪化やニッポン放送との資本関係問題など懸念材料はあるものの株価は魅力的な水
準にまで調整。


◆ジャストシステム(4686)
840 -100 -10.64% 
今期見通しに失望感。2004年3月期は合理化効果から経常黒字化したものの、05年3
月期経常利益は前期比69%減の2億円の見通しと落ち込むことを嫌気して売られる。


◆ライブドア(4753)
5,410 -200 -3.57% 
2004年3月期の連結中間決算を発表、2004年9月通期の連結業績見通しを売上高が前
期比2.3倍の250億円(従来予想は207億円)に、経常利益は3.8倍の50億円(従来予想は
30億円)へとそれぞれ上方修正。決算発表を受けた先週末は上昇する展開となったが、
ここにきて材料の出尽くし感も広がる。新たなる材料の発表を期待する一種の「催
促相場」状態になってきていることもきょうの株価に影響を与える。


◆コニカミノルタHD(4902)
1,385 -30 -2.12% 
三菱証では株価判断「B+」を継続。現時点で会社が掲げる中期経営計画はやや高め
と考えているが、今後の施策次第では、中期経営計画に近い業績まで改善する可能
性はある。


◆綜研化学(4972)
2,570 +150 +6.20% 
みずほ証券は「1」を継続、目標株価を2500円から3300円に引上げた。偏光フィルム
向け粘着剤が絶好調であり、05年3月期同証券予想を上方修正する。


◆横浜ゴム(5101)
391 +3 +0.77% 
日興シティは「2M」から「1M」、ターゲットプライスを350円から460円に引上げ
た。国内外でのタイヤ価格値上げ、海外を中心とした数量増と製品構成改善を織り
込み、業績予想を上方修正。


◆住友大阪セメント(5232)
266 +4 +1.53% 
みずほ証券は投資判断「2」継続、目標株価を260円から290円に引上げた。着実な収
益力と財務体質の向上により、年間配当も5円に戻す可能性が高いとの見方。


◆日本金属工業(5479)
161 +7 +4.55% 
2004年3月期連結決算は売上高が943億1400万円(前期比14.1%増)、経常利益が6億
6100万円(前期は43億2200万円の赤字)、当期純利益が2億9100万円(同43億4000万円
の赤字)。2005年3月期は売上高が1000億円(前期比6.0%増)、経常利益24億円(同3.6
倍)、当期純利益も13億円(同4.5倍)と大幅増益を見込む。期末には2円復配する方針。


◆日本冶金工(5480)
373 +30 +8.75% 
引後に決算発表、期待感から買い進まれている。長谷工や大京など、他の「再生期
待株」の株価上昇も刺激になる。


◆JFEHD(5411)
2,480 +60 +2.48% 
SMBCフレンドはレーティング「2+」を継続。06/3期中期計画目標値は05/3期に
も前倒しで達成されるとの見解は持っていたが、今回の会社計画は更に300億円の上
積みが図られた点でポジティブ。


◆虹技(5603)
139 +29 +26.36% 
先週末に決算発表、今期の見通しがポジティブサプライズと受け止められる。前期
経常利益は2割減益の4500万円となったが、今期は3.7億円までの回復を見込む。な
お、特別利益計上でEPSは膨れており、見かけ上PERの割安感。


◆三井金属(5706)
427 +2 +0.47% 
ドイツ証は、レーティング「Buy」を継続し、目標株価を650円から680円へ引上げた。
現状の株価は魅力的な水準。


◆川田工業(5931)
295 +61 +26.07% 
2004年3月期連結決算は売上高が1094億3800万円(前期比3.1%減)、経常利益が29億
6200万円(同30.7%増)、当期純利益が9億9800万円(同17倍)。2005年3月期は売上高が
1080億円(前期比1.3%減)、経常利益40億円(同35.0%増)、当期純利益20億円(同2.0
倍)を見込む。一株利益は38.5円に増加する見通し。


◆東芝機械(6104)
431 +32 +8.02% 
先週末発表された決算内容が好感。前期経常利益は6倍となり、今期も35%増益の予
想。射出成形機などの伸び悩みが予想されていただけに強気予想はポジティブサプ
ライズと映る。


◆SMC(6273)
11,900 +220 +1.88% 
メリルでは投資判断を「中立」から「買い」に引上げている。目標株価は16000円。
半導体製造装置を中心にIT投資が想定を上回る状況となっており、今期の業績予
想を上方修正したことが背景である。


◆マースエンジニアリング(6419)
6,440 +250 +4.04% 
UFJつばさ証券は、レーティング「A」を継続。04年3月期が1店舗当たりの納入額
拡大により上振れで着地。05年3月期会社計画に新札特需を見込んでいないため、期
中に上振れの公算ありとの見方。


◆NTN(6472)
453 -3 -0.66% 
UFJつばさ証券は、レーティング「A+」を継続。04年3月期において過去最高売上
高を記録。戦略製品の強化や生産再編成、海外での新工場設立などスピード感溢れ
た経営戦略を評価する。


◆日立製作所(6501)
730 -3 -0.41% 
米アップルの「iPod」関連として注目する向き。基幹部品の1.0インチHDDを
手掛ける同社のHDD専業会社である日立グローバルストレージテクノロジーズの
出荷台数は1-3月だけで前年の6割強に達している。


◆TDK(6762)
7,590 +80 +1.07% 
好業績を評価する声が強く、HDDヘッドの増産から今期の営業利益も会社予想を
上回るとの見方が強くなる。チャート上は8200円-8400円どころに上値のフシ。


◆ケンウッド(6765)
284 +40 +16.39% 
一時は19%まで上昇。同社が21日発表した200億円の無償減資による繰越損失の一掃
や最大230億円の公募増資など財務体質改善に向けての戦略を評価。中期経営計画の
最終年度を目標としていた繰越損失解消を前倒しで実現し、復配につなげるとの会
社の姿勢を好感。前週末に発表した2004年3月期連結決算で、経常利益が前期比21%
増の85億円となり今期も高水準維持。大手調査機関では今期の連結経常利益が19%増
の102億円になると試算。ただ、310円前後での累積出来高が多く、短期的には一本
調子の戻りも期待しにくい。


◆日本ビクター(6792)
1,269 +71 +5.93% 
一時は7%近く上昇し、年初来高値を更新。同社株は構造改革による収益改善、独自
技術を採用したリアプロジェクションテレビ事業などへの期待から、上昇が続いた。
モルガン・スタンレー証券が「オーバーウェイト」に設定。モルガンは05年3月期の
連結1株利益73.4円と試算。


◆精工技研(6834)
4,440 -500 -10.12% 
2005年3月期は前期比12%減収、26%経常減益との見通し。成長を続けているDVD関
連ということで成長期待が高かった分、サプライズの売りも出ている。今期の減収
減益はDVD成型メーカーの新規投資一巡で同社の主力製品の金型需要が減少する
との見通しとなっていることが背景にある。


◆日本光電工業(6849)
1,124 +36 +3.31% 
前2004年3月期の連結売上高は9.8%増加の831億円、営業利益は77.8%増の59億円、経
常利益は88.1%増の59億円。今期の売上高は1.9%増の847億円、経常利益は9.1%増の
65億円を計画。1株利益は95円弱の予想。3年後の2007年3月期に連結売上高930億円、
経常利益80億円を目指す中期計画を発表。3年後の海外売上高の比率は20.5%を計画
する。


◆フェローテック(6890)
870 -21 -2.36% 
先週末に3月期決算を発表。ひとまず材料が出尽くした格好。四季報の事前予想がか
なり強めの数字で、それに届かなかったことも、売りが先行しやすい要因。ただ、
業績は前第4四半期から「予想を上回る勢いで急回復」している。売り一巡後は再度、
見直される可能性もありそう。日興シティは投資判断を「3S」から「2S」、目標株
価を630円から1100円に引上げ。


◆イーター電機工業(6891)
260 +50 +23.81% 
04年3月期実績は3期ぶりに黒字転換、05年3月期については経常利益が前期比2.2倍
となる見通し。また、21日終値ベースでの予想PERは7.6倍、PBRは0.59倍と割安感が
強いことから、上値余地は大きいとの見方に。


◆ユー・エム・シー・ジャパン(6939)
83,700 -1,900 -2.22% 
ドイツ証券による格上げが観測される。投資判断を「Hold」から「Buy」、目標株価
を9万5000円から10万円にそれぞれ引上げた。


◆日CMK(6958)
1,557 -73 -4.48% 
先週末に決算発表、前期は急回復となったものの今期は伸び鈍化で、目先の出尽く
し感が強まる。なお、GSは投資判断を「OP」から「IL」に引下げており、利
益確定売りを急がせる格好ともなる。


◆日本車両(7102)
273 --- 0.00% 
前2004年3月期の連結売上高は18.3%増の912億円、営業利益は25.3%増の17億5500万
円、経常利益は47.9%増の12億1100万円。営業利益は34.2%増の25億6500万円。今
2005年3月期の売上高は11.7%増の1020億円、経常利益は48.6%増の18億円を計画。


◆日産ディーゼル工業(7210)
250 -10 -3.85% 
京都を走行中の日産ディーゼル製の大型トラックの後輪タイヤが外れ、対向して
走ってきたトラックと衝突との報道を嫌気。世間を震撼させた三菱ふそうの連想も
働いている。


◆三菱自動車工業(7211)
225 -15 -6.25% 
午前は小幅安にとどまっていたが、午後に入り一段安となり、この日の安値水準で
終えた。同社が21日発表した再建計画の柱となる総額4500億円の増資で、企業再生
ファンドのフェニックス・キャピタルが普通株で引き受ける最大1000億円の発行条
件が、1株約100円と時価を大きく下回ったことなどが嫌気された。JPモルガンが
引き受けを務める普通株への転換型優先株式1000億円が、一定の期間を経て普通株
に転換可能となった時期に株価が現在よりも下落した場合、下落により被る損失を
最大50%まで補てんする仕組みが組み込まれていると報じた。


◆カッパクリエイト(7421)
13,180 +260 +2.01% 
5月決算企業。月末割当で株主優待の権利がついているため、その権利取りの動きも
底流にある。ほかに5月決算の優待実施銘柄ではケンタッキー、壱番屋なども上値を
追っている。ちなみに、明日が権利付き最終商い。


◆コジマ(7513)
1,175 +85 +7.80% 
一時は14%まで上昇。冷夏の反動やアテネ・オリンピックの開催などで、今期は家電
量販店業界の収益向上が見込めるとの期待が広がった。収益体質の改善に加え、
PBR0.6倍という株価割安感も買いに拍車をかけた。2005年3月期最終利益が前期
比6.15倍増の30億3000万円を見込む。モルガンは投資判断「アンダーウエイト」継
続で目標株価を800円に設定。


◆ワタミフードサービス(7522)
1,065 +46 +4.51% 
UFJつばさ証券は、レーティング「B」を継続。04年3月期に徐々にではあるもの
の既存店マイナス幅が縮小され、会社計画をクリアして着地。業績底打ちの可能性
が高く、業界平均並みのバリュエーション評価が妥当と判断。


◆白銅(7637)
1,760 +90 +5.39% 
大和証券の「マーケットウォッチ」と大和総研の週間銘柄に取り上げられたことが
手がかり材料。リポートで、「OA機器、半導体・液晶製造装置向けをけん引役に
業績拡大が続く」、「数量面での拡大基調継続が予想され、業績は上ブレも示唆さ
れよう」などとしていた。


◆アーク(7873)
4,060 +250 +6.56% 
南部化成(7880)に対し、株式TOBを実施し、発行済み株式総数の45%相当を取得す
る方針を発表。買い付け価格は1株当たり1423円とし、買い付け総額は約36億5600万
円を予定。一方、買収の対象となった南部化成は続落。


◆イズミ(8273)
2,535 +65 +2.63% 
三菱証は株価判断「A」として新規カバレッジを開始した。SC業態で本質的な成
長が見込める西日本随一の企業として評価。今後6ヶ月の目標株価は3500円に設定。


◆クレディセゾン(8253)
3,140 +10 +0.32% 
SMBCフレンドはレーティング「2+」を継続。年初来高値を付けた後は調整して
いるが、割高感はないことから再び上昇する余地ある。


◆イズミ(8273)
2,535 +65 +2.63% 
三菱証券は、「A」に設定。目標株価は3500円。リポートで「九州地域は新規参入
が少なく、市場シェアの高い同社にとって有利な環境が続く」、「SC業態『ゆめ
タウン』の圧倒的なブランド力=知名度は九州の店舗でも遠く四国地域からの集客
も可能としている」などとしていた。業績は今期連結経常利益211億円(前期比18.9%
増=会社側と同じ)、来期235.7億円(1株利益187.6円)と試算。


◆大手銀行株
みずほFG (8411) 481,000 +6,000 +1.26% 
三井住友FG(8316) 812,000 +17,000 +2.14% 
三菱東京FG(8306) 964,000 +26,000 +2.77% 
UFJHD (8307) 612,000 +12,000 +2.00% 
りそなHD (8308)   200   -2 -0.99% 
住友信託銀行(8403)   669   +19 +2.92% 
三井トラスト(8309)   731   +54 +7.98% 
みずほ信託銀(8404)   223   +4 +1.83% 
新生銀行  (8303)   719   +21 +3.01% 
「新生銀、イ・アイ・イ損害賠償訴訟で218億円支払い」「UFJ、信託売却発表」
などのニュースが出ているが、いずれの日足も底入れ反転の足となっており、金融
システム再生相場の柱として買い安心感も醸成されてきている。取り引き時間中に
決算を発表した三井トラスト、みずほ信託、住友信託は一時、4-8%台の上昇幅を付
けた。ただ、前期の最終赤字が1.7兆円となったりそなは反落。


◆新生銀行(8303)
破綻の原因ともなった「イ・アイ・イ−インターナショナル」の破産管財人から起
こされていた訴訟の和解に伴う費用218億円の内、174億円を預金保険機構に補償請
求を行うと発表。UFJなど不良債権処理で赤字決算を強いられるメガバンクも現
れるなかで、他行とは異なり新生銀行が負担する不良債権は国に押し付けることが
可能という事実が改めて株主利益を第一に考える投資家の間で関心を呼ぶ形。


◆三菱東京FG(8306)
前2004年3月期の連結経常収益は7.8%減の2兆5551億円、経常損益は前期の3602億円
の赤字に対して5783億円の黒字、最終損益は1614億円の赤字に対して5608億円の黒
字。与信関係費用の総額が前期の5387億円に対して729億円の戻入れとなり、前期に
対して6117億円改善。株式等関係損益も前期の4880億円の損失に対して33億円の利
益に転換。与信関係費用と株式等関係損益の2つの要因により約1兆1000億円分利益
面が改善。連結業務純益は前期の7642億円に対して288億円増加して7931億円。期末
の不良債権額は1兆4190億円(2003年3月期末2兆6152億円)。合計債権に対する比率は
2.9%(同5.3%)に低下。


◆UFJHD(8307)
2004年3月期決算を発表。連結最終損益は4028億円の赤字(前期は6089億円の赤字)で、発足以来3期連続の赤字決算となった。金融庁の特別検査の結果を受け、大口融資先などの不良債権処理費用が1兆3115億円に拡大したことが主因。傘下のUFJ銀行とUFJ信託銀行の2行合算ベースでも3755億円の赤字を計上。これを受け、UFJHDは杉原武社長らグループ首脳の引責辞任を発表、予定していた復配も見送る。


◆りそなHD(8308)
2004年3月期連結決算は経常収益が1兆1381億円(前期比10%減)、経常損益が1兆1118
億円(前期は5101億円の赤字)、当期純損益も1兆6639億円の赤字(同8376億円の赤字)。
粗利益が7750億円となったが、不良債権処理額が1兆4099億円に膨らみ、経常損益は
大幅な赤字。不良債権残高は1兆8841億円で昨年9月中間期末より1兆3348億円減少。
総与信額に占める不良債権の比率は6.7%と同4.4%低下。自己資本比率は7.75%となっ
た。2005年3月期は経常収益が1兆300億円(前期比10%減)、経常利益2000億円、当期
純利益も1700億円とともに黒字転換を見込む。


◆三井トラスト(8309)
後場寄前に決算発表。前期実績、今期見通しともに最終損益はコンセンサスを上
回っていることで、短期資金の「買い」が集まっている格好。今期の経常利益は
1650億円(前期1053億円)、純利益は850億円(507億円)。


◆福岡銀行(8326)
563 +13 +2.36% 
先週末の決算発表を受けて、JPモルガンは投資判断を「オーバーウエイト」に引
上げている。不良債権問題が終息に向かっていること、株価のバリュエーションに
割安感が出ていることを評価している模様。


◆西日本銀行(8327)
497 +48 +10.69% 
西日本銀と福岡シティ(8539)の合併比率が1:0.7前後になるとの報道を受けて、
GSは、大幅な株価バリュエーションの水準訂正が始まると予想。西日本銀の現時
点での適性株価は630円、福岡シティは440円。両行の「アウトパフォーム」レー
ティングを強調。


◆住友信託(8403)
669 +19 +2.92% 
優先株の普通株転換が進む。GSレポートでは、第三者に転売した転換優先株の転
換率が4月末で34.8%に上昇したとしている。足元の株価の頭を押さえる要因になっ
ているが、今後は売り圧力の減少や株式数増加によるTOPIXイベントの発生な
ども期待される状況と見られる。


◆みずほFG(8411)
2004年3月期連結決算は経常収益が3兆2006億円(前期比7%減)、経常利益が8964億円
(前期は2兆1305億円の赤字)、当期純利益が4069億円(同2兆3771億円の赤字)。貸倒
引当金純繰入額を差し引いた不良債権処理額は2928億円(前期は2兆920億円)にとど
まった。子銀行等合算の3月末の不良債権残高(金融再生法開示基準)は3兆1910億円
と前年同期より1兆5949億円減少。貸出残高に占める不良権比率も4.4%と同1.8%低下。
自己資本比率は11.35%。2005年3月期は経常収益が2兆9000億円(前期比9%減)、経常
利益7200億円(同20%減)、当期純利益3300億円(同19%減)を見込む。普通株式への配
当は前期より500円増額して3500円にする方針。


◆福岡シティ(8539)
355 +30 +9.23% 
西日本銀行との合併比率が1:0.7と発表され不透明要因が解消、先行き期待感が高
まっている模様。GSは、合併効果は大きく大幅な株価のバリュエーションの水準
訂正が始まると予想、目標株価は440円と予想。


◆アプラス(8589)
238 +39 +19.60% 
先週末発表した2004年3月期の連結決算が好決算となったことに加え、2005年3月期
の連結業績見通しも経常利益は前期比15%増の45億円を見込むなど大幅増益予想と
なったことが手掛かり。PBRは0.3倍、PERも6倍と割安感も強く、好決算、好
業績予想が発表されたこともあり、市場では株価は上値を目指した展開。


◆損保ジャパン(8755)
986 +27 +2.82% 
ドイツ証は、決算発表を受けて損保セクターに対する投資判断を対TOPIX「ア
ンダーウエイト」から「ニュートラル」に引上げた。株価調整によりバリュエー
ション面での割高感が薄れた。


◆大京(8840)
281 +17 +6.44% 
先週末発表した2004年3月期決算の内容が良かった上に、2005年3月期の連結純益予
想に関しても前期比42%増の180億円を見込むなど業績の回復基調が裏付けられたこ
とが好感。これまで好調が続いてきた首都圏だけでなく地方都市のオフィスやマン
ションなどの販売も上向いてきている、もう一段の業績改善も見込まれてもいる。


◆スターツ(8850)
1,230 +50 +4.24% 
3月期連結決算、売上高が760億円(前期比8%増)、経常利益は60億円(同18%増)、純利
益は20億円(同22%増)を見込む。前期は32店舗を出店し全国147店となった。今期末
までに200店舗とする計画。来期の業績目標は純利益が26億円、ROA3.8%、年間配
当金10円以上。なお、前期の売上高は700億2600万円(前期比3.6%増)、経常利益は50
億4700万円(同10.9%増)。


◆ダイア建設(8858)
159 +25 +18.66% 
一時23%高の165円まで上昇。21日に発表された業績見通しを評価されたほか、
MSCI指数に新たに採用されたレオパレス21がダイア建設の出資要請に応じる形
で筆頭株主になったことが個人投資家から好感された。


◆アルデプロ(8925)
409,000 --- 0.00% 
宅建免許を取得との報道を好感、10万円高の50万9000円ストップ高買い気配。3月18
日に新規上場、公開価格10万円に対して高値79万3000円まで上げていたものの、宅
建免許が取り消されていたことが発覚、大きく下落していた。


◆インボイス(9448)
95,900 +5,400 +5.97% 
午後一段高となり、12%まで上昇。同社が配当性向を従来の50%から100%に引上げる
と午後零時30分に発表したことを好感。きょう開催の取締役会で決議され、1株当た
りの期末配当は期末配当1471円(年間配当1471円)を見込むと発表。


◆スクウェア・エニックス(9684)
2,740 +10 +0.37% 
三菱証は株価判断「B+」を継続。安定的な利益成長が期待できる数少ない企業。ま
た、PERからみてやや株価割安感があると判断。


◆カプコン(9697)
1,143 -6 -0.52% 
野村証券は、レーティング「3」を継続。05年3月期の会社予想を保守的と判断、今
年末にかけて上方修正期待が出てくることも想定される。同期予想基準PERが15倍で、
セクター平均に比べて割安である。


◆ニチイ学館(9792)
5,320 +90 +1.72% 
21日の決算発表で、業績が順調に推移していることが確認され、買い安心感が広
がった。ただ新事業の立ち上げや、人事処遇制度の変更などに伴い、一時的なコス
ト上昇懸念が浮上したことで、株価の上値は抑えられるとの見方も出ていた。大和
はレーティング「2」を継続。





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◆指標
日経225 11,101.64 +31.39 
日経300 218.13 +1.04 
TOPIX 1,130.89 +5.68 
日経ジャスダック平均 1,877.76 +13.46 
日経225先物期近 11,110 +60 

外資系証券、売り2217万株、買い2304万株、差引き87万株の買越し。





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●レーティング定義(http://ams.adam.ne.jp/kabu/rating.html)



▼ゴールドマン・サックス証券
三菱商事  (8058) 格上げ「IL」から「OP」
日本CMK (6958) 格下げ「OP」から「IL」
三菱自動車 (7211) 格下げ「IL」から「U」
スターバック(2712) 据置き「IL」
ヒロセ電機 (6806) 据置き「IL」
千葉銀行  (8331) 据置き「IL」
住友信託銀行(8403) 据置き「IL」
コムシスHD(1721) 据置き「IL」
フジテレビ (4676) 据置き「IL」
NTN   (6472) 据置き「IL」
バロー   (9956) 据置き「OP」
UFJHD (8307) 据置き「OP」
日本通運  (9062) 据置き「OP」
ミレアHD (8766) 据置き「OP」
損保ジャパン(8755) 据置き「OP」
西日本銀行 (8327) 据置き「OP」
福岡シティ銀(8539) 据置き「OP」
コジマ   (7513) 据置き「U」
福岡銀行  (8326) 据置き「U」
あいおい損保(8761) 据置き「U」
テレビ朝日 (9409) 据置き「U」
スルガ銀行 (8358) 据置き「U」
静岡銀行  (8355) 据置き「U」
ロプロ   (8577) 据置き「U」

▼ドイツ証券
フジテレビ (4676) 格上げ「Hold」から「Buy」(目標株価30万円)
UMCジャパ(6939) 格上げ「Hold」から「Buy」(目標株価9万5000円から10万円)

▼新光証券
明治乳業  (2261) 格上げ「2+」から「1」(目標株価620円)

▼UFJつばさ証券
日清オイリオ(2602) 格上げ「C」から「B」
イビデン  (4062) 据置き「A」

▼日興シティグループ証券
コーセー  (4922) 格上げ「2M」から「1M」(目標株価3600円から4300円)
アイカ工業 (4206) 格上げ「2M」から「1M」(目標株価1250円から1450円)
SMC   (6273) 据置き「1H」
新川    (6274) 据置き「1H」
SANKYO(6417) 据置き「1M」
信越化学工業(4063) 据置き「1M」(目標株価5300円から5000円)
ロート製薬 (4527) 据置き「1M」(目標株価1200円から1400円)
大日本印刷 (7912) 据置き「1M」
新日本石油 (5001) 据置き「1M」
JFEHD (5411) 据置き「1M」
いすゞ自動車(7202) 据置き「1S」(目標株価310円から440円)
三菱電機  (6503) 据置き「2H」
コニカミノル(4902) 据置き「2H」
牧野フライス(6135) 据置き「2H」
日本テレビ放(9404) 据置き「2H」
住友不動産 (8830) 据置き「2H」
上組    (9364) 据置き「2M」
ミツミ電機 (6767) 据置き「3H」

▼大和総研
全日本空輸 (9202) 格上げ「4」から「3」
太平洋セメン(5233) 据置き「1」
セコム   (9735) 据置き「1」
レオパレス21(8848) 据置き「1」
関西ペイント(4613) 据置き「1」
JFEHD (5411) 据置き「2」
キーエンス (6861) 据置き「2」
ソニー   (6758) 据置き「3」
日本触媒  (4114) 据置き「3」
JAL   (9205) 据置き「4」
信越化学工業(4063) 据置き「4」

▼岡三証券
エコートレー(7427) 格上げ「2」から「2+」
阪急百貨店 (8242) 新規 「2+」
アルフレッサ(2784) 据置き「1」
オリジン東秀(7579) 据置き「1」
日本精工  (6471) 据置き「1」
三菱マテリア(5711) 据置き「2」
大日本製薬 (4506) 据置き「2─」

▼みずほインベスターズ証券
日産車体  (7222) 格上げ「2─」から「2」
加藤製作所 (6390) 格下げ「2+」から「2」
初横河電機 (6841) 新規 「1」
オンワード樫(8016) 新規 「2+」
東邦薬品  (8129) 据置き「1」
いすゞ自動車(7202) 据置き「2」
タカラ   (7969) 据置き「2─」
三菱地所  (8802) 据置き「2+」
スカイパーフ(4795) 据置き「2+」
阪急百貨店 (8242) 据置き「2+」
日本郵船  (9101) 据置き「2+」





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◆コスモ石油とJエナジーは、6月出荷分からガソリンの卸売価格を1L当たり前月
比3円70銭引上げる。原油高騰と円安を受けた措置で、先週末に給油所への通知を開
始。新日本石油など他の元売りも、同水準の値上げで追随する見通し。元売り各社
は、原油価格と為替相場の動向を勘案し、毎月の卸売価格を決めている。今回の値
上げ幅は「ここ数年では最高」。コスモ石油は、原油相場や国内石油製品市況の先
行きが不透明なため、今回の値上げを6月15日までの時限措置とし、6月初旬に見直
す予定。


◆4月の全国百貨店売上高[日本百貨店協会]
前年比1.0%減の6236億8223万円で、2カ月連続して前年実績を下回った。天候不順や
法人需要の低迷、消費税の総額表示導入などが響いた。4月は衣料品が前年比2.8%減、
食料品が同0.3%減、雑貨が同2.7%増だった。調査対象は99社289店舗。


◆4月の全国チェーンストア総販売額[日本チェーンストア協会]
店舗調整後で前年比4.4%減の1兆1668億0923万円となり、2カ月連続で減少。天候不
順や消費税の総額表示導入が影響した。4月は食料品が前年同月比2.9%減の6640億円、
衣料品が同4.9%減の1607億円、雑貨などの住関品が同5.2%減の2542億円。








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http://ams.adam.ne.jp/kabu/haisin/melmaga.html
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