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===================================================== 発行部数 13 == ★★ 日刊ドラマ速報 ★★ ☆☆ 2004/05/04 (Tue) ☆☆ ====================================================================== == 目次 ============================================================== 1.火曜日の連続ドラマ 2.編集後記 ====================================================================== ---------------------------------------------------------------------- 1. 火曜日の連続ドラマ ---------------------------------------------------------------------- タイトル ワンダフルライフ 局 名 フジテレビ系 放映日時 火曜21時 キャスト 桐島明(反町隆史) 伊佐山みずき(長谷川京子) 妻坂正義(八嶋智人) 桶川治虫(堀内健) 伊佐山保(西村雅彦) 脚本 福田靖 あらすじ 篠田要(高橋賢人)ほか、桃の木ジャガーズのメンバーを1人 1人、桐島明(反町隆史)が指導。 でも、伊佐山翔(川口将平)はスランプ。 身長が伸びている時は、フォームが安定しない、と励ます桐島に、 「片思いです」と他のメンバー。 伊佐山みずき(長谷川京子)は、司法試験前の一週間、進学塾の講 師のアルバイトを休む。 桐島は、コンニャクで、牛タンを切る練習。 塾長の桶川治虫(堀内健)と葛木塔子(市川由衣)がみずきと一緒 に龍苑に来て、励ますと言うが、みずきは断って、自分の部屋で勉強。 みずきはすでに司法試験を四回落ちていた。 「あの時のことは、思い出したくないな」と妻坂正義(八嶋智人)。 みずきは妻坂に、「名誉権とプライバシー権の違い」を聞く。 妻坂はスラスラと教える。 桶川は密かに、みずきが落ちることを望んでいる。受かったら、塾 を辞めてしまうから.....でも、それをみんな知っていて、桶川を白 い目で見る。 みずきの休暇中、妻坂が塾講師の代役。結構、生徒に受けているら しい!? 桶川は桐島に、ステーキをおごって、みずきに手を出すな!と言う。 でも、桐島は今まで女優やモデルとも付き合ってきたんだから、と、 みずきは相手にしない。 どうやったらみずきを落とせるのか聞く桶川に、「自分でやれよ」 と桐島。 桶川は交換条件として、自分の姉の家に今、ブルガリア娘が、留学 しているけど、どう?と言い出す。 伊佐山幸枝(濱田マリ)が、ボッーとしていて、お皿を割る。 コストを安くするため、肉の仕入れ先を変えようと幸枝は提案。 伊佐山保(西村雅彦)は、店の味を落としてはダメと、反対。 みずきにこのことで心配掛けるな、と保は幸枝に念を押す。 桐島が、みずきに、彼氏いないの?桶川さんなんてどう?と言うが、 みずきは相手にしない..... 翔は桐島に相談。 翔の片思いの相手は、里村セイラちゃんという、ハーフの六年生で 年上。 桐島は、翔をバスに乗せ、惚れるのではなく、惚れさせろ。 次のジャガーズの相手チーム・デビルスには、超小学生級の凄腕ピ ッチャーがいる。翔には、彼の投げるボールが見えない。 桐島は、彼からホームランを打って、惚れさせるのだ、と言う。 だが、翔たちが見ている試合を、セイラも見に来ていて、デビルス のピッチャーと話をしている..... 妻坂は教室で終了の鐘が鳴ると、自分の授業もあと一回、と涙ぐむ が、生徒達は、妻坂の話が終わると、一斉に帰っていく。 みずきは、受からないと言う桶川に妻坂は、自分でも受かったとい う。 「何回目で?」ときかれ、「7回目」と妻坂。 「ウァー」とバカにする桶川に、「7回なんて、普通だよ。世の中 20回受けても、受からない奴だって、ざらにいるんだから」と妻坂 は力説。 それを脇から取って、「でしょ、受かりっこない」と桶川。 妻坂は、みずきの勉強を手伝う。 桐島が、みずきが弁護士になりたい理由を聞く。 保は、みずきと翔の父親、すなわち、保の兄は、弁護士だった。 5年前、夫婦でヨーロッパ旅行に行き、事故で亡くなった。 そこでみずきは、自分も父親のような弁護士になると、頑張ってい る。 桐島は、公演で素振りする翔を見ながら、妻坂に、みずきの合格の 可能性を聞く。 妻坂は難しいだろうと答える。 「頑張って、勉強してるんだろう?」と桐島。 「司法試験に、まぐれ合格はありませんから」と妻坂。 朝食。 暗い雰囲気..... みずきは、こばんに少し箸を付けただけで、立ち上がると、試験を 受けに行く。 みんなみずきを励ます。 保は、開店なのにのれんをしまってしまうほど、動揺している。 妻坂は、桶川から、一週間分の給料を貰う。 桐島は翔に特訓している。 19時近くなっても、みずきが帰ってこず、みんな心配する。 21時を回ってもみずきは戻らず、近所の人たちも心配して集まっ てくる。 みずきの携帯もつながらない。 試験が終わると自己採点ですぐわかるので、帰りにくいのでは?と の声もあがる。 午前1時も過ぎる。 保と幸枝は、桐島と妻坂に寝てくれるよう言う。 その時、店の前にタクシーが止まる。 タクシーの後部座席でみずきが寝ている。 六本木で乗せた時は、すでにベロベロ、と運転手。 みずきは正体を無くしていて、一番力があるから、という理由で、 桐島にみずきをベッドまで運ばせる。 朝食。 みんな、無理に明るくしようとするが、ぎこちない雰囲気のまま ..... みずきは箸を置くと、 「ゆうべはごめんなさい。大学時代の友人と飲んでいたの」と言う。 「一次試験が終わったんだ。それくらい、いいだろう」と保。 「大丈夫だよ」と言う翔にみずきは苛立って、「いい加減なこと、 言わないで!もう結果はわかってる」と言う。 「来年もあるでしょ」と幸枝。 「ううん、ごめんね。もうこれで終わらせる。いつまでも、おばち ゃんやおじちゃんに、迷惑、かけられないから。今日、塾に行って、 アルバイトでなく、専任講師にしてもらう」とみずき。 「また、無職かよ」と口の中でつぶやく妻坂。 「さびしいね。いつまでたっても、おじちゃんとおばちゃんか .....」と幸枝。 「いいじゃないか」と保。 その会話を桐島が聞く。 桐島は翔に、みずきのことは気にせず頑張れ、と言う。 みずきは桶川に、専任講師にしてくれるように頼み、桶川は二つ返 事でOK。 「受かりっこないもの」との桶川の言葉に、ムッとするみずき。 「プライベートでも、ボクの専任にならない?」と言う桶川に、 「専任講師になるために、そんなことしなければならないの?」とみ ずきは腹を立てる。 桐島が翔の練習の相手をしていると、 「聞いたよ。女の子の気を引くために、野球頑張ってるの?もう、 帰って寝なさい」とみずきが言う。 みずきは桐島にも、ブルガリア娘と付き合いたいんだ。でも、自分 は誰とも付き合う気無いから、放っておいて!と言う。 桐島は、「それも立派なモチベーションじゃないか」と反論すると、 目顔で翔に、帰るよう促し、みずきに対しては、「お前には、司法試 験しか、頭にないもんな」と言う。 辞めたと言うみずきに、保も幸枝も、お金のために受験やめて欲し いなんて、思ってないと言うが、みずきは、もう甘えられない、と反 論。 甘えてもいいじゃないか、それもしないで司法試験、あきらめた奴 に、翔をけなす資格はない。9回裏2アウトで、100点差でも、あ きらめなければ逆転のチャンスがある、と桐島。 「そんな試合、見たことあるの?」とみずき。 「無い」と桐島。 「だったら、いい加減なこと、言わないで!もう、わたしのこと、 放っておいて」とみずきは言うと、去っていく。 「10点にしておけばよかったかな.....」とごちる桐島。 ジャガーズ対デビルスの試合。 セイラも、デビルスの豪腕ピッチャーを応援。 「相手も、お前らと同じ小学生じゃないか。ビビってどうするんだ。 お前らは打てる!!」と桐島は円陣を組んで、気合いを入れる。 みずきは、司法試験の参考書を箱に詰めながら、桐島の、「あきら めた時が、終わりなんだよ」という言葉を思い出す。 打てないジャガーズのメンバー達に、「ビビるナ。目をつぶって、 振ってこい」と妻坂。 ジャガーズはゼロ点のままで、相手チームには、毎回数点ずつ入っ ていく。 みずきは、翔の応援に行かないのか聞かれ、「ちょっと体調悪くて」 と答える。 「あまり、思い詰めないでね」と幸枝。 「お前の好きにすればいいんだから」と保。 桐島は翔を代打にし、「打てば、あの子はお前のものだから」と送 り出す。 試合をみずきは、木の陰から見ている。 翔はツーストライク。あと一球。 バットを短く持った翔は、剛速球を打ち返し.....ファール。 桐島が頷く。 セイラがデビルスのピッチャーに、「行け行け、西条君!」と叫ぶ。 また翔はファール。 キャッチャーが西条を心配するが、放っておいてくれ、と西条。 「あきらめたら、終わりだ」と桐島。 「西条君、後、一球」とセイラ。 また、ファール。 「今、まともに当たったね」と妻坂。 次もギリギリでファール。 西条が苛立つ。 また、ファール。 また、ファール。 「次の球で、絶対決めろ」とデビルスの監督。 だが、翔は大振りの空振りで、倒れる。 ゲーム・セット..... 翔はゆっくりと上半身を起こし、がっくりする。 桐島が翔を助け起こし、「最後まであきらめなかったな」と褒める。 「はい」と翔。 「いつか、必ず、必ず、打たせてやる」と桐島は翔に言うと、みず きの方を振り返る。 「西条君、ナイスピッチング」と言うセイラに、「打たれるかと思 ったよ」と西条は言うと、さっさと帰っていく。 セイラは翔を見る。 「お前に惚れるのも時間の問題だな」と桐島。 みずきは塾に電話し、留守電が出ると、今まで通り、アルバイトで いいと言う。 夜、麦茶を飲みに飲みに起きてきたみずきは、桐島が1人、もくも くとコンニャクで切る練習をしているのを見る。 「びっくりしたな。まだ、起きてたんだ」と桐島。 「来年も受けることにした。司法試験。やっぱり、わたしの試合は 終わってなかった。お休みなさい」とみずき。 「お休み」と桐島。 みずきは二階に上がりながら、微笑む。 寸 評 すっかり、桐島はまじめな人になってしまったようですね。 今回はみずきのストーリーでした。 司法試験、正確には、みずきの受験したのは、二次試験の択一式試 験ですね。 一次試験というのは、大学の一般教養を終えていない(則ち、大学 2年生以下、高卒、中卒等々)人たちは受けなければならないが、大 学2年を終えていれば、免除される試験です。 二次試験は、5月の択一式、8月の記述式、10月(11月?)の 口頭試問から成り立ちます。 択一式は、今でも多分、2時間半のマークシート方式だと思います。 2時間半、緊張を持続するのは、集中力を必要とされます。 最大の山場は記述式です。真夏、クーラーの無い大学の教室等での 試験だそうです。(ここまでたどり着かなかったので.....) 口頭試問は、ここで落ちる人は少ないのと、一度だけは、失敗して も、翌年、口頭試問だけ受けることができる、試験です。 ただ、中には、上がってしまって失敗する人もいるとか..... なんて、ちょっとした司法試験のお話でした。チャンチャン。 執筆者 鈴木(drama_sumire@yahoo.co.jp) ---------------------------------------------------------------------- 2. 編集後記 ---------------------------------------------------------------------- 「オレンジデイズ」の沙絵ですが、バイオリンの音って、どうなんでしょう。 バイオリンは、顎当てがあります。某携帯メーカーの広告ではありませんが、 「骨伝導音」は、聞き取れないのでしょうか? ただ、聴力を失った原因によって、聞こえるか、聞こえないかはあるらしい のですが..... それと、段々音程が狂っていく、というのはどうしてなのでしょう? 弦が緩んでいくために狂っていくのはわかるのですが、手の押さえる箇所が ずれるというのは..... 安いバイオリンだとよくわかるのですが、指を押さえる箇所は、段々塗りが はげて、木地が出てきます。その箇所は、一楽章弾く程度では、ずれません。 聴音ならば、チューナーで、弦一本一本をあわせられます。 特に沙絵は、いつも同じ曲を弾いています。指揮者がいれば、それなりに弾 けるのでは?とも思ってしまいます。 もっとも、柴咲コウの弓の上げ下げは、曲と合っていないので、あれをもう 少しにましにすることが、先決ですが.....(鈴木) ====================================================================== 発行元:ドラマ研究会 e-mail:info@j-drama.tv url :http://www.j-drama.tv/ ID :MM3E195F16414CD このメールマガジンは、メールマガジン[MailuX]を利用して発行しています。 (http://www.mailux.com/) ====================================================================== |