メルマガ版鹿砦社通信04/05/21号 2004/05/21

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タイトル：メルマガ版鹿砦社通信04/05/21号 2004/05/21

５月２１日発行：緊急ニュース！　パチスロ最大手「Ｋ－１」主力スポンサー社会的問題企業「アルゼ」高額納税全国１０位・岡田和生社長を「退任」に追い込んだ！！５月２０日提出の出版差し止め仮処分「陳述書」にて表明！！近く決算とともに正式発表か！？　社員５人の田舎出版社が、「関連会社を含め 2000人の従業員」（岡田陳述書）のジャスダック上場大企業に勝った！！　かの社会的問題企業「アルゼ」社長・岡田和生が遂に「退任」を表明した！── 　アルゼは、わが国パチスロ最大手（最近は、相次ぐ不具合機発生でシェアも急落しているが）であり、前代表が大型脱税で実刑判決を受けた人気格闘技興行団体「Ｋ－１」の主力スポンサーとして知られる。亀井静香ら有力政治家のスポンサーとしてもつとに有名である。殊に「Ｋ－１」は、その人気の裏側では、闇社会、闇紳士、暴力団らの草刈り場として利権の奪い合いがなされ、前代表が大型脱税で実刑判決を受けても、これとの胡散臭い関係を続けるなど、株式公開企業（ジャスダック）としては、呆れ果てた旧態依然の会社なのであり、岡田和生のその経営トップとしての資質が疑われるところだ。　われわれは、業界の近代化に奔走する良心的な方々の協力を得て、アルゼの社会的問題性を、ここ１年余り徹底的に取材し、『アルゼ王国の闇』（昨年４月１日発売）、『アルゼ王国はスキャンダルの総合商社』（昨年９月１日発売）、そして『アルゼ王国の崩壊』（本年２月２０日発売）の３冊の検証本を世に送り出した。　ところが、第２弾『アルゼ王国はスキャンダルの総合商社』に対し、発行後すぐに出版差し止め仮処分（東京地裁。のちに神戸地裁尼崎支部に変更）と、３億円の損害賠償請求の本案訴訟（東京地裁）、刑事告訴（神戸地検）を起こしたのである。出版差し止め仮処分は、残念ながら決定され、本書は今では発売ができなくなっている。また、刑事告訴も受理された。３億円訴訟は、東京地裁で係争中である。　そうして、第３弾の『アルゼ王国崩壊』に対しても、３月１日、出版差し止め仮処分を神戸地裁尼崎支部に申し立て、４度の審尋が開かれた（この間に、『週刊文春』出版差し止め騒ぎが起き、終結した）。この最終書面提出期限が５月２０日だった。　ここで、あっと驚く書面が、２０日夜、ファックスされて来た。岡田和生の「陳述書」である。岡田が「代表を退任することを決意」（陳述書）したというのだ。いささか長くなるが、岡田「陳述書」のそのくだりを引用しておこう。── 「……本として文章にかかれた本件著書の影響は図り知れず、私を理解している管理者においても、私が指導することに対して懐疑的になるようなことも現実に起こっております。これらによる精神的苦痛は想像を超えるものであり、このような現実の中で、私自身が、アルゼの業績に注力するよりも、ややもすれば誹謗中傷との関わりを意識しすぎてしまい、結果として、アルゼの業績も低迷ぎみです。　今回、私は、アルゼという会社のイメージを健全なものにすべく、思い切った処置をも考えました。人心を一新させ、代表を退任することを決意いたしました。いままでの誹謗中傷から関わりのない人材で、組織を構築することです。私自身も、対外的に見えすぎてもいけない、あるいは社内的にも全く見えなくなることもいけないという存在での立場を築くしかないという結論を出さざるを得なかったのです」　われわれはかつて、名うての芸能ゴロ＝「ジャニーズ事務所」との、３度の出版差し止めという熾烈な裁判闘争を闘った。うち２件は最高裁まで争い、勝訴した部分については反訴もし、徹底的な裁判闘争を展開した。確かに、訴訟上は敗訴したが、芸能界のタブーに果敢に立ち向かったことにより、その後、『週刊文春』のホモセクハラ告発キャンペーンに道を開き、これは事実上の文春勝訴を勝ち取った。今、それらは全て終結したが、今度は、かの消費者金融最大手「武富士」にも劣らず名うての社会的問題企業＝アルゼだ。　ジャニーズ側の訴状で「近時は被告（鹿砦社）らの言動はエスカレートして、…… 尋常ではない」云々と書かれたりもしたが、岡田の「陳述書」でも「その執拗さは異常というほかない」とお褒めの言葉をいただいている（苦笑）。名うての芸能ゴロや社会的問題企業と闘うには、「尋常」でやって闘えるかっ!? また岡田の「異常」さに比べればマシだ。　岡田も認めているように、社長退任に至るにはわれわれの３冊の検証本も一役買ったことは間違いない。　アルゼは、おそらくこの週末を挟んで近々に３月期決算とともに岡田社長退任を発表するものと思われる（早ければ、本日かもしれない）。　われわれは、更に気持ちを引き締め、対アルゼ大型裁判闘争を貫徹し、社会的問題企業にメスを入れ続けることを、あらためて宣言しておきたい。勝って兜の緒を締めて、逆襲に備えよ！！向こうが「もうやめてくれ」と言うまで闘うしかない！！出版差し止め・大型訴訟攻撃断固粉砕！！ ※本家『鹿砦社通信』もご一読を！鹿砦社ＨＰ（http://www.rokusaisha.com/）＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝鹿砦社好評書籍ラインナップ（発売中！！）【これが、いま出版差し止めを申し立てられている本だ！（現在審議中）】『アルゼ王国の崩壊』　松岡利康＆特別取材班＝著定価：本体１４００円＋税　四六判／２２４頁／上製かつて、わが国のパチスロのシェア５０％を誇り、有力政治家や「Ｋ－１」などのスポンサーとして名高い社会的問題企業「アルゼ」の断末魔の実態を暴く！！初めて明かされる名門「松竹」との訴訟沙汰、新年早々完敗した大型著作権訴訟、死活を賭けたラスベガス・カジノ構想など、力による報復をはねのけ、地を這う取材を元にみたび世に問う執念の社会問題書！！『スキャンダル大戦争⑦』　鹿砦社編集部＝編定価＝８００円＋税　Ａ５判/１６８頁/並製 “ポスト『噂の真相』”一番手を目指すタブーなきスキャンダル・マガジン!! 【緊急レポート１】『週刊文春』出版差し止めの危険性【緊急レポート２】阪神タイガース元スカウト・渡辺省三さん「変死」事件で、　　　阪神球団、遺族らを刑事告訴の事実判明！！西宮冷蔵、再建へ大きな一歩！／それからの中坊公平――水面下での醜い蠢動／安田弁護士無罪判決と中坊懲戒請求／「アルゼ」と人気格闘技興行団体「K-１」との黒い関係／社会的問題企業「アルゼ」、相次ぐ訴訟の裏で粉飾決算の疑惑発覚！／もうひとつの松文館「わいせつ裁判／日本政府と外務省のイラク駐在外交官惨殺事件に対する報道圧殺策動を嗤う／落合信彦栄光の時代の完全終焉「ザ・マサダ」元社員の悲痛な告白／など

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