|
===================================================== 発行部数 12 == ★★ 日刊ドラマ速報 ★★ ☆☆ 2004/04/27 (Tue) ☆☆ ====================================================================== == 目次 ============================================================== 1.火曜日の連続ドラマ 2.編集後記 ====================================================================== ---------------------------------------------------------------------- 1. 火曜日の連続ドラマ ---------------------------------------------------------------------- タイトル アットホーム・ダッド 局 名 フジテレビ 放映日時 火曜22時 キャスト 山村和之(阿部寛) 杉尾優介(宮迫博之) 山村美紀(篠原涼子) 杉尾笙子(中島知子) 大沢健児(永井大) 岩崎真理江(川島なお美) 倉本冴子(滝沢沙織) 上田聡 (中村繁之) 脚 本 尾崎将也 あらすじ 夕方、夕飯の準備のためにキッチンでタルタルソースの玉ねぎをみ じん切りにしている。その和之(阿部 寛)を見て理絵(安藤咲良) は絵を描いている。勝手口からお隣の優介(宮迫博之)がハンカチを 持って現れ、「洗濯物飛ばすの止めてもらえません?」と苦情。キッ チンに置いてある“簡単タルタルソース”のレシピを見て、和之の刻 んだ玉ねぎを大き過ぎると。また、玉ねぎを切って涙を流す和之にテ ィッシュを鼻につめてお手本をみせる。 美紀(篠原涼子)が帰って来る。玄関まで迎えに出た理絵に留守番の ご褒美といい綺麗なリボンのプレゼント。理絵は美紀に寝る前に絵本 を読んでとせがむが、和之が「パパがご本読んであげる」 お隣の杉尾家では、優介が亮太を寝かし笙子(中島知子)の夕飯につ きあう。男は最終的に手料理のおいしい奥さんのところに戻るのは本 当かもね。と優介のご飯を誉める。浮気の話題になり、お隣の奥さん 控えめだし男がほっとかないタイプ。ああいう奥さんが恋に落ちたら つっぱしるよー。と噂する。 ふと、外をみた優介は隣の洗濯物が干しっぱなしなのに気がつく。そ の干し方に文句をつけていると笙子がにやけ、「お友達が出来ていい ね」 夜、健児(永井 大)はバイクで冴子のアパートへやってくる。バイ クから降りると中山さん家の奥さんの犬がじゃれてくる・・ 冴子(滝沢沙織)のアパートに飛び込むが、「お母さんたちのアイド ル健ちゃんと付き合ってるなんていったら怖いんだよ」2人が付き合 ってるのをバレたら困る。だから、バレたら別れるから。と。健児は 「俺より仕事が大事ってこと?」冴子は「健児くんは仕事よりわたし が大事ってこと?」「うん」健児は即答する。 理絵のベットで子守唄かわりに和之は絵本を読んであげる。美紀が入 ってきて、「俺、理絵のこと何も知らなかったな」美紀は「理絵もあ なたのこと何も知らなかったと思うわ。あなたはいっつも午前様で」 翌朝、「あたな行かなきゃ」昨日美紀にもらったリボンで髪を三つ編 にしてつけてもらおうと思っていた理絵は三つ編やってーと美紀にい う。しかし、美紀は謝りながら会社へ・・外に出ると、散歩途中の真 理江(川島なお美)と息子の翼と会う。そして、いやみを言われる。 真理江が去り、直後にお隣の笙子が挨拶をする。 家の中で理絵が騒いでいる声が聞こえるが「一歩外に出たら家のこと 考えないこと」とアドバイスを受けバス停へ急ぐ。 家の中で三つ編が出来ない和之は三つ編に変わる髪形をいろいろして いるが、理絵は三つ編がいいと。するともう幼稚園バスの時間が、和 之はだだをこねる理絵を左にかかえ、一生懸命バスの停留所へ走る。 バスに乗り込むのが最後になり、まだ、「三つ編み」と言っている理 絵に笑顔で手を振る。 バスを見送るとお隣の優介に和之の無精ひげ。そんなことでは奥さん に愛想つかされますよー。 編集長(中村繁之)に呼ばれた美紀は、創刊号の特集ページのインタ ビューをやってもらいたい。最初は躊躇するが手伝うからと言われ、 やることになる。席に戻ると隣の社員から、「編集長とのツーショッ ト絵になってたわよー、家に囲っておきたいだんなの気持ちわかるわ ー」美紀は何言ってるのよと相手にしない。 親子スイミングで初めて理絵とプールへやってくる。子供を泳がせな がら、「どうです、主夫の生活もこれでなかなかハードでしょ」と話 しかける。 自由時間となり、和之と優介、健児がジャグジーにつかる。明日のス イーツ倶楽部忘れないで下さいと優介は和之にいう。情報交換したり、 交流を深めたり、親のつきあいが子供にも影響するから仲良くしない と。すると健児も冴子から聞いたと、ママさん同士がうまくいかない と子供同士が口をきかなかったり…健児は優介に冴子と付き合ってる のかときかれるが健児は否定する。 夜遅くに美紀が帰ってくる。すると和之はエプロンの下にズボンを履 いていない。ぬらすと洗濯物が増えるから・・という理由で。 スイミングのことを和之に聞くと、隣のヤツは良く行くよ。自分は二 度と行きたくないと。 美紀は「今度の日曜日もんじゃ行かない?初めてのデートでもんじゃ 焼き行ったじゃない。エディターは洒落た店に行くから、気になる女 はわざと外してああいう店に行くんだって、あなたとデートしたって 響子に言ったら、あなた私に気があるって、響子に言われた」付き合 いはじめのことを懐かしそうに美紀は話して、たまには外食しましょ う。と今度の日曜日はもんじゃ焼き、と決める。 「本日のスイーツはガトーショコラホンジュです」真理江の家でお菓 子作りが開始する。美味しそうにガトーショコラが出来て、テーブル に並べる。甘いものが苦手な和之は食べようとしないが、優介や他の 奥様方のすすめもあり、一口無理に口に入れる。早速奥様方が亭主の 悪口を言い出す。それを聞いていた和之は男は外で戦っているんです よ。真理江は「わたしたち主婦は24時間お休みがないですよ」 家に着いて、洗濯物をとり込みながら、今日のケーキは最高だったと 喜ぶ優介に、情報交換どころか、亭主の悪口ばかりで解決策なんてみ つからない。と和之は応える。優介は、どんなことでも楽しもうとす る主義だから、楽しい。と応える。 美紀は頭を下げて電話を切る。編集長に、建築家のディビットさんの インタビューがとれたと報告する。確認のために今日の夜ディビット に打合せも兼ねて電話をしてくれ。と編集長に依頼される。時計をみ ると、19時34分。遠慮する美紀だったが、編集長は帰り道だから と送って行く。 車の中ではデザインに対する本の話しをする。「もうついちゃったか ー」残念そうな編集長の声で美紀は戸惑うが、降りようとする美紀に、 ちょっとまって。と、助手席の前から読み終わったからと一冊の本を 美紀に渡す。それは、美紀の読みたいと思っていた本だった。 その様子を息子の翼と散歩中の真理江がみかける。真理江の目には、 2人が車の中でキスをしているようにみえた。 「飯にする?それとも風呂?」美紀が食事をしているときに、スイー ツ倶楽部の話しをするが、美紀は気のない返事。和之が美紀の下着を 干していると美紀が現れ、「主婦の生活も大変でしょ、あなた遊んで いるって言ってたけど」と自分の下着をつかみ「自分でやるからいい」 と怒る。 下着を手に庭に出ると、お隣の笙子が月を眺めながらワインを飲んで いた。「ねえ一杯やらない?」 優介の作ったキンピラを肴に2人ワインを傾ける。「笙子さんは、家 でだんなが主夫をやっていることに違和感ないですか?わたし、なん ていうか夫みるとイライラするんですよね、わたしの下着干している あの人みてると。」自分の疑問を率直に聞く。笙子は、美紀の気持ち もわかるけど、「こいつすごいヤツだなぁって逆に思う。自分に自信 がないと出来ないことだから」と。 トイレットペーパーの特売日のため、スーパーの開く前にドアのとこ ろで優介に誘われた和之と健児が奥さま連中に混じって並ぶ。開店時 間になり、遅れをとったものの、トイレットペーパーはGetする。 他の雑貨をみて、特売日をチェックしてきた和之は安そうなものを手 にとるが、お買い得セールにつられて無駄遣いしちゃだめですよ。と 注意される。 ワイン売り場に来た優介は今日は結婚記念日だからと独身の頃、白樺 湖で飲んだ2万円もするワインを選ぶ。 「あのさぁお宅の奥さんイライラしない?」和之は美紀の様子を優介 に相談する。優介は仕事しだしたりしたときは慣れるのが大変だから、 美味いものに弱いから高野豆腐とかカルシウムたっぷりの美味しい料 理作るといいよと助言をする。 買い物の帰り道家の前で、昔の部下に和之は声をかけられる。スーパ ーのレジ袋を持った姿が恥ずかしいのか、戦利品でもあるトイレット ペーパーを健児から受け取らずに家に入ろうとする。 家に招くと、知り合いの製作会社ですぐにCMの撮りがあり、今日に でも会いたいと言っている人がいるからと、仕事の紹介にやって来た のだった。まだ、理絵のお迎えもある和之が返事を躊躇する。部下は 「主夫してると聞いていたけど、ちゃんとしてるじゃないですか。 三食昼寝付き。俺も誰かに養ってもらいたいですよ。」 「理絵を夕方までお願いします」スーツ姿で現れた和之は優介に頭を 下げる。もしかして仕事ですか?と聞き、和之が出て行くと、主婦の 醍醐味はこれからなのに・・と残念そう。 面接で、履歴書をみた常務は、独創的なCMを作る和之を誉め、こん な形で会えるとはと嬉しそう。 面接の後、美紀の会社により、面接して来たと報告をする。自由にや らせてくれるという方針だから、もし受かったらすぐに、会社を辞め れるようにしておけよ。と美紀に言う。そして、今日の帰りはあまり 遅くならないという美紀の言葉を聞いて帰って行く。 職場に戻ると編集長が美紀を呼ぶ。昨日美紀が電話をかけなかったの で、時間を守れないのはダメだと先方からキャンセルがあったと報告 を受ける。すぐに他をあたるんだ。凹んでいる場合じゃないと激を飛 ばされる。 なんとか他を探そうと必死になり、その世界では有名な吉本先生に白 羽の矢をたてる。HPには連絡先が載っておらず、いろいろ探す。 「ちょっと作りすぎちゃったかなー」結婚記念日のため、豪勢な夕飯 をつくると笙子が帰ってくる。スキップして玄関に出迎えると、後ろ から笙子の会社の連中が…「すいません突然お邪魔して・・」 優介は戸惑うも「杉尾がいつもお世話になってます」と笑顔で迎える。 笙子は突然なことでと謝り、冷蔵庫にあるもので、なんとかするから と優介も受ける。 部下たちとの食事で、笙子は部下に羨ましがられる。笙子は仕事に専 念できるのは彼のおかげと優介を誉める。キッチンに優介がいると、 その傍には思い出のワインが・・笙子がやってきてワインをみつけ、 いいワインがあるじゃないの…と優介の気も知らずに持って行ってし まう。 「ママの大好きなビーフシチュー」大喜びの理絵は和之のお手伝いを する。ビーフシチューを作ってテーブルで待つが、美紀はなかなか帰 って来ない。 「創刊号のインタビューをぜひ吉本先生に・・受けていただけるんで すか?ありがとうございます」遅くまで残り、やっと交渉が終わり、 電話を切った美紀は大喜び。編集長も吉本先生なら申し分ないよと喜 ぶ。「美味いものでもご馳走するよ」と編集長は美紀を食事に誘い、 美紀も少し迷ったがついて行くことにする。 編集長がもんじゃ焼き屋の前までくると、美紀は驚いて足をとめる 「もんじゃ焼き嫌いなの?」「いえ、大好きです」 美紀の鞄の中で携帯がなるが、美紀は気がつかない。 「お腹すいたー」和之は理絵だけ先に食べるように促す。 「こんばんは」夜遅くに真理江がやってくる。息子の翼が間違えて理 絵の弁当箱を持って帰ってしまったからわざわざ届けに来たのだった。 真理江は美紀が居ないことを察し、「お宅大丈夫なの?夕べ男の人と 車の中でキスをしているところみたの」という。「うちのに限って」 と和之が応え、「だんなに浮気された奥さんはみんなそういうの」 和之は、理絵の布団で本を読む、読みながら理絵は寝てしまう。 「悪かったね」と食事とお酒につきあわせたことを編集長はわびる。 しかし、美紀は「ご迷惑をおかけしましたから・・」と返事をして別 れる。 あまりに遅い美紀が気になり、外に出ようと玄関に行くと丁度美紀が 帰ってくる。「遅くなってごめんねー」と上司と一緒に食事をしてい たから、電話に出ることが出来なかった、次からは電話する。和之に いろいろ言われるが、和之も電話なんかしてきたことなかった。 美紀の携帯に編集長から電話が入る。廊下へ出て電話をする美紀の脱 いだ上着を片づけようと持ち上げると、もんじゃ焼きの臭いが… お隣では、会社の人達が帰り、怒っている様子の優介に笙子が聞く。 しかし、優介の様子に笙子は結婚記念日だということに気がつきもし ない。 電話が終わり、「電話しなかったのはごめんなさい」と美紀は素直に 謝る。和之は日曜日にもんじゃ焼きに行こうと言った美紀の言葉を思 い出し、その上司は美紀に気があるんじゃないのか?岩崎さんが上司 とキスをしていたところを見た。と言っていたことを言う。自分より 他人のことを信じる和之に美紀は怒る。 頭を冷やすために外に出た和之が公園に向かうと、滑り台から優介が 滑り降りて来る。 ブランコに乗り、隣同士で座りながら、優介は結婚記念日のことを思 い、前から楽しみにしていたのに、会社の部下を連れてくるなんて・ ・その愚痴を聞きながら、和之は自分もそうだった。理絵たちはいつ も怒っていた。毎日の食事も洗濯もあまりにもささやかで、あまりに も当然だったから。仕事に追われ気がつかなかったんだ。心を込めて やるアイツの淋しさも気がつかなかったんだ。 美紀がキッチンで和之の作ったビーフシチューのレシピとビーフシチ ューを見て、複雑な表情になる。ほどなく和之が帰って来る。すると、 和之の携帯が鳴り、出ると昼間仕事を紹介してくれた部下からで、今 日の面接でその仕事は他の人に決まったと。 美紀は和之の様子に「どうしたの?」内容を聞き、突然和之の作った ビーフシチューの味見をして「おいしいー」大丈夫よ、あなたをほし くない会社なんてセンスないよ。とビーフシチューをテーブルに運び、 「絶対に大丈夫」と2人で夕飯のビーフシチューと高野豆腐を食べる。 翌朝 「寝坊しちゃったー」美紀が慌てて起きてくると、理絵が三つ編をし た髪型で朝食を食べている。「パパにやってもらったー」と理絵に聞 くと、和之はキッチンからゴミを分別するために庭に出る。分別して いるとお隣の優介が「今ごろ何やってるんですか?」と和之の分別を みて、子供の遊び道具に使えそうなものをもらう。 理絵と美紀は、「パパかっこいいね」 寸 評 今までが美紀が家に居て、和之が遅くに帰ってくる。今は、和之が 家に居て、美紀が遅くに帰ってくる。待っているのに帰って来ないと 時間の流れるのがなんと遅いことか。相手の立場になって初めてわか る・・ていうのが良く感じられました。 執 筆 者 田村(t_volr@yahoo.co.jp) ---------------------------------------------------------------------- 2. 編集後記 ---------------------------------------------------------------------- 先日手話教室で若いと思われる子と話しをしました。大学を卒業したけど、自 分のなりたい仕事につけなかったから、今は仮の仕事でアルバイトをしている ・・と。もう一人は、昼間は暇で夜バイトっぽいことをしている。遊んでー… と。わたしは、休日出勤で今日も仕事。(田村) ====================================================================== 発行元:ドラマ研究会 e-mail:info@j-drama.tv url :http://www.j-drama.tv/ ID :MM3E195F16414CD このメールマガジンは、メールマガジン[MailuX]を利用して発行しています。 (http://www.mailux.com/) ====================================================================== |