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☆──☆──☆───☆───☆───☆───☆──☆──☆ ┌─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┐ │●|リ|ハ|ビ|リ|介|護|の|基|礎|知|識|●| └─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┘ ☆──☆──☆───☆───☆───☆───☆──☆──☆ 平成16年4月10日 127号 毎日1つのリハビリ介護の用語を取り上げコラム風に 解説致します。忙しく時間に追われがちな在宅や施設 などの介護現場ですが、日々の中で知識や技術の吟味 や確認も大切ではないでしょうか? 現場で役立つ用語を取り上げて行きたく考えます。 =========================================================== 当メールマガジンへのご要望−ご批評−ご質問がありましたら 下記まで ●掲示板● http://fc2bbs.com/bbs?uid=15360 =========================================================== □今日の用語□ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ No.127 ■拘縮-こうしゅく-(1)■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ☆──☆──☆───☆───☆───☆───☆──☆──☆ 介護現場で特に『おとしより』が寝込んだ時、予防につとめなけ ればならない【拘縮(こうしゅく)】です。 “からだを動かさない状態(長期臥床)が長く続き、手足の関節を 中心にその周囲や筋肉が硬くなり、滑らかな動きができなくなっ たり、関節の動く範囲が減ってしまう事”をいいます。 ※参考: http://caretech.fc2web.com/colum/k-kousyuku1.htm 【拘縮】は【床ずれ】と並ぶ“廃用症候群”の代表格で“おとし より”の場合、風邪や発熱などで寝込む位でも虚弱なケースの方 では容易に出現する事も少なくありません。もちろん、脳卒中、 パーキンソン病等といった病気の場合では特に注意が必要です。 現場で大切なのは【拘縮】は“容易に出現し、改善には非常に時 間がかかる”という認識です。『おとしより』が寝込んだ時には 【床ずれ】と同様にケア場面での『観察』(早期発見)や『予防』 (体位変換・良肢位の確保・可能な限りの“離床の促し”など) が重要とされています。 在宅でも施設でもそうですが【拘縮】の早期発見の遅れによく遭 遇します。病気の程度や寝込む期間などやむを得ない場合がある かもしれませんが、適切な関わりをすれば随分防げるケースが多 い印象があります。 【拘縮】は、正書では改善可能(元に戻る)なもの・・・とされて いますが、重度のものは苦痛と時間を伴ない、また 進行すると 【変形】【強直】といわれるものに移行し、改善が困難な場合も あります。 【拘縮】の部位では、特に下肢の拘縮には注意が必要です。これ は“移動”や“ADL”に関連するからです。次号ではこの点に ついてお届け予定です。 ☆──☆──☆───☆───☆───☆───☆──☆──☆ =========================================================== このメールマガジンは、下記のご協力で配信しております。 登録・解除につきましては、 それぞれの発行システムでお願いいたします。 ●まぐまぐ http://www.mag2.com/m/0000105962.htm ●melma! http://search.melma.com/cgi-bin/search.pl?query=m00085098 ●Macky! http://macky.nifty.com/cgi-bin/bndisp.cgi?M-ID=postcaretech ●MailuX http://www.mailux.com/mm_dsp.php?mm_id=MM3E57758C39A20 ◎バックナンバーはこちらでご覧いただけます。 http://backno.mag2.com/reader/Back?id=0000105962 ★【今日の用語】を明記したバックナンバーは、下記をから http://www.mailux.com/mm_bno_list.php?mm_id=MM3E57758C39A20&p_id=postcaretech98&password=post0903 =========================================================== □発行□ マガジン名 ■□■リハビリ介護の基礎知識□■□ 発 行 者 POST企画 post_kikaku@yahoo.co.jp 関連WEB ケアテクノのホームページ http://caretech.fc2web.com/c-index.htm =========================================================== |