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タイトル:Daily Drama Express 2004/02/26 エースをねらえ! (7)  2004/03/23


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2004/02/26 (Thu) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.木曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 木曜日の連続ドラマ
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タイトル エースをねらえ!
局  名 テレビ朝日系
放映日時 木曜21時
キャスト 岡ひろみ(上戸彩)
 藤堂貴之(吉沢悠)
 竜崎麗香(松本莉緒)
 緑川蘭子(酒井彩名)
 尾崎勇(石垣佑麿)
 千葉鷹志(柏原収史)
 音羽京子(金子さやか)
 愛川牧(森田彩華)
 宗方仁(内野聖陽)
脚  本 瀧川晃代
 高山直也
 金杉弘子

あらすじ  岡ひろみ(上戸彩)は、藤堂貴之(吉沢悠)を訪ねる。
 藤堂は不在だったが姉(水野真紀)が出迎え、ひろみのことは、藤
堂から聞いている。藤堂が女の子の話をするのは初めて。
 藤堂は小さい頃、体が弱かったので、両親がテニスをやらせ、負け
ず嫌いなので、頑張った。そんなところがひろみと似ている。一緒に
世界に行こうと頑張っている、と言う。

 ひろみは帰りがけ、玄関に藤堂のテニスラケットのバックを見て、
小首をかしげる。
 「わたし、なにをしているんだろ」とひろみは自問する。

 実は、藤堂は居留守を使ったのだった。今はひろみに合わない方が
いい気がして。
 藤堂は姉に、「女の成長を妨げない愛し方」を聞く。
 姉はびっくりするが、そう藤堂に言った人は、よほど藤堂を信頼し
ているのね、と言う。

 音羽京子(金子さやか)はひろみに子供達の練習を見せ、最初頼ま
れた時は、もと西高の部員というプライドもあり、そんなことできる
か、と断ろうと思ったが、泥だらけになって頑張っている子供達が、
純粋にテニスを愛しているのを見て、考え方を変えた。京子に勝った
時のひろみも、そうだった、と京子。


 ひろみが1人素振りをしていると、加賀のお蘭・緑川蘭子(酒井彩
名)がやってきて、宗方仁(内野聖陽)コーチの所へ行くように言う。
 「もう行けない」と弱気のひろみに、宗方はそんなことではあきら
めない。宗方は、もう二度とテニスのできない体なのだから。そして、
その時、お蘭ではなくひろみを選んだことは間違いだと証明してあげ
る、とお蘭は言う。

 宗方家の前をうろうろしているひろみに帰宅した宗方が声を掛け、
庭へ招く。
 体のことを謝るひろみに、「オレはかつて憎しみをテニスにぶつけ
ていた。だが、テニスは憎しみのはけ口ではない。失ってみて、初め
てわかった。『この一球は無二の一球なり。心して打つべし』」と宗
方は箴言を挙げ、その意味を説明する。
 「お願いです、コーチ。わたしにもう一度テニスを教えてください」
とひろみは頼む。
 「オレは、この世に耐えられない苦しみも、つらさも無いと思って
いる。オレはテニスを失った時、苦しんだ。だが、それがあったから、
今のオレがいる」と宗方。
 「わかりました。コーチのために頑張ります」とひろみ。
 「オレのためになどと言うな。自分のために頑張れ」と宗方。


 第二回選抜が行われるはずが、急遽、最終選考会となり、4選全勝
した者が日本代表となると発表される。
 「一つも負けられないってこと!?」とひろみはびっくり。

 ひろみは、お蘭や宝力冴子(ベッキー)と当たってしまう。

 ひろみはトレーニングしながら、「あの時は一歩も歩けなかった。
わたしが勝てるだろうか、緑川さんに」と考える。

 ひろみは、冴子が男に捨てられるところを目撃してしまう。
 ひろみに気付いた冴子は逃げていく。


 ひろみ対冴子の試合。
 冴子の調子が悪い。
 冴子はひろみを避ける.....
 ひろみは、冴子の不調の原因が、失恋にあることに気付き、宗方の、
「恋に溺れるな」という言葉の意味を知る。

 ひろみは冴子に勝ち、逃げるように去っていく冴子を追いかける。
 「わたしは、テニスも恋も上手くやってきた。でもあの人のこと、
好きで好きで、どうしょうもないのよ!」と冴子は叫ぶと、逃げてい
く。

 ひろみはトレーニングしながら、「わたしも同じだ。いつかあんな
風に.....この心の弱さが怖い。強くなりたい!」と念じる。


 ひろみ対お蘭の試合を藤堂は心配する。
 尾崎は藤堂に、「おまえが(ひろみを)信じてやらなくて、どうす
るんだ」と言う。

 もうすぐコートが自動的に閉まる時刻。
 千葉と歩いていた藤堂は忘れ物を取りにコートに戻る。

 藤堂はスタンドに倒れているひろみを発見する。
 藤堂が助け起こすと、汗でびっしょりのひろみは、「寒い」と言う。
 だが、その時、ドアの鎖錠時刻となり、自動的にロックされてしま
う。

 シャッターが降りても戻ってこない藤堂を、千葉が心配して捜す。

 藤堂は、「寒い」と連発するひろみに、自分の上着を着せ、安心さ
せる。
 それでも寒がるひろみを、藤堂はそっと後ろから抱きしめる.....
 「温かい.....ずっとこうしていられたら.....でも」ひろみの脳裏
に、宗方の言葉が甦る。

 駆けつけた宗方、千葉、警備員が、藤堂とひろみを見付ける。
 藤堂はひろみを宗方に渡す。
 「大丈夫か?」と宗方は藤堂に声を掛け、藤堂は、「はい」と答え
ると、宗方に抱きかかえられて去っていくひろみを見送る。

 ひろみは宗方に、「怒らないのですか?さっきのこと」と聞く。
 「オレに怒られるようなこと、してないだろ」と宗方。
 「わたし、藤堂さんのこと、好きです。こんな心のままでは戦えま
せん」とひろみ。
 「お前は、今まで、気付くと気付くまいと、友の声援を受け、多く
の者を倒してきた。そのものたちのためにも、まず戦え。恋はそれか
らでも遅くない」と宗方。
 「いっそ、すべて忘れてしまいたい」とひろみ。
 「いずれも知ってしまえば、知らなかった昔には戻れない。試練を
避けるな。試練に勝って、強くなれ」と宗方。

 藤堂は尾崎に、「恋をするにも資格がいる。相手よりも、もっと強
くならなければならない。だのにオレはあの時、危うく自分に負けそ
うになった。まだまだ、今のオレには、岡君を支えることはできない」
と藤堂。
 「藤堂.....」と尾崎。

 「いよいよ明日ね。岡さんが勝つのと、わたしが勝つのと、どちら
を望んでる?......決まってるか」とお蘭。
 「緑川、そんな気持ちでコートに上がるな」と宗方。
 「岡さんに負けるとでも?」とお蘭。
 「そんな気持ちで勝てるほど、岡は甘くないぞ。お前もプレーヤー
として上を目指すなら、岡の闘いっぷりを、よく見ておけ」と宗方。

 ひろみ対お蘭の試合。
 ひろみはお蘭と互角の勝負をする。
 1ゲーム目、お蘭の辛勝。
 「そういうことだったの?わたしは妹だからテニスを教えた。でも、
岡さんは、まずプレーヤーとして、仁を引きつけた。バカだったわ。
でも、わたしも1人のプレーヤーとして仁を魅了したい!」とお蘭は
思う。
 「よくぞ短期間でここまで。いつかひろみ、あなたとこうして戦う
ことになるのね」とお蝶夫人・竜崎麗香(松本莉緒)。

 ひろみには、あと1ポイントしかチャンスが残っていない。だが、
その1球もネットに引っかかり、ひろみはストレート負け。がっくり
とコートに両膝を着くひろみ。

 お蘭とひろみは握手。
 「ありがとうございました」とお蘭。
 「岡さん.....ありがとう」とお蘭。
 「ありがとうございました」とひろみは肩を落として去っていく。
 尾崎はそんなひろみに拍手する。

 「負けました」とひろみ。
 「ああ。だが、いい試合だった」と宗方。


 選考会。
 ひろみは4勝できなかった。だが、超高校生級の選手を相手に善戦
した。
 「このプロジェクトの目的を思い出して貰いたい。強い選手を集め
るだけではなかったはずです。わたし個人としては、娘・竜崎を外し
てでも、岡ひろみを残したい」とテニス協会理事・竜崎総一郎(夏八
木勲)。
 選考委員たちはどよめく。

 選考会が終わった後宗方は、「竜崎さん......」と空を見上げる。

 冴子はひろみに声を掛ける。
 「わたし、どうやら思い上がっていたようね。もう一度自分を鍛え
直して、這い上がってやる。それまで、恋はお預けね。今度は絶対勝
ってやる」と冴子。

 尾崎はお蝶夫人に、冴子を見ていて、恋が時に身を滅ぼすことを知
った。藤堂はきっとそれに気付いていた。だから自分がお蝶夫人にふ
さわしい男になるまで、待っていて欲しい、と言う。

 ひろみは愛川牧(森田彩華)に新入生を出迎える準備があると言わ
れて、やっと、もう一年たってしまったことに気付く。

 藤堂はひろみに、「残念だったね。でも、まだ君と出会って、一年
しかたってないなんて」と言い、メダルを差し出す。
 そのメダルは、初めて藤堂が優勝した時のもので、自分がひろみに
ふさわしい男になって戻ってくるまで、待っていて欲しい、と言う。


 宗方からひろみに電話がある。
 お蘭との勝負を見て、全会一致でひろみを代表の1人にした。
 「でも、負けたんでは.....」とひろみ。
 「理事たちは、お前の持つ可能性に賭けたんだ。これまで以上に努
力しろ」と宗方。

 宗方は自宅で倒れて起きあがれない.....


寸  評  遂に、ひろみが日本代表になりました。
 原作では、ひろみは二年生で、藤堂たちは三年生の時です。このド
ラマではひろみはまだ一年生。で、藤堂たちは、何年生なのでしょう
か?
 まだ二年生ならば、わざわざメダルを渡さなくても、一緒に部活を
続けられます。
 逆に三年生ならば、この時期に部活や生徒会活動をしているのは、
不自然です。
 どうなっているのでしょうか?

執 筆 者 鈴木(sumire_@anet.ne.jp)

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2. 編集後記
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 次回の放送に間に合わなくて、申し訳ありませんでした。

 先日、久しぶりに仕事で、徹夜に近いことをしてしまいました。すっかり疲
れてしまい、翌日からも眠くて仕方ないです。
 20代の時は、完徹して36時間勤務をしても翌日、ケロリとしていたの
に.....年を取ってしまったと感じたできごとでした。(鈴木)

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