メルマガ:虹の向こうに妻がいる
タイトル:虹の向こうに妻がいる 3月7日号  2004/03/08


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           ■虹の向こうに妻がいる■
               
               2004/MAR/7TH  購読者606名

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 みなさんこんにちは、杜国朝です。
 以前、子作りのことについて書いていましたが、実は先日悲しいことが
ありました。
 妻が最近、頻りに生理がないということを口にしていまして、からだが悪
いのかそれともふたり目がお腹にいるのか、それを気にしていたのです。

 それで前にも書きましたが、妻は子供はひとりいればそれで良いというの
に対して、私はできれば三人くらいは欲しいという考えを持っていました。
 しばらく生理がなかったので、どうも妊娠したようだということで妊娠判定
の道具を買ってきまして、調べてみることになりました。
 すると、陽性反応が出ました。

 やはり妊娠していたのです。
 妻はやっぱり、ふたり目の子供の出産については躊躇しています。
 理由としては、ふたり目を産むにしても、もう少し時間をおいて産みたい
という考え。
 そして、中国に里帰りをする際に、子供が多いのでは大変だという考え。

 あと、中国でひとりっ子政策の教育を受けてきた人間として、ふたり目を
産むことへの複雑な気持ち。
 などなど、いろいろとあることでしょう。
 でも、日本人の妻として、中国でのことはある程度忘れてもらいたいと私
は思います。

 皆さんご存知のように、日本では産みたいだけ自由に子供が産めます。
 これはある意味、すごいことではありませんか。
 国の人口抑制のために、子供の出生を制限されてしまうのなんて、私に
は理解できません。
 日本では、3人子供を作ると出産お祝い金の額が跳ね上がります。

 それほど、国がもっと子供を産みなさいと言ってくれているのです。
 子供は可愛いです。
 しっかりと躾けて、今後の日本のために役に立ってもらいたいと親として
は願いたいですね。

 それで子育てについては、自分が妻と生活していて実感として感じてい
るのですが、大変な仕事なんですね。
 外で仕事こそしてはいませんが、けっこう子育てで疲れているのです。
 日本の女性は、子育てと仕事とをうまく両立させてがんばっていますが、
妻はそこまではしてはいませんが、つきっきりで子供の面倒を見ています。

 夜は夜で子供もぐずりますので、その都度お乳をやったりしているので、
うまく深い睡眠がとれない様子です。
 考えてみると、女性って大変な仕事をしているんですよね。
 女性は強いというのか、母は強いという印象を感じているところです。

 私は少しでも仕事をして収入を上げようとがんばっているところですが、こ
の不景気で思うようにはいきません。
 休日の日にはなるべく子供のそばにいるように、そして夫婦3人でいる時
間というものを作ろうと心がけています。

 私は運ちゃんなので、毎晩家にいるというわけでもなく、ただでさえ家庭の
時間が少ないので、あんまり家に戻らないと、子供が私の顔を忘れてしまうの
でしょうか、なにやら変な表情をします。
 しばらくすればそれも直るのですが、やっぱり私と子供の対面している時間
が、妻と子供との時間の量よりはるかに短いということなのでしょう。

 家にいる時間が短いということで、前々から妻に産婦人科に連れて行って
もらいたいと言われていたのですが、あまり休めない状態なので、延び延びに
なっていました。
 それで先日、ひとりで産婦人科に行ってくるというのでお金を渡して行っても
らうことにしました。

 その日は午前中の検診でしたが、そのときにはお腹にエコーをかけて子供
がお腹の中にいることを確認していたようです。
 それで家に帰ってきていたのですが、夕方前にどうも出血が多くなり、心配
になって私のところに電話をしてきました。

 でもそのときには、特別なにも話はしませんでしたが、妻が私の母にいろい
ろと話していたようです。
 夕方に母から電話がありました。

 『あの子の様態がおかしい。はやく帰れるならはやく帰ってきて!』

 と言われ、私は驚いて家に帰りました。
 すると、どうも妻はからだの調子がおかしい様子。
 頭は痛いし、腰も痛い。
 お腹も痛ければ、出血もだいぶ多くなっている様子。
 急いで産婦人科へと向かいました。

 その日は産婦人科の先生も午前中のみの検診ということでしたが、急患扱い
で病院に来てもらいました。
 それで再びエコーでお腹の様子を見てみると、午前中に小さな影があったに
もかかわらず、夕方にはなくなっていた。
 そうです。子供がどこかに行ってしまっていたのです。

 先生の口からは、

 『お気の毒ですが、流産です。』

 と言われました。
 私はがっかりしました。
 妻の気持ちはどうだったのかな。
 子供は要らないと言ってはいたが、いざ流産してしまうと考えが変わるのでは
ないでしょうか。

 考え方によっては、中絶しなくて済んだから安あがりになったということも言え
るかもしれませんが、でも私はやっぱり悲しいですね。
 今後の明るい家族計画は、少し考えてやることにしようと思います。
 私は個人的には、避妊というのが好きではないんですよ。

 子供ができるというのは非常に嬉しいというのか、天からの授かりものですか
ら、この事実を否定したくはないんです。
 私の連れの夫婦に可哀想な人がいるんです。
 いくらやって(?)も、子供が流産してしまうんですよ。
 それは奥さんのからだが原因なのではありますが、非常に気の毒でなりません。

 子供の産めない夫婦ほど関係がギクシャクするものはないと、私は以前から思
っています。
 夫婦になるっていうのは、やっぱり子孫を残すということが目的になるわけです
から、その重要な営みができないというのは、やはり問題があります。

 私の子供は、現在ホームページにも載せておりますが、自分の子供っていうの
はなにものにも変えられない、尊いものなんです。
 最初の子供のときに流産であったならば、これはほんと落ち込みますよ。
 今回の流産が、いまいる子供にいっそうの想いをかけるきっかけになったのかも
しれません。

 だから、大事に育てていこうと思います。
 
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 今年中になんとか別居をするということですすめていますが、現在間取りなん
かも大方決まりまして、いまは銀行にローンの申し込みをしているところです。
 銀行にとっては、株で運用してもいまいちだし、債券もしかりで、結局はこういう
住宅ローンで食っていかないと厳しいようです。

 いまはどこの銀行でも、家を建てる人がいれば紹介してくださいというほどに、
住宅ローンに力を入れているようです。
 うちはお蔭様で、おやじが若いときに土地を買っていたということがあって、そ
れを拝借することができるんです。

 大して広い土地ではないのですが、それでも貧乏運ちゃんにとってはこの土地
はまさに救世主です。
 建物についてのみ、ローンを組めばよいので、だいぶ楽になります。
 どんな家を建てると思いますか?
 実はログハウスなんです。

 私はどうも、日本の住宅というものが好きではありませんで、なにか人とは違うも
のにしたいという考えがありました。
 考えてみると、私はなにかと舶来ものが好きなようです。
 クルマはフランス製、妻は中国製、そして今回のこのログハウスはフィンランドの
ものです。

 ログハウスは夏涼しくって、冬は暖かい。
 いま騒がれているホルムアルデヒドも皆無だし、自然の素材をふんだんに使用し
ている。
 今回の私の家は小さいけど、けっこう坪単価は高いんですよ。

 でもうまく手入れをしていけば百年は大丈夫という、営業マンの勧めについ乗っ
てしまったような格好です。
 家の進行状況については、今後少しずつ述べていきたいと思いますが、一生に
一度の大勝負である家の新築に、いま私も取り組んでいるのです。

 皆さんの家の新築の際のトラブル話とか、税金のうんちく話などをよろしければお
聞かせ願えればと思います。
 妻は別居というものを望んでいるようなのですが、最初からそういった希望を持っ
ていたのでしょうか。
 うちの母なんて口うるさいですから、顔を背けたくなるくらいに大声で話します。

 でも最近は、子供のことで両親もだいぶ構ってくれるようになり、家庭の中がだい
ぶ和やかなムードになっています。
 こんな感じならば、別居することもないんだろうになぁと私自身は感じているので
すが、いずれ別居しなければならないのならば、私も40前でこのあたりで住宅ロー
ンを払い始めないとあとが大変なので、重い腰を上げた格好です。

 両親も周囲も似たようなことを言います。
 『別居するならば、別に新築しなくてもアパートでもいいだろう。』って。
 でも私の住むところは、家を建てて別居するのがごくごく当たり前のような土地柄
でして、借家が流行らないところなんです。

 それにアパートを借りても、たいがいが月6万円とか、8万円とかしているので、
そんなに払っていくのならば、借家にしなくても一軒家が買えるじゃないかというの
が共通した考え方になるのです。
 都会でマンションとかアパートを借りるための条件としては、駅から近いなどの理
由が優先されるようですが、地方ですと駅に近くても特にメリットはありません。

 クルマで移動することが当たり前のところだと、基本的にはどこでも良いんです。
 私的には、ちょっと走ればすぐに買い物ができるとか、そういうところのほうがよっ
ぽど住条件がよろしいのではないかと思いますね。
 だから、都会に住むことのメリットは感じられません。
 田舎というか、地方の暮らしも悪くはありませんね。

 いま一番の楽しみは、妻とどのような間取りにするのがよいか、そしてどのような
家財道具を揃えたらよいかと話しあうのが楽しみですね。
 自分たちの思うようなプランで建てたいものです。
 
 それではまた、次回まで。

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