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===================================================== 発行部数 11 == ★★ 日刊ドラマ速報 ★★ ☆☆ 2004/02/23 (Mon) ☆☆ ====================================================================== == 目次 ============================================================== 1.月曜日の連続ドラマ 2.編集後記 ====================================================================== ---------------------------------------------------------------------- 1. 月曜日の連続ドラマ ---------------------------------------------------------------------- タイトル プライド 局 名 フジ系 放映日時 月曜21時 キャスト 里中ハル（木村拓哉） 村瀬亜樹（竹内結子） 堀田大和（坂口憲二） 池上友則（市川染五郎） 兵頭雄一郎（佐藤浩市） 安西容子（石田ゆり子） 相澤百合（中越典子） 島村真琴（佐藤隆太） 脚 本 野島伸司 あらすじ 里中ハル（木村拓哉）の部屋で、村瀬亜樹（竹内結子）は朝食を 作る。 食後、亜樹は車で送るというハルを断り、「こういう朝は、１人で ボーっとしたいの」と言って、バスで帰ると言う。 ハルは、亜樹の額にキスして送り出す。 ハルはトレーニングウェアに着替えると、亜樹の乗ったバスを追い かける。 追ってくるハルに気付き、微笑む亜樹。 亜樹、相澤百合（中越典子）、石川知佳（MEGUMI）は、デパートの ブライダルコーナーで、ウェディングドレスを試着すると、写真を撮 って貰う。 デパートのエスカレーターを１人で降りていた百合は、人にぶつか られて、転んでしまう。転んだ拍子に、ブーツのヒールも折れてしま う。 困っている百合に、グリーンモンスター（グリモン）のセンターフ ォワード・山本玲志（山下徹大）が声を掛ける。 「あ、７０億の人！」と百合は心の中で叫び、驚いた顔の百合に、 「どこかでお会いしましたか？」と玲志。 ハルの誕生パーティーが、バー『フェイスオフ』で催される。 みんないろいろなプレゼントをハルに渡し、亜樹はプレゼントを差 し出し、「オレンジ色のライト。ハルの部屋、殺風景だし」と言う。 『ハルの部屋』を亜樹が知ってそうな発言に、みんな騒ぐ。 百合がパーティーに遅れてくる。しかも、玲志と一緒。なんと、玲 志は百合に新しいブーツを買ってくれたというのだ。そのデパートは、 玲志が名目上の役員をしているところ。 堀田大和（坂口憲二）は百合をトイレの前に引っ張っていき、「何 考えてるんだよ。相手チームのセンターだよ」と怒る。 だが百合は大和に反発して飛び出していき、玲志の車に乗せて貰う。 大和は、「あんな奴、彼女じゃない！」と荒れ、酔っぱらったのを、 ハルと亜樹で、大和の部屋に連れ帰る。 亜樹は、主賓がいなければしらけるでしょ、と大和の世話を引き受 け、ハルを会場へ帰す。 帰り際ハルは、亜樹のウェディングドレス姿の写真を、亜樹にキス すると貰う。 大和は、１人残った亜樹に、「おめでとう！」と拍手する。亜樹に は遠恋している彼氏がいるので心配していた、と言う大和に、「もう いいの。橋で待つのも止めたから」と亜樹。 大和は、夏川啓介（谷原章介）が大きな賞を取って、帰ってくるら しいと雑誌で見たと言ってしまい、亜樹は急によそよそしくなると、 自宅に飛んで帰り、大きなため息をつく。 帰宅したハルは、早速オレンジ色のライトを点け、亜樹の写真を見 る。 兵頭雄一郎（佐藤浩市）は、安西容子（石田ゆり子）とその息子と 安西の墓参りに来ていて、帰国した理由を話そうとする。 そこにハルがそっと近づいてくる。 「里中なら、普通の人に見えないものが見えるのかも知れない。オ レはそれを見たくて、カナダにも行ったけど、見えなかった。里中、 教えてくれ。もし見えるなら」と言うと、兵頭は去っていく。 容子親子は、ハルと喫茶店に入る。容子は兵頭も自分よりハルに興 味があって、嫉妬しちゃう、と言う。 ハルは自分史いつも不安だと打ち明ける。 容子は、「考え過ぎちゃダメよ。そうすると逃げちゃうから」とア ドバイス。 亜樹が会社で電話を取ると、「モシモシ、ボクだけど.....この声、 忘れちゃったかな」と言う。 「夏川さん.....」と驚く亜樹。 「今、帰ってきたところ。亜樹.....」と啓介。 大和が受付に近づく。 受付嬢の百合は、他人行儀に、「どちらをおたずねでしょうか？」 と聞く。 「相澤百合さんにお届け物です。シンデレラの靴。差出人は不明で すけど」と大和。 「大体想像つきます」と百合。 ハルと亜樹は、夕食の材料をスーパーで買う。 ハルは亜樹に、「すっげえ好きだった？.....あの橋で別れる時、 泣いた？いっぱい、いっぱい泣いた？」と質問する。 百合は大和と仲良くしている。百合は、池上友則（市川染五郎）や 知佳や島村真琴（佐藤隆太）に、大和に買って貰った靴を自慢する。 知佳が会社に啓介から電話があったという。実は、亜樹と啓介は、 啓介が帰国したら結婚しようと約束していた。だから亜樹は２年も待 っていた、と言う。 料理を作る亜樹に、ハルは亜樹を２年も待たせた男だから、知りた かったと言う。今日のハルは素直。 亜樹はハルに抱きつくと、「ギュッとして」と言う。 ハルがギュッと抱き寄せると、「ね、わたしを誰にも渡さないって 言って」と頼む。 大和はハルに、いつも亜樹と一緒にいるようにアドバイス。 「彼氏が帰ってきたから？」とハル。 「亜樹さんから聞いたんなら大丈夫だ」と大和。 「いや、言ってないけど、いつになくおセンチだったから」とハル。 大和は、ハルと亜樹はいいカップルだ、と言うが、ハルはお互い相 手が帰ってくるまでの契約だし、去る者は追わず、来るものは拒まず、 面倒なことは嫌いだから、と言う。 そんなハルに大和はつかみかかり、「一番目ではない奴はダメだっ て。ぬるい奴はダメだって。彼女、捕まえろよ！もう、橋の上で待た せるなって！！」と言う。 ハルは、「心に染みました.....丸」と小馬鹿にしたように言って、 帰っていく。 亜樹が帰宅すると、啓介から電話がかかってきた。啓介はここ１， ２週間、忙しい、と言う。 「どうして連絡くれなかったの？」と亜樹。 「いろいろあったから。それも含めて、明日会って話す。あの橋で」 と啓介。 「行けないわ」と亜樹。 「亜樹？」と啓介。 「遅すぎたのよ」と亜樹。 「責めはしないよ。何があっても、待たせたのはボクのせいだから。 でも、頑張れたのは、心の中に亜樹がいたから」と啓介。 「そんなこと、言わないで」と亜樹。 「１２時に橋で待っているから」と啓介。 「行けないわ」と亜樹。 「君は来るよ。ボクは夏、君は秋。離れていても季節はつながって いる」と啓介。 ハルは、自宅の合い鍵を作ると、亜樹の部屋の呼び鈴を鳴らす。 同じ頃、亜樹はハルの部屋を訪ねていた。 お互い、出ない相手を待つ。 ハルは亜樹に電話しようとして、「あなたは春、わたしは秋。どう せ季節はつながらない」という秋の言葉を思い出して、やめる。 亜樹は、「かりそめの恋だから、嫉妬とか束縛はなくて。お互い相 手が帰ってきたら、お互い笑顔でバイバイ」と言うハルの言葉を思い 出す。 やがて、亜樹もハルもお互いの部屋の前を離れる。 途中の道で、亜樹の乗ったバスと、ハルの乗った車がすれ違うが、 お互い気が付かない。 ハルはリンクに現れる。 リンクには、兵頭がいた。 「こんな時間に、どうしたんですか？」とハル。 「こっちも、その言葉を、そっくりお返しするよ。オレ達には結局、 ホッケーしかない。引退しても。安西も結局、家庭人としてはダメだ った。オレは見たいって言っただろ。向こうでも、トップの数人しか 見ることができない、氷の女神。肉体の極限を超えた時、微笑む」と 兵頭。 「そんなのはいないんですよ」とハル。 「お前ぐらい、自分を追い込めれば、見えるんじゃないか？想像を 絶する美しさだそうだ」と兵頭。 「少し前のオレなら、その話、ハマっていたかもしれないですね。 でも今、オレは生身の女の暖かさにハマっちゃってるんですよ。案外 居心地が良くて.....それにさっき、安西さんは家庭人として失格だ って言ってたけど、あの人、案外幸せでしたよ」とハル。 亜樹はあの橋の上で待っている。１２時まで、あと１０分。 コンコンという音に亜樹が振り返ると、ハルがいる。 「帰ってよ」と言う亜樹に、「この橋の上で結んだ契約だから、こ こで破棄するのがいいかな」とハルは言う。 そしてハルは両手をポケットに突っ込むと、ピンクのリボンが入っ ている方を当てたら、見事ゲームオーバー、と言う。 でも、亜樹は泣き出す。 亜樹の視線の先には、啓介が立っている。 亜樹はそのまま何も言わず、ハルの脇をすり抜けると、啓介の方へ 歩いていき、小走りに近づく。 啓介は微笑んで亜樹を待つ。 そんな２人の様子を見るハル。 やがてハルは、そっと去っていく。 寸 評 さて、亜樹の前に啓介が現れ、亜樹は啓介を選んだ？ このドラマに今回新しい要素として、「氷の女神」というものが現 れました。今までのハルの形容、「氷のように冷たい」も、何らかの 関係があるのでしょうか？ 亜樹に選ばれなかったハルは、また冷たい、人生に醒めた男に戻る のでしょうか？ 執 筆 者 鈴木（sumire_@anet.ne.jp） ---------------------------------------------------------------------- 2. 編集後記 ---------------------------------------------------------------------- 今回、録画に失敗した「エースをねらえ！」は、読者の方のご親切により、 見ることができました。 でも、これから春になり困るのが野球です。 野球の延長、やめてほしいです。あるいは、延長するなら、最初から、春ド ラマと夏ドラマは１時間遅く放送開始にするとか、翌日の深夜時間などにすぐ 再放送するなどの工夫をして欲しいです。（鈴木） ====================================================================== 発行元：ドラマ研究会 e-mail：info@j-drama.tv/ url ：http://www.j-drama.tv/ ＩＤ ：MM3E195F16414CD このメールマガジンは、メールマガジン[MailuX]を利用して発行しています。 （http://www.mailux.com/) ====================================================================== |