虹の向こうに妻がいる２月２９日号 2004/02/29

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タイトル：虹の向こうに妻がいる２月２９日号 2004/02/29

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購読者602名新婚新婚新婚新婚新婚　　■　■　■　■　■　　新婚新婚新婚新婚新婚　みなさんこんにちは、杜国朝です。　我々夫婦は、最近よく話しをすることのなかに、明るい家族計画のことについて話し合いをします。　私はできれば子供は３人欲しいと考えているのですが、妻は１人いればじゅうぶんだと。　やはり中国のひとりっ子政策の思想が吹き込まれているのでしょうか。　でも、妻の兄弟は４人いて、賑やかにやってきたと聞いています。　なんでそんなにたくさん兄弟がいたのか。　聞いてみると、農村部ではひとりっ子政策というのは厳しくされていないそうな。　それに妻がまだ小さかった頃は、そのひとりっ子政策が行われる少し前だったそうで、バンバン子供が作れたそうです。　幸いにして日本という国は、子供を何人産んでも文句を言われないばかりか、むしろ最近は子供をどんどん産んでくれといっているようで、出産費用の肩代わりもしてくれていますね。　私の住む市においては、３人目からは出産祝い金も、　『ボーン』　と上がります。　よくぞ産んでくれましたってね。　でも問題はそれを如何に育てるかなんですよね。　結構お金かかるんでしょ？　そのあたりを行政がもうちょっと考えてくれないと、産みたくても産めないですよね。　ひとりっ子というのは子供も寂しくなるだろうし、第一わがままに育つだろうというのがありますよ。　我々親も子供が１人しかいなければ溺愛するだろうし、子供はいつまでも子供ではないわけでいつかは巣立っていきますから、しっかりとした大人にしなければならないですから、大変です。　中国の政策思想に洗脳された妻のひとりっ子政策論は、どうしても改めさせたいところです。　中をとってふたりでいいんじゃないでしょうか。　次は男かな。 ------------◆-------------------------◆----------------- 　ここでひとつ、皆さんにお尋ねします。　『あなたはなぜ、中国人女性と結婚されたのでしょうか？』　そう尋ねられたときに、あなたはどのような答えを用意しているでしょうか。　考えられる答え方として、　①たまたま出会った女性が中国人であったから。　②日本人女性には相手にしてもらえず、中国人を選んだ。　③中国人女性しか結婚してもらえないと思った。　④仲人が中国人を紹介してきたから。　⑤この女性を見たとき、なにかを感じるものがあった。　こんなところでしょうか。　たいていの方は①と②③あたりに集中しているのではないでしょうか。　①を理由に挙げる方というのは、比較的行動的な方。　人との出会いのなかで、中国人と知り合ってしまったという方に多いです。　②や③を挙げる方というのは、どのようなタイプでしょうか。　失礼ながら、このような人は日本の生活において半分諦めの境地に追い込まれている方が多いといえそうです。　仕方ないから中国人と結婚をして、世間体を維持したとか。　きまって、『仕方ないから～』というのを前置して話をします。　この、『仕方ないから～』というのはなんなんでしょうか。　相手に対して、あまりに失礼な言葉ではないでしょうか。　完全に相手を見下げたものの言い方です。　近所の人の陰口に、自分が賛同してどうするんですか！？　こんな気持ちでいて、奥さんはなんとも思っていないのでしょうか。　国際結婚、国内での結婚を問わず、いま結婚というものに対する離婚率も結構高いと聞いています。　それはなぜなんでしょうか。　日本人どうしの結婚においては、女性が旦那にしがみつかなくても生活していくことができるようになったということ。　そんなに高給な仕事ばかりではないでしょうが、それでも食っていけるくらいの仕事はいくらでもあります。　それに日本で結婚していると、男の下で生活しなければならないといったむかしからのものがあって、とてもわずらわしいと感じている女性が多いのでしょうか。　国際結婚について考えてみると、奥さんは日本に来てひとりで暮らしていくことはできない。　ただ、だからといって旦那に媚びようとはしない。　自分の主義主張ははっきりと述べる。　そんななかで、旦那は私のことを仕方なく結婚したと周囲に話している。　そんなことが知らされると、なんで私はこの人と結婚したんだということになる。　私もいまの妻と結婚して実感として感じることですが、同じアジア人の顔をしてはいるが、ものの考え方や行動はむしろ欧州人的な考え方に近いのではないかと。　我愛イ尓とか、親愛的とかそのまま英語の表現にできそうなことを平気で口にするのだから、これは感覚的には欧州人と同じで、感情の起伏が激しく、自分の考えていることを率直に表現する人種であると。　そんな相手に、仕方なく結婚をしたということがバレてしまうと、これは大変なことになります。　あなたがもし逆の立場で、嫁に仕方なく結婚してやったんだと周囲に言われ始めたら、どうしますか？　日本の女性はそのあたりのものの分別がついていますから、決して言わないでしょうが、それとまったく同じことなんですね。　相手のプライドというものを頭からつぶしていることになります。　先日、というか毎週日曜日に我々夫婦は買い物に出かけるのですが、この前は日本人男性とロシア人女性のカップルを目にすることができました。　話には聞いていましたが、ロシア人というのは世界の三大美女のなかに数えられるだけあって、とても美しいです。　私がそんなことを言ったら妻に怒られそうですが、妻が自らロシア人女性はきれいだと褒め称えていました。　でもこれって、国際結婚をしているもの同士だからこんな感覚でいられるのでしょうが、普通の人からすればどんな感覚になるのでしょうか。　日本人は、とかく青い目をした人には弱いところがあるので、ウケは悪くないのでしょうが、青い目をした人との結婚って私的にはちょっと浮いたふうにみえてなりませんね。　日本人の顔かたちというのはいろんなルートがあるらしくて、モンゴル系、朝鮮系、南方系などなど他にもあるようです。　だから限りなく、日本人に近い顔をした中国人だとよく見なければわからないということがあります。　日本人は単一民族国家(ほんとは違う)だと思われていますが、私はいろんなところからの集合体だと解釈しています。　さて、④についてですが、仲人から中国人を紹介されるというのはどのような感じなのでしょうか。　紹介されて、どのような感じがするのでしょうか。　自分みずから中国人を結婚の対象にする人と、人から中国人を紹介されるのとでは感覚的に違いがあるのではないかと考えられます。　④に該当される方がおられましたら、メールでもいただきたいと思います。　⑤については、日本人だ中国人だという区別ではなく、前にいる女性をみて、なにかを率直に感じたということなのでしょう。　私もそのような出会いというものを、若い時から求めてはいました。　でもそのような出会いというのは、あるようでないんですね。　幼い頃の片思いというのが、これに相当するのでしょうか。　純真に相手を好きになるということで、本人にとっては胸を痛めるくらいの想いになるわけですが、あの頃の異性への興味の示し方が、私の場合にはその後もおおいに関係していきました。　いま私の勤める会社には、学生時代に好きだった女性が派遣社員として働きに来ています。　来てしばらくはすぐには気づかなかったのですが、それはめがねをかけていたからで、めがねをはずしているところを見たとき、同級生だとすぐにわかりました。　私は一瞬、『これは赤い糸か！』と勘違いしてしまいましたが、私も相手も既に家庭を持っているので、そのようなことはありえませんよね。通常は。　でもそのときから２？年経過しているいまでも、その相手は昔の面影をそっくりそのまま維持していて、私は当時から面食いだったんだということを再確認しました。　美人を好きになってなぜ悪い！　ブ男にだって、美人を好きになれる権利はあるのだ。　つまりは、相手が相手してくれるのかどうかということにかかっているだけなのであるから。　相手を選ぶのに、妥協はいけないと思います。　妥協するということは、相手に対してとても失礼なことだと思います。　誰だって、『仕方ないから、あなたを選ぶ。』と言われるよりは、『あなたのほかには誰もいない。』と言われたほうが、たとえ歯の浮いた表現としても、それはそれで気持ちがいいというのか、とても自尊心がくすぶられるというものです。　　国際結婚の場合には、本来自分との釣り合いを考えた場合、２レベルも３レベルも上の女性と結婚することがじゅうぶん可能だと思います。　容姿だけを考えてですがね。　だけど、それが今後言えなくなると考えられます。　中国においても、北京とか上海などの大都市に住む女性は、近年学歴も高くなり、女性の男性に求める条件も厳しくなってきたと聞きます。　いまの日本のような男女の関係が、中国もだいぶ似通ってきたということです。　河内屋菊水丸が、　『世の中、銭とコネと○○ですぅ。』　と言っていますが、中国の女性もそのようなことを言いはじめているということでしょうか。　今後は、結婚することが本当にできない時代が到来するのではないかと私は恐れているのです。　これ以上、男の逃げ道がどこにあるというのでしょうか。　そんな時代は、もうそこまで来ているような気がします。　いまは国際結婚に走る中年層がとても多いのですが、花道が閉ざされないうちに、なんとか手をうとうじゃありませんか。　　それではまた、次回まで。 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